2019年1月28日月曜日

終わりに向けた打合せ

今週で、今年度の講義は全て終了します。
また定期試験も始まるため、活動にも区切りをつけておかねばなりません。
今日はそのための打合せのオンパレードでした。

11時からは15ゼミ生最後のゼミ会議。
ラストゼミ(2月1日)と今後について打ち合わせました。
大変、冷静な会議で、やるべきことを淡々と着実に決めていく・・・という感じでした。
15ゼミは”冷静沈着”なゼミでした。

13時からは16ゼミ会議。
今日は追いコンについての打合せがメイン。
追いコンの具体化に向けて16ゼミ生が頑張っていきます。
その後、春休みの課題をどうするかという話になりました。
3年生は就活で動くことになるので、そうした経験をしっかりとまとめてみんなで情報共有していこうという目標を立てました。
「人は協力すると豊かになる」ということは多分正しい。
学生達の行動を見ていると、就活は高校の時の受験を思い出すようで、周囲を競争相手にしてしまうからでしょうか、情報を出さなくなる傾向があるように感じています。
ゼミ生同士で競争しているのではないわけですから、自分の情報は保有したままにしておくのではなく、自分たちの経験を共有していった方が賢い。
そうした共有を春休みの課題にしようかと思います。
 
14時からはよかボスチームを集め、よかボスPR動画の最終チェック。
3年(16)小島と松寺によるもの、そして4年(15)八並によるもの、2つの動画がおおよそ完成しました。
残りの作業は、今日気づいた点を少し修正するだけです。
意外に長い戦いで、3人ともに大変だったと思いますが完成してよかった!
 
14時半からはArtractとの打合せ。
これまでの活動の成果を凝縮したリーフレット作成を行っています。
今週中に決着をつける予定で、これも概ね出来上がりました。
打合せの際にいくつか注文をつけました。
夜、居残りして、3年(16)岡部と岡林が修正しておりました。
やっぱり時間をとって手を加えると良くなるものです。
昼に見たものとは別物になっていました。
妥協せず、自分の時間を捧げ、徹底的に修正(推敲)を繰り返していくこと。
良いものをつくる、そしてそうした良いものを作りだす能力を身につけるためにはそれ以外の方法はないように思います。



<おまけ>
今週で、平成30年度のことが色々と終わりますが、本日、長年続けてきた授業「データ分析」が終わりました。最後の授業でした。
15年ほど続けたExcelを使った授業でした。今後はもうちょっと包括的な分析の授業に衣替えして別の教員が担当することになっています。
データ分析の前身だった授業「数理分析論」のシラバスを見てまし下。
2000年頃の授業です。
自分の授業ですが、シラバスの項目を見て目がテンになりました。
次の項目が並んでいました。
  ・相互作用のない線形システム
  ・相互作用する動的システム
  ・微分方程式の解法とExcelへのインプリメント
  ・非線形相互作用
  ・醜いアヒルの子の定理
  ・パターン抽出
  ・概念構造と数理モデル
当然ながら受講者はいたわけすが、当時の総合管理の学生たちはこうした内容を聞いていたのですね。
驚きました。
ついでに、現在開講している「情報社会とコンピュータ」の前身は「情報科学概論」といって、これも2000年のシラバスを見てみました。
こんな項目が並んでいました。
  ・「計算する」とはどういうことか1 計算の歴史
  ・「計算する」とはどういうことか2 Turingによる計算のモデル化
  ・情報理論1 情報量と(負の)エントロピー
  ・情報理論2 シャノンの定理とその意味するところ
  ・情報理論3 制御と情報(サイバネティックスとその展開)
  ・オートマトン1 デジタル機械の分類
  ・オートマトン2 順序機械としての電子計算機
  ・オートマトン3 言語とオートマトン(Chomskyの生成文法理論との関係)
  ・電子計算機からコンピュータへ1 人工知能,パターン認識など
  ・電子計算機からコンピュータへ2 CG,データマイニングなど
身の毛もよだつような項目ばかりです。笑
昔の講義は随分とハードなことをやっていたようです(今は随分とわかりやすい内容に変化してしまっている・・・)
ほとんど記憶に残っていないのですが、当時、どんな感じで授業をしていたのでしょう。
様子を見てみたい気がします。



この頃にAI(人工知能)についての授業をやっていました。
この当時からAIは大事なテーマで、最近それが実用のレベルに達したということですね。





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