昨晩のことですが、4年(16)岡林が案内板ボードの内容を見直しています。
09ゼミ生が4年生の時に誰かがこのボードを買ってきて、ガリラボ前に設置したものでした。
09ゼミ生が4年生なので、7年前のことです。
岡林は中学3年生の頃ではないでしょうか。
7年間ほとんど手付かずで、そのままだったものにようやくメンテナンスの手が入ったわけです。
09ゼミ生がいた頃は、その環境にただ従うのではなく、環境を自分たちで作り/改良することが多く、そによって次の人たちの前例を作っていたように思います。
今もそうなのでしょうけど、以前の方が色々なものを仕入れてきて、自らの環境に変化をもたらそうという印象を受けます。
(過去は美化されることが多いので、確証はありませんけど^^)
「環境を変える」ことを「学習」と呼ぶことがあります。
自分を直接的に変えることは難しいから、自分の周囲(環境)を変えることで自分を変革していくというやり方があって、こうしたやり方をエンゲストロームという人物は「拡張による学習」と呼びました。
ちょっとしたメンテ作業ですが、岡林がやっていることもそうした環境変化を促す作業の一つで、こうした小さな変化の積み重ねが最終的な大きな変革につながっていくのだと思っています。
先日も話題にしましたが、このことは、イチローさんが現役時代よく話していたことでもあります。
参考に、東日本大震災の直後に書いた次のエントリーも読んでもらえると、小さなことの積み重ねのことをさらに理解してもらえるかもしれません。
不屈の人々を見て(ガリラボ通信2011/5/8)
このエントリーを書いてから5年後、私たちも熊本地震に遭遇することになるわけですが、本震後の大学での出来事は内田さんが書かれていた通りのことが起きていたようにも思います。
目の前のことを必死で片付けようと土方仕事に精を出す人たち、正論をとうとうと述べる人たち、自分の問題だけをひたすら主張する人たち、とにかく様々な人たちが入り乱れていたように思います。
ただし、もう記憶が曖昧です。そして残った記憶も変容してしまっている可能性もあります。
明確に思い出すことは、私自身にずいぶんと体力があったなということぐらいです。
テニスで鍛えてなかったら、きっとあんな感じで仕事はできてなかったはず。
何がどう役に立つのかわからないものです。^^;
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