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2020年6月9日火曜日

パワポで動画づくりは要注意

今日の17ゼミ幹部とのZOOM会議。いつもとちょっと違うのは、画面上段の3人は研究室におります。下段の2人は自宅です。この画面に表れているように、徐々に、対面の機会が増えてきました。
今日の会議では、今年も白亜祭には(もしあれば)参加することを決めました。
参加の意思表示をします。
ただし、ガリラボ白亜祭の実行委員長が誰になるかはまだ未定。
これからです。笑


さて、昨日からパワポでのプレゼンテーションの動画づくりを行っています。
プレゼンテーターの動画付きのものを作成していますが、Office2016以前では動画付きは作成できないのですね。昨晩、知りました。
大学にいるといつも最新バージョンを使えるので、「出来ない状態」がわからなくなってしまいます。果たして、良いことか、悪いことか・・。
とりあえず、予定していた動画は作成できました。


ただ最近長い動画を作っていなかったせいで複数人の動画をつなげ、20分ぐらいのものにするとレンダリング途中に編集ソフトがフリーズしてしまうという現象で頻発してえらく苦労しています。
オンラインのための準備はほんと大変です。
こんなにも苦労して準備をしてきたのだから、多くの人がきっと来年も使いたくなるはずです。

その後、動画を短くしていってもフリーズする現象が繰り返され、ようやく長短の問題ではないことに気づき、ひょっとしてと思って、ある作業をやってみたら解決しました。
パワポから「名前を付けて保存」で作成するmp4ファイルは何か癖があるのか、動画編集ソフトと相性が悪いようです。
Davinci Resoloveにて同じmp4ファイルとして書き出したものを使うと(見かけは全く一緒ですが)フリーズする現象が出なくなりました。

勉強になりました。が、かなり疲れた。orz


2020年3月29日日曜日

キャリアとは単線的なものばかりではない

「先生、キャリアセンター長だったんですね」と少し前に3年(17)ゼミ生から声をかけられました。
それが感想なのか、疑問なのか良く判別できませんでしたが、「ああ、そうだったよ」と答えました。

実は、キャリアセンターを立ち上げたときの初代のキャリアセンター長で、現在の大学のキャリア教育もその頃にやった仕事のひとつでした。
トータルでは5年間ほどキャリアセンター長を務めました。
初代センター長の頃、もう今から10年以上も前になりますすが、キャリア教育の必要性(今のキャリア形成論とか)を会議で主張し始めたときには猛反発する先生方が多くおられて(特に年配の先生方)、「大学で、就活の話なんてやるとか、とんでもない」といった意味のお叱りをたくさん受けました。
叱られましたが、最終的には本学では全国でも早い段階でキャリア教育が誕生しました。
その後、5年前になりますが、これも私が関わってキャリア教育の見直しをしますが、大枠はこの10年間ほぼ変わっていません。
 
就活協定の廃止、そして近年のインターンシップを活用した採用活動の急増、また今年になって新型コロナウィルス騒動でオンライン就活が台頭と、就活を巡っては劇的な変化が起きています。
学生調査などを利用して実態を把握し、変化への対応として即座にできることや大学全体の教育のあり方として組み込んでいくべきことなどの検討が不可欠になっているはずですが、どこかで議論は始まっているのでしょうか?
 

さて、「キャリセンター長だった」ということで、その頃に随分とキャリア関係の論文を読み、この分野に興味を持つようになり、その後、主体的にキャリアについてのニュースや書籍を読むようになりました。
キャリアセンター長になっていなければ、興味を持つこともなく、そうした分野の学びをしたいとも思わなかったでしょう。
人のやりたいことって、「動く前」でなく「動いた後」についてくることも多いかもしれません。

次はオンライン就活に関わる記事
https://diamond.jp/articles/-/231215
の中で紹介されていたグラフです。非常に興味深いグラフです。


大学生の多くが実は就職活動を始めてから、色々な企業を見るようになってから、やりたいことが決まっていくことを教えてくれるグラフです。
やりたいことがあって、それに適合する企業をピンポイントで選んでいるわけでもなく、色々な企業を見ていくうちに、知らない世界が広がり、そうしてやりたいことを発見していくみたいです。
興味関心とは、自分の具体的な行動と強い相関を持っていることを教えてくれます。
興味があるから動くというよりも、動いていることで興味が生成されていくことが多いというわけです。
動くことでワクワクすることに出会い、それに刺激を受けてやりたいことが決まっていくのだと思います。
私なども若いころ、物理現象とか数学にしか興味がなく、自分の性格だとその方向しかあり得ないと思っていました。しかし、キャリアということを考える分野とか、地域のこととか、いざ接するようになるとかなり面白いものだと思っています。

ある卒業生が、30歳になって、それまでの超安定していた職場を退職し、挑戦のために転職をしていきました。学生のときの就活では安定したところを選ぶ傾向にあると思いますが、仕事をして自分の人生を生きていくというのは、それだけがすべてではないのことを教えてくれます。

学生たちと話をしていても多くが安定志向の中にある気がして、もう少し発散させていく力をある程度は養成していく必要もあるのかしれないと思います。
先日、進級できなかったゼミ生と3時間ぐらい話をしていました。実に面白いものでした。半年あれば不足分はカバーできるので、残り半年は、いわゆる「ギャップイヤー」としてその時間を利用して多くの学生がやれない挑戦をするといいのではないかとそんな話で盛り上がりました。勉強することの意味を問い直す時間にもできるでしょう。
院OB(M08)佐藤が、随分前にキャリア形成論に呼んだとき、1年生の前で自分でのことを「タックしながら前に進む」と表現していたようにも思います。タックとはヨット用語のようで、前に進むために横移動が必要だということだったと思いますが、エンジンを持たないヨットはジグザグ行動でしか前に進めないということのようです。
たとえ話ではありますが、人のキャリアも該当する場合はあるのかもしれません。
キャリアとは単線的なものばかりではありません。
進級できなかったゼミ生には、タックするチャンスが得られたわけです。
空海の「空白の3年間」の話もしておきました(ガリラボ通信2012/2/4)。
わずか半年しかありませんが、長い人生からみたら「空白の時間」にできる可能性を秘めた時間となるでしょう。



2019年7月27日土曜日

パワフル卒業生によるキャリア形成体験談

昨日5限目は今年最後のキャリア形成論。
最終回は、毎年恒例で、卒業生によるキャリア形成体験談です。
今回はゲストとしてOG(13)松崎、OB(11)藤本、OG(10,M14)吉村の3人が来てくれました。


発表の順番は年齢順とし、OG(13)松崎から登壇。

今回の松崎は初めてパワポのみでのお話でした。
いつもはムービーを背景に話す松崎でしたが、それだけだと「ワンパターンだ」と先生に言われそなので、変えてきたということでした。
社会人は学生と違った意味で楽しいのだという話、人と接するときに持つ先入観が時によっては自分の邪魔をすることがあるということ、そして、就活を自分は納得いくまでやり就活そのものを楽しむことなど、自分の体験を使って具体的に話をしてくれました。
就活をやっている当時、卒論も人一倍頑張り、そして就活も人一倍活動していて、ほんとにパワフルな松崎でした。今もそれが続いているようです。


2番目はOB(11)藤本。

パワポを使わない、自分の声だけで勝負するプレゼンは藤本独特のもの。
学生時代、プレゼンを徹底して鍛えてきた藤本だからできることであるのかもしれません。
藤本が在学していた当時、ゼミ内の学年を越えた7,8人ほどでグループで、プレゼンのトレーニングをするサークルを作り(次の登壇者、吉村もいました)、そこで1年間様々なスタイルのプレゼン方法を研究し、そうして到達したのが、独自の話術によるプレゼンスタイルだったようです。
この日のプレゼンは、「今日の自分の役割は固い話をきっちりやることなのだろう。そうした役割を期待された呼ばれたのだろう」と考え、社会人になって仕事は問題を解決していくことだということに気づいたこと、そして、社会時にになると特に人とのつながりの重要性について淡々と話してくれました。
講演の中で、学生時代、学生らしいことを徹底してやっていこうと決めて色々な活動に取り組んでいたことを紹介してくれました。「言うは易く、行うは難し」です。
何でもそうですが、自分の与えられている役割を完璧にやり遂げることは極めて難しい。
だから多くは中途半端になって、「いったい君は何者なんだ?」ということになりがちです。
学生らしさを全うすることに学生時代に挑んでいた藤本。藤本のその声がしっかりと1年生に届いているといいなと思いながら、藤本の話に引き込まれてました。


最後はOG(10,M14)吉村です。


疑問を持つ」ということ、これだけ今日は伝わればいいと話をスタートさせた吉村。
吉村の飾り気のない語り口調は、本音を語っていることがよくわかるプレゼンです。
もっとも、1年生もそう感じているのかどうか不明ですが、少なくとも私には吉村の発表は聞きやすく、好感を持てるものでした。
吉村の反省として、「なんとなく生きてきて、疑問を持たずに生きてきてしまった結果、すべてさらーっと流れてしまい、何も残っておらず・・・」それで、社会人になって苦労しているということでした。
その結果、話し方ひとつ、メールの書き方ひとつ、上司から注意されているということでした。例えば、
  明日までに資料をお送りいただきたいのですが、よろしいでしょうか。
との文面について、「おまえ、えらそーだ」と上司から注意されたとのこと。
なんで注意されたのかも理解できなかったそうです。
その時、おたおたしている吉村の様子が目に浮かんできそうです。
なぜダメなのか、その上司の説明を聞くと、確かにそうで、納得のいくものでした。
ただ、この表現の微妙な部分を1年生がどれほど理解できたでしょうか。
そうした微妙なコミュニケーションについて大多数は接したことも、考えたこともないでしょうから、吉村の話を十分には理解できなかったかもしれません。
しかし、そこで「何でだろう」と疑問を持ってほしいというのが吉村の話の趣旨でした。
それが次のステージに自分を持っていく秘訣ですから。
「なんでだろう」と考えて生活をしていくこと、それは広義での勉強することであり、そして研究をしていくことであり、そうした行為が自分を成長させていくことにつながっていくんだと、次のスライドを使って説明をしていました。
話を聞きながら、随分と成長したものだと感じました。
人間としての深みを増してきたというか・・・
人とは違う道を少し歩んできた吉村ですが、そうした脇道は吉村にとって無駄な経験ではなかったんだと思いました。

また、熊本の人であれば、熊本のことをきちんを知っておくこと。
そうした知識のなさは、社会人になってから恥ずかしい思いをすることなる、と。確かにそうですね。
学生たちは地元のことはほとんど知りません。だいたい、これまでやってきたことのほとんどは、学校・部活・塾、そしてメディアを通した(主として)東京発の情報にのみ囲まれていて、そして自分の周囲はほぼ同年代なので、話題はどうしても単調にならざるを得ません。
地域についての知識へのアクセス権を奪われていて、それが普通だからそのことに疑問を持つこともない。そんな状態ですが、このあたり、なんとかすべきなのかもしれません。



授業が終わり、ガリラボで少し話をした後、反省会の場所は変え、大学前の焼鳥屋さんへ。
異なる年代、そして異なる職種の人間が集まったわけですが、さすがは社会人。
楽しい話題が次々に出てきて、あっという間の3時間でした。


ワイワイと話している途中で気づきました。
この3人は副ゼミ長であったということ、そして3人ともガリラボの白亜祭実行委員長を務めていたとういことです。なんという偶然!
これでOB(12)尾堂がいると、歴代の実行委員長勢ぞろいとなるのでしょうが、残念ながら県外在住者はキャリア形成論には呼べません。ほんと、残念。^^
3人とも、アイデアを具体化していく際に強力なパワーを発揮し優れた白亜祭を実現させた実行委員長でした。
無意識にそうしたことが私の脳裏に刷り込まれていて、だからこの3人を読んだのかもしれません。


来年は誰を呼びましょうか。また、このパワフルな3人(笑)。

<おまけ>
藤本による私へのお土産。宇土産とのことですが、ひとつは「白玉屋新三郎」ではありませんか! 懐かしい。1年間のことですが、なんだかもう懐かしい限りです(ガリラボ通信2018/5/24)。




2019年7月24日水曜日

豪華キャストが揃いました

今週金曜日、キャリア形成論の最終日です。ようやく・・・
最終回はいつも卒業生によるキャリア形成体験談となっています。
今回は、次のメンバーに依頼しました。
なかなかの豪華キャストではないでしょうか。^^
ひとり15分程度で話をしてほしいと伝えております。
1年生よりも本当は4年生に聞かせた方がよいのかもしれません。
ただ、4年生以上に、卒業後、社会人になって考えたことはどういったことなのか、私自身が非常に気になっています。
貴重な話だと思うので、独り占めしようかと思います。笑
夜は4人で(焼き鳥屋で)反省会です。


最終回と言えば、来週月曜日は悪戦苦闘した「地域と情報」の最後の授業です。
IR室のOB(M08)佐藤が一番悪戦苦闘したわけですが、私も一応、それなりに「悪戦」まではなくとも「苦闘」はしました。
最後のまとめの授業、何を話をしようかと、2カ月以上前から構想を練り、1カ月前から構想を具体化し、そしてそれを10時間以上かけてパワポの形に仕上げました。
(なお、数値は、大変さを表現するために誇張してます。信頼できる数値ではありませんので。笑)
色々と話をした後、とりあえず次ことを伝えて終わりにするつもりです。
佐藤が提示した課題は、情報社会の次の社会(Society 5.0)において、我々市民に要求されそうな新しい時代のリテラシー教育であったと思います。
最終回では、佐藤による先進的なリテラシー教育が学生たちにきちんと伝わるといいなと思い、次の結論につなげるよう内容を構成しました。


とりあえず出来上がりました。
私自身の内容は今一つで、不安はありますが、とりあえず終わったので、
  後は野となれ、山となれ
の気分です。



2019年7月6日土曜日

上級生のキャリア形成体験談

昨日、キャリア形成論にて1年生(300名)向けに上級生から話をしてもらいました。
多様な体験をしてきた先輩たちをモデルとして提示して、参考にしてもらうことを目的にした授業です。


トップバッターは2年(18)伊東。
これまでなかった水泳部を大学に立ち上げた学生です。プールの片づけから初めて、色々と広報をやって部員を集め立ち上げたようです。
何かを新しく始めるって、見かけ以上に実際にやるのは大変です。それをやり遂げたきたというのは貴重な人材です。


2番目は昨年も登場してもらった3年(17)岩奥。
岩奥は、ボランティア関係で外部の人たち、特に他大学の学生たちと行動することが多く、それで視野が広がったと言います。
視野を広げて、それを足元の発展に応用していくと良さそうです。
一度外に出て、それで広い視野を獲得し、その視野を踏まえて地域で活躍してほしいとよく言われます。
それを実践しているのが岩奥なのかもしれません。


3番目は4年(16)岡林。
4年生になると卒業生研究をやる必要があるわけですが、卒業研究について意外に知られていません。岡林たちは、学生GP制度のもとで卒業研究に取り組んでいて、大学内の特別な立場で活動しているチームです。
卒業研究について他の研究室の様子なども話してくれ、多少なりとも1年生は理解してくれたはずです。岡林の話で、県立美術館についてのファンも増えたようです。


4番手は4年(16)大塚。
就職活動について話してくれました。話としては大塚の話が一番面白かったように思います。エントリーシートは人に読んでもらうものなわけですが、そのためにどういった構造が適切であるかということを、自分がやった具体的な方法を使って説明してくれました。わかりやすかった。
一番面白かったのはSPIで出てくる問題を実際に1年生に解いてもらったときです。必死で解こうとする1年生、困惑した表情を見せる1年生、まるで興味を示さない1年生、いろいろでした。私も挑戦しましたが「45秒」という制限時間に焦り、焦るだけで45秒が終わりました。orz


最後はM1(19)塘添。
留学経験を話してくれました。1年生に留学希望者が聞いてくれていましたが、それなりにいるようでした。一定にニーズはあるわけで、塘添の話はそうした人たちには直接役立ったのでしょう。それ以外の人たちにも、塘添自身の経験から思った留学のメリットとデメリットの話は、まだ視野の広くない1年生にとっては興味深い話ではなかったかと思います。


5人で80分ほどの講演となりました。
たった5つのモデルでしかありませんが、しっかりと準備してくれた5つの物語は、我々教員の話よりも、リアリティを感じる物語であり、多くの1年生の心には強く共鳴したのではないかと思います。
5人ともほんといい話でした。
 

<おまけ>
授業を終えてガリラボの戻るメンバー。
左側に・・・・ひとり??? 卒業生???? 


左端はOB(13)出口です。用事があって熊本に出てきて、差し入れをガリラボに持ってきてくれました。
キャリア形成論が始まるので、「一緒にいくぞ」と連れていったのです。
出口は、5人の後輩の話を最初から最後まで聞くことになりました。
ご苦労様でした。笑
  


2019年6月20日木曜日

キャリア形成論(上級生編)への依頼

本日のお昼、新しくゼミ生となった2年生の伊東に来てもらいました。
キャリア形成論の上級生編での発表メンバーについての依頼です。
時期が近付いてきたのでそろそろ決めないといけなかったのですが、2年生をどうするかが決まらず・・・
ようやく2年生のゼミ配属が決まり、その中で一番よく知っている伊東に白羽の矢を立てたわけです。
快くOKしてくれ、それで本日、こういった話をしてほしいと正式な依頼をしたのでした。
それ以外のメンバーは以下の通り(なお、4年(16)大塚、そしてM1(19)塘添にも実は本日依頼しました^^)。


ところで、伊東と話をしていたら徐々に盛り上がり、キャリア形成論の飛び越えゼミでの活動の話になりました。
話を聞いていくと、映像についてのスキルを高めたいとAfterEffectのような難解なソフトに具体的にチャレンジしていたりして、さらにインバウンドなどに強く興味を持っているなど、抽象的なやる気ではなく、かなり具体的なやる気を感じました。
やりたいことを色々と提案して、まるでOB(10)保坂のような雰囲気で、保坂は違うのは賢そうなところですが、提案を聞いていると、こっちがかなり楽しくなり、
ならばと・・・
活動の場を提供するために、4年のたまがーるやArtractの卒論の活動の手伝いをさせようと思いました。
どういった形で入らせるか具体的なことはまだノーアイデアで、これから考えることにしますが、例えば、2年生でジュニアチームを作って見習いチームとして、正統的周辺参加をさせていくのもいいかもなと思っているところです。
4年生にはまだ何も話をしていませんが、そういう形で進めようかと思うので、どうぞよろしく。^^;

そのArtractは、本日、県立美術館に今後の計画についての提案をリーダー4年(16)岡林から送ったようです。来月から動きを出します。

それ以外には今日は・・・

4年(16)岡部から白亜祭の企画についての説明を受けました。
方向については特に問題がなく(まだ抽象的なレベルなのでダメ出しをする段階でもありませんので)、先に進むようにと伝えておきました。
なお、ひとつだけアドバイスしたのはセキュリティ問題におけるリスク分散の考え方です。この考え方を使うとお客さんに回ってもらうのが非常に簡単になります。
情報社会とコンピュータの講義で話をしたものですが、岡部に聞いてみたら、何も覚えていないということでした。ま、そんなものですね。
知識は使ってみないと、生きた知識にはならないということかと思います。

夕方は院ゼミ。
M1(19)福嶋とマンツーマンで、今日はキャリア開発を勉強しました。
私にとっては復習でしたが、それでもかなり面白い内容でした。
色々な組織の管理職の人たちは学んでおくべき内容かと思います。
なお、合間の雑談の中で久しぶりに「聖俗革命」のことを話題に出しました。
検索してみると、ガリラボ通信では9年前に話題にしてました(ガリラボ通信2010/12/12)。
教会の権威がはぎ取られていく過程は何百年も前に起きたことですが、実はそれと全く同じことが現代にも起きており、聖俗革命は極めて現代的なものです。
ところで、9年前のガリラボ通信の内容を読み直してみてちょっと驚きました。
意外に的確です。


<おまけ>
今日の県立美術館のツイートをみてはっとしました。
Artractのツイートの影響を受けられたのではないかと思ったのですが、気のせいでしょうか。
これまでは事実情報だけの提供がメインでしたが、かなり主観的な、どなたかが何とかなく想像ができるツイートだったので、思わずリツイートしてました。
そこに人(個性)を感じる情報発信というのはやっぱり非常にいいと思いました。




2019年4月18日木曜日

牛乳・筍・女帝・知性・お局・院

会議から戻ると、ドアに「先生へ。笠原と外出してきます。お土産買ってきます。」との伝言があり、部屋には鍵がかかっていました。
ドキっとしました。
いつも持ち歩いてはいるものの、ちゃんと鍵を持ってたかな、、、と。
ありました。良かった。

しばらくすると、4年(16)笠原と岡林が、「先生、お土産です」と帰ってきて、牛乳とコーヒー牛乳をもらいました。^^;
奥さんと一緒にどうぞ」ということでした。
2人で西原村に出かけてきたそうです(新緑が眩しかったことでしょう)。

奥さんと・・・と2人は言ってましたが、2本とも独り占めにすることにして、明日、お弁当を食べるときに飲んでしまおうと思います。^^;



そうこうしていたら、4年(16)小島から、けたたましい声で(LINEなので実際にそうだったのかはわかりませんが)「先生、たけのこ要りませんか?」とのこと。
突然のたけのこ!!です。
びっくりしましたが、「いるぞ」と返信したら、すぐ(また、けたたましい声で)「明日持っていきます」とのこと。
いないのに関わらず、全くもって騒々しい女優・小島でした。笑

女優で思い出しました。
今年のキャリア形成論には、昨年に続き女帝を呼ぶことにしました。
OG(13)松崎です。
この女帝の賑やかさに対抗するには冷静さも必要だなと思い、ガリラボの知性の代表とも言えるOB(11,M15)藤本に打診しました。
来てくれるそうです。
さらに、ついでに、ガリラボお局であったOG(10,M14)吉村にも声をかけてみました。
(暇なので)来てくれるということでした。
この強力布陣で7月26日の授業に臨みます。
今年も大変楽しみ。^^
 

夕方、今年初の大学院のゼミ。
M1(19)の塘添と福嶋の2人と一緒に、これからのゼミのやり方を1時間ほど打ち合わせました。
塘添は地域を、福嶋は病院での学習をテーマにすることになりそうなので、2人の研究テーマに近いであろう人材育成のテキストを選び、これでしばし3人で勉強をしていく予定です。



今朝、健軍川沿いに立派な花が咲いていました。

クローズアップです。きれいな造形美を持つ花でした。なんという花でしょう?



追伸
昨日書いたガチガチの固い内容のエントリー(ガリラボ通信2019/4/17)は、予想通りでしたが、通常よりも読まれておりませんでした。
あまりに予想通りの結果でした。^^;
このエントリーを書くきっかけになった「ホモ・デウス」の上巻を午前中に読了。
昔、結構、まじめに勉強していた科学史の専門書の解説本のような感じです。
明日から下巻に入ります。


2018年11月12日月曜日

仕事のライフサイクル

昨日までの秋晴れから、今日は一転して雨模様。寒い1日になりました。
紅葉もいっきに進みそうです。

ガリラボでは白亜祭、興津会といった準備が慌ただしく行われ、昼間は
3・4年生でごった返しておりました。
ただし、18時ごろになると潮が引くようにさっと、誰もいなくなりました。
潮といえば、鍋松原海岸の活性化策についてFacebook上で有志で議論を
続けています(ガリラボ通信2018/10/31)。
その有志の間では、ガリラボで潮が引いてからホットな意見が飛び交ってました。
ネットでも意外に盛り上がります。
12月20日の締め切りまでには、なんかテキトーなアイデアをまとめることが
できるかもしれません。

さて、今日は打ち合わせの隙間時間に、ネットに(ネットばかりですが)紹介されていた
   転職の思考法
というのを斜め読みしていました。
半分ほどでしか読んでませんが、興味深いことがいくつかありました。
その中で「仕事のライフサイクル」の話を紹介したいと思います。
仕事は、始まりから終わりまで、
 ①ニッチ、②スター、③ルーティンワーク、④消滅
という4段階があるのだとのこと。

仕事が生まれるとき、誰かが始めるわけで、そうした状態を①ニッチと呼び、このとき
その仕事をしている人たちは取り替えがきかない、かけがえのない人たちと言えます。
もしその仕事が儲かるとわかると、同じ仕事をする人たちが増えていくわけですが、
その状態を②スターと呼ぶのだそうです。
たくさんの人が関わるようになると、その仕事は汎用化され、仕事のプロセスは
誰でもが行えるようにシステム化されていきます。それが③ルーティンワークの状態。
そうなると、経営者はそのルーティンの部分を人件費削減のため機械に置き換えていき、
仕事は④消滅へと向かうことになります。
なお、仕事が消滅というのは、人間がやるべき仕事でなくなるという意味で、その
仕事そのものがなくなることではありません。

現在、スター的な仕事は、その後、ルーティンワーク化していき、その後、機械に
代替されていくようになるわけです。例外はあるかもしれませんが、多くの仕事の
盛衰を考えるとたぶんそうなのでしょう。
教育という仕事は、今どの辺りでしょう??

仕事を選ぶとき、キャリアについて考えるとき、頭の片隅に置いておく必要が
ありそうです。
まだ半分だけですが、この本は、たぶん、大学生が仕事を選ぶときに読んだ方が
良さそうに思いました。

 

 

2018年7月28日土曜日

卒業生によるキャリア形成体験談とその夜

昨日(2018年7月27日)になりますが、5限目のキャリア形成論は、1年生に向け
卒業生によるキャリア形成体験談でした。

事前に卒業生が集まってきて準備をしてくれていました。


卒業生トップバッターはOG(13)松崎。大好きなディズニーの名言を使って
自分の生き方を紹介してくれていました。


ディズニーに出てくる3人のプリンセスの名言はなんとも味わい深いものでした。
が、そうした名言の中で、松崎自身の言葉「自由は怖い」に私自身は強く惹かれ
ました。まさにそうで、自由を謳歌しているとき、深く考えていない場合は、そ
れは強烈な不自由を自分にもたらしている可能性がありますから。


2番手はOB(12)丸野。
社会人になる前の自分を作ってくれたのは大学時代の研究とサークル活動だったと
話していました。
研究については、玉名をフィールドにチーム「たまガリ」のリーダーとしてトータル
1年半ほどフル稼働し、多くの成果を上げたのでした。

サークル活動はボランティアサークルに入っていて、そこで「人の役に立ちたい」を
モットーに活動していたようです。自分自身が南阿蘇の出身で、九州北部豪雨での
阿蘇地域の甚大な被害に遭遇したことも大きく影響したようです。
ちなみに、熊本地震の時は社会人1年目でしたが、実家はあの崩落した阿蘇大橋近く
であり、この時も社会人の立場で色々な支援活動をしたようでした。


少し遅れて到着したOB(13)多賀、そしてトップバッターだった松崎並んで丸野の
話を聞いております。


さらに後列には、この日休みを取って聞きに来たOG(13)塚田の姿もあります。
その横は4年(14)塘添です。このほかに自主的に3年(16)大友も聞きにきてました
話が上手で、さらにしっかりとした生き方をしていて、さらにさらに信頼もある
卒業生を指名して来てもらっています。せっかくならば、優れたモデルを見て、
ガリラボの在学生に参考にしてもらいたかった(自主的に)。


3番手、宇城地域振興局での仕事のために少し遅れて登場したOB(13)多賀。
大学院1年生で県庁に合格し、2年目は悩んだ末に2足の草鞋を履くことに
しました。頑張り屋です。

相変わらずプレゼンがうまく、1年生を上手に巻き込みながら、大学において
やるべきこと、そしてそれが社会人になってどうつながっているのかをわかり
やすく話してくれました。


講義終了後、記念撮影。


講義終了後、一番、話に感動していたのは右の社会人OG(13)塚田だった
かもしれません。笑
私もそう思いました。1年生も熱心には聞いていましたが、3・4年生あるいは
新社会人に向けてだと、さらに興味を持ってもらえたように思いました。


3人には、仕事が終わった後、随分と時間をかけて講演の準備をしてもらって
いました。感謝しかありません。


終わって、反省会(幹事はOG(13)塚田!)へ。日赤前バス停です。^^


多賀は現地(燈えん房はなれ)集合。19:30に反省会が始まりました。


隣が声の大きい集団がいてかなり騒々しい中、こっちも負けずに女帝、いや
今やガリラボでは総理のレベルにまで登りつめたOG(13)松崎はそれ以上に
大きな声で話しておりました。
22時ぐらいまでいましたが、ほぼ独演会でした(笑)。

独演中、少し黙らせる(笑)ために、写真(ツーショット)を撮ってみました。


ついでに(笑)、隣にいた丸野とも(初めて使う)自撮り機能でのツーショットに
挑戦したのですが・・・。


ツーショット写真を撮る前のハプニング・・・ orz



なんの反省をしたのか最後はよくわかりませんでしたが、22時にお開き。
大変楽しい時間でした。


お世辞抜きにガリラボの卒業生は優秀だと思いました。




2018年7月26日木曜日

チームCitrusと八代市役所との打合せ/キャリア形成論の準備は続く

昨日はOG(03)松本に来てもらってチームCitrusが観光事業者の側の
ヒアリングをさせてもらったわけですが、その結果を受けて、今日は
八代市役所の久保さんと村上さんにおいでいただいて、考えているこ
とのすり合わせと今後の活動スケジュールについて確認をしました。


出張続きの2人をようやく捕まえての会議は、2時間ほど続き、色々と
決まりました。詳しいことはメンバーが議事録を書いてくれているはずです。
詳細はそっちに譲り、私が強く印象に残っていることは、
 シトラス観光圏ホームページ
をチームCitrusの取材内容を使って生き返らせることです。笑
取材したことを掲載するだけで、たぶん作業はそれほど大変ではないはずなので、
チームCitrusで引き受けることにしました。
4年(13)田島、(15)江藤、宮崎、藤川で取材候補を絞り、8月後半から取材に
出かける予定にしています。



夜、2人ほど頑張っています。OB(12)丸野とM2(17)多賀です。
明日のキャリア形成論で話す内容の最後の修正作業のようです。
「神は細部に宿る」からと詰めの作業に挑んでおりました。
もしガリラボイズムがあるとしたら、この2人はそれがしっかりと植え付けられた
のかもしれません。^^


明日がいよいよ本番となります。休みを取ってOG(13)塚田は聴講に来ると
言ってました。ガリラボの在学生で気になるゼミ生は聴講してください。
この3人なので、きっと得るものがあるはずです。もし得るものがないようでしたら、
3人がやっているように見せて本当はさぼっていたか、自分たちがすごさを認識でき
るレベルに達してないかでしょう。
ガリラボのゼミ生に限ってそういったことは無いはずなので、聴講してみるとよいで
しょう。


実は私自身が一番楽しみにしているのかもしれません。^^


22時ごろ、「終わったー!!」と満面の笑みを浮かべる丸野と多賀。
もうひとりの女帝OG(13)松崎は終わったのでしょうか?笑



2018年7月20日金曜日

来週の「卒業生による白熱教室」紹介スライド

今朝は別ルートから大学にアプローチしてみました。朝7時前の西門から
見た風景です。蝉が大合唱してました。写真でうまく表現できませんでしたが、
朝陽に照られたこの場所はちょっと立ち止まってしまうほどにきれいでした。


今日はキャリア形成論でした。チームたまらんが1年生に簡単なアンケートを
取らせてもらったのですが、女優3年(16)小島がお願いしてました。
驚異の回収率でした。女優効果だと小島は自負してました(笑)。

さて、来週でキャリア形成論は最終回です。
課題を出す必要もあったので、来週の準備を今日やっておりました。
最終回は卒業生3人による白熱教室となる予定です。
その紹介のスライドのために久々にPhotoshopを使いました。
久々だったので疲れました。
なので、Photoshopできれいに仕上げたのはOG(13)松崎のみ。
女帝の仕上げで体力・氣力を使い果たしてしまいました。
なの、残りの2人(OB(12)丸野とM2(17)多賀)に使う四三パワーは残って
おらず、パワポの簡易ツールを使ってテキトーに仕上げておきました。笑
(※)丸野と多賀の写真は2人がスシローに行ったときのものです(ガリラボ通信2018/7/11)。


 
先日、玉名市の井上課長にもらった「体力・氣力・努力」シール。入口の
ドアに貼っておきました。
出かけるとき「案内板」のマグネットを変更する度に、このシールを見て、
金栗四三パワーをもらってから出発しようと思います。
特に講義のときとか。^^;