いい天気でした。アリーナ横の桜も開花が進んでます。
良く咲いているところをクローズアップすると、ご覧の通り。
枝によっては随分と咲いています。
シクラメンも随分と綺麗になってきました。欠かさず水をやってきた成果です。^^
さて、今日は非常に静かで、私がちゃんと見たのはM1(14)吉村と4年(11)藤本のみ。
3人で、先日、3年(12)丸野が持ってきたお菓子を食べながら勉強会でした。
本日は質的研究の方法についての勉強会。吉村の発表を聞きながら、2時間みっちりと
勉強しました。
ところで、今日、何かの拍子にスティーブ・ジョブズが社員に送ったという
メッセージのことを知りました。
早朝、今日の準備をしているときでしたが、メッセージにくぎ付けになりました。
アップルに復帰直後、アップル社員に向けた
私たちは何のために働くのか?
とするメッセージがそれです(記事はこちら)。
もうネット上で拡散しているでしょうから、目にしている人も多いかと思いますが、
私の目が釘付けになったのは、ジョブズがNIKEのことを語っているところでした。
ここにもそれを掲載させてもらいます。
NIKEはただ商品を売る店だ。彼らは靴を売っている。でもNIKEのことを考える時、
ただの靴店よりももっと何か大きなものを感じるよね?
NIKEは広告では決して製品について話さないんだ。べつにエアソールについて
なんか話さないし、どうしてNIKEのエアソールが、リーボックのエアソールよりも
いいのかなんてことは絶対に話にださない。
NIKEの広告にあるものはなんだろう? NIKEは偉大なアスリートたちを褒め称え、
スポーツに敬意を払っているんだ。それこそが、NIKEがやっていることなんだ。
Appleは広告にものすごいお金をかけている。22社も競わせて営業代理店を見つけ
ようとしていたけれど、それを全部やめさせた。
その代わりにChiat/Dayという、数年前に幸運にも私が一緒に働く機会のあったエイ
ジェンシーを雇った。彼らと一緒に、消費者にとってAppleとは何者なのか。Appleとは
何をする会社なのか、Appleはこの世界のどんな立ち位置を占めるのかという点から
考え始めた。
人々がより効率よく仕事ができるための箱(コンピューター)を作る会社ではない。もち
ろん、そこにはものすごく長けているが、それだけではない。Appleの芯となっている価
値は、自分が世界を変えられると、本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えて
いけると信じているところにあるんだ。
靴を売っているのに、靴のCMを流さない!
唖然としました。
そして目から鱗でもありました。
強い衝撃を受けました。
ガリラボというこの集団に対し、何のために現在の活動をやっているのかとか、NIKEと
同じぐらいのレベルで深く考えたことなどなかったからです。
さらに、ガリラボもですが、私個人についても同様で、根本の部分が何であるべきなのか、
きちんと向き合ったことはあまりありませんでした。
(最近は、忙しさにかまけて特に・・・・)
しかし、ジョブズのメッセージを読み、改めて、こうしたことを考えないといけないなと思いました。
ところで、NIKEのことはガリラボ通信2012/9/9に取り上げたことがあります。
(そこで紹介している動画が現在、非公開のようです。残念)
NIKEのCMを「素晴らしい」とそこに書いていますが、だけど、ジョブズが見抜いているような
レベルでNIKEを捉えるまでには全く辿り着いていません。
まったく表層的で、あまりの軽さに落胆さえ覚えますが、まあジョブズと比べても仕方ありません。
とりあえずは、ジョブズに多少とも近づけるよう、ガリラボは何のために活動しているのか、
そして自分自身が何のために働いているのか、しっかりと考える必要があると、早朝、
きれいな桜を見た後、ガリラボでひとり考えていました。
答えはすぐには作り出せないでしょうけど。
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