2020年8月27日木曜日
2020年8月25日火曜日
4年生の気配りとOB(09)志柿の映像
実家に帰省していた(17)岩奥からお土産が昨日届いていました。
今日、熊日の野口先生からちょっと立ち寄られることを伝えたら、野口先生にもぜひお渡しくださいとのこと。午後、野口先生が来られたので開封し、お渡ししました。喜ばれていました。こうした気配りに接するのは誰でも嬉しいものです。岩奥に感謝の気持ちを伝えておいてほしいとのことでした。
気配りは社会人にとって大事な能力の一つです。学生の場合、こうした気配りができる人が少ないので目立ちます。学生にほとんどはアルバイトをしているはずですが、アルバイトだけでは社会性は身につかないことを教えてくれます。なぜか。理由は、気配りには次のガリラボ通信
「気配り」と「む+む」(ガリラボ通信2010/5/16)
で紹介した情報に関する能力が要求されるからです。これらはアルバイトをやっていれば身につくものではありません。当たり前のことです。ちなみに、私も気配りの能力が弱いことを自覚しています。齢を重ねると気配りの力が比例して向上していくわけでもありません。これもまた当然の事実かと思います。
今日は研究室にはゼミ生は誰も来ませんでした。明日の「夏の合同発表会」に向けての資料の提出が全て終え、それらは全部ネット上にアップしたので、今日はそれらを全部読み、観て、聞いておくことが宿題になっているからでしょう。明日の発表会では実のある質疑応答になることを期待しています。19ゼミ生も参加するようです。3・4年生の能力をしっかりと見せつけてほしい。
ゼミ生は誰も来ませんでしたが、卒業生からメールが届きました。OB(09)志柿からです。
仕事の傍ら、趣味というか趣味をはるかに超えるレベルで映像づくりをやっている志柿。熊本県立劇場の次のPR動画
行くぜ!劇場探検隊(映像版)
http://www.kengeki.or.jp/art-channel/tankentai
の制作に携わったようです。映像監督として。
構成・脚本は池田美樹さん。このお名前を拝見して「おー」と思った卒業生もいるのではないでしょうか。NHK番組「熊本の風」で大学対抗映像コンテストが行われたとき、審査員として登場されていた方です。その方と志柿が一緒に活動していたのですね。びっくりしました。
池田美樹さんの昨日のツイートには志柿が映像作家として登場していました。素晴らしい!
https://twitter.com/gogomikitty/status/1297747511856123904
コロナ禍の中で、芸術系はかなり大変な状況にあります。志柿のような活動はその意味で非常に重要だろうと思います。映像関係で、徐々に「志柿」という名前が世の中に出てくることになるのかもしれません。卒業したゼミ生の活躍は嬉しい限りです。
ガリラボのArtractが県立美術館で多少なりとも手助けができればと、活動しています。志柿のスキルには到底足元にも及びませんが、今日、「江戸の動物絵大集合!」についての夏休み企画を終えました。志柿の優れたセンスの映像とあわせて、Artractの頑張りも一緒にご覧いただければと思います。
おうちで美術館「江戸の動物絵大集合!」
https://artract16.wixsite.com/home/ouchi-edo-animal
2020年4月30日木曜日
おうちで美術館のコンテンツ公開
ぬり絵が出来上がり喜んでいる(?)のは4年(17)岩奥。
遊びといえば遊びなのでしょうが、おうちで美術館の企画のひとつを、別のおうちで美術館企画のGOサインが出来るまでの間に作業していたのです。
こういうのをマルチタスクと呼びます。
何を待っていたかというと、Artractが作成していたモダンアートニッポン展をくまモンが鑑賞している動画について熊本県のくまモングループからOKが来るのを待っていたのです。
夕方5時ぐらいにOKをもらい、ぬり絵の作業の手を止めて、岩奥が
https://twitter.com/artract16/status/1255778313869520897
のツイートをしました。一般公開ができずに終わりそうなモダンアートニッポン展がたくさんの方に届くといいかなと思います。
ツイートとあわせてArtractのホームページも更新され、おうちで美術館ページに動画が掲載されています。
https://artract16.wixsite.com/home/ouchi
昨日の新聞で「30日公開」とあったので(ガリラボ通信2020/4/29)、それに、ギリギリでしたが、間に合ってよかった。
このページには県美のホームページからもリンクが張られています。
宮尾館長も喜ばれているとの連絡がいありました。良かった。
これから5月2日、5月5日にわけて第2話、第3話と公開していく予定になっています。
間に合ってよかった。
企業のみなさんが毎度大変な思いをされている納期というものを味わえました。^^;
さて、以下はガリラボとは全く関係のない、朝の私の個人的体験です。
通勤していると、桜の木に最後の数輪の花が残っているのを見つけ、緑のなかに埋もれ、随分ときれいなものだと思いました。
この季節、木々がほんときれいです。桜の花、そのものよりも、私自身は新緑に魅力を感じます。
きれいなので、PCの壁紙にしました。
もうひとつの朝の発見。この小道。
数年も歩いている通勤路のすぐそばにこんなのがあるとは全く気付きませんでした。
いつも通っている道からわずか10mぐらいのところにあったので、なおさら。
見事にまっすぐな小道で、新しい発見に、朝からテンション上がりました。
この興奮、なかなか伝わらないでしょうけど。
2020年4月29日水曜日
おうちで美術館の取組みの新聞紹介
「モダンアートニッポン!」展を動画で紹介します。
明日(4月30日)が公開日なのですが、くまモングループやウッドワン美術館の了解を得るため等のために細かな調整が必要で(外部公開するのは内部向けに比べると大変さが10倍ほど違います)、Artractリーダー4年(17)橘は今日も大学に来てギリギリまで編集作業でした。
今日の夕方最終版を送付したので明日午前中には関係者の了解が取れるはずで、そうしたらArtractのツイーターとサイトで本編動画の公開を始める予定です。
ところで、上の写真は橘しかいないように見えます。実際は、ガリラボ通信2020/4/27で紹介したように、4年(17)西も作業していて写真も撮っています。
が、記事のスペースの関係だったのでしょうが、西はカットされていました。orz
が、夕方アップされたネット版の記事にはちゃんと西も写っている写真が出ています。
記事は同じですが、ネット版ではこちらから送った写真が使われていました。^^
https://this.kiji.is/628139009105773665?c=92619697908483575
それと本日、予告動画をArtractがツイートしました。
その反響は大きく投稿から5時間でご覧の通り。
これまでのArtractのツイートの中ではかなりの反響をもらったツイートとなりました。
https://twitter.com/artract16/status/1255360809766699009
本編3本も同様に反響があることを期待したいと思います。
Artractメンバーへ
この反響を、「お、すごい」とただ眺めておくようなことはしないように。
計測できるものは全て計測して、反響は具体的にどのようなものだったのか、客観的に答えられるようにしておくこと。
そのための万全の準備を怠らないように。
2020年4月27日月曜日
”おうち時間”攻略に動く2チーム
もちろん、このコロナの問題が解決できたときには、オンラインオンリーという今の状況から解放されるためオンラインの意義は低下はするでしょうが、2チームと話をしていると今まで考えることがなかったオンラインのことを必死で考えていることで、これまでとは異なるオンラインが出てくるのように思います。
具体的なことはまだはっきりしませんが、オンライン2.0が生まれてくる気がします。
いや、5.0?
それはさておき、今日もZOOM会議。たま応援隊とでした。随分と盛り上がりました。
また、今日のアイデアやこれまでのことを玉名市職員とのLINEグループで報告していましたが、まあこっちも随分と盛り上がっていました。たぶん、お互いにはまだ会ってないはずですが、オンライン上でも盛り上がることがわかりました。
ただ、そうでない場合もるわけで、果たして違いは何でしょう?
別チームのArtractも会議を行いましたが、今日は具体的な作業に入りました。
ただし、密集を避けるために2人だけに限定して。換気は当然行っています。
マスクをしてませんが、これはこの時だけ。ある写真に使うために、一瞬外してもらいました。^^
今日、この2人4年(17)橘と西とで2つの動画を完成させました。
熊本県立美術館の「おうちで美術館」企画で使う動画です。
本来であれば3月20日から開催され、5月10日まで続く予定だった「モダンアートニッポン!」展をくまモンと担当の学芸員さんが案内をする動画です。
それぞれ3分ほど。明日もう1本作成し、3本構成でこの展覧会を紹介する動画となります。
非常に立派な展覧会です。ほんとに。
しかし、それが熊本県民の目に触れず閉会してしまう「幻の展開会」になってしまうので、Artractのメンバーが援護していくことになります。
ちなみに、おうちで美術館は、昨日、熊本県立美術館のホームページで告知されました。
https://www.museum.pref.kumamoto.jp/kiji/pub/detail.aspx?c_id=4&type=top&id=300
そこには県美の「相棒」としてArtractのことが紹介されていました。
2020年4月23日木曜日
新緑の熊本城二の丸
熊本県立美術館です。休館中で、ひっそりとしています。
休館中の美術館をどうにかしようとのことで、「おうちで美術館」プロジェクトが動き出し、そのプロジェクトの重要な部分をArtratメンバーがオンラインでお手伝いすることになりました。
県立美術館の大事な相棒と認識していただいているようです。
今日はその関係の用件で出かけてきました。通常であればArtractメンバーがカメラを持ち出かけていくところですが、今の状況ではそれは不可能。
非常に心配でしたが、とりあえず私一人。
緑だけは十分に堪能してきました。
後ろを振り向くと、新緑の中に復旧中の熊本城が見えます。
いつもの如くの勇姿ですが、コロナの影響は避けられず、今朝の熊日に新聞にしばし工事中断との記事が出ていました。
3月ぐらいから初めて街の方にでかけました。車の少なさに驚きました。
2月までの熊本とは違う街になっていました。
その影響は至るところで出ているはずですが、大学生にもシビアな問題を突きつけることになっているようです。
昨日の新聞報道によれば、大学生の13人に1人が退学を検討しているとのこと。
大規模な調査ではないようなので、数値にどの程度の信頼性があるかはよくわかりません。
しかし、強く影響を受けている学生たちが少なからずいることは間違いないでしょう。
先日は、おうち時間が増えてしまった小中学生のことを書きました(ガリラボ通信)。
大学生の場合は、アルバイトが激減し、おうち時間が増えるということは、学業そのものを継続できるかという非常にシビアなレベルになるケースがあることを調査は教えてくれます。
事態は深刻さを増しております。
さて、そんな事態の中ですが、私の力で出来ることは、ガリラボのゼミ生たちが有益な活動がやっていけるよう準備をしておくことぐらいしかできません。
Artractのメンバー用に、オンラインでの活動に必要となる資料や映像データを持ち帰ってきて、ネット上でデータ共有をしておきました。
今後、Artractは「おうちで美術館」プロジェクトで中心的な役割を担っていくことになるでしょう。
「おうちで美術館」プロジェクトは特に子どもたちへの芸術教育を志向しているところがあるので、今この時期ですから、特に、Artractメンバーにはオンラインで頑張ってほしい。
2020年4月22日水曜日
「おうちで美術館」の取組が始まります
初めてこの言葉を聞いたのはゼミ生から。ZOOMで打ち合わせをしているときに、誰かが発した言葉でした。
初めて聞いた言葉だったので(新しい言葉はゼミ生から聞くことが多いです)、普通は突っ込むのですが、オンラインだったからですかね、そのままスルーしていました。
が、今日、あることがあって気になったので、調べてみると、ヒットしたのが次の記事。
これだけでは、震源地がインスタなのかどうかは不明です。
震源地は不明ですが、「おうち時間」を検索するとインスタでは膨大な量が発信されていました。
おうち時間という言葉が気になったのは、今日、熊本県立美術館のスタッフの方とメールでやり取りしていたら、休館が続く美術館では
おうちで美術館
の企画を進めるとのこと。Artractにもこの取り組みに加わってほしいということでした。
もともとそうした取り組みを色々と調べていて、美術館にいくつか提案しようと思っていたところだったので、Artractは喜ぶだろうと思います。
全国各地の美術館ではできない熊本県立美術館ならではの「おうちで美術館」を展開できればなあと、今から妄想しています。
コロナの影響で、当初考えていて方向とは内容が変わりそうですが、なんか、面白くなりました。
面白いことだったら何でもやるのがガリラボの信条。
Artractのメンバーは知恵を努力をふんだんに提供して欲しい。
ガリラボ通信にも「おうち時間」なるラベルを作ってみました。
そうしているときに驚愕するニュースが飛び込んできました。
熊本市内小中学校の休校を5月末まで延長を要請するとのこと。
多くの大人が、ひょっとして延びるのでないかと、予想はしていたと思います。
しかし、それが現実となると・・・
後少しで友達と遊べると思っていた子どもたち、そしてその保護者、さらに学校の教職員、学校に関係している多くの方々(例えば給食に関係する方々)はどう捉えているでしょうか。
特に思春期にある子どもたちはどう感じるものでしょう。
絶望を感じてしまう子もいそうな気が・・・・
3日ほど前のニュースで、ブラジルでは、大統領が、
もうあきらめよう
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041900123&g=int
と、コロナ感染よりも社会崩壊を心配する発言をされています。
医療の現場は大混乱し、死亡者が増えることは覚悟のうえでの発言でしょうが・・・。
社会崩壊による影響の方が深刻だと判断されたのでしょう。
今後、あちこちで、さらに難しい判断を迫られることが起きるのかも知れません。
さて、熊本市の要請が通れば、3月から始まった休校は3カ月間に及ぶことになります。
子どもたちにとっての3カ月(1学期分です)は大人の1年以上分に相当しそうです。
そうなったとき、遠隔教育がどうのこうのとか言う以前に、学校という存在そのものが、子どもたちから消滅していってしまうのではないかとそんなことを思いました。
学校が「隠れたカリキュラム」として担っていた人格教育などが、すべて家庭教育に任されるという、これまで日本人誰もが経験していない事態にもなります。
まだちゃんと教室に入ったことがない熊本市の小学校1年生とかの目には、学校という存在はどう見えているのでしょう。
まだガリラボ通信では紹介してなかったかもしれませんが、中学教諭(国語)のアクストさんがM1(20)としてガリラボに加わりました(紹介が遅れたのもコロナの影響によるドタバタによるものです)。
アクストさんには、深刻なこの問題を修士論文のテーマとして扱っていってくれるといいかなとも思います。
#おうち時間
子どもたちにとってかなり深刻な問題になってくるように思います。