今日は大学院アドミニストレーション研究科の2年生(M2)の初期報告会でした。
発表するのはM2(14)吉村。タイトルは、
アクティブラーニング型授業における学生の成長メカニズムに関する研究
というもの。
準備をM1(15)藤本が手伝っております。^^
休憩をはさんで、吉村は後半最初の発表でした。
共同研究してきたことが大きいのですが、これまでの院生の中でもトップクラスの
レベルで豊富な実績を持っている吉村ですが、発表は5分です。
ちなみに、現段階で論文2本を発表し、準備中の論文も1本あります。
沢山ありすぎてポイントをどう絞るかが難しいという贅沢な悩みを持っての発表でした。
5分後、もやいすとジュニアの集合写真で最後終えました。
コメンテーターからの質問を待ちます。
発表後は、コメンテーターとの10分ほどのやりとり。
ガリラボの院生はいつもお世話になっているコメンテーターの先生です。
おおよそガリラボのテーマに精通して頂けていると思いますが、短時間では、
(当たり前ですが)本質にまで入っていけず、なかなか難しいものだと感じました。
コメンテーターから成長とは何ですかという問いがありました。
「成長」ですね。
学部時代、テキトーだった吉村が、このレベルの発表にまで辿り着くとは本人も、そして私も
もちろん思っていなかった。
吉村に対しては学部時代から叱ることが多く、本人はどうして怒られているのか分かって
いない時もあり、だから何度も似たようなことをやってさらに怒られるの繰り返し。
つい先日(先々週ぐらい)もかなりきつくお説教をしたばかり。
そうした環境において、優れたモデルが身近にあれば若い世代は急速に成長していく。
吉村にとっては、昨年度まではM13坂口が目の前にある優れたモデルでしたし(真似をしろと
私がいつも怒ってました)、また昨年度から一緒にやっている共同研究者も貴重なモデルに
なっているかと思っています。
良い学習環境があれば、若い世代は急速に成長する。
成長とは総体的で、全人格的な発達のことです。
そうした成長について、見事な事例が、実は、発表をしていた当の吉村ではないかと私は思うのです。
ということで、月曜日からまた叱り飛ばしながら、やるべきことを前に進ませていきたいと
思います。
大人になっても叱っていただける…ありがたいことですし、吉村さんのさらなる可能性に、かなりの期待が込められているということですよね。羨ましいです。
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