2014年9月7日日曜日

映像が日常化していく

いつもの如く午前中に情報収集してました。
今日は映像に関する新しいサービスなどを中心に。
最初に見つけたのが次の映像。ぶれが無く、安定していることがわかるでしょうか?


これは、Instagramが出しているハイパーラスプ(Hyperlaspe)というアプリで撮影した
動画です。
これは、いわゆる手ぶれを補正する機能がついたもので、それで移動しながらの
映像でも非常に安定したものに変換してくれるという優れものです。
現在はiOSだけでなくAndroid版、さらにはWindows用のアプリもあるようです。
 
普通に撮影した映像との比較が次のYouTubeで紹介されています(参考までに)。

Hyperlapseの安定感がわかるかと思います。
手ぶれのある映像を見ていると、酔って気分が悪くなります。
それで、映画などは動くシーンを撮影する際はレール上の台車にカメラをのせて撮影
しているのです。
そういえば、前にM1(14)吉村が3年の時だったでしょうか、移動時の撮影をするのに
カメラを手にした人をキャスタ式椅子に乗せて、それを別が人が押すというやり方で
撮影していたことを思いだしました。
また今度購入したドローンには手ぶれを機械的に除去してくれるジンバルという
装置を搭載しています。
手ぶれを取るのはこのような大変なことなのです。
このアプリは、動画であるのに手振れを自動的に除去してくれるわけです。
映像作成のためのひとつのツールとして、ガリラボでも今後活用していきたいと
思います。

別の話題です。
今、Twitterに動画を投稿しているアプリがあるんですねぇ。
知りませんでした。
VINE(ヴァイン)というものですが、理由はわかりませんが、長さは6秒だとか。
Twitterが140文字という強い制約(不便さ)を与えた結果、爆発的に普及し、言語
コミュニケーションについて新しい世界を創造していったように(当初、文字数が少
なすぎて識者たちは懐疑的でした)、、もし、VINEが成功していくことになると、
6秒という強い制約が映像にどういった影響を与えていくのでしょう?
気になります。

企業もこの6秒の世界に魅力を感じたのでしょう。
企業から優れた6秒CMが登場しているようですね。

森永キャラメルの6秒CM。(クリックでスタート/ストップ)


これはFord Motorの6秒CM。車を手で持つトリック映像がいいですね。


最後にこれもFord Motor。わずか6秒でこんな楽しい映像ができるわけですよね。


ガリラボでは15秒という制約を与える課題があり、これもゼミ生たちの創造性を
引き出すのに非常に効果的でした。
6秒になるとそれがどうなるのでしょう。
次は、6秒にしてみましょうか。

わずか2つの例ですが、世の中、映像が普通にある日常に変化してきているようです。
このことが、どういった意味を持っているのか。
アナログ写真が生まれ、写真によって瞬間を切り取ることが日常になり、当然ながら
その影響で世の中変化してきているでしょう。
そうしたもののアナロジーで、映像が日常化していく生活の意味を時間のある時、
考えてみたい気がします。
 
お礼
先日、在学生と卒業生に向けて、人は他者からどういった影響を受けるのかについて
予備調査のためのアンケートを、急だったのですがお願いしました。
わずか1日の期間で記述の多い面倒なアンケートに29名の方が回答してくれました。
この場を借りてお礼をいいたいと思います。
どうもありがとうございました。
 

 

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