Nコン(NHK全国大学放送コンテスト)の打合せを昨日、3年生の有志とで行ったのですが、その時に、映像制作部門について、過去や未来との関係性が話題になりました。
映像制作部門を担当するのは3年(17)松原。ひとりです(笑)。
その議論を聞きながら、ふと私が思い出したのが、次の記事です。
昭和のビジネスを再現してみた
随分前の記事で、いつ読んだかの記憶になく、念のためにとガリラボ通信を検索してみたら4年前にこの記事を紹介していることを発見しました(記録って、まことに便利!)
夢について漠然と考え、つらつらと書いてみました(ガリラボ通信2015/11/28)
さて、令和の時代になり、平成を振り返ってみると、平成とはパソコン(コンピュータ)と通信とがインフラとなっていった時代であったという見方もできるかと思います。
デジタル化といった方がより一般的かもしれません。
その流れの中で、例えば、「写真」というものの見方も激変したように思います。
昭和の時代から比較すると、現在はとんでもない量の写真が飛び回っている時代です。
昭和の時代とは写真は紙の上に記録し、それを「後から」眺めたり思いに耽るものでした。
それが今は紙の上での写真を見ることはほぼなく、9割方の写真はスマホのディスプレイの上にあり、「後から」というよりもほぼリアルタイムに活用していくためのものになっているのではないでしょうか。
今は、写真はちょっとしたメモ代わりになってますが、昔は、写真をそんな風にとらえる人は皆無でした。
近年はさらにそこに動画も加わってきています。
なので、昭和を生きた人たちと、令和になった今を生きる我々では、写真について捉え方はかなり異なっていることでしょう。
デジタル化の普及は、大学生にどんな変化を与えたのでしょうか。
令和の今を歩み始めた私たちは、今どんな道を歩いているのでしょう。
その道がどんな道かを理解する手掛かりは、APUの出口学長さんが使われる手ですが、横との比較(国外の人たちとの比較。よそではどうやっているか)か、縦との比較(歴史の分析。昔の人たちはどうやっていたのか)で考えるのが便利です。
ということで、今を知るために、平成の時代に何が起きたのかを知るために、縦との比較として、平成という時代をジャンプし昭和の頃に身を置いて、今の自分と比較をしてみるとよいかもしれません。
ビジネスが随分と変化したわけですが、大学生も当然ですが随分と変化しているはずです。
昭和の頃に大学生だった私のような年代と比較し、デジタル化の影響を数分間の映像として可視化するのは面白いチャレンジのように思います。
ただし、過去が関わると果たして出来るかどうかよくわかりません。
どうすれが自然でしょうか。
映画化された小説「永遠のゼロ」で使われた手法(自分たちの祖父の過去を様々な人たちの取材を通して明らかにしてきました)とかひとつあり得そうです。
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