2019年2月2日土曜日

笑顔で終わった15ラストゼミ

昨日(2月1日)が大学の最後の授業日でした。
金曜日だったのでゼミのラストとも重なり、4年(15)生は昨日が最後のゼミとなりました。

最後の日ですが、何事もなくいつもの日常の通りに4年(15)八並ゼミ長がリードし、ゼミが始まりました。
少しだけ違ったのは、八並がみんなの似顔絵を描いていたことでしょうか。
似顔絵は、この日の発表順番とのことでした。



ラストゼミは友達の絵本(パワーアップバージョン)の課題発表日でした。
ペア(友達)同士で、互いを動画と何かを組み合わせたメディアミックスで紹介するいう課題。
2年生の時、まだお互いを知らない時にやった課題です。
それを2年後に、互いを良く知った状態でやるとどうなるかという課題に挑戦したものでした。

くじ引きで決まったトップバッターは、4年(13)田島と(14)塘添。
5年生と6年生コンビです(このコンビも、ほんと偶然ですがくじで決まったものです)。
2人の絵本は、映画のPVを真似して作ったものになってました。
互いが入れ替わって互いの体験を紹介をするというものですが、そこで威力を発揮したのが、ガリラボの共有フォルダ。
13や14の代の共有フォルダを探索しながら当時の2人を振り返っていたようです。
過去がデータとして残してあり、ガリラボ内であればそれが誰でもアクセスできるようになっているというのは強みですね。


2番目は4年(15)宿利と村田。
この2人は動画内でクイズを出し合って、互いを紹介していくものでした。
途中のいくつかのクイズでは、その場で指名し、クイズに答えてもらうというライブ感満載の手法を用いていました。


3番手は4年(15)園部と藤川。
この2人も動画でクイズを出題するものでした。宿利・村田ペアと異なるのは、その場の全員が答えていって、もっとも正解の多い人には賞品が渡すとやり方で、盛り上がりの要素をさらに組み込んでいたことでした。

この2人の発表は罰ゲームもあって、ビリだったペアにはかなり辛いお菓子を食べさせられておりました。
食べさせられたのは4年(15)長田と村田です。笑


4番手は4年(15)鍬田と長田。
ツイッターで愚痴などを言い合っていたら、気づくと2人ともにツイッターの内部世界に閉じ込められ、逃げられなくなったという設定になっていました。
ツイッターの内部世界を抜け出そうと、2人して内部でツイートによって互いを紹介しながら、最後にはどうにかツイッターの世界から抜け出すというものでした。
なかなか面白い設定でした。
最後になって明かされますが2人をツイッター世界に送り込んだ悪役は私(津曲)でした。^^


5番手は4年(15)江藤と宮崎。
2人してラッパーになりきっていました。学内のあちこちで撮影した映像がラップのリズムの中にうまく組み込まれながらで、流れた映像はかなり完成度の高いPVでした。
映像のレベル(撮影場所の豊富さ、そして編集の工夫)は、この2人のものが群を抜いていました。
ラップとして作成した互いを紹介する歌詞も素晴らしかった。
こんな才能があったとは。。。。友達の絵本によって、最後になって知りました。


6番目、トリは4年(15)青と八並。
すべて動画によるプレゼンでした。
タマにゃんパペットを使った動画は八並らしいですね。
他のゼミ生が座談会で2人をそれぞれに紹介している動画があり、その動画を視聴している自分たちをまた撮って、前の映像に重ねるというちょっと複雑な編集を採用しているのも八並らしいと思いました。
動画づくりはやはり15ゼミ生の中で八並が最も安定しています。


1時間ほどで、全ての発表が終わりました。投票です。


1位と2位に次の商品券がプレゼントされました。


気になる結果はというと・・・
1位は江藤・宮崎組。そして2位は八並・青組。
大方の予想通りだったのではないでしょうか。
どっちとも素晴らしい出来でした。
ガリラボのトレーニングした映像スキルが存分に発揮されていたように思います。

そしていよいよゼミはラストへ。
その直前、卒論チームのリーダーに各チームメンバーがお礼を伝えるサプライズがありました(プレゼント付きで)。



この日のすべてのプログラムを終え、15生最後のゼミが終わりました。
2年後期から数えると、この道場で70回以上も正規のゼミを行ってきたことになります。
突発的なものを入れるともっとゼミをやってきたはずです。

もうそれらのすべての回を思い出すことは難しいですが、振り返るとどの時にも様々なドラマがあったはずです。
ゼミに入り、お互いがよく掴めない状態で、ここで成長していこうと考えていた希望の時期
徐々に互いがわかってきて、そしてゼミのやり方もわかってきたマンネリ化してしまった暗黒の時期
そして、最終段階になると互いが阿吽の呼吸状態になり、自分たちのその時のレベルをきちんをつかみ、地に足をつけた作業ができるようにあった成果を出した時期
いくかのフェーズを経て、ラストゼミに辿り着いたわけです。
自覚はしてないかもしれませんが、随分と成長を遂げたように思います。

15ゼミ生が初めて出会った2016年7月13日(ガリラボ通信2016/7/13)。
この時は、色々な偶然もあるでしょうけど、ガリラボのブラックさが評判になってしまったのかわかりませんが、不人気でゼミ生はほとんど集まりませんでした。
2次募集も行って10名。
定員ギリギリというガリラボ始まって以来の少ない人数でした。
(ちなみに今年は1次から希望者が多く、不採用となる学生がたくさん出てしまいました)


それに2人((13)田島と(14)塘添)が加わり、15ゼミに溶け込み、12名が随分と成長したように思います。
写真を比べると単に年齢を増えたからということではなく、内面が成長したことで大人びてきたということだと思います。


少数精鋭で2016年にスタートした15ゼミ。
このゼミを伸びる方向へと常にリードし、最後までやり通せたのは、ひとえに八並ゼミ長の腕力(失礼www)ではなく、リーダーシップによるものでした。
八並には感謝の言葉もありません。
最後までずっと大変なことをさせてきました。
その4年(15)八並ゼミ長の一本締めでラストのゼミを終了しました。


一言追加しておきたいことがあります。
このゼミ生の中でもっとも成長したのはやはり八並であったろうということ。
ガリラボは色々な人たちが入り混じって活動してる、学校というよりも会社のようなところです。
学生だった人間がいきなり社会人のようなことをさせられ重圧もあったでしょう。
さらに、私の強い期待も、その重圧をさらに増すことになったはずです。
人は、任された役目によって大きく変化するものです。
八並はその典型でした。
重圧を徐々に乗り越え、最後は私からもそして周囲からも頼りになる人物へと成長しました。
2年間以上、すぐ傍でずっと、ほぼ毎日見てきたので、そう断言できます。
この場を借りて、お礼を言いたい。
ありがとう。



平成最後の卒業生となる15ゼミ生。
これらのメンバーが、少なくともこの道場に揃うことはもうありません。
昨日が、道場での最後の記念撮影となりました。


ラストというのは、次のスタートにつながるわけで、15ゼミ生(そして5年生の14ゼミ生塘添、6年生の13ゼミ生田島)は、ガリラボで鍛えたスキルとマインドで、これからそれぞれの道を力強く歩いていってくれるものと信じております。
頑張ってほしい。

平成31(2019)年2月1日(金)11:50
15ゼミ閉店!
笑顔でのフィナーレとなりました。
 
15ゼミはいいゼミでした。
  



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