2024年1月30日火曜日
20ゼミ幹部会議/OB(M15)有馬からの差入れ
2024年1月29日月曜日
OG(03)菅原からのシクラメン
2024年1月28日日曜日
講義もそろそろ最終回へ
大学でメインで行っていた講義も次回で最終回。毎回、授業後に満足度等を聞いていますが、例年、特別講義に来ていただく熊日新聞の方の評価が一番高いという結果となります。
それが、前回(第14回講義)、逆転はできなかったものの、僅差に迫る満足度となっていました。比較すべきものでもないのかもしれませんが、つい変なプライドが・・・(笑)。
(とりあえずそれなりに頑張った)第14回講義は失敗をテーマにしたもので、受講生の課題提出後に公開している補足・コメントの冒頭部分は次の内容でした(課題を締め切った後、夜中に推敲なしで書いているものです):
失敗をテーマに、そしてパート3「情報社会のリスクと安全」全体の補足説明の意味も込めて講義を行いました。満足度はこれまでの中でかなり高く、受講生皆さん、興味を持ってもらえたようです。失敗というのは、恥ずかしい、あるいは制裁(責任を取らされる)というのがあるので、なかなか表には出てきにくいものです。もし自分から堂々と失敗を話しているのだとすれば、それは成功につながった失敗だった可能性が高いのではないかと思います。
例えば、現在、学校や職場でのいじめというのがありますが、深刻な場合は自殺などにつながったりして取り返しがつかない結果になったとき、その原因を探ろうとすると情報は隠れたがり、また歪曲したりする可能性が高いように思います。しかし、そうした情報をあえて表に出して、次の失敗につながらないようにしたいというのが、失敗学の本質ではないかと思います。人の死が関わってしまったような場合、膨大な予算を費やしたのに関わらず失敗した場合、福島第1原発の問題、水俣病の問題など、世の中にはその責任が厳しく問われる事例があります。それらの教訓は後世のためには真に財産となる知見になる可能性が高いわけですが、しかしそこで関係した人は口は開かくなくなり(あるいは重くなり)、闇の中に隠れたがる傾向にあるように思います。最悪の場合、口を開くことを恐れ、関係者が自死を選ぶことだって過去にはありました。
ところで令和6年はとんでもない幕開けとなりました。能登地震に羽田空港の衝突事故など、カメラが偏在している今日の情報社会では目を疑うような映像も多く残されるようになり、ショッキングな映像を目にすることになりました。
羽田空港の事故は、当初の報道から時間が経ち、詳しい状況が明らかになるにしたがって単純なミスではなかったことは明らかなようです。ブラックボックスも回収されたようですので、講義で紹介した事故調査委員会による調査結果で最終的に何が起きていたのかは明らかになるでしょうが、おそらくスイスチーズモデルのような状況が起きていたことは間違いないでしょう。
そして能登地震。多くの方がなくなっていますが、まだ状況が明らかではないため、これについては触れようがありませんが、同じく1月に起きた阪神淡路大震災についてはかなりのことがあきらかなっているようです。数千名の方が亡くなった震災でした。目の前で人が亡くなっていったわけで、凄惨な現場であったようです。ひょっとすると助けたかったけれどできずに自分が逃げたという状況があったかもしれません。そうした記憶は思い出したくもない方もおられることでしょう。しかし、震災後、このときことを教訓として後世に残そうと、調査団が組織されました。災害の時に人々がどのように行動したか、そのリアルを記録として残し、後世の教訓とするためです。災害エスノグラフィーと言います。この調査の際、対象者には「30年間は決して表に出さない」ということを約束して本当の話を聞きだしていったそうです。それぐらいしないと失敗情報は出てこないのです。
失敗情報というのは凄惨な現場で生まれるもので、極めて難しい問題を抱えたものです。そのことを私の口頭による説明で十分に伝えることは難しいとは思いつつ、しかし重要な問題でもあるので、あえて講義のテーマとして取り上げました。
今回は218名から課題提出がありました。自由研究の振り返りの方法については154名、失敗情報をまとめた事例について調査報告をしてくれたのが84名でした。
(以下、課題コメントについては省略)
毎回講義が終わったあと、課題を読み終えた後にフィードバックの意味で受講生全体に向けて講義の補足と課題についてのコメントを公開しています。第1回から第14回までのコメントについて、文字だけですが、数えてみると5万文字ほどになっていました。
2024年1月26日金曜日
20ゼミ~発表への準備&卒アル表紙写真
プレゼンの方法(あり方)についても入念に打ち合わせました。今日の議論を踏まえ、2月9日に両チームの発表リハーサルを行います。
2024年1月20日土曜日
OG(09)3人組の襲来
2024年1月17日水曜日
お饅頭の差入れ
それぞれのチーム名は「別班」と「テント」。
2024年1月16日火曜日
最後のガリラボ卒業式、そして閉ゼミ式の日程決定
今日のガリラボは多くのゼミ生で非常に賑やかでした。
そんな雰囲気の中、お昼のゼミの幹部会議で、 20ゼミ生に対するガリラボ卒業式の日程が決まりました。ちなみにこの日は20ゼミ生だけでなく、私(津曲)のガリラボからの卒業式ということにもなります。
(最後の)ガリラボ卒業式
2024年2月20日(火)12時開式
夜は打ち上げならぬお別れ会も実施することになりました。
みんなでワイワイと話をする中で、20ゼミ生が卒業するとガリラボも終わるわけですから、
20ゼミ生の卒業=ガリラボの閉ゼミ
という等式が成り立ちます。となれば、2月20日は、学校の閉校式同様
ガリラボ閉ゼミ式(?)
を行う必要がありそうです。
さて、それがどんな内容になるのか。まだ誰も経験したことがないわけなので、今後検討する必要があります。
最後になってまた。新たな創造性を要求されるイベントが20ゼミ生には待ち受けています(笑)。
2024年1月15日月曜日
長く研究室に貢献してくれたモノの廃棄準備
2024年1月9日火曜日
編集に奮闘中/卒論第1陣提出締切
2024年1月5日金曜日
2024年最初の会議