2015年10月12日月曜日

新しいことに挑戦するゼミ生

この先何があるか分からない混沌としたところを仲間と一緒に前へと突き進んでいく。
冒険するときのワクワク感はいくつになっても堪らないものです。
私は、ガリラボの学生たちを勝手に仲間と思い込み(最近は随分と年齢差があるので、
学生たちはそう思っていないでしょうが・・・、否、男飲みのメンバーぐらいはそう
思ってくれてるかな?笑)、この人たちと一緒に新しいことに挑戦しながら前へと進み、
そこで何か面白いことを毎日ひとつ見つけていくことを楽しみにしています。
⇒何か面白いことをひとつ(ガリラボ通信2011/11/24 )
 
さて、本当に忙しい現在のガリラボですが、その忙しさは新しいことに挑戦している
からでもあります。
今日はいつものガリラボ通信とは異なり、何人かのゼミ生を詳しく紹介してみたいと思います。 
新しいことに挑戦し、私から見た「評価=実績/期待値」の高いゼミ生たちです。
 
10月10日から名古屋での全国学生大会に参加し、全国の大学生の中で頑張っている
4年(12)丸野が、名古屋に出かける前(2015/10/6)、たまガリのミーティング議事録を
送ってきたメールに次のようなことを書いていました。

>丸野
ほんとにやることが多すぎて、裸足のままで飛び出して列車に乗ってどっか行きたい
気分だよ\(◎o◎)/!
まあ今週末は飛行機で名古屋に行くんだけどね(笑)

それに対し、私が次のように返信。
>津曲
仕事を始めると、今のレベルの忙しさは普通。
仕事と家庭の両立が始まるとさらにそれをも上回る忙しさになっていく。
多忙さに対抗する方法は(多分)ひとつしかない。
時間あたりの仕事の効率を上げていくこと。
そのためにはトレーニングしかない。
ということで、頑張れ。

私の返信に対し、チームたまガリの4年(12)嶋中から次の反応がありました(嶋中は、
ほぼ確実にレスしてきます)。
>嶋中
忙しい…という言葉を聞くとリトル・ミイの言葉を思い浮かべます。
10月21日の福岡プロモーションの映像についてはほぼゼロからの再スタートと成りますが、こうして、見てもらい、ダメ出し、作り直し、再度見てもらう…といった繰り返しを行う作業を怠っていたと実感しました。
たまガリの皆が思っているはずです。
「もっと早くから取り掛かっていれば」と。
時間の使い方が上手くなかったと。
ゼミ内中間報告会、学生GP、福岡プロモーション…
上手くやりくりしていく人は、時間を効率的に使っているのだと思います。
どれも中途半端にしたくないので、時間を効率的に使ってペースを上げていきたいと思います。
ゼミにいると気づかされることが多いです。
明日からもトレーニングしていきます。

ちなみに、嶋中の言うリトル・ミイの言葉とは次を指しているかと思います。
3.忙しい忙しいって言う人いるじゃない。きっと頑張っているわねって褒めてほしいのよ。だからこう言ってあげたほうがいいわ。時間の使い方が下手ねって。
(参考)卒論を作成する10ゼミ生に向けたコトバ(ガリラボ通信2013/12/17

嶋中は、最初からこうだったかなと、改めて記憶をたどってみると・・・
1年前のことですが、嶋中とメールで次のやりとりをした事があります。
2014/10/12のことです。
>津曲
2年生の時のビジネスのフィールドワークではまるでやる気が無かったと車の中で言ってたね?(注:玉名フィールドワークの帰りの車の中でのことです)
今、こうして(玉名での3年次のたまランナーズの)活動に積極的に取り組み始めたきっかけは何かあった?

嶋中によれば、やる気がなかったのは、あまり大した理由ではなかったようです。ただ、それを深く反省していて、次の返事をもらっています。
>嶋中
その当時(2年次)の私に「何しているんだと」と言いたいと思っています。
参加ぐらいしろ!と反省しています。
今回私がたまランナーズの活動に参加した理由は2つあります。
1つは、観光に興味があるからです。
玉名は訪れたことがなく興味もあり、着地型観光を、どう考えていくのか面白そうだったからです。
2つ目は、12ゼミ生と活動できるからです。
これまで様々な課題を12ゼミでは取り組んできて、意見も言いあえる仲になり、協力してやれると思ったからです。
12ゼミのメンバーを見ていると、私も頑張ろうと動かされた部分もあります。
楽しいだけではいけないと分かっているんですが、楽しいので粘り強くやっていけるだろうと思います。

このメールのやりとりから1年が経過しています。
嶋中は、毎日、八代から電車で通学してきます。
毎日、朝から夜までガリラボで作業し、フィールドワークにもよく出かけている。
就活の時期はそっちを優先していましたが、今は、ガリラボで嶋中の顔を見ない日は
ありません。
そして現在の嶋中はと言うと、玉名市の着地型観光を強化するため「タマニャンからの
挑戦状」という謎解きゲームのプランナーとして、その企画の一番重要なポイントを
引き受け、実際の商品開発を行っており、プレッシャーの大きい難しい課題に挑戦
しています。

2年の時の嶋中が、こんな感じになるとは想像もできませんでした。
ひょっとすると12ゼミ生の中の一番の成長株なのではないかとも思います。
4年生になってからぐっと伸びてきた感じがします。
八代からですが、毎日、ガリラボにやってきたからでしょう。
たまにしか来ない、また来てもやりたいという意欲がない場合は、こうはならない。
ガリラボ通信でもよく書いていますが、私の方針は次の通り。
人が育つということガリラボ通信2012/11/4
自ら伸びようとしている人を、人は育てます。
私もたぶん、そのようにしていると思います。
学生GPチームの一人として嶋中を選んだことが、そのことを示しています。

ところで、12ゼミの成長株といえば、梅田とかもその一人でしょう。
ゼミに入ってきた時の梅田がこうなるとは予想できなかった。笑
梅田も、毎朝、8時頃には必ず来ている。
この「必ず」というルーティン化できたことが成長につながる条件の一つでした。
そうでないと名古屋での全国学生大会への派遣に推薦することはなかったでしょう。
ガリラボ内の多くのプロジェクトに梅田、丸野、嶋中、そして尾堂が絡んでいるのは偶然ではありません。

最後、もうひとり紹介しておきます。
最近のことですが3年(13)松崎がゼミ会議の議事録と共に送ってきたメールです。
少し長いですが、引用します。
>松崎
先日出かけた興津会の下見のことを報告したいと思います。
10月4日に実際の会場に何人かで下見にいきました。
その時に、お店の方が熱心に色々聞いてくださいました。
冒頭「これはどんな会なんですか?」と聞かれた時、なんだか説明しがたい疑問が
自分の中で湧きました。
「興津会ってなんだろう」と思ったんです。
聞かれた上田は「同窓会です」と答えつつも、首を傾げながら私を見てきました。
同じ気持ちだったんだろうと思います。
去年、私たちは同窓会の概念を覆された気がします。
今まで参加していた同窓会をイメージして会場に着いたら、
そこには12ゼミの先輩方が必死になって設営される姿がありました。
受付をしながらどんどん来られるお客さんである先輩方は皆さんきらきらした表情で
その様子を見られていました。
自分達が主催していた学生の頃を懐かしんでおられるのだろうと思いました。
開会してからはさらに驚きの連続でした。
圧倒され、来年自分たちがこれをできるなんて信じられませんでした。
帰り道、上田と発狂して自転車を漕いだのを今でも覚えています。
この瞬間、同窓会という概念は変わりました。
私の中で、興津会の立ち位置は、それぞれの場所で活躍されてきたゼミ生たちが、1年のうちに1度だけ集まって、その進捗状況を報告する、いわばゼミのようなものになればいいなぁと考えています。
ガリラボの先輩方が作り上げて来て下さったものを、11年目ということで、さらに一回り大きくした会として提供できるよう10・11月は全力で突っ走りたいです。

ここにも新しいことに挑戦しているゼミ生がいます。
興津会実行委員長3年(13)上田とともに、これまで、そしてこれからの興津会の意味を
明確にし、きちんと定義し、その上でしっかりと企画を考えていってほしい。
さらに忙しくさせますが、松崎には次の課題も提示しようかと現在考えているところです。^^;

一部のゼミ生だけ紹介しました。
成長の機会は、平等に与えられるわけではありません。
そこには明確な不平等が存在します。
チャンスの神様は前髪しかなく、いったん躊躇したら機会を失うという時間的不平等が
あります。
また、チャンスの神様が姿を現わすこと自体が平等ではなく、出現のための条件があるように思います。
紹介したゼミ生たちに共通しているのは、自分がやっていることを伝えるのが上手だということ。
やろうとしていることを真剣に考えていて、報告がうまい(報告は言葉だけとは限り
ません。態度で表現するゼミ生もいます=梅田とかよく目線を合わせてきます^^)ので
聞いてて楽しく、何をやろうとしているのか、何がやりたいのかが、よく分かります。
(無意識なんでしょうが)私を乗せるのがうまく、巻き込む力が優れている。
日々のそうした接触が、信頼を生み、何かを任せたいということにつながっているように思います。

ガリラボとは関係ありませんが、先日、自ら伸びようとしている1年生に会いました。
COC推進室にいるOB(05)山口の紹介です。
会って話をして、驚きました。
素直そうな1年生たちですが、直接、話を聞いていると、一生懸命に伸びようとして
いることが強く伝わってきます。
もやいすとシニアの解散の場で、シニア達と話をするのではなく、ジュニアの1年生と
話をするのは不思議な感じでしたが、彼らの考えをじっくりと聞きました。
伸びようとしている人たちとの会話はやはり楽しい。
おそらく、この学生たちもガリラボのゼミ生たち同様に支援していくことになるでしょう、これから。

この他にも挑戦しているゼミ生はもちろん多くいます。
が、かなり長くなったので、この辺で終わろうと思います。
別の機会にでも、改めて紹介したいと思います。

もやいすとは終了しました。気持ちを一新し、ガリラボは新しいことを求めて、みんなで
協力して次の行動へと向かっていきたいと思います。



 

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