調査によれば「1990年代末に2万3000店ほど存在した全国の書店は、2018年時点で1万2000店ほどにまで減少している」とか。
2軒に1軒が店じまいをされているわけで、かなり凄まじい状態です。
数年前までは「偵察」と称して、本屋さん内のあらゆるジャンルを回り、どういった本があるかを丹念に見て回っていましたが、最近は、私も本屋さんに行くこと自体がなくなってしまいました。
デジタルという破壊的イノベーションの凄まじさを思い知らされます。
本屋さんにとっ苦しい時代なわけですが、一方で、先日の西原村の児童書店もそうですが、青森のあるお店は逆にお客さんが増えているのだそうです。
その秘密は手書きのポップ。
本に手書きポップを添えて販売していて、それが人気を呼んでいるようです。
ポップづくりを勉強され、そして、そのポップは、書店の方が本を読まれてから、その本に合ったポップを作られているようですので、裏での努力はかなりのものなのではないでしょうか。
すごいの一語に尽きます。
そうした努力のせいで、お客さんは増えて、そして
コミカルな絵がアップされる木村書店の公式Twitterは、2万2000フォロワーを突破するなど、八戸の小さな書店は今や全国区になりつつある。
ということで、青森八戸市のひとつのお店が、工夫と努力によってこれだけの人に注目されるようになるわけです。
驚きました。
知識基盤社会という言い方もありますが、その実践されている気がします。
タマにゃんツイッターや、美術館もなかなかフォロワーが増えていかないなかで、ほんと驚異的に思えます。
「想像」と「創造」、そしてそれを具体化する「努力」によって、書店にとって荒波となったデジタル社会の海を強く乗り切って行かれているように思いました。
見習わねば。
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