生駒市とは奈良県にある自治体です。検索したら
日本一負けず嫌いなゼミ生を目指そう(ガリラボ通信2018/5/29)
というエントリーが出てきました。
検索結果を見て、そうだったこれだったと思いだしました。
生駒市の広報紙の話題を取り上げたエントリーです。
生駒市の広報紙「広報いこまち」は全国コンクールで何度も入選していて、その紙面
づくりに携わっておられるのが
生駒市の広報紙の話題を取り上げたエントリーです。
生駒市の広報紙「広報いこまち」は全国コンクールで何度も入選していて、その紙面
づくりに携わっておられるのが
日本一負けず嫌いな自治体職員
という方でした。
大手百貨店から転職された方のようです。
転職後、市役所で華々しく活躍・・・とかではなく、記事を読めばわかりますが、
辞表をいつだそうかと思いつめるほどに四苦八苦されたようです。
民間では専門職的だったのが、役所に入ったとたんに何でも屋でなければならず、
「何もできないな」と言われ、辛い思いもされたようです。
しかし、その苦労があるきっかけを経て変わります。
転職後、市役所で華々しく活躍・・・とかではなく、記事を読めばわかりますが、
辞表をいつだそうかと思いつめるほどに四苦八苦されたようです。
民間では専門職的だったのが、役所に入ったとたんに何でも屋でなければならず、
「何もできないな」と言われ、辛い思いもされたようです。
しかし、その苦労があるきっかけを経て変わります。
その時のこと、5月29日のガリラボ通信に書いたことを再録します。
市民活動を紹介する広報誌の企画で、ひとり暮らしの高齢者に弁当を配達する団体を取材した。大垣は市民の熱い思いに胸を打たれ、泣きながら3時間話を
聞いて、その感動を広報誌に書いた。
このことがこの職員さんの転機になられたようです。
その時も感動しましたが、今現在、「広報たまな」にチームたまらんが寄稿させて
いただいていることもあって、なおさら感動しました。
ただ、広報たまなの取材に私も同行させてもらうことがありますが、果たして泣きな
がら聞くほどにその場で感動して聞いているだろうかと、そんことも同時に考えて
しまいましたけど。
いただいていることもあって、なおさら感動しました。
ただ、広報たまなの取材に私も同行させてもらうことがありますが、果たして泣きな
がら聞くほどにその場で感動して聞いているだろうかと、そんことも同時に考えて
しまいましたけど。
ところこでなぜ「生駒市」を検索したかというと、次の本を紹介してもらったからです。
届いた本をパラパラとめくりつつ、著者略歴をなどを見てみて、書かれた方が生駒市の
市長さんであることを知りました。
それで、そういえば前に生駒市のことをガリラボ通信に書いたことがあるなと思って
検索したのです。それが冒頭の話題へとつながっています。
届いた本をパラパラとめくりつつ、著者略歴をなどを見てみて、書かれた方が生駒市の
市長さんであることを知りました。
それで、そういえば前に生駒市のことをガリラボ通信に書いたことがあるなと思って
検索したのです。それが冒頭の話題へとつながっています。
この本は、玉名市の井上課長から平野さんを経由して教えてもらったものです。
ある朝、「こんな本があります」との紹介メールが届いたのです(笑)。
せっかく紹介してもらったので即座に購入し、先日手元に届きました。
読みやすく面白い本です。
少子化と高齢化で日本のカタチが変わっていく時代に公務員に求められる力も
変わってきていることを力説されていました。
もちろんそれは従来問われている力(きちっとぬかりなくやっていく力)を否定する
ものではなく、それがあることを前提にして、さらに前に踏み出していく力(これを
市長さんは始動力=リーダーシップと呼ばれています)が不可欠なのだ力説されて
いました。
そして、市役所職員に地域に出ていくようにとも強調されていました。
市民の目線で素朴に考えると、市役所職員が地域に出ていくのは当然のように思い
ますが、意外と市役所という白い巨塔(←古い?笑)の中でずっと過ごしてしまう
人が少なからずおられるのかもしれません。
大学教育も少子化、そしてグローバル化によって転機が来ていることは誰しも
理解しているところです。
そのため、大学教育もこの市長さんが言われている方向へと舵を切り始めていますが、
大学によってまちまちのようです。
この舵に切り方で将来も順調に運航しているところ、座礁しているところ、沈没し
ているところ、色々と出てくるのでしょう。
生駒市長さんが力説されていることは、入庁する新人職員もですが、この本はたぶん
生駒市役所の職員さんが読むことを想定し、この本を通して、「市役所職員よ、変化
してくれ」ということを伝えられているのに違いありません。
市長さんが書かれてるわけですから、職員を意識していたと考えるのが自然かと思います。
なお、大学も同じだなと思います。
大学の置かれた外部環境(境界条件)は相当に変わってきてします。
そのために色々な改革が出てきていますが、たぶん一番の改革は大学の教職員の変化
なのかもしれません。
この本の最後に「薩摩の教え」というのあります。
人の評価についてのレベル分けのお話です。
人材評価で最も高い評価は
(1)何かに挑戦し成功した者
とのことです。挑戦を重視するのが薩摩の教えだそうです。それでこの次に何が来る
かというと、
かというと、
(2)何かの挑戦し失敗した者
ということだそうです。失敗をマイナスに評価せず、プラスに評価しており、薩摩は
人材育成に関して斬新なやり方をしてたんですね。
これは「言うは易く行うは難し」です。
失敗には結果論としてペナルティを与えがちです。それを目をつむるのは上司としては
非常に勇気が要求されるはずです。だから、この評価には上司の力量がすごく問われる
ことになるだろうと思います。そうした覚悟を薩摩は持っていたということでしょうか。
そして3番目の評価が
人材育成に関して斬新なやり方をしてたんですね。
これは「言うは易く行うは難し」です。
失敗には結果論としてペナルティを与えがちです。それを目をつむるのは上司としては
非常に勇気が要求されるはずです。だから、この評価には上司の力量がすごく問われる
ことになるだろうと思います。そうした覚悟を薩摩は持っていたということでしょうか。
そして3番目の評価が
(3)自らは挑戦しなかったが挑戦した人の手助けをした者
だそうです。さらに、もっともダメなのが
(4)何もせず批判だけしている者
ということだそうです。口の達者な人に多いタイプですね。
こうした評価軸があることを紹介された後、市長さんは、
これからの社会は、挑戦できる人、成功の可能性を上げるために努力が
できる人、挑戦する人を「本気で」支える人以外は、採用されず、生き
残っていかないのです。
と主張されていました。
こうした市長さんのおられる市だから、地域に出て感動し「泣きながら3時間も話を
聞く」ような人材がいて、優れた広報紙づくりに挑戦する職員さんが採用されたの
かもしれません。
聞く」ような人材がいて、優れた広報紙づくりに挑戦する職員さんが採用されたの
かもしれません。
どんな組織も優れた人材の採用、そして育成が非常に大切だと思いました。
そうしたことに本気で向き合ったところが、今後うまくいくのかもしれません。
そうしたことに本気で向き合ったところが、今後うまくいくのかもしれません。
ガリラボには公務員を目指すゼミ生も少なからずいます。
どんな組織も優れた仕事をしていく人を求めているはずです。
ペーパーテストの点数はある程度はないといけませんが、それだけではないですね。
何をしないといけないのか、真剣に、本気で、考えた方がいい。
ペーパーテストの点数はある程度はないといけませんが、それだけではないですね。
何をしないといけないのか、真剣に、本気で、考えた方がいい。
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