生成AIが登場して、いろいろな変化が生まれているようです。
教育の現場もそのようで、本日(4/30)の読売オンラインに、生成AIは「無料の代行業者だ」との中学校の先生の嘆きの声が掲載されていました。
大学生も同様で、この記事の中である大学生の言葉として、
「興味がない必修科目のリポートは基本、生成AIに丸投げ。不必要な時間をとられたり、不完全なリポートを出して単位を落としたりしたくない」
というのが引用されていました。
こうした混乱は、WWWの登場時期、そしてネット検索の発明のときにも起きていて、その時もほぼ似たような議論が展開されていたように思います。
ネット検索についての否定的な意見も散見されましたが、現在は小学生もひとり一台のタブレットで検索することを前提に学んでいるはずなので、生成AIも時間の経過とともに利用形態は収束していくことでしょう。
私も、例えば「ガリラボについてまとめなさい」とのレポート課題がでたら、間違いなくChatGPTに助けを求めるだろうと思います。
実際に聞いてみました。
私:ガリラボとはどんな研究室か。
ChatGPT:研究室の活動から、学生が主体となって多様なプロジェクトやイベントに取り組む実践的な学びの場であると考えられます。また、ドキュメンタリーやスポーツ大会、映像コンテストへの参加など、多岐にわたる分野での活動が行われていることから、研究室が広い視野を持ち、学際的なアプローチを取り入れている可能性が高いと推測できます。これらの情報から、「ガリラボ」は革新的で学生の創造性や多様性を重んじる研究室だと思われます。ただし、より具体的な情報が必要であれば、データ内の該当する記述を探し出す作業が必要です。もし特定の情報を求めている場合は、もう少し具体的な質問をいただけますと幸いです。
なんとも見事なもの。これなどみると、レポートは、生成AIが作ってくれるようになるのは間違いないだろうと感じます。
便利なものです。
ただ、気になるのはデータ。生成AIが動くためにはデータが必要です。生成AIの燃料であるデータの在り方については少し気になります。