2018年7月30日月曜日

タマにゃん指揮棒紛失事件準備/音声データのモノラル化処理マニュアル

8月1日から始める「タマにゃん指揮棒紛失事件」。告知動画は
Twitterで7月27日に公開しました。現時点で47リツイート、87いいね、
動画の再生数は2,129回となっています。


https://twitter.com/tamanyanbot/status/1022770485191266304


音声がおかしい~最後になって事件発生!
本編がいよいよ始まります。プロローグとなる映像をたまレンジャーリーダーの
4年(15)八並が編集していました。
内容的には玉名市長のOKもらって最後の微調整をして、それも終わったので、
17時ごろ、最後の確認を私と八並とで行ったのでした。
私のPCで再生したところ、音が微妙におかしいことに気づきました。
こもった音質になっている箇所があるのです。
気にしなくてもよいレベルではあったのですが、イヤホンで聞いてみて愕然。
片方から一部のキャストの音声が出てないのです。
〆切が迫っていたので(明日までにはこの動画のURLを玉名市に渡さないと
いけない状況でした)、かなり焦りました。

急ぎ、原因を調べたところ、録音機材の問題でした。

音声の録音にはボイスレコーダーを使っています。
ボイスレコーダーはステレオ録音。音声トラックが2つあります。
そして、クリアに音を録るために、撮影の際はボイスレコーダーにピンマイクをつけ、
そのピンマイクをキャストには胸元につけてもらったのでした。
今回使用したピンマイクのひとつが下のタイプだったのです。
このマイクはモノラルマイクで、音声は1チャンネル分のみ。
これをボイスレコーダーに接続して録音すると、ボイスレコーダーには2トラックの
片方にしか音が入らず、もう片方は無音になります。
その結果、その音声を再生すれば、ステレオスピーカーの片方だけしか音声は流れて
きません。それで妙な音声になっていたのでした。

次はステレオ録音できるピンマイクです。こっちで録った音声は問題ありませんでした。
当然ですけど。
ステレオ及びモノラルのピンマイクが両者が混在していたために微妙におかしな音になっていたのでした。


原因がわかれば、その解決には・・・・
これが意外に難しい。
今日中にはどうにかしないといけなかったので、夕方、焦りつつネットで検索して
ようやく解決。
その悪戦苦闘した記録を今後のためにマニュアルとして残しておきます。
(ほぼ私のためのマニュアルですけど^^;)


モノラルピンマイクで録音した音声の処理方法
※ステレオ音声の片方トラックのモノラル音声化の方法

フリーのAudacityというソフトをダウンロードしました。


早速作業しようとしたら、このソフトはWMAのような商用のファイル形式は受け
付けてくれません。
それでまずはVideoStudioで一般的なWAV形式に変換しなければなりません。
(1)音声データ形式の変換
WMAファイルの場合、VideoStudioの音声トラックに配置します。


「オーディオ」を選択し、Wav形式で音声ファイルを書き出します。


(2)ステレオ音声のモノラル音声化
Wav形式の音声ファイルをAudacityに読む込むと2トラックの片方(上)だけに
音声が入っていることが見事にわかります。


このとき、トラックのファイル名横にある▼マークをクリックして表示される
「ステレオトラックを分離」メニューを選びます。


接続していた2つのトラックが分離されます。不要な下のトラックを「x」にて
閉じます。


以上でステレオ音声が1トラックのモノラル音声にできました。
 
これをステレオ再生すれば、両方のスピーカーから同じ音が出てきます。
なお、場合によって左右の音声レベルが違っていることがあるので、左端にある
スライダーを”LとRの中央”に持ってきて左右スピーカから同レベルで音声が流れ
るようにしておきます。


最後に、メニュー
 ファイル→Export→オーディオの書き出し
によってステレオスピーカー(イヤホン)の左右両方から同じ音声が流れるモノラル
音声を作成されます。


マニュアルは以上です。


ソフトを調べ、そのインストール、そして使い方まで、2時間近く悪戦苦闘して
ようやく完成。
八並にその音声データを渡し、八並はというと、その新しい音声への入替作業を
急ぎ行い、無事にプロローグ映像が完成。
「神は細部に宿る」と言います。
詰めの作業の場面こそがもっとも大変で、真価が問われるときです。
強烈な集中力と豊富な知識が要求される場面となります。
この最終局面で手を抜くと、人を感心させるものを作り出すのは難しい。


八並はその後、タマにゃん指揮棒紛失事件の実体となるホームページ作成に
挑んでいます。
 


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