今日は昼に、20ゼミ幹部会議でした。
今後に向けた議論がメインで、それで2月までのゼミの内容がおおよそ決まりました。
基本計画のようなものでこれからその予定で進んでいくことなりますが、その都度の状況に対応し変更はされていくはずです。
しかし、基本計画が決まったおかげで、行き当たりばったりではなくなり、20ゼミとしての芯ができたように思いました。
ところで、この会議の時、「脳に負荷をかけなさい」と久々に小言らしきことをしゃべりました。
チーム内で検討していることについて、「しっかりと考えないといけないから」ということで、それで締め切りをずいぶんと長めに設定していたからです。
人は、私などその典型ですが、締切によって行動しているので、締切を延ばしてもそれで考える内容がよくなることはありません。
考えるという行動を先延ばしにするだけでしょうから。
締切は、その状況で可能な範囲で短くした方がいい。短くして、何度も考えるようにした方がいい。それがよい成果を生み出すコツです。
ソフトバンクの孫さんが、「脳がちぎれるほど考えよ」ということをおっしゃってます。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0403Z_U4A400C1000000/
この記事の中で、こんなことを語られてました。
――挑戦や進化を続けるには、どうすればよいのでしょうか。
「僕が考えた、働く上での極意が幾つかある。1つは『脳がちぎれるほど考えよ』。米国に留学した19歳のころ、1日5分で1つ発明するノルマを自らに課した。1年間で250件ほど特許に出願できるようなアイデアを生み出した。そのうちの1つが音声付きの多言語翻訳機で、試作機まで作り、1億7000万円を稼いだ」
「さっそく今晩にも、ストップウオッチできっちり5分間測って、世界初のモノを考えてみてほしい。新しい水道の蛇口とか、今までにない自動車のワイパーとか何でもいい。脳がちぎれるほど考えて、それがモノにならなかったとしても、そのアイデアは人生のどこかで役に立つはずだ」
「ソフトバンクを創業する時も、どんな事業をすべきか40くらいアイデアを作った。恐らくどれを選んでも、少なくとも日本一、さらには世界一を狙えたと思う。それくらい最初に考え抜いた」
脳がちぎれるほどに考える状況を作り出すこと。それがよいアイデアを生み出すひとつの大事な方法です。
20ゼミ生には卒業アルバムや卒業文集について「日本一をめざせ」と伝えています。そのためにはやはり「脳がちぎれるほど考える」べきで、そうならざるをえない状況を作り出すことが大切だとゼミ会議では繰り返しておきました。
4限目は地域連携型学生研究の中間報告会(前半の部)。ガリラボの発表はありませんでしたが、他グループの発表をみていて大変参考になりました。それでアドバイス(20ゼミ生には小言に聞こえていたかもしれませんが・・・笑)を20ゼミ生全員にしておきました。笑