夏の集中講義前の最後のガイダンスとなります。
いつもの通り、もやい塾のメンバーが17時頃から会場準備をしてくれています。
こちらの大ホールは、阿蘇と玉名を対象とするジュニアの会場となります。
こっちの中3教室は、菊池を対象にするジュニアの会場です。
今回、この2会場を往復しながら、時間差によって(しかも途中途切れることなく)
両教室で全く同じ授業をやるという、長い教師生活の中で初めての試みでした。
将棋で、何人もの相手に同時対局するような状況でした。
阿蘇グループのファシリテーターにはガリラボの4年生に協力を依頼しました。
開始直前、内容についての最後の確認作業を行ってくれています。
手伝ってくれたガリラボの4年(12)生は
梅田、小田、尾堂、坂本、嶋中、丸野、村上、山田
たちです。ボランティアの常連たちです。感謝。
なお、このメンバーにはフィールドワークで阿蘇にも玉名にも出かけてもらうつもりです。
18時ちょうどに2会場で、もやいすとジュニアに対する授業を始めましたが、実は、
この日はもうひとつのプログラムも別に並行して動いていました。
CPDセンターで、ジュニアのファシリテーターをしてくれるもやいすとシニアの任命式が
行われていたのです。
3会場で同時並行して動くプログラムを作成し(まるで交響曲を作曲するような感じで
した)、挑んだわけですが、このプログラム開発はもやい塾メンバーの努力によるものです。
CPDセンターで学長よりシニアの任命状をもらう3年(13)飯沼。飯沼は、同じく3年(13)多賀、
岩坂と一緒にもやい塾メンバーとして任命式に立ち会い、もやいすとシニアの誘導を担当
してくれていました。
任命式を終え、学長と共に記念撮影するもやいすとシニアの16名の学生たちです。
この後、もやい塾の3人(岩坂、多賀、飯沼)はシニアの学生たちを急ぎ、大ホールと
中3に誘導してくれました。
大ホールと中3の2会場で第4回目のガイダンスが始まりました。
講義が始まり、任命式から合流したシニアたち。
この後は、シニアがジュニアの1年生をファシリテーションするワークショップが待っています。
ファシリテーションは前回のガイダンス時に少しやっただけのシニアたちだったので不安で
あったろうと思います。
2会場合わせて51班(253名)のジュニアの1年生が、ガリラボの4年生とシニアを
ファシリテーターとしてワークショップを始めました。
最初は、シニアの学生が選んだ「積み木自己紹介」なる方法でアイスブレークをしてからですが。
ミニワークショップは、もやい塾が考案した地域インタビュー調査潜入ゲーム。
調査に持参する道具の優先順位を決めるもので、ワークショップは個人ワークとグループ
ワークに分けて行いました。
ジュニアが個人ワーク中はファシリテーターのシニアは静かに見守ってくれています。
5分間の個人ワークが終った後はグループワーク。個人で考えた結果を踏まえ、
チームで話し合いをして、最終的にグループとしての優先順位を決定していきます。
話し合いによる合意形成という、もやいすとにとって必要な能力のつける実践の
ひとつを兼ねています。
合意形成に向け、真剣な話し合いの最中です。
同じく、話し合い中。シニアたちは上手にジュニアの1年生をサポートしていました。
個人・グループワーク終了後、個人で考えた結果とグループで考えた結果について、
その違いを調べたところ8割以上の人たちが個人結果よりもグループで考えた方が
高い得点になっていました。
一部は個人で考えた方が高くなると言うのも社会心理の理論的には十分あり得る
ことですが、その点については省略し、挙手の具合をジュニアの1年生全員で確認
しながら、個人を上回るグループの力を確認してもらい、チーム力を高めてほしいと、
そしてそのチームをファシリテーターであるシニアは上手に支援してほしいとエールを
送り、本日の講義は19:30ちょうどに終了しました。
2会場同時並行で行った講義でしたが、寸分の狂いもなく、完璧に、予定通りに
終了できました。
もやい塾のメンバー、もやいすとシニアの学生たち、そしてガリラボの4年生が
優秀だったので可能でした、。
いつもですが、お世辞でなくほんとにそう思います。
良い環境さえ出来れば、本学の学生たちは持ち合わせている潜在的な力を十分に
発揮し、想像以上に良い結果を出してくれます。
ジュニアの1年生が全員帰った後、ファシリテーターとなったシニアとガリラボのゼミ
生はリフクレション。今日のファシリテーションのあり方についてそれぞれで振り返って
もらいました。
リフレクションが終わり、帰ろうとしているシニアのメンバーの雰囲気を見ていると、いい
感じの学生グループが出来つつあるなという印象を持ちました。
いい光景でした。
シニアは来週までガイダンスをやって夏休み前の準備は終了となりす。
秋、講義の全てが終わったらきちんとしたフィナーレを是非やりたいと思います。
シニアの2年生が帰った後は、さらに次のレベルのリフレクションです。M2(14)吉村を
中心にもやい塾メンバーとガリラボのメンバーが今日の反省会。
毎度のことではありますが、ほんと感心します。
もやい塾のメンバーは、17時ぐらいから準備を始め、全てを終えたのが20時過ぎ。
本当は「熊本発☆もやい塾(ガリラボ通信2015/3/20)」の横断幕を持つべきでしょうが、
手元にあった、本日の任命式で使ったもやい塾生作成の横断幕を手に記念撮影しました。
本日のもやいすと(地域)ジュニアとシニアの対面を演出した熊本発☆もやい塾メンバーたちです:
M2(14)吉村、4年(12)田中、目代、3年(13)岩坂、飯沼、塚田、多賀、松崎
お疲れ様でした。まだしばし、この活動は続きます。
それらが終わったとき、成長している自分に出会うものと思います。
全てが終わったら成長を記念し、盛大な打ち上げをやりましょう。^^
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