1987年の
『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
で一気に著名になった歌人の俵万智さん。
今、俵万智さんと小学生の息子さんの言葉のやりとりが非常に人気のようです(こちら)。
いつも夢中でありたい。今も強くそう思います。
「前」ってやっぱり自分が見ている方ですよね。
そうだよなと、目から鱗でした。
そうすると、人ってどっちに向かおうが、いつも前に進んでいるわけですね。
停止していない限り、いつも前を向かっている。
そう考えると、人生に無駄なものはなさそうです。
ところで、ガリラボで短歌と言えばM13坂口。
現在、新しい職場で頑張っていることと思いますが、坂口がガリラボにいる頃は短歌の
話を聞くことも多かった。
大学院を修了してまだ3ヶ月も経っていないのですが、すでにもう懐かしい限りです。
これまでと 違う心の 使い方 身に着けながら 前へと進む
これは坂口がちょうど1年ほど前に送ってくれた歌です(ガリラボ通信2014/6/22)。
大学院の2年間は、坂口にとっての前を向き、しっかりとした足取りで前へと進んだ
時間であったろうと思います。
そしてまた今も前に着実に進んでいるものと思います。
ところで、1年前のその時は、上の1首しか紹介しませんでした。
もう時効でしょうから(笑)、他の2首も紹介します。
3つともに日曜日の朝、坂口が自宅で詠んだ歌だそうです。
2回目の 洗濯機の音 響き渡る 2LDK 一人残された朝
サッカーと バスケットボール それぞれに 中体連向け 汗流す日々
わずかこれだけの文字数ですが、情景が広がり、何とも言えない感情が湧き上がってきます。
ガツガツとひたすら機械的な文章を綴っていくだけの我が日々を振り返り、坂口のような
広がりのある文を創造する力を身に着けることもなく過ごしてきたように思います。
雨の日曜、相も変わらず今日も、ひたすら論理的なだけの非常に冷めた企画書やら評価
報告書に向き合っている状況です。
潤いを失なう環境に恵まれていますので、なるだけそれに抗ってやっていきたいとは
思っていますが、なかなか難しい。
坂口の講義を受けたくなった日曜の朝です。
※俵万智さんを先ほどフォローしました。^^;
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