2011年10月20日木曜日

もうひとつのガリボイス(その3)

朝刊に院OB(07)山部さんの投稿が掲載されていました。
「もうひとつのガリボイス」と命名し、ここガリラボ通信で紹介するのも
これで3度目になります。(前回は「こちら」)




秋で、田んぼでというと、

  秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ

といった百人一首が浮かんできますが、山部さんの投稿を読むと
この百人一首以上の深い情景が浮かんできます。

私も農家の長男で、まったく同じ経験をしてきたからもしれません。
山部さんと同じく、(道を踏み外し?)教師になってしまい、結果、
わが手はキーボードしか打てない不器用なものになってしまいました。

最近は特に頭もキーボード的になってきていることに山部さんの投稿を
前に思い知らされました。
こんな情景溢れる文章を書けなくなっていることに気づかされれました。

今月のガリボイスは「秋」をテーマにしており、私も昨日までに書いて
みましたが、まあ、固い! 固い。ほんとに固い。石よりも固い。
そんな文章になっています。

「鎌で稲を刈り、わが手眺め・・・・」・・・読む本を少し選ばないといけないなと
感じた秋の朝でした。


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