暑いですね。昨日、玉名から戻り、午後、福岡に行くのに家内に
車で送ってもらうとき車の温度計が41℃になっているのみて
目が飛び出そうになりました。初めてみました。
ほんと暑いですね。
今朝はそんな暑い中、久々に徒歩通勤。太陽に向けて成長している
ひまわりの横を汗だくで歩いてきました。
外も暑いですが、ガリラボ内はもっと熱い!
今日は6月27日から始めた(ガリラボ通信2018/6/27)ひのくにワークショップの
発表会の日です。
6月下旬から先週まで15ゼミ生と16ゼミ生とが熱い駆け引きを繰り広げてきたわけ
ですが、今日がその成果発表。16ゼミ生は取材したことを記事や番組として発表しま
す。そして15ゼミ生はその講評を行います。どっちも熱い真剣勝負。
取材班16ゼミ生4チームの成果物。冊子は3チーム(週刊ダスト、肥後日新聞、
週間文秋)、リーフレットは情報番組「ガリ屋」のものです。
各チームごと、デスク役の代表が、どういう取材を展開したか、そしてその取材を
もとにどういう記事(番組)構成としたのかを説明、そしてすべてを終えての反省
などをプレゼンします。このワークショップを通して、情報を作るというのが、い
かにフィクションであるのか、メディアの側にいる人たちの論理を理解することに
なります。
発表を通してそのあたりをどう理解したか、興味深く聞いておりました。
(1)週刊ダスト(デスク:3年(16)岡部)メンバー:川上、西野
淡々と発表していい発表でした。男性週刊誌の性質を分析し、その結果、このワーク
ショップで題材にしている事件は、男性週刊誌にとって非常によいネタだと思ったと
発表してました。売れるものを書くわけで、そのためにメディアは情報を取捨選択し
ていることを分かったようでした。
(2)肥後日日新聞(デスク:3年(16)大友)メンバー:大塚、益田、牧
事実を書くだけだから簡単だろうと思っていたと大友。しかしいざやってみると事実を
書くのは非常に難しい。どうしても編集している自分たちの考えが入り込んでしまうと
話していました。事実とは、全くその通りで、完全に客観的な事実とはないのだという
ことを理解してくれたようだと思いました。
ところでこのチーム、人物に「さん」を付けるのか「氏」をつけるのかその差について
悩んだようです。色々と調べて結論を出していましたが、ただ読むだけではこの差につ
いて考えることはまずないですね。自分が制作する側に回って初めて気づいたことだと
思います。作る側になるのが一番の勉強になるということでしょうか。
(3)情報番組「ガリ屋」(デスク:3年(16)松寺)メンバー:小島、田村
このチームだけ映像を作ることになりましたが、ガリラボの女優3年(16)小島を
ひとり何役も取り入れての興味深い(?)番組となっていました。
ちょっと音声の処理が今一つ(いや、今二つ以上)だったのがもったいなかった。
映像は、(今、たまレンジャーがかなり苦労していますが)、良いものを作ろうと
すればするほど音が難しくなります。音を扱う機材の性質の理解と、その操作スキ
ルの修得が今後必要になるでしょう。
ところで、意外にというと怒られそうですが、非常に凝ったものになっておりました。
時間をかけているのがよくわかる映像でした。
なんだ、やれるではないかと思ったので、これから色々とプラスアルファの大変な
ことをさせていこうかなと思いました。笑
(4)週刊文秋 (デスク:3年(16)山下)メンバー:荒木、岡林、笠原
このチームの作った冊子も面白かった。週刊文春を購入して内容をしっかりと
分析して制作に臨んだようです。記事の内容が非常にしっかりとしているチーム
でした。
山下が、新聞で号外とか出るけれど、あんなのがすぐに出せるのというのは、一から
作っているのではなくて、きっと事前にこんな記事にすることが想定されていて、
おおよそは出来上がっているのではないかといったことを話してました。
号外全部がそうかどうかは断定できませんが、記事の多くは仮説というものがあって
それを取材によって確認していくものです。仮説を取材で検証していく。科学的研究と
全く同じです。取材は、自然科学者においては実験に該当します。
卒論とか研究と言われているわけで、これも実験や調査を通して自分たちの仮説を
確かめるわけです。この感覚を身につけてくれたのであれば、このワークショップの
副産物として非常に良かったなと思います。
15ゼミ生による講評
全ての発表が終わった後、キャストを務めてくれた15ゼミ生を代表し、4年(15)八並が
映像を使って講評。
映像??? 私も初めて見ましたが、驚きました。たまレンジャーの撮影準備、そして
就活で多忙を極めていたはずですが、まあかなり手の込んだ映像でした。
4年(14)塘添ふんするガリレオが謎解きをしていく映像です。
この場で紹介したいのですが、映像がどこにあるかわかりませんでした。
素晴らしかったとだけ紹介しておきたいと思います。
真相に迫っていく映像。
八並は、この映像作りで昨晩は午前0時過ぎまで、そして今日も1日ずっと作業をして
おりました。
その苦労が伝わるからでしょうが、16ゼミ生はこの講評の映像を食い入るように
視聴してました。
16ゼミ生の記事や番組も良かったけれど、15ゼミ生の手による講評はもっと素晴
らしかった。1年違うとこういった差が出てくるのですね。ガリラボで鍛えていくと
こういう差になっていくのかと思いました。
来年度は16ゼミ生が17ゼミ生にそういった姿を見せる番になります。
作品群の一部紹介
組織的に選んだわけでもありませんが、目に留まった記事を少しだけ紹介します。
目に留まったのはたくさんあったのですが、個人情報がふんだんに散りばめられて
いる記事は避けました。^^
週刊文秋の表紙。「子どもの自由を許さない親」と「親の手の中で泣いている子ども」
というコンセプトで描いたものだそうです。今回のひのくに殺人(?)事件ワークシ
ョップのストーリーをイメージしたもののようです。誰のアイデア、そして絵でしょう。
これは週刊ダストの裏表紙。なんか、様になってますね。ガリラボの中で徐々に
存在感を増してきている3年(16)岡部です。
肥後日日新聞から。そうか麺税は比率で決めるべきだなとこれを読んで思いました。
今は値段に関係なく50円の定額制ですからね。
朝来たら、次の写真が何枚もガリラボのホワイボードにびっしりと貼ってあって
腰を抜かしてしまいました。
大木及び真中県議の写真もホワイトボードに1枚づつ貼ってありましたが、ほぼ
霞んでしまっており、ガリラボの女優の存在感は日増しに強くなっております。笑
この女優を超えるのはやはりこの人。ガリラボの女帝OG(13)松崎。
ちゃっかりと週刊文秋に掲載されているではありませんか! しかも
女帝は初の「女性総理」になっている!
しかも、よく見たら、私の椅子に座って写っているではありませんか。
全く困ったものです。手に負えません。┐(-。-;)┌
関係図の中にも登場しておりました。誰か、総理の暴走を止めてほしい(笑)。
もうひとり暴走者が。ガリラボの女優です。orz
熱いひのくにワークショップは終了しました。
16ゼミ生は来週、前期の振り返りをして前期のゼミ自体は終了します。
それ以外の活動は夏休みもずっと続くので、津曲ゼミに終わりはありません。v( ̄▽ ̄)v
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