よかボスチームやまとめ雑誌(というか、ほぼ書籍レベル)の編集作業とかですね。
声は聞こえていましたが、私の方はシトラス観光圏についてのまとめ作業に朝から集中していました。
チームCitrusが仕上げたデータに一貫性を持たせる作業。
メンバーがバラバラに作業しているので、成果品のテーストが揃っておらず、それを全部チェックしながら統一していく作業です。
この最後、地味ですが非常に大変です。AIでもあればいいのに思います(涙)。
集中力とセンスが問われる作業です。
その両方ともに怪しくなっている私がその作業をやっているわけですから、最後がどうなるか心配しつつ、トイレ以外は机から動かずひたすら作業でした。
まだ全く終わりそうにありません。orz
終らない理由は簡単で、途中、さぼって本を読んでしまったためです。
生駒市の市長さんの公務員の未来予想図は読了しました。
将来、公務員と民間という境界線はなくなるのかなと思いました。
転職先のひとつとして公務員があり、また公務員も転職先として民間へと移っていく。
読んでいると、そんな流動的な社会がやってきそうだと思いました。
今の公務員志望とか、民間志望とかいう区分けはほぼ意味をなさなくなりますね。
だいたい生駒市はいわゆる公務員試験をしないのだそうです。びっくりしました。
そしてそういう自治体が増えているのだとか。
公務員と呼ばれている人たちにどういった人材が求められるようになっているのかそれだけでもよくわかります。
読了したものですから、別の本を開いてしまいました。
高大接続改革のこと、そして大学教育がテーマの本です。
生駒市の本が働き始めた後の社会人の話だとすると、この本は、そうした社会人を生み出す大学教育についての本のようです。
まだ30ページぐらいしか読んでないので、よくわかりません。
その冒頭のところにこんな問いかけがありました。
A君は高校時代、帰宅部で真面目に勉強をしているタイプで、難関の国立大学に合格し、そしてその大学でも授業には欠かさず出席し成績も優秀でした。
B君は、性格は明るく社交的。なのでいつも周りには人が集まっています。高校時代あまり勉強はできなかったので一般入試は避ける形で難関私立大学に合格しました。大学でも持ち前の明るさで幅広い人脈を作っていきます。
色々と端折りますが・・・
さて、この2人の高校の先生から見ると非常に優秀が生徒です。
どっちも難関大学に合格したわけですから。
しかし、大学卒業間際になって2人の就職活動の成果はどうなっているでしょうか。
また、就職してから、この2人が30歳になった頃、活躍しているのはどちらでしょうか。
・・・という問いが読者に与えられました。
ゼミのみんなはどう考えますか?
例外はあるにせよ、一般論から言うと、どっちも問題をかかえる30歳になっているだろうというのがもっともありそうな未来だとのこと。
私も全く同感です。
教育機関にいるときの「優秀な人」と社会での「優秀な人」にかなりのずれが生まれているからそういうことになるんでしょう、おそらく。
情報革命のために猛スピードで動いている社会の流れに教育機関がついていけなくなっているということでしょう。
ただ、そのことが高校や大学の中ではわからないというのが怖いところです。
だって、2人ともそれぞれ高校でも大学でも「優秀」なのですから。
教育機関(だけでなく、どの領域もそうなのです)は、急激な社会変化の嵐によってほんと難しい問題を突き付けられています。
家の中にいて窓を全部閉めているため、その嵐が暴風雨なのかどうかも知らないまま過ごしているのかもしれません。
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