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2017年7月8日土曜日

もやいすととなって働く卒業生の取材@鹿児島

天気を心配していましたが、雨は大丈夫だったようです。
目の前に見えるは鹿児島のシンボル桜島。雨は降ってないようですが、
頂上が雲に覆われ、残念でした。
さて、なぜ鹿児島かというと・・・


この男に会いに行ったのです。鹿児島で働くOB(12)尾堂です。


尾堂は、学生時代、もやいすとのシニアの立場で、もやいすとジュニアとかなり
関わっていて、特に3年生ときには指導するジュニアチームが最優秀賞を獲り、
また4年生ではもやいすとスーパーチームのリーダーとして玉名市6次産業化で
トマト農家に張り付いて活動してきた学生でした。
簡単に言えば、熊本県立大学が育成を目指す「もやいすと」の代表的な人材です。

その人物に会いに行ったのは、学生団体MOREの次の学生たち。
3年(15)八並、藤川、2年(16)笠原です。
MOREは現在、学生自主研究としてポートフォリオの改良と、もやいすとという
人材の映像化に取り組んでいます。
ならば、その代表的な人物に会って学生時代のこと、そして社会人となってから
のことを聞くのが良いだろうと、もやいすととして代表的な人物である尾堂に
会いに行ったのでした。


桜島の見える場所で、という条件で取材をさせてもらったようです。

インタビューは藤川と笠原が、八並がビデオカメラ担当だったようです。


内容については詳しい報告を八並がメールで送ってくれました。
この日の様子は、八並のメールレポートを使わせてもらおうと思います。
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先ほど尾堂さんへの取材が終わりました。
鹿児島の天気が心配だったのですが、曇りで、桜島のてっぺんは雲で見え
にくかったです(^^;)
16時以降は晴れてきてました。
尾堂さんと会うのは初めてだったので、少し緊張しながら、鹿児島中央駅内で
3人で待っていたら、尾堂さんが目の前を過ぎ去ってしまわれたので、それで
ツボってしまいました。笑(その後無事に合流できました。)

そのあと、尾堂さんがドルフィンポートまで運転して下さり、桜島の前で取材
させて頂きました。
私はカメラをずっと回してて、笠原と藤川が尾堂さんに質問をしていきました。
質問を始める前、もやいすとのことを思い出して頂くために尾堂さんに2014年の
「もやいすと総集編動画」を見て頂いたのですが、動画をご覧になっている間、
尾堂さんはしきりに懐かしいと連呼されてました(^^)
もや研のことや、もやいすとシニアをされていた時のお話、場面を変えて(歩いて
撮っていきました。意外と難しかったです…)、お仕事についてなど非常に濃い
内容を聞けたので、明日熊本へ帰ってら、今回の議事録を作成したいと思います。
そのあと、来週MORE2年生が空いている時間で、取材内容を分析していきたいと
思います。
P.S
尾堂さんに宿泊先まで送っていただきました。(車で1分のところです笑)初めて
お話させて頂いたのですが、本当に優しくて、面白い方でした。この二語では
収まりきれないほどです…
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メールにある通り、3人は尾堂に初めて会うのですが、MOREの先輩でもあり(尾堂は
学生時代MOREの代表でした)、そして何よりガリラボの先輩というつながりによって
実現した取材でした。
人との縁というのは大事です。
最近、もやいすととは、知識やスキルを学ぶ以上に、同窓会のような「弱い紐帯づくり」
として非常に重要であると思うようになっています。
MOREの学生たちの自主研究を通して提供される素材で、それがさらに強化・促進さ
れるようになっていくといいかなと思います。

県境を越えての取材が実現したので、将来は、九州を越えて、さらには国をも越えて
ローカル、グローバルを自在に行き来するような状況になっていくといいですねぇ。
夢は大きくです。^^

八並たちが取材してきた内容を見せてもらうのが非常に楽しみです。
来週も八並たちは外へと取材に出向く予定です。
 
 

2015年1月25日日曜日

来年度のもやいすとプログラムの構想

わかりますか? 私はひとつもわかりませんでした。


これらのゆるキャラはマイナーなものではなく昨年の
ゆるキャラグランプリの1〜10位なのだそうです。
ゆるキャラ氾濫状態ですね、最近は。
もはやゆるキャラはどこにでもあるものですが、その中でもっとも成功したは
やっぱりくまモンでしょう。
ダントツではないかと思いますが、日銀熊本支店による調査「くまモンの経済効果」に
よれば、くまモン利用商品の売上げおよび観光客増加による経済波及効果は
 1244億円
だそうです。この中で、くまモン関係の物品販売による経済効果は
 1232億円
と、そのほとんどを占めています。圧倒的です。
これに対し、観光への波及効果はというと、
 12億円
と試算されています。すなわち、くまモンという偉大なゆるキャラであっても
観光での集客効果はあまりないことがわかります。
商品(モノ)としてのくまモンには人気があるわけですが、それ自体が熊本に人を
呼び寄せる効果を持っているわけではない。
確かに、「くまモンがいるから熊本に来る」という目的の観光客はほぼいないで
あろうと推測されます。
冒頭の見知らぬゆるキャラ群を見ていると、たぶんそのことは間違いない事実だろうと
思います。

ゆるキャラというのをどう考えていけばよいのか、悩みます。
・・・・どうして私がそんなことに悩んでいるかといいますと、来年度から
全学必修となるもやいすと育成プログラムと絡ませようと思っているからです。
私が担当する科目には250名が履修します。
この学生たちの集中講義の成果物のひとつの候補としてゆるキャラを漠然と考えて
おります。
やる気がある学生もいるし、全くない学生もいる、それらの学生が混在する必修
の講義で、全体をやる気を出させる方向に向かわせ、地域への気づきを促していく
ためにどういった教材がいいのだろうかということで思いついたのがゆるキャラ
でした。
250名のうち約半分は2014年度と同じ阿蘇を対象に実施する予定ですが、残り半分の
150名ぐらいには、特定の地域を選び、そこの課題について考え、その成果を
「ゆるキャラ」として表現していくのもいいかな、と。
ゆるキャラは19歳の学生たちの考える地域が組み込まれたものとして出来上がります。
出来上がったゆるキャラは、「もいやいすと版ゆるキャラグランプリ」でグランプリを
決める。
審査には、地域の方に審査員として参加してもらえるといいかなとも思っています。
グランプリの様子はネット放送し、あるいはWebで紹介しておいて、ネット投票とかも
考えられます。AKBの総選挙のようで楽しそうです。

このやり方は、地域にとっては、150人もの19歳の学生が自分たちの地域に
ついて(無料で)考えてくれるわけで、魅力的な取り組みではないかと思います。
150人もいれば、何かひとつぐらい突出したアイデアは出てくるでしょうし、
大規模な取り組みとなりPR効果も大きいでしょう。

これからボチボチとアイデアを詰めていかねばなりません。
またガリラボのゼミ生には関わってもらうつもりです。
昨年は「もやいすと研究会」でした。同じ名称でも良いでしょうが、変えるとすると、
地域課題解決授業設計研究会とかなるでしょうか?笑

そろそろ計画を立て始めねば。
 


 

2014年10月13日月曜日

大学HPでもやいすと集中講義が紹介されています

この夏、9月22日から26日にかけて開講した「もやいすとジュニア」の集中講義。


その様子が大学のホームページで詳しく紹介されています。(こちらからどうぞ)

  
ホームページには、3年(12)坂本を中心にしたもや研の映像チーム製作の
ドキュメンタリー映像へのリンクが張ってありました。
本日時点での再生回数は112回でした。
100人以上の人の目に届いたということで、作成の苦労は報われたのでは
ないでしょうか。
まだ少し不足している部分があるため、今後、坂本を中心に修正してもらう予定です。


ドキュメンタリー映像> 
 

 
 

2014年10月3日金曜日

後期12初ゼミ

後期、12ゼミ生初ゼミ。
田中ゼミ長が、ところ狭しと言わんばかりに今日の議題を書いています。

田中3年(12)ゼミ長の司会で(私でなく田中ゼミ長だから)ゼミは予定通り
進んでいきます。


玉名での活動計画を連絡と依頼などをするたまランナーズリーダーの3年(12)丸野です。

白亜祭での12ゼミ生の役割などを発表する3年(12)尾堂です。

この日の12ゼミ生は、それぞれの担当からたくさんのプリントが配布されました。
その雰囲気を見ていると、どこかの企業の会議のようでした。


写真は撮っていませんが、3年(12)河邉、川口とのゼミ前の会話でまた吹き出しました。
前日のガリラボ通信20140930に掲載されたような不本意な載り方は承服できない
とのこと。
あちこちに顔向けできないではないか、と。


爆笑しつつ、これからこの2人に少し注目していきたいと思います。^^


2014年10月1日水曜日

もや研映像チームの振り返り

打合せをしていたら、唐突にMOB(06)黒田が顔をだし、次の米国土産(?)を
置いて、話す間もなく風のように去っていきました。
美味しそうです。

直後、4年(11)清田もお土産をだしました。こちらは福岡土産です。


今日はお昼は3年(12)ゼミ会議。
幹部全員が集合し、昼休みみっちり使い打合せを行いました。

14:30から白亜祭に向けて企画会議を行いました。
メンバーは4年(11)藤本、清田、3年(12)尾堂、丸野、そして私の5人で、珍しく、
男だけの会議。
議論が弾み、リアル宝さがしを基本にして、おおよそ役割分担をやることができました。
先日のガリラボ通信20130930のFacebookに対し、玉名市の平野さんが
  なぜ女性は買い物がすきなのかという議論をしていて、もしかすると、チラシとは
  「宝の地図」で、特売品とは「宝」、スーパーは(=宝の在処)じゃないか。
  つまり、リアル宝さがし=「女性のスーパーでの買い物」ってことになります。
という興味深いコメントを残してくださっていました。
確かにそうですね。そう思います。
私は、家内の買い物(リアル宝さがし)に付き合うのは無理です (。-_-。)

その後、16:10からもや研映像チームの反省会を行いました。
4月から始めて9月までなので半年間を活動してきたわけです。
どうしても暗黒期に入ってしまう。
その辺りを中心に振り返りを行ってもらいました。
発言の順番は、ガリラボ名物(?)の(縦棒のみ)アミダくじですぐに決まりました。
参加メンバーはM1(14)吉村、4年(11)清田、3年(12)田中、尾堂、坂本、目代。

色々な振り返りが行われていました。

それぞれの発言を参加メンバー真剣に聞いています。いい感じのリフレクションに
なっているように思いました。

吉村が手にしているのは、横軸が4月から9月までの時間。縦軸が、主観的に
感じていたモチベーションの程度。
モチベーションの高低に影響しているトピックは、尾堂が毎回作成していた議事録から
拾ってきたものだそうです。
それにしても、説明するのにいい資料でした。さすがは院生です。

モチベーション向上に寄与していた4回中3回が私の関与でした。
それを受け、ホウレンソウを行うことの大事さと、そしてまたホウレンソウを行う
リーダーの選出とその資質の重要性、さらには締切をどう設定すればよいかなど、
当然のことばかりですが、改めてその大事さを理解できました。

今日で、このチームは解散となります。
ここで得た教訓を活用して、次の活動に応用していくでしょう。
そうなるために、経験学習モデルの話をしておきました。
経験学習のサイクルを回すのは難しいですが、もや研で培った経験でもって頑張ってほしい。
 
  

もや研映像チームのリフレクションが終わった19時ぐらいから、吉村と田中が
この狭いところに並んで座っています。

もやいすとジュニアで取ったアンケートの入力作業でした。
二人で掛け声をかけながら、膨大な量のテキパキと処理しているようでした。
こんな地道でち密な作業もできないと大きな仕事はできません。
そんなトレーニングを2人してやっているわけで、21世紀に必要と言われているキー
コンピテンシーが着実に向上していっているのではないかと思います。

 
 
 

2014年9月29日月曜日

チーム空創の成果物とアイデア

もやいすとジュニア育成プログラムはまだ終わっていません。
ポートフォリオの提出をしてもらっています。
ガリラボ前の提出ボックスです。4年(11)藤本が設置してくれました。


以下、チーム空創(熊本らしさ班)の話題。
空港ビルと色々なことがあったおかげで、関係が深まり、空の日(10月4日)での
調査に向けて準備がぐーんと進みました。
その一つ。巨大なポスター。
夕日と空港との結合させよういう4年(11)浅尾のアイデアを具体化するものです。
空の日には、この大きなポスターが阿蘇くまもと空港に設置されます。


これは、4年(11)後藤が作った空港パンフ。


空港内の食べ物や撮影スポット(これを紹介するGIF画像が極めて面白いです)を
紹介するパンフです。
後藤が全てデザインしたものですが、素晴らしい仕上がりになっています。
このパンフも空の日に空港ビル内において、その効果をみることになっております。


成果がどうなるかまだ今のところ不明ですが、こうして成果物が出来上がってくると
楽しいですね。
このチームが、空港ビル側と密接に色々とやりとりをしてきた成果を表している
かと思います。

もうひとり清田の方も面白いアイデアをもっていました。
影でQRコードを作るとか。
これも面白い。
白亜祭の空間デザインとして取り入れるように指示しておきました。
 

空の日(10月4日)はガリラボが空港内で勢いよく活動しているはずです。
どういう結果をもってくるか、楽しみにしておきたいと思います。^^


2014年9月28日日曜日

もや研の振り返り、そして次の目標へ

3月末に、もやいすと研究会を立ち上げます(ガリラボ通信2014/3/29)と宣言し、
3年生を中心に多くの有志が集まり、研究会をキックオフしたのが、
直後の4月9日(ガリラボ通信2014/4/9)。
それから半年!
このチームがターゲットにしていたもやいす育成プログラムの講義が一昨日9/26で
全て終了しました。

当初は もやいすと育成ワークショップデザイン研究会 と呼んでたんですね。
ガリラボ通信を読み返し、今更ながら気づきました(汗)。
その時のガリラボ通信には、夢は大きく、
  若干衰退気味のワークショップに活気を与えるデザインを考案し、それを組み
  込んだ「もやいすと育成プログラム」は、大学の講義として全国のモデルになれ
  るようにまでしてみたい。
と書いていました。
全てが終わった今、結果は果たして、どうだったでしょう?
何とも言えませんが、とりあえず、モデルとなる講義の準備はできたかなとは
思っています。
 
半年もあると紆余曲折していきます。
途中、どの活動にもあるように、暗黒期(停滞期)に入ってしまったもや研。
その頃の動きは鈍く、私から、もや研の存在自体が見えなくなっていました。
オープンさが無く、閉じて、自分たちだけの狭い殻の中の籠ってしまっていました。

ガリラボ通信を辿るとわかりますが、ガリラボ通信2014/7/9からしばらく、もや研の
話題が出てこなくなり、それから約一か月半も経ったガリラボ通信2014/8/26でよう
やく登場するのです。
その間、もや研が何をしていたのか、私は知りません。
それで、事務局としてもや研を引っ張っていたM1(14)吉村に対し「どうなっているんだ」と
真顔で叱り、檄を飛ばしました。
暗黒期であったことを象徴するかのように、もや研映像チームの映像を見ると、
期待値を大きく下回るもので、その場で、強い言葉で否定的なコメントをしておきました
ガリラボ通信2014/9/5)。

昼は、ガリラボをほとんど不在にしている関係で、ある夜、改めて、吉村と議論し、
もや研を再建する意味で、2年生にも加わってもらい、キックオフ会議を再度開く
ことにしました(ガリラボ通信2014/9/8)。
 
これを契機にもや研は目覚めることになった(と、私は感じています)。
私の真顔でのきついダメ出しを吉村がきちんと受け止めたことが大きかった。
ほんとにダメな人には基本的に私は多くは言いません。
世の中は不平等です(ぜひ、これを読みましょう→ガリラボ通信2014/3/22)。
期待する故のダメ出しでした。
こうしたやりとりで、私のこの講義に対する強い想いが、ようやく吉村の体の芯にまで
伝わったのだと思います。 
 
それからも色々と私から吉村へ強くダメ出し(方向性の示唆です^^)をすることに
なり(ガリラボ通信2014/9/16)、そうした刺激によって、もや研は、それまでの静的な
内輪の勉強集団から、動的な挑戦的集団へと急速に変貌していった(と思います)。
方向性を見失っていたもや研が、道しるべを手にいれた瞬間、若いメンバーが
本来秘めていたパワーが解き放たれ、それが最終的に、今回のもやいすとジュニア
2014育成プログラムを優れたものにしていくことにつながったのだと思っています。
 


集中講義が終わった夜、疲れ果てていましたが、打上げのコンパへ。
幹事は3年(12)目代。
市役所前に集合した後、先頭の目代についていったら、なんと、道を間違えるという
ハプニング。笑
幹事自体が場所をよく知らないと言う・・・(汗)。

無事に辿り着き、名幹事、目代の乾杯の挨拶で打ち上げは始まりました。




ほんとに疲れていたのですが、お腹が痛くなるほどの爆笑続きで、さらに疲れが
増した打上げでした。

全員が参加できなかったのは残念ですが、参加したメンバーみんないい笑顔を
してます。

こうした明るい笑顔は、苦しいことを乗り越え、一緒に何かを成し遂げたときの喜び
から来るものです。
Project X的世界です。
やっている時は大変なんですけどねぇ。
しかし、その先にはこんな笑顔になれ、仲間との友情も芽生えていきます。
楽をしていた人たちが、こんな底抜けに明るい笑顔になることはあり得ません。
不健康な笑顔があるだけです。

ただ、やはり疲れました。
少しだけ、燃え尽きそうです。^^;
 
奮い立たせるため、今日はこんな映像を見ていました。
湘北高校と山王工業の試合の名場面を再現したものです。
もやいすと集中講義の第3回ガイダンスの最後で、集中講義に向けた激励も
スラムダンクの「技術も、気力も、体力も・・・」という名セリフで締めくくったぐらいですから。
感動しました。 


明日からもまた次の目標に向かって頑張っていきましょう。
白亜祭、八代中、全国公立大学学生大会、卒論、玉名・・・
面白いほどたくさん目標があります。
ガリラボは、燃え尽きる余裕もなさそうです。 ^^;


 

2014年9月27日土曜日

もやいすと集中講義4日目(最終日)

一日遅れましたが、もやいすと集中講義4日目(最終日)の様子を紹介します。
最終日は、勉強(1日目)し、議論(2日目)し、取材(3日目)してきたことを報道という
形で表現することが課題です。

(1)制作作業
もやい新聞社の編集室(11番教室)では、編集と新聞の紙面制作が行われています。

それまでワークショップでは机について議論していた人たちが、今日は活発に
動いていました。
「ここは、どうする」とか、「これを切ってくれる」とかあちこちから声が聞こえ、活気に
溢れ、本物の編集の現場を見ている気分でした。

3時間で作り上げないといけないため、取材チーム5人は役割分担がしっかり
していました。事前の打合せがよく出来ていたように思います。

紙面制作風景。

切って、

貼って、

悩んで、、、手伝うファシリテーターも必死だったようです。^^

制作の進行とともに机の上はごちゃごちゃに。


一方、ニュース番組の編集室(14番教室)は、新聞とは違って動きはあまり
ありません。ニュース原稿の作成が重要で、内容の確認と、役割分担、さらには
パフォーマンスなども繰り返し練習しているようでした。

TV番組欄のPUK局で空白になっていた部分(13:30-14:30)は埋められていました。
ニュース番組を担当したファシリテーターたちのアイデアです。
芸が細かい。^^


印刷室(9番教室)。
新聞に貼り付けるカラー写真やニュース番組で使うフリップなど取材チームはここで
印刷できます。
ガリラボのカラープリンタをここに投入しました。


(2)発表直前
新聞チームの発表の場、学食です。
もやい新聞社の社内対抗コンテスト(略して、もやコン2014)という状況設定に
しています。

発表する取材チームを待つパネルたちです。

1組目が出来上がった紙面を貼り付け、発表の練習をしています。


ニュースチームのための特設スタジオ(グロカールセンター204教室)です。

実際のライブ放送前に色々と3年(12)田中が注意をしています。

タイムキーパー(発表時間5分)の2年(13)松崎。きちんと時間を守らせて
くれました。


(3)報道(発表本番)
新聞チームの発表が始まりました。当初は、パネルをひとつ空きぐらいの距離で
発表させていく予定でしたが、2チームで同時発表の方法をとったため、双方の声が
響いて非常に聞き取りづらくなったようです。学食はどうも音が響きます。
当初の予定と異なり、発表では2チームを遠く離し(パネル移動をして)、発表する
ことになりました。

新聞発表

発表をルーブリックを用いて全員で審査していきます。

新聞チームは小道具として腕章をつけています。
真正性を高めるようにと指示していたので、ファシリテーターが考え出したアイデアのようです。
ここも芸が細かい。^^


13:30、新聞チームと同じ時間に、特設スタジオでのニュースチームのライブ放送が
始まりました。

報道のやり方は、それはそれは見事なものでした。お世辞抜きに。

とても1年生には見えませんでした。
本物とそん色ないのではないかと思うほどのチームもあったぐらいです。



(4)表彰式

この4日間、受講生をずっとカメラで追っていました。
それをリアルタイムドキュメンテーションとして受講生に向けて映像でまとめ、みてもらいました。
最優秀チームを発表する前に。
密着取材していたのは、もや研映像チーム(3年(12)坂本、目代)。
目代が撮ってきた映像を、坂本が急ぎ編集するという流れ作業で、特に最終日の13:30
からの発表風景まで映像に入れていたので、それを15:00の表彰式で流したのですから、
映像チームは学食や204教室で撮っては研究室に走り、また撮りに行っては走って戻って
くるを繰り返し(1年生の秋山さん、児玉さんがそれをサポートしてくれてました)、まあ凄まじい
状況であったようです。
しかし、その努力も次の写真の様子を見えば報われるでしょう。
誰一人、声ひとつ出さず、自分が映ると笑みを浮かべながら、4日間が10分間に圧縮された
映像に見入っていました。


4日間のリアルタイムドキュメンテーション「もやいすとジュニア育成プログラム2014総集編」
 
 
 
表彰式に移ります。
ルーブリックを用いた評価の全員分を集計して選ばれた最優秀は、ニュース番組は1班、
新聞チームは4班でした。
集中講義に辿り着くまで用意してあった関門を突破してきて、全学部で残った学生は74名。
それが15チームに分かれて4日間、熾烈な闘いをやってきたわけです。
ある意味ではおおよそですが全学部の1年生の中から選ばれた2チームと言ってよいぐらいでしょう。
学長賞に相応しいチームであったと思います。

副賞は、事務局教務入試課の協力で入手できた「県立大グッズ(ペンとくまモンピンバッジ)」と
私の家内が直前に買ってきて届けてくれたまだ温かい「いきなり団子」でした(このプログラム中、
借りれる手はどういったものでも借りました^^)。

最優秀チーム(1班、4班)。


(5)振り返り
表彰が終わり、さて、終わった終わったでは、もちろんいけません。
振返りはしっかりとやらないと!

約30分ほどかけ、集中講義のことを振り返ってもらいました。
記憶を定着させ、最終課題のレポートをしっかりと書いてもらうためです。
レポートも振り返りのツールのひとつ。
最後の最後に、経験学習の方法を伝え、その重要性を受講生に強調しておきました。

チームごとの振り返りに入ると、それぞれのチームはかなり仲良くなっていることがわかりました。
あちこち賑やかです(ちなみに、終わった後はチームでどこかに出かけていくところもありました)。
学部も違い初対面でもあったのに関わらず、4日間で非常に良いチームが出来上がってました。
今回のプログラムが一定の成果を上げたことを示すものではないかと思っています。


受講生が帰った後は、いつもの如く、ファシリテーターの振り返り。
ただし、この日は後の予定があったため、ごく短く。
本格的な振り返りは、別の日に設定しているようです。



(6)残務整理
最終日の翌日(本日)、9月27日(土)19時ごろです。
残務整理をしています。
大ホール前の新聞チームの紙面を掲示したパネルに取り付ける題字を
3年(12)尾堂が作ってくれています。

施錠される直前ギリギリで、取り付けが間に合いました。

もうひとり。3年(12)坂本。外はもう真っ暗です。
表彰式で流した映像は、1年生向けたものだったので、それを少し一般向けに
修正してほしいと依頼しておきました。
その作業をやってくれているところです。
今日のお昼からずっと編集作業をしてくれていました。
上で紹介している映像は、実は当日流した1年生向けのものとは少しだけ違います。
坂本が本日作ってくれたものです。


以上、膨大な人と膨大な労力とが注ぎ込まれ、もやいすとジュニア2014育成プログラムは
出来上がったものです。
受講生した1年生たちも成長したでしょうが、それ以上にファシリテーターとして関わったゼミ生
たちは、このプログラム作りを通して大きく成長したはずです。
そのせっかくの成長が薄れないよう、それぞれで振返りをし、ポートフォリオとして残して
いってほしいと思っています。

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もやいすとジュニア2014

@阿蘇市波野

 
 
もやいすとジュニア育成プログラム2014の集中講義は、
  地域をつくる側になろう~考えまくる、夏の4日間。~
とのキャッチコピーで始めました。
ガイダンスから最終日までの道のりは以下の通りです。
 ・第1回ガイダンス(ガリラボ通信2014/6/2
 ・第2回ガイダンス(ガリラボ通信2014/6/30
 ・第3回ガイダンス(ガリラボ通信2014/9/19
 ・集中講義1日目(ガリラボ通信2014/9/22
 ・集中講義2日目(ガリラボ通信2014/9/24
 ・集中講義3日目(ガリラボ通信2014/9/25
結構、長く苦しい道のりでした。