もやいすとシニア集中講義(前半)の2日目は、1日目の議論を踏まえたフィールドワーク。
行先は玉名(高瀬、天水)と菊池です。
もやい塾メンバーはシニアの集合時間10分前、8:30には全員揃っていました。
シニアの2年生もほぼ揃っていましたが、なんとチーム「どんぶらこ」リーダーの
2年(14)谷口が2分遅刻。全員の前で謝罪しておりました。
予定時間前にバスに移動。
本部棟前の2台(玉名行、菊池行)に乗り込みます。
本日の参加者(もやいすとシニア16名、もやい塾8名、教職員4名)28名です。
玉名に出かけた一行はまずは商工観光課に出向き、観光係長の和田さんに
インタビューを行いました。
1時間ほどでしたが、和田さんも真面目に話ができるじゃないか、と驚かされました。笑
着地型観光をなぜ考えているのかや、玉名市の観光の問題について行政の立場から
興味深い話をしていただきました。
シニアの学生たちも話に引き込まれていたように思います。
商工観光課を出ると、玉名チームは、高瀬班と天水班の2手に別れて行動。
私(津曲)は高瀬班に同行したので、ここの事情が一番よくわかるので、高瀬班の
レポートが一番詳しくなるかと思います(参加者の皆さん、了承ください)。
玉名市高瀬地域調査チーム
高瀬蔵の会議室をベースキャンプとしてこのチームは活動しました。
調査に出かける前、こういうのは往々にして男子学生がダメなので、2年(14)古谷と
廣木には、明るく「こんにちわ」と言う練習をさせました。笑
練習を終え、高瀬蔵を出て、商店街にアポなしインタビューに出向きます。
まず、高瀬飴を作っているお店(工場)へ。沢山の話を聞かせてもらいました。
次は下川酒店。
ここでもご主人に30分以上、詳しく話を聞くことができました。
そして荒木直平商店へ。
菖蒲庵も見せてもらい、学生たちは歓声を上げていました。
奥さんから詳しい話を聞き、飲むお酢に魅了された学生たちは、全員、
帰りに買って帰っていました。
柳家茶舗。お茶の香ばしい匂いにやられました。いい匂いでした。
その後、ご主人の猿渡さんの深い話に、私はかなり感激しました。学生たち曰く、
良く言葉が分からなかったとのこと。玉名の課題について深い話であったことと、
キズナ飯とか専門用語がポンポンと出ていたからしれません。
16:00、高瀬蔵の受付の方にもインタビューさせてもらい、高瀬蔵を後にしました。
高瀬蔵の裏口から、高瀬裏川へ。
裏川で高瀬チームのシニアともやい塾の5人で記念撮影。
ここから裏川沿いを歩き、秋丸眼鏡橋を目指し・・・
最後に、俵転がしの跡の残る高瀬船着き場へ。
玉名ラーメンを全員で食べた後だったので、ラーメンパワーでこの何もないところを
観光として使える方法を考える様、檄を飛ばし、高瀬チームの調査は終了しました。
玉名市天水地域調査チーム
天水チームは、到着後は、お昼休憩を草枕温泉てんすいを利用させてもらった
ようです。高瀬蔵の会議室とは違い、かなりリラックスできそうなところですね。^^
インタビュー開始。草枕交流館の小山副館長さんのお話を伺っています。
前田家別邸へ。この日、水が流れ込んできていえ商工観光課が午前中に
飛んできて復旧に当たられていたようでした。市役所職員さんは何でも
やられますねー。
離れ。ジブリ映画「風立ちぬ」のモデルになったと言われる離れです。
最後は、温泉の中村副支配人へのインタビュー。
中村さんから天水の様子にも教えてもらったようです。
天水チームは天水を16:30に出発し、17:00に高瀬で高瀬チームと合流。
玉名を後にし、18時に大学に到着しました。
菊池市調査チーム
当初予定していなかったですが、天気が良かったので、佐藤特任講師が菊池の
街を案内したということです。
その後は松倉邸でインタビュー開始。
市役所の職員さんへのインタビュー。
そして地域おこし協力隊として活躍されている女性にインタビュー。
最後は、菊池高校で高校生の中に入ってワークショップ(?)をやってきた
ようです。
発表までしてきたようでした。
菊池チームは17:30頃に大学到着。
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長い1日でした。
私は高瀬に出かけただけでしたが、そこだけでも出会った色々な立場の方の
話を聞いていると、多様な見方があることに改めて気づき、問題の見え方が
豊かになったように思います。
もやいすとシニアとして参加した学生もきっとそう感じたはずです。
明日は、今日の知見を踏まえ、当初の挑戦課題を解決するアイデアをまとめる
作業を1日かけて行います。
集中講義前半の最終日となります。
いいアイデアが生まれることを期待したいと思います。
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