津曲ゼミの活動を記録し、ゼミ生の情報共有を促進する目的でゼミ新聞を定期的に発行することになりました。
創刊号は、編集長(3年(06)中村)が夏休みを犠牲にして、創意工夫を凝らしたものです。
全12頁に渡るもので、読み応え十分の記事が満載されています。
これを読めば平成20年度上半期の津曲ゼミの活動状況を大まかに理解できるはずです。
津曲ゼミの活動を記録し、ゼミ生の情報共有を促進する目的でゼミ新聞を定期的に発行することになりました。
創刊号は、編集長(3年(06)中村)が夏休みを犠牲にして、創意工夫を凝らしたものです。
全12頁に渡るもので、読み応え十分の記事が満載されています。
これを読めば平成20年度上半期の津曲ゼミの活動状況を大まかに理解できるはずです。
ごくありふれた草花であるペンペン草(なずな)がそこに咲いていても普段気づく人はほとんどいません。
しかし、松尾芭蕉は、
よく見れば薺(なずな)花咲く垣根かな
との句を詠みました。この句は、ごく普通のペンペン草であっても、実は「よく見れば」新鮮な感動を与える対象なのだということを教えてくれます。ぺんぺん草に驚く芭蕉の鋭敏な感覚に驚いた津曲研究室では、芭蕉の感性を継承すべく、日常の中に埋没し無意識化されてしまった記憶をインスパイア(inspire)させるプロジェクトを立ち上げました。それが、
ナズナ花咲くプロジェクト
です。ゼミの内部・外部からなる有志をメンバーとする自発的プロジェクトで、日常の中に埋没している微細な変化を捉えようという高度に知的な挑戦です。
このプロジェクトで、透明化してしまった場所の歴史・文化的記憶を取り出し、それをメディアによって重層的に表現することで、その場所の豊かさを回復しようと考えています。
最初の地に選んだのが玉名市岱明町高道地区。ここで、「ナズナ花咲くプロジェクトin玉名(ぶらぶらぶつぶつウォーキング)」の実験に有志7人で取り組みました。この知的で行動的な取り組みには各地の自治体職員さんも参加されました。全員、夏季休暇をとっての参加でした。
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高道地区「コミュニティカフェ味彩」をベースキャンプにして事前打ち合わせ
玉名市で実施予定の津曲ゼミによる「まちの情報化プロジェクト」に向けた準備のために、プレ実験として院生M08佐藤と教員(津曲)の二人で県立大学周辺の言語情報化を試みました。
月出界隈で3ルートを選定し、そのルートに沿って二人で歩いてきました。
■第1ルート: ローソン→県立大前auショップ
■第2ルート: 日赤前→ハローグリーン
■第3ルート: 明林堂書店→県立大学裏門
地域情報を「場所の力」を活用して言語化していく実験です。
軽い気持ちで開始しましたが、暑いし、そしてまた言語化も思ったより難しくて大変でした。
この実験とその結果を追体験する中で「場所の力」の偉大さを改めて認識できました。
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