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2019年12月27日金曜日

お祝いメッセージ届き、感激

ここ数日、郵便物をチェックしていなったせいで、気づいたのが昨日だったのでですが、、、。
Nコンの文部科学大臣賞受賞のこと(ガリラボ通信2019/12/23)が新聞に掲載された日に送られていたようです。

昨日、大学のポストに見慣れない様式のものが入っておりました。
頭の中は「・・・・」という感じで、私とゼミ生宛のもので差出人は天寿園の米満理事長です。
今年の冒頭に色々とお世話になったわけですが、時期が時期だけにクリスマスに合わせて、よかボスの活動でかかわったゼミ生へのメッセージだろうかと思いつつも、やはり頭の中は「・・・・・・・」の状態でした。


厚紙の台紙を開いて驚きました。17ゼミ生のNコン最優秀賞に対するお祝いのメッセージでした。
すごく感激しました。



よかボスの話があり、米満理事長を紹介してもらったのは1年前のこと。
それから。OG(15)八並、4年(16)小島、松寺とともに天寿園に何度か足を運んだのですが、行くたびごとに米満理事長の人柄と仕事に対する考え方に強く惹きつけられていきました。
よかボスとしての動画も作成したのですが、理事長の人柄に惹かれた影響で、それ以上に理事長の考え方に焦点を当てた次の動画に力を入れることになりました。
天寿園へのプレゼントとして特に八並が頑張って作成してくれたものです。
久々にこの映像を見返して、自分たちが関わったからですが、改めて感動しました。

 
地域に出るようになって色々な方と出会うことが多くなりました。
大学内だけ、研究の中だけに留まっていたら、豊かな生き方をされている地域の人たちと出会うことはなかったと思います。
米満理事長自身もそうした経験を天寿園で経験されたようで、高齢者の方々と関わり話をされていく中で、こうした方々、普通に言えば「市井の人たち」といえるような人たちに
それぞれの固有の人生があり、それが非常に勉強になったと話されていました。
その話を聞いてまたさらに米満理事長の魅力に惹かれました。
 

今日は、私とArtractの学生たちに対し、熊本城総合事務所の濵田副所長さんからもあたたかなメッセージをメールでもらいました。
地域に出て、いろいろな人と関われるようになったのは、フィールドワークというものを始めたからです。
地域に出始めた当初はあまり気づきませんでしたが、今は、映像づくりというツールを利用して、フィールドに出てそこで出会う方々との関りの積み重ねが私自身の貴重な財産になっているように思います。
米満理事長に、受賞のことが届いたのは熊日新聞のおかげです。取材していただいた山口さんに感謝するのと同時に、縁があって山口さんと知り合いになれたことがこのメッセージにつながっているのだとも思いました。
 
 
米満理事長からのお祝いメッセージを手にして、かなり感激したのは、上記のもろもろのことが重なってのことだったのだと思います。
お祝いメッセージは、みんなから見えるように本棚の目立つところに飾っておきます。


今日で大学での仕事は終わりするつもりです。
その最後の日は大変良い日となりました。
特に今日は16ゼミ長と17ゼミ長がやってきて「良いお年を」と言って帰っていきました。
終わりよければ全てよしといいます。
こうしたことも、すべてゼミ生の頑張りのおかげ。
感謝しています。
  
 
 

2019年2月24日日曜日

立つ鳥跡を濁さず

作業する4年(15)八並。この場所での最後の作業の姿です。


最後の作業は、熊本県から依頼を受けていた「よかボス」のPVづくり。
試作品を作った後になって、当初あまり聞いていなかった要望が出たりして、混乱の中を再取材を繰り返し、ようやくそれらを組み込んだPVを作ってくれました。
構成自体を見直す必要もあったため、6分ほどの映像ですが、修正作業に6時間以上かかったようです。
仕上がったPVは、内容確認をしてもらうため、本日、天寿園に送りました。


もうひとつ。これは熊本県とは関係なく、天寿園の活動に刺激を受けた(感動した)私たちが独自に、勝手に作った天寿園のPVです。
5分ほどの映像。
来年度が天寿園は開園30周年ということなので、園の区切りの年に、天寿園の紹介映像として活用してもらえると幸いかと思います。


これらの成果物は、よかボスチーム(4年(15)八並、3年(16)小島、松寺)の努力によるものです。
突貫での作業で、そして県側との意思の疎通が今一つだったりで混乱し、大変な面もありましたが、とりあえず区切りをつけ、よかボス関係の作業はここまでで終わりにしたいと思います。
 
全ての作業を終え、片づけをする4年(15)八並。


机もPCも全て整理し、新しい主(=3年(16)岡林)のためにクッションや小物をなどを補充しておりました。


”立つ鳥跡を濁さず”という言葉があります。
この言葉通り、すべてを片付け、八並は熊本を後にしていきました。

最後の最後までこき使いました。
だって仕方ありません。
最後の詰めの難しい部分は、八並じゃないと作業ができなかったからです。
この1年でめちゃくちゃに動画制作スキルが上達しました。
元々一定の資質は持っていたように思います。
その才能の原石の部分を、タマにゃん指揮棒紛失事件という強い負荷によって磨いたことが大きかった。
才能を2つに分けて、自分が潜在的に持っている、何かを吸収したり逆に何かを作り出したりすような、自分と外部とのやりとりに関わる才能を一つ目として、それを「第1種の才能」と呼ぶことにしましょう。
2つ目の能力は、面倒な作業を根気よく繰り返す、自分に対する能力で、これを「第2種の才能」と呼びましょう。
面倒なことを繰り返しやっていける能力=第2種の才能は、第1種の才能を顕在化させるために必要な能力であって、これがないと第1種の才能は開花することなく終わるという、残念な未来が待っているでしょう。

(少なくとも私が)好感を持つ人物は第2種の才能を持っている人です。

たくさんのゼミ生を見てきましたが、伸びている人はやはり第2種の才能を持っていました。
ひとりでその才能を発揮する人もいるし、他者を活用して第2種の才能を発達させる努力している人もいました。

 
この1年間で、八並が捧げた膨大な時間は、自分の中の第1種の才能を開花させていく時間であったろうと思います。
自分の成長のためといえばそれまでですが、わずか6分の映像の詰めの部分、95%仕上がっているものを100%にする作業ですが、そのわずか5%ぐらいに対し休憩なしで6時間もPCに向き合っていました。
アマチュアのレベルではありますが、クオリティを上げようと必死に企画書とPCとに向き合った膨大な時間があって初めてタマにゃん指揮棒事件での動画やよかボスPVなどは出来上がっていることを関係の皆さんには理解してもらうと、プレッシャーの中で作業してきた八並も苦労が報われるのではないかと思います。
もちろん他者に誉めてもらうことよりも、自分の能力(物語を作っていく力、それを映像で表現していく力)が開花したことが、その苦労に対する一番のご褒美だとは思います。
大学に入学して得た大事なもののひとつではないかと思います。
今後、仕事をしていくときに、このスキルが役立つときは必ず来るはず。
だって、同じ職場で八並レベルのスキルを持っている人はほぼいないでしょうから。
ただし、スキルは使わなくなるとすぐに退化するものです。
趣味で続けながら、このスキルを仕事をやっていく上での付加価値として活用していくといいかなと思います。

ここ最近のゼミ生の中では、八並はほんとよく頑張ったと思います。
八並の次は誰になるのでしょうか?
   


 

2019年2月14日木曜日

天寿園での追加撮影

午前中、天寿園に(県からの強い依頼もあって)追加撮影に出かけてきました。
よかボスPVの盛り込みたい項目を3年(16)小島が取材しています。
カメラマンを担当しているのは4年(15)八並と3年(16)松寺です。


理事長さんだけでなく、この後、職員さんにも取材したりして、結局、午前中いっぱい費やしての追加撮影となりました。


またまた素材の動画や音声が増えました。
素材を保存している編集に使っているフォルダの容量は50GBほどになっています。
これだけ膨大なデータを果たして処理できるものかどうか・・・・
よかボスチームの頑張りに期待したいと思います。


帰る前、雑談をしていると、「大学の研究室って、明るくて、賑やかで、いいですねぇ」と県の担当者とかが話されました。
もちろん、このメンバーは特別です。
一緒にいたのが3年(16)小島なのですから。^^;
 

アップルパイを頂いてきました。



天寿園から研究室に戻った瞬間、30秒もしないうちだったように思いますが、コンコンと入ってこられたのは玉名市の平野さん。
びっくり仰天。
見張られているのか思いました。笑
偶然だったようです。
私たちは階段から、平野さんはエレベータ側からほぼ同時ぐらいに歩いてきてたようです。
ちょっとタイミングがずれると、今日は誰もおらず施錠していたので、会えないところでした。


2019年1月28日月曜日

終わりに向けた打合せ

今週で、今年度の講義は全て終了します。
また定期試験も始まるため、活動にも区切りをつけておかねばなりません。
今日はそのための打合せのオンパレードでした。

11時からは15ゼミ生最後のゼミ会議。
ラストゼミ(2月1日)と今後について打ち合わせました。
大変、冷静な会議で、やるべきことを淡々と着実に決めていく・・・という感じでした。
15ゼミは”冷静沈着”なゼミでした。

13時からは16ゼミ会議。
今日は追いコンについての打合せがメイン。
追いコンの具体化に向けて16ゼミ生が頑張っていきます。
その後、春休みの課題をどうするかという話になりました。
3年生は就活で動くことになるので、そうした経験をしっかりとまとめてみんなで情報共有していこうという目標を立てました。
「人は協力すると豊かになる」ということは多分正しい。
学生達の行動を見ていると、就活は高校の時の受験を思い出すようで、周囲を競争相手にしてしまうからでしょうか、情報を出さなくなる傾向があるように感じています。
ゼミ生同士で競争しているのではないわけですから、自分の情報は保有したままにしておくのではなく、自分たちの経験を共有していった方が賢い。
そうした共有を春休みの課題にしようかと思います。
 
14時からはよかボスチームを集め、よかボスPR動画の最終チェック。
3年(16)小島と松寺によるもの、そして4年(15)八並によるもの、2つの動画がおおよそ完成しました。
残りの作業は、今日気づいた点を少し修正するだけです。
意外に長い戦いで、3人ともに大変だったと思いますが完成してよかった!
 
14時半からはArtractとの打合せ。
これまでの活動の成果を凝縮したリーフレット作成を行っています。
今週中に決着をつける予定で、これも概ね出来上がりました。
打合せの際にいくつか注文をつけました。
夜、居残りして、3年(16)岡部と岡林が修正しておりました。
やっぱり時間をとって手を加えると良くなるものです。
昼に見たものとは別物になっていました。
妥協せず、自分の時間を捧げ、徹底的に修正(推敲)を繰り返していくこと。
良いものをつくる、そしてそうした良いものを作りだす能力を身につけるためにはそれ以外の方法はないように思います。



<おまけ>
今週で、平成30年度のことが色々と終わりますが、本日、長年続けてきた授業「データ分析」が終わりました。最後の授業でした。
15年ほど続けたExcelを使った授業でした。今後はもうちょっと包括的な分析の授業に衣替えして別の教員が担当することになっています。
データ分析の前身だった授業「数理分析論」のシラバスを見てまし下。
2000年頃の授業です。
自分の授業ですが、シラバスの項目を見て目がテンになりました。
次の項目が並んでいました。
  ・相互作用のない線形システム
  ・相互作用する動的システム
  ・微分方程式の解法とExcelへのインプリメント
  ・非線形相互作用
  ・醜いアヒルの子の定理
  ・パターン抽出
  ・概念構造と数理モデル
当然ながら受講者はいたわけすが、当時の総合管理の学生たちはこうした内容を聞いていたのですね。
驚きました。
ついでに、現在開講している「情報社会とコンピュータ」の前身は「情報科学概論」といって、これも2000年のシラバスを見てみました。
こんな項目が並んでいました。
  ・「計算する」とはどういうことか1 計算の歴史
  ・「計算する」とはどういうことか2 Turingによる計算のモデル化
  ・情報理論1 情報量と(負の)エントロピー
  ・情報理論2 シャノンの定理とその意味するところ
  ・情報理論3 制御と情報(サイバネティックスとその展開)
  ・オートマトン1 デジタル機械の分類
  ・オートマトン2 順序機械としての電子計算機
  ・オートマトン3 言語とオートマトン(Chomskyの生成文法理論との関係)
  ・電子計算機からコンピュータへ1 人工知能,パターン認識など
  ・電子計算機からコンピュータへ2 CG,データマイニングなど
身の毛もよだつような項目ばかりです。笑
昔の講義は随分とハードなことをやっていたようです(今は随分とわかりやすい内容に変化してしまっている・・・)
ほとんど記憶に残っていないのですが、当時、どんな感じで授業をしていたのでしょう。
様子を見てみたい気がします。



この頃にAI(人工知能)についての授業をやっていました。
この当時からAIは大事なテーマで、最近それが実用のレベルに達したということですね。





2019年1月24日木曜日

忙しさで自分を相対化できない?

午後、よかボスチームの試作映像を見せてもらいました。
ひとつは3年(16)小島・松寺ペアによる映像、もうひとつは4年(15)八並の手によるもの。
それぞれ持ち味が違うので、小島・松寺ペアは元気路線を洗練させる方向で修正を命じました。
八並の方は静かな路線で、こっちはもうほぼ完成の域に達しており、マイナーチェンジで完成するはずです。
修正版は来週月曜日に見せるようにと双方に伝えました。
来週には決着することになりそうです。^^

その後は、チームCitrusの統一化作業(半分ほど終わりました)とそれと並行してシトラス観光圏HPの更新作業(こっちが大変です)。
今日は
 ・芦北うたせ直売食堂「えび庵」
 ・古石交流館みどりの里
 ・日奈久温泉でのアロマクリーム作り体験
の3つを作りましたが、随分前のフィールドワークなので記憶の呼び起こしと資料の取り出しで随分と時間がかかりました。
やっぱり、非常に大変ですが、資料はしっかりとその時に整理しておくことが重要。
悟りました。orz

・・・ということなので、
記録とその整理の意味で毎日結構な時間を捧げておりますが、このガリラボ通信を綴っております。
後、半年ほどで10年となります。

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作業の合間に眺めたテニスの錦織選手の記事は考えさせられました。
劇的試合続くも外国人記者ソッポ2019/1/22

記者会見にて錦織選手の番になって記者たちがぞろぞろと退席していったのだそうです。
理由は、次の試合の結果は予想できるものだからというものでしたが、その次の記者の評価に考えさせられました。「いかんせん話がつまらないからね」というのです。そしてその後にこう続けます。
「例えばすでに引退表明したマリーは、性差別などに関しても積極的にコメントする。だから我々も彼の話を聞きたいと思うし、聞けば話も広がっていく。ジョコビッチやナダルにしても、あえて外交や政治問題に触れることはないけど、我々は質問する。なんらかのリアクションは期待できるからね。アンドレ・アガシ(スーパースラム達成者で06年引退)なんかは10代のころから我々と人生論を交わしてた。そこへいくとケイからは、そういったコメントが出てきたためしがない。しゃべるとしても試合に関することだけというのを、我々は知っているからね。見ていれば分かることを、わざわざ聞きに行く必要はないだろ」

これって、例えば、こうしたトッププロだったら、テニスがうまいだけでなく、こうした競技を世の中の流れの中でどう位置付けて考えているのかという話とも関係しているように思います。
自分がやっていることを世の中の流れの中にどう位置付けて考えるのか。
それは自分をどう相対化しているのかも関係している。
錦織選手の問題は、実は錦織選手だけでなく、私たちにとっても大事な話ではないかと思いました。

そんなことを話す機会、そして議論する機会が減った気がします。



そんなことを書いておきながらなんですが・・・
ただいま22:00過ぎ。ガリラボでは3年(16)岡林、小島、そして4年(15)八並がまだ必死に作業をしております。
忙しそうです。^^
 


2019年1月17日木曜日

天寿園での最後の取材

本日で天寿園に出かけるのは4回目。
1回目は顔合わせだったので、撮影に出かけてのは本日で3回目になりました。
そして今日がラスト。
撮影でもう天寿園に出かけることはありません。よかボスPVづくりの締め切りがせまったからです。

10時に到着し、急ぎ撮影準備。


最初はいつも通り、3年(16)小島による理事長さんへのインタビュー。
小島はもう手慣れたもので、もう地が出始めているように思えました。


その後、撮影。理事長さんはインタビューばかりしてきたので、どうにも絵が足りず、それで動いておられるシーンを撮影させてもらいました。
この部屋は「おもちゃの部屋」で、近所の子どもたちが自由に遊べるところです。
お子さんずれの方がいらしていて、理事長がお話をされていますが、なんとこのお母さんも幼いころにこの天寿園のこうした施設で遊んでおられたのだそうです。
天寿園は来年で開園30年ということですから、初期から地域との関係を深める努力をされたいたようです。
なんでも理事長自ら地域のお家を一軒一軒回られたとか。化粧品のセールスと間違えられたというエピソードも教えてもらいました。


デイサービスの賑やかな部屋での撮影中の3人。この3人が揃ったのは、第1回目以来。
予定が合わず、2回目は4年(15)八並が欠席、3回目は3年(16)松寺が欠席。
全部参加したのは3年(16)小島と私。



最後だったので、お世話になった米満理事長と地域課の宮本さんと記念撮影をさせてもらいました。
直後に、この写真のペーパー版を頂いたのですが、それを見て吹き出しました。
電子データだとそこまでないですが、ペーパー版では、どうも見ても、小島と松寺の2人のためにそれ以外の人たちがいるように見えたのです。
天寿園の方々、八並の方が年下と思われていたぐらいですから。。。
まったく、困ったものです。┐(-。-;)┌




ただ、次の写真だと、右の2人も少し大人しく見えました。^^;


とりあえず撮影は全て終りました。
現在、八並と小島・松寺組の2チームに別れてPV制作に挑んでます。
来週の木曜までに完成したものの検討会議を開くことになっています。
2本のよかボスPVが出来上がっているはずです。
コメントできることを楽しみにしてます。
 
 
追伸
そういえば、みんなでお茶を飲んでいるときに、理事長さんから
  先生のゼミは男子学生はいないのですか
と質問されました。とっさに思いついた答えは
  役に立ちませんので・・・
でした。そのまま答えておいたのですが、どうでしょう、当たってますかね?笑


2019年1月10日木曜日

天寿園へ追加撮影と取材/残りの日々をどう過ごすか

午前中、4年(15)八並、3年(16)小島と天寿園に出かけてきました。
よかボスについての試作品の映像がとりあえず完成したので、それに対するコメントをもらうためです。
それと追加の撮影と取材もさせてもらいました。


園内の仕事風景を少し撮影させてもらった後、理事長さんにインタビュー。
聞き手はもちろん小島です。
が、相談した結果、撮影ができなかったところもあるので、来週に延ばすことになりました。
改めて来週訪問し、決着をつけたいと思います。


天寿園でお話しをさせてもらうと、ほんといつも考えさせられます。
ちゃんとしなければと思います。
  
さて、大学に戻ってから午後は、連絡が来ていて学生GPの最終報告書を急ぎ作成して送付した後は、読みかけていた「モリー先生との火曜日」という本を手にし、先ほど読了しました。
学生向けの推薦図書として紹介されていたものですが、読んでみると、私のような年代にはさらに考えさせられるものでした。
死を目前にした(もうすでに退官した)老教授から昔の教え子だった方が人生についてベッドサイドで学んでいくのですが、その内容をその教え子が卒業論文という形で作った本です。
床につく老教授に、教え子が、ある日、
 先生、もし申し分なく健康な日が1日あったとしたら、何をなさいますか?
と質問するシーンがあります。老教授の答えは、
 朝起きて、体操して、ロールパンと紅茶のおいしい朝食を食べて・・・
から始まり、ごく普通の生活して最後のぐっすりと寝る、というものでした。
質問した教え子は拍子抜けして、
  こんなありたきりの1日がどうして申し分ないのか?
と議論に思うのですが、すぐに、その「ありきたり」にすべてのポイントがあることに気づきます。
最後になって本当に大事なものが何なのかを教えてくれるものではないかと思います。

天寿園からの帰りに、もうすぐ卒業となる八並と似たような話をしながら帰ってきました。
1日ではありませんが、学生としての残りの日々をどう過ごすかということです。
上の二人とは逆で、教授が教え子に質問したのでした。
色々と話をしました。

せっかくなので、4年生全員にも、この場で同じ質問をしておきたいと思います。
 


2018年12月28日金曜日

よかボス映像化に向けた準備作業

今日は今年の初雪でした。寒くてたまりません。喉は痛いし。。。

ゲホゲホ言いながらまたしても夢に出てきたよかボス宣言の映像にうて、果たしてストーリを組み立てて1連の流れができるかどうかトライアルをやってみました。
頭も腕も働かずのなか作成した映像は非常に陳腐なものに。
ただ、陳腐でも映像が出来そうなことがわかったので、ほっとしました。
これで夢に出てくることもないでしょうから、年も越せそうです。
優れた映像作成は、よかボスチームの3人に期待したいと思います。


まるで関係ない話題ですが、最近気になった記事。
この記事の内容と全く同じことを少し感じます。
もちろん、若い世代だけでなく私自身にも言えることで、フィルターバブル。
気をつけねばと思います。




2018年12月24日月曜日

クリスマスイブの日に

今日のGoogle。クリスマスモード全開です。

そんな日に、シクラメンが開花してました。メデタイです。


クリスマスイブで、しかも休日であるにも関わらず、大学は今日は授業日。
私は1限目から授業を行ってきました。
授業で出てくるからでしょうが、3年(16)小島が先週から大きな声で私のそばで「先生、クリスマスプレゼント!」と連呼していたので、忘れるわけにもいかず・・・。
先週のうちに家内に「ケーキ作っておいて」と伝えておきました。

今朝焼いたアップルチーズケーキです。
先日、15ゼミ生の卒論発表会の夜(ガリラボ通信2018/12/18)にプレゼントしてもらったアップルチーズケーキ(私の大好きなアップルパイとチーズケーキがドッキングしたもの)が美味しかったと話していたのでそれで挑戦をしたそうです。


1限目の授業後、よかボスのPV作成に向けての打合せの前、大きな声でアピールしていた小島が入刀していました。

粉砕されずアップルチーズケーキがなんとか8等分されていました。笑


よかボス宣言のPV作りは、ケーキを食べた後にワイワイと大きな声での打ち合わせとなりました。
色々なアイデアが出た後、「天寿園の挑戦」あるいは「米満理事長の挑戦」というタイトルの映像にすることが決まりました。
チーム内で複数の映像を作り、その中で良いものを採用することになりました。
仮完成は来年1月9日が目標です。
年末年始にかけて、よかボスチームの新たな挑戦が始まります。
大変でしょうが、約束通り、ケーキをもってきたし、それにチョコもプレゼントしたので、死に物狂いで頑張ることでしょう。笑
「頑張ります!」と言いながら、小島と松寺はカラオケへと向かいました。orz

午後からArtractとの打合せ。
このチームは県立美術館のPRを行うリーフレットについて現在検討を行っていますが、今日の話し合いで、謎解きあり、間違いありの「不完全リーフレット」にして、手に取った方が不完全さを修正していくことで美術館について学んでいくような、楽しい教材のようなリーフレットにしようかと、そういう話になりました。
これだったら学生目線の良いものが出来そうです。
このチームも年末年始の休みの合間にアイデアを深めていくことという宿題を課して打合せ終了。

その打ち合わせが終わったちょうどその時、ドアの外に人影が見えました。
袋から何やら取り出し、「還暦祝い」ですとのこと。
還暦なんだからなんだか赤いものがいいだろうと考え、選んだのが「赤い」イチゴだったそうです。
クリスマスでイチゴは引っ張りだこのはず。
還暦の祝いとクリスマスとを合わせ、今夜はイチゴをいただきたいと思います。



 
さて、赤とイチゴを結び付けて持ってきたのはこの人=OG(10,M14)吉村でした。
さすがは吉村。
考えることが普通ではありません。私なんかの常識など、簡単に越えてしまいます。
ほんと、さすがだと思います。


吉村とは出会ってもう10年ほどになります。
卒業して少し経つのに、学生の時と変わらない肩のこらない付き合いで、吉村と話をしていると楽しい限りです。
1時間以上、だべりまくって帰っていきました。
クリスマスイブの夜。
きっと、何か用事があるのでしょう。
  



2018年12月17日月曜日

OG(12)からの報告/よかボスチーム、天寿園でのロケ

今日の1限目の授業の前、私の講義を受講されている公開講座の社会人から外へと促されたので、案内に従って出ていくと外でOG(12)嶋中が待ち受けていました。
朝8:30頃の話です。びっくりしました。
4月から新しい仕事に就くとのことで、その報告でした。
望む形での転職となったようです。
お祝いを言ったところ、逆に、ゼミ生へというお土産と共に私への誕生日(&還暦)のお祝いをもらうことになりました。
わざわざ八代から駆けつけてくれて感謝の言葉もありません。どうもありがとう。


1限目の授業が終わってすぐ、3年(16)小島は帰宅。そして私と3年(16)松寺は小島を追いかけるように出発しました。
小島を途中で拾って11:30頃に目的地の天寿園に到着。

今日はよかボス宣言企業を代表して作成するPVづくりのための天寿園訪問です。
時間がほんとになくてしっかりと打合せもできず、撮影についての具体的な詰めが非常に甘かったのですが、腹を決めて正面玄関のくぐりました。

理事長さん以下、事務局のみなさんで迎えてくださり、それから少しだけ今日の予定を確認し、さっそく取材へ。
地域ボランティアの天寿園での活動を取材せてもらいました。
といっても、このランチをご馳走してもらうのが取材でしたけれど・・・。笑

ボランティアのみなさんで作られたランチを前に、小島・松寺は取材のことはまるで忘れたかのようでした・・・というのは冗談で、食事前にボランティアさんの取材は終えました。


ランチを終え、13時から本格的な取材と撮影を開始しました。

もっとも重要なのが理事長さんの取材でしたが、ガチガチの小島は必死でインタビューをしておりました。


時間が経つにつれちょっと余裕も出てきて、歩きながらの取材はなかなかいい感じでやっていたように思います。

理事長さんの取材を終えた後は、園内のスタッフさんのインタビューを続けます。

13時か16時ぐらいまで合計で9名の方の取材と撮影をさせてもらいました。


取材の中で、小島がみなさんに「今の立場からみて学生に伝えたいことは?」と質問をしていました。
みなさん、同じことを話されていました。
「今やるべきことを一生懸命にやること」という回答は共通していたように思います。

こうしたメッセージをもらったのですが、よかボスチームがやるべきことは決まったですね。
よかボスというのがどういうのものかを的確に表現する3分間の映像を必死で作り上げることです。
ちなみに本日撮った映像は全部で2時間30分ほどあります。
それを3分にまとめるのがよかボスチームに課された非常に重要なミッションとなります。
この映像が、県下あるいは県外にまで流れることになります。
天寿園のみなさんに色々と教えていただき、非常に勉強になりました。
あの素晴らしい雰囲気をしっかりと映像化しなければ申し訳がありません。
よかボスのチームで活動してこれまで時間はそれほど経っていませんが、これまでに経験したことのないほどの経験、特に大事な人生の勉強をしたのではないかと思うのです。
なので、この冬は、妥協という言葉は捨て、これにすべてを賭けてみてはどうかと思う。
私もそのつもりです。
 


2018年12月5日水曜日

落葉~幸せの黄色い絨毯

毎年、九州総合通信局の情報通信部長さんに授業の特別講師をお願いしています。
今年は1月22日に講義をお願いしており、その打ち合わせに今日朝一番で熊本駅横の九州総合通信局まで出かけてきました。
その帰りに正門付近を通って研究室に向かいました。
4月以降、この付近を歩くことがほとんどなくなっていたので、イチョウの様子など全く無頓着でしたが、今日ここを通ってきて驚きました。
イチョウの葉っぱほぼすべて落ちてます。


一面に黄色い絨毯が広がっていました。


昔、大ヒットした「幸せの黄色いハンカチ」という映画がありました。
それにあやかって、イチョウの落葉を「幸せの黄色い絨毯」と呼んだ人がいたそうです。
落ち葉って、掃除をすべきやっかいものですが、「幸せの・・・」と呼ぶとイメージが変わりますね。
熊本のどこかの高校の教頭先生か事務長さんだったと記憶しています。
かなり感心し、視点を変えることの効用を教えてもらいました。
 
さて、帰ってきてから、4年(14)塘添が指揮棒事件第4弾のエピローグ映像が完成したということでチェックしました。
少しだけ修正事項を伝え、すぐに完成!
数日後、この映像を公開し、おおよそ第4弾は終了です。
後はクライマックスに向けてです。
玉名女子高校の分は私が担当しており、研究室に戻ってからはひたすら編集作業をやっておりました。

合間に、よかボスチームと打合せ。
4年(15)八並、3年(16)松寺、小島の3人。
12月17日(月)に取材先の天寿園にカメラを持って乗り込むことにしました。
打ち合わせをやっている最中に天寿園側から連絡があり(すごい偶然でした)、その場で日程が確定。
理事長さん、小ボスさん、そして新人さん、さらには地域に人に焦点をあてて取材を進めてくることにしました。
映像は、インタビューをつないで製作していく予定です。
色々と心配ですが、気楽な3年(16)小島と一緒にいると、なんとかなるのではないかと思えました。笑

<おまけ>
シトラス観光圏のホームページに5月24日にチームCitrusで出かけた芦北海浜総合公園のことを掲載しました:
(魅力スポット)芦北海浜総合公園 https://tmblr.co/ZXdOnc2ePRtCw
 

2018年11月29日木曜日

興津みかん/よかボスのこと

興津会が迫ってきました。3年生(16ゼミ生)はかなり真剣な様子になっています。
顔が「マジ」になってます。笑


昨日もらったシナリオやらスケジュールやら、さらには装飾担当のメンバーが奮闘したり、昼休みには各担当のリーダー会議で、昨日の下見についての情報共有をしっかりとしているようでした。


興津会、興津会ということだからでしょうか、次の蜜柑をもらいました。
本学の理事長さん宛に届けられたとのことですが(なんでも、平野さんが持ってきたとか・・・)、「津曲研究室にもどうぞ」と事務局からおすそ分けをもらいました。
それが次のみかん。
「興津早生」という品種の蜜柑のようです。


興津会(こうしんかい)で慌ただしいときなので、ついこれも「こうしん」と呼びそうですが、正しくは「おきつ」と呼ぶそうです。
「興津早生」で「おきつわせ」と呼びます。
実はこのことを知ったのはちょうど1年前!
15ゼミ生一同で冊子「玉名に行かにゃん」を作るために取材に出かけたときでした。
水本オレンジガーデンでこの蜜柑の存在を知りました(ガリラボ通信2017/12/3)。
あれから1年。
ほんと色々なことが起きました。

ガリラボでは興津会で慌ただしくしているとき、県庁の方では昨日、よかボス宣言の関係で、小山薫堂さんとの打ち合わせがあったそうです。
その場で、学生たち(4年(15)八並、3年(16)小島、松寺)が作る動画を見てほしいと依頼されて、小山さんに承諾してもらったそうです。
なんとも、話がほんとどんどんとエスカレートしていきます。orz
県庁の担当者さんからは「気軽にやってください」ということでしたが、もう不安しかありません。3人の才能(=妥協しない粘っこさ)に期待しておきたいと思います。
その小山薫堂さんが、熊日朝刊で取材されていました。
社員旅行で故郷の天草に来られて、その社員さんたちが見たこと聞いたことをレポートして発信されたとのこと。
だから、県の担当者も打ち合わせができたんですね。納得でした。
記事を読むと、チームたまらんがやっていること、チームCitrusがやっていることとほぼ同じです。
考えることはあまり変わらないのだと思いますが、それをどう具体的に進めるかという点で差が出るんでしょうねぇ、恐らく。


明日の夜は、玉名市鍋松原海岸の活性化策について有志で集まって議論する予定です。
その方法として、小山薫堂さんも言われている通り、外部の人たちを継続的に呼び込んで、情報を発信してもらうというのはやはりひとつの方法として大事なのかもしれません。
このことに関連して、タマにゃん指揮棒紛失事件でキャンペーンについての感想をクイズに参加された方に聞いています。その感想の中で、
  市内在住でも実は行ったことがない場所の紹介もありとても良かった。
  特に花の館、前田家別邸は行ったことがないので近いうちに行こうと思いました
というのがありました。玉名市内在住の方のようです。
外部であるたまレンジャーが、動画という発信の方法を使って、玉名市内の人たちに刺激を与えたというひとつの事例と言えるのではないかと思います。
何らかの形で情報を発信し、そしてそれをなんとかして多くの人に届けていくといったことを地道に取組んでいくことは大事なことだと思いました。
さて、明日、これまでネット上だけでやりとりしていたメンバーが初めて集まって(オフ会!)議論をします。
何度も集まれるメンバーではないので、一夜限りで決着をつけたいと思っています。


<おまけ>
4年(15)藤川が内定先の研修で東京に行ってきたようです。
お土産を買ってきていました。 



2018年11月27日火曜日

よかボス企業(モデル)との初顔合わせ

熊本県が昨年ぐらいから「よかボス宣言」という取り組みを始めています。
ブライト企業とはちょっとニュアンスは違いますが、目的は同じ方向で、職場環境の改善を狙ったものです。
知事をはじめ県内の自治体首長、そして企業のトップが続々と宣言をしているようです。

この取り組みを紹介するため、学生目線でその企業を見たPVを作ろうと県が計画をされてようで、その計画の手伝いをしてほしいとの依頼がガリラボにありました。
昨年から話を聞いていて(聞かされていて?)徐々に取り込まれていたのですが、時期的に玉名市で5ヶ月ほど進めた指揮棒紛失事件が一区切りつく時期でもあったので引き受けることにしました。

モデルとなる「よかボス」を選び、そこがよかボス宣言することでどう変わったか等を学生たちが取材し映像化する取り組みです。
最終的には県全体へのお披露目の会で小山薫堂さんからコメントをもらうような予定になっているとか、いないとかで、その辺りがちょっと(かなり)気が重いのですけど。

モデルのボスとして白羽の矢が立ち、その重い役(熊本のモデルとなるわけですから)を引き受けられたのが熊本市南区にある天寿園の米満理事長さんです。
昨日、取り組みのキックオフとして天寿園に行ってきました。
ここで全ての関係者の初顔合わせとなりました。



以下、映像作りのこともあるので、メモがわりに詳しく書いてます。

ガリラボからは私と「よかボス」チームとして指名した精鋭(?)
 4年(15)八並、3年(16)小島、松寺
で出かけたのですが、玄関口に次のウェルカムボードがあって一同驚きました。
その後、園の説明を聞き、また園内を案内をしてもらう中で、見学客等が多数来られる施設らしく、こうした歓迎は日常茶飯事のようで、だから天寿園としてはごく普通のことだったようです(午前中は、人吉だったかなそこから団体での見学が来てたようでした)。


国内の色々な団体が見学に訪れるだけでなく、海外からの見学団もやってくるようです。
次の写真は、「国際交流」として国外から視察に来られた団体が紹介されているコーナーを撮ったものです。
会議室から出て、すぐの場所だったので、園内の案内で一番最初にここを見たのですが、もうこの瞬間にカルチャーショックでした。
(思わず、我が大学には見学者が来ることが果たしてどれぐらいあるだろうかなと比較にもならない比較をついしてしまいました)
米満理事長のお話によると、医療・看護が多くの国で整ってきたとき、その次に来るのが介護であり、それで見学者が来られるのではないかとおっしゃってました。
見学を続ける中でその意味はよーくわかるようになりました。私たちが考えている狭い意味の介護とは違うんですね、少なくとも天寿園では。


園内を1時間半ほど案内していただきました。時間の関係で一部しか回れませんでしたが、本当にここは老人ホームなのかと驚きの連続でした。
老人ホームというそれまでの私の中のイメージは完全に壊れました。

廊下の壁には昭和の時代がずらりと描かれていて、それはそれは見事で、私も学生もそして県の担当者も絶句でした。赤いサンタの帽子をかぶっておられるので米満理事長さんです。

どれぐらいの長さの絵巻物だったでしょう、とにかく圧倒されるほどの量の壁画でした。
ほぼ全て昭和を描いたもの。ある方が毎日描き続け、1年半以上かかったそうです。
昭和である理由は、入居されている方々の会話を引き出すためだとお話しされていました。
理事長のお話はどれもが納得いくもので、介護ではなく全てはこの施設を総合支援事業として機能させるためのもののようでした。


ここは鯨の部屋。談話室です。鯨がいっぱい飾ってありました。


天寿園のキャラクターは鯨だそうです。どうして鯨かというと、この施設の立つ天明という地域は昔は鯨が取れてそれで生計を立てていたそうで、天明という地域を大事にしていきたいという意味を込めて、それで鯨をこの施設のキャラクターとされてのだそうです。
実際、この施設には「地域課」というのが事務局があって、地域の人たちの手助けを色々とここでやっているようですし、地域の方々は天寿園の施設を自由に利用されているようです。
隣の小学校がありますが、そこの子どもたちも学校帰りにここに立ち寄り、施設内の「おもちゃ図書館」で遊んでいくこともよくあるということでした。
地域への開かれた方が見事で、地域と共存している施設であることを強く感じました。

理事長さんは、前は法人の病院事務局に勤務されていて、ここ天寿園に転勤になったときは(大げさかもしれませんが)泣いたとおっしゃってました。
なんで老人ホームにということだったのでしょうか。
それを機に色々な本を読み、徐々に考えが変わったとおっしゃいました。ここに来て、入居者から本当に色々なことを教わり、その中でも
  特に市井の人から教わることが多く、人生を変える機会になった
と話されていました。
米満理事長さん(女性です)のお話のされ方、物腰、施設を案内されている時の職員さんとのやりとり、さらに職員さんを育成するために色々なことを考えられていて(例えば、「心が素直になる会」とかの企画・運営とか)、なんとも素晴らしい方にお会いできて、県からの依頼を引き受けて良かったと思いました。
素晴らしい人と話をさせていただく機会を得たことが良かった。
3人の学生たちも素晴らしい機会になるはず。
(遠い将来ですが)優れたモデルに間近に接することができるのですから。
余談ですが、理事長さん、熊本市現代美術館の評議員もされているようです。
だからでしょうか、園内は芸術の香りが充満してました。

施設を見学し、また歩きながら理事長のお話を1時間半ほど聞いていく中で、ここは
  創造力と工夫する力が活かせる職場
だと確信しました。クリエティブな人たちの力が活かせるところだと思います。

介護ではなく、総合的な人間支援事業に挑む施設の理事長さんとこれからしばらく付きあっていくことになります。
初顔合わせだし、1時間ぐらいかなと思っていたのですが、なんと3時間以上も滞在していました。
今後も非常にいい時間になりそうです。

帰りには全員に野菜のお土産も頂きました。
野菜(きゅうりとなす)を手に帰宅後、この日の感動を家内に熱く語ったのですが、家内が今度は私も一緒に連れて行けと話しておりました。^^;




2018年11月14日水曜日

かなり久々の丸1日デスクワーク

いつ以来か記憶にないのですが、今日は1日ずっと(途中、30分程度会議で席を離れましたが)自分のデスクで作業でした。
朝8時から夜10時まで、こんなにまとまって自分の時間をとれたのは最近では記憶になく、ほんとに久方ぶりに「仕事したー」という感じです。
おかげで、たくさんの仕事を処理できて、保留しままでずーと気になっていた仕事も完了させることができ肩の荷が降りました。

片づけた仕事の中で、今後大事になること2つあります。
ひとつは「Artract」に関すること。
今後の方向性について県立美術館との打ち合わせを進めていたのですが、ようやく意見の一致に至りました。
Artractは最近やり方を修正したのですが、そのArtractの活動が発展していくように美術館側が支援してくれるようなスタイルにしてもらえるようになります。
もちろんこれまでもそうだったのですが、力点の置き方がずいぶんと変わり、美術館側がArtractのツイッターを重視してくれるようになります。
詳細はArtractの会議の時に説明するつもりですが、こうした一緒に変革ができたのは、6月から試行錯誤しながらもArtractメンバーの具体的に動いていて、それがツイッターという形で私にもそして美術館にも自分たちの動きを可視化していたからでした。
そうでなかったら、最悪、ほんとの最悪ですが、Artract解散ということもあり得たかもしれません。
自分たちの活動を可視化させておくというのは大事です。
ただし、可視化によって「こりゃだめだ、やっぱりやめさせよう」という方向にいくことももちろんあり得えます。
Artractはそうではありませんでした。


もうひとつは、随分と前から話に出ていた「よかボス」のこと。
いつの話しだったろうかと、検索したら6月でした(ガリラボ通信2018/6/7)。
それから5カ月が経過。
そのことを忘れてしまっていましたが、事態は水面下で動いていたようです。
先月末、この話が水面から浮上し、取組みをスタートさせることなりました。
ただし、それからもまた紆余曲折。
すったもんだの調整をして、ようやくちゃんとした舞台を作ることができて、学生たちをそこに上げる準備が整いました。
舞台に上げる学生は4年(15)八並と3年(16)小島と松寺の3人です(今のところ)。
さて、なんでこの3人なのか。
自分でもよくわかりませんが、経験からの直感なのでしょう。
3人を指名したところ、快く&すぐに「やります!」と引き受けてくれました。
(やっぱり)直感は正しかった!笑
 
ただですね・・・、今日、よかボスの県の担当課(子ども未来課)とやりとりしていて、内容の重さに驚愕し(そういう話が最初からあったのかしれませんが、ちゃんと話を聞いておらずorz)、事態の重大さを今日改めて聞き、それを体の芯で理解した瞬間、「え、マジで」とメールの前で固まってしまいました。
まだこの3人にはこの衝撃の事実はしっかりとは伝えておりません。
が、引き受けたからには仕方ない。
腹をくくるしかありません。
クリスマスも、正月も返上し(←ちょっと大げさかもしれません)、破れかぶれでいくしかありません。
先日、「公務員面接を勝ち抜く力」をガリラボ通信で紹介しました(ガリラボ通信2018/10/28)。
そこにある「薩摩の教え」によれば、一番良いのは「何かの挑戦し成功した者」ですが、その次は「何かに挑戦し失敗した者」ということなので、挑戦はするわけで、この2番目の評価を狙えばいいかなと。笑
Xデーは2月7日(木)になるようです。
卒論が終わったらちょっとだけは休めるかなと思っていましたが、その先にはもっと強烈なようです。
この3人のチーム名を決めないといけない。
2月7日はそのチームでは紹介されることになるでしょうから。


2つと先に書きましたが、ガリラボの在学生とは直接的には関係のない
 鍋松原海岸活性化プロジェクト
のことも本日進展がありました。まだお互いにはあったことないがメンバーが
 11月30日(金)19時
に大学集合することになりました。
対面での会議。
それまでにネット上で議論し、企画を洗練させ、対面では議論を決着できればと思います。
応募書類の準備をしておかねば。
ちなみに、このプロジェクトは、何の見返りも期待できない活動です。
しかも仕事を終えてから集まってくるわけです。
こうした活動もひとつの挑戦でしょう。
「公務委面接を勝ち抜く力」の著者(生駒市市長さん)が、
  これからの社会は、挑戦できる人、成功の可能性を上げるために努力が
  できる人、挑戦する人を「本気で」支える人以外は、採用されず、生き
  残っていかないのです。
と主張されていました。
鍋松原プロジェクトのような、自分たちに実利があるわけでもないプロジェクトで
課題に積極的に挑戦しようとしている人たちは、この市長さんが言及されいてる人種
なのかもしれません。
こういった人たちがガリラボには集まってくるわけで、ガリラボは面白い場所です。
 


デスクワークの際、ガリラボのゼミ生たちの多くは道場で白亜祭に向けた準備をやっているようです。
うまく進んでいるんでしょうか。
報告がないということは問題が起きていないということでしょうから、安心はしてますけれど。
 

  

  

2018年6月22日金曜日

ガリラボ15卒論ブログ開始/よかボス宣言

15ゼミ生が毎週の卒論の進捗状況を記録として残すこと、そして連携先との
情報共有のために卒論ブログを始めました。
13ゼミ生も取り組んでいたものです(ガリラボ13卒論ブログ)。
毎週金曜発行の予定です。本日がその創刊号となります。
ゴールは卒論発表会まで。12月21日(金)が最終号になる予定です。

ガリラボ15卒論ブログ
https://garilab15.blogspot.com/




今日の5限目はキャリア形成論でした。「ライフデザイン概論」ということで
県庁の方に来ていただき講演してもらいました。
終了後の感想を読むと学生たちの反応は上々でした。最後に「よかボス宣言」に
ついて紹介されました。
これがまたガリラボと関係することになります。なので、担当予定の3年生チームの
Artract及び4年生チーム(八並・・以外はまだ未定)も聴講してもらい、この趣旨を
理解した上で、「よかボス」についての映像づくりに挑戦していきます。
作成した映像作品は正式に公開されることになります。
学生時代に成果を残すことになり、やりがいはあるはず。
それぞれがやっている活動の隙間を狙いながらの活動になります。なので、きっと
マルチタスク能力のトレーニングにもってこいの活動となるでしょう(笑)。


講義終了後、聴講していた
  4年(15)八並と3年(16)岡林、大友
と県の担当職員さんと顔合わせをしておきました。
よかボスとの連携は7月に取材先の企業が決まり、その後は試験が終わってから
ぼちぼちと活動をしていくことになるのではないかと、そんな風に思っている
ところです。
挨拶した担当職員さんと県庁とかにも出かけ色々と検討を重ねながら映像づくりを
やっていくことになるでしょう。

ガリラボのゼミ生は忙しい! 笑