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2019年1月23日水曜日

学生として優秀だったある(架空の)2人の将来予想

ガリラボには3年生がたくさん集まり、それぞれ作業をしていたようです。
よかボスチームやまとめ雑誌(というか、ほぼ書籍レベル)の編集作業とかですね。

声は聞こえていましたが、私の方はシトラス観光圏についてのまとめ作業に朝から集中していました。
チームCitrusが仕上げたデータに一貫性を持たせる作業。
メンバーがバラバラに作業しているので、成果品のテーストが揃っておらず、それを全部チェックしながら統一していく作業です。
この最後、地味ですが非常に大変です。AIでもあればいいのに思います(涙)。
集中力とセンスが問われる作業です。
その両方ともに怪しくなっている私がその作業をやっているわけですから、最後がどうなるか心配しつつ、トイレ以外は机から動かずひたすら作業でした。
まだ全く終わりそうにありません。orz

終らない理由は簡単で、途中、さぼって本を読んでしまったためです。
生駒市の市長さんの公務員の未来予想図は読了しました。
将来、公務員と民間という境界線はなくなるのかなと思いました。
転職先のひとつとして公務員があり、また公務員も転職先として民間へと移っていく。
読んでいると、そんな流動的な社会がやってきそうだと思いました。
今の公務員志望とか、民間志望とかいう区分けはほぼ意味をなさなくなりますね。
だいたい生駒市はいわゆる公務員試験をしないのだそうです。びっくりしました。
そしてそういう自治体が増えているのだとか。
公務員と呼ばれている人たちにどういった人材が求められるようになっているのかそれだけでもよくわかります。

読了したものですから、別の本を開いてしまいました。
高大接続改革のこと、そして大学教育がテーマの本です。
生駒市の本が働き始めた後の社会人の話だとすると、この本は、そうした社会人を生み出す大学教育についての本のようです。
まだ30ページぐらいしか読んでないので、よくわかりません。
その冒頭のところにこんな問いかけがありました。

A君は高校時代、帰宅部で真面目に勉強をしているタイプで、難関の国立大学に合格し、そしてその大学でも授業には欠かさず出席し成績も優秀でした。
B君は、性格は明るく社交的。なのでいつも周りには人が集まっています。高校時代あまり勉強はできなかったので一般入試は避ける形で難関私立大学に合格しました。大学でも持ち前の明るさで幅広い人脈を作っていきます。

色々と端折りますが・・・

さて、この2人の高校の先生から見ると非常に優秀が生徒です。
どっちも難関大学に合格したわけですから。
しかし、大学卒業間際になって2人の就職活動の成果はどうなっているでしょうか。
また、就職してから、この2人が30歳になった頃、活躍しているのはどちらでしょうか。
・・・という問いが読者に与えられました。




ゼミのみんなはどう考えますか?
 





例外はあるにせよ、一般論から言うと、どっちも問題をかかえる30歳になっているだろうというのがもっともありそうな未来だとのこと。
私も全く同感です。
 
教育機関にいるときの「優秀な人」と社会での「優秀な人」にかなりのずれが生まれているからそういうことになるんでしょう、おそらく。
情報革命のために猛スピードで動いている社会の流れに教育機関がついていけなくなっているということでしょう。

ただ、そのことが高校や大学の中ではわからないというのが怖いところです。
だって、2人ともそれぞれ高校でも大学でも「優秀」なのですから。
教育機関(だけでなく、どの領域もそうなのです)は、急激な社会変化の嵐によってほんと難しい問題を突き付けられています。
家の中にいて窓を全部閉めているため、その嵐が暴風雨なのかどうかも知らないまま過ごしているのかもしれません。
 


冒頭の終らない作業の中で、年末年始の風邪が長引き、ずっとさぼっていていたシトラス観光圏ホームページの更新作業。
今日は2つのスポットを追加しました。
芦北町:塩むすび館  海釣りランド





2012年4月26日木曜日

09・10ゼミ幹部対談/熊商との連携

昨日の様子をお伝えしてなかったので(誰に伝えているのか、対象は
私自身もよくわかっていないのですが・・・笑)、記憶の新しいうちに
ガリラボの活動の記録として簡単にまとめておこうと思います。
-----------
9:00前、4年(09)中島が、ガリラボに「おはようございます!」との明るい
声でやってきました。
いつも明るく入ってくるので、場も明るくなるのを感じます。
今日は、ガリラボのお菓子が無くなっていたので、と大量のお菓子を持参
してやってきました。
ちなみ、ガリラボが閉店したときにはこのすべてが無くなっておりました。
消費量が半端ないです。。。


午前中09ゼミ。私は大学の仕事の重なっていて不参加。村中ゼミ長も
就活で不参加。
ということで、副ゼミ長の中島と小川でゼミを進行したはずです。
副ゼミ長であることをあまり知られていなかった中島は、この時とばかりに
よし「中島愛ゼミor小川佳奈子ゼミにしよう!」と張り切っておりました。

・・・・・
昼休み、ゼミ新聞部の3年(10)森本の企画で、ゼミ新聞に掲載するために
09ゼミと10ゼミのゼミ幹部の対談をやっていました(09村中ゼミ長、小川
副ゼミ長、10吉村副ゼミ長不在)。
この時ガリラボはものすごい人で、15名以上いたと思います。
過密すぎて圧迫感を感じるほどでした。
(私はこの間、やはりゼミ新聞部の企画で、道場であることをやっていました)


途中も色々なことがありつつ・・・・
夕方には10ゼミへ。
今日は友だちの絵本ワークショップの続き。
完成時に発表の仕方を少し説明した後は、それぞれのペアにて
それぞれに作業を始めていたようです。


活動中の一風景。
下の写真は絵本のキャッチコピーとして10ゼミの不良娘と名付けて
しまった漆島(うるしま)です。
友だちの絵本に使う写真を撮っているのではないかと思います。
(なお、私からのキャッチコピーに対し、「不良娘をすでに脱した」が正し
いと反論しておりました笑)


友だちの絵本ワークショップによるガリラボの喧騒も18時ぐらいには少し
落着き、しばらくして、OG(03)の宮川(旧姓佐藤)と松本が顔を出しました。
宮川は来月が出産です。
かなり大きなお腹で、こんな時に大学に来ていいのかと心配しました。
しかもこの時、外は大雨です。
大きなお腹で駐車場からどうやってきたんでしょう。
しらばらくして打合せで同じくOG(03)菅原も顔を出しました。
3人とも同級生です。
ガリラボにおいてある卒業アルバムを見ながら、5,6年前、大学にいた頃、
そのころの友達などの写真をみながら、今と比較しつつ、盛り上がっていた
ようです。
やっぱり記録って、何らかの形で整理されていて、そしてそれを後になって
関係者で見た時に楽しさを増幅させてくれます。
バラバラな個々人を結び付け、ある瞬間にコミュニティを生み出すものを
境界オブジェクトと呼びます。
ガリラボにおいては卒業アルバムは、貴重な境界オブジェクトとなっているの
ではないかと思います。
21時頃、宮川と松本は帰りました。


それから菅原と熊本商業高校とガリラボとが連携してある授業をやって
いくことにしているのですが、その打合せを始めました。
その計画書です(↓)。大量のお菓子も持ってきてくれました。

打合せにはM1(12)大塚も呼んでおり、また菅原が来ることを知っていた
4年(09)市川も参加、さらに同じく4年村中、3年(10)吉村も参加して、
22:30ぐらいまで議論が続きました。
やっぱりざっくばらんな雰囲気でブレインストーミングするものですねぇ。
たくさんのアイデアが出ました。
おおよそ市川のアイデアでしたが、高校生にとってもかなり面白い取り組み
になるかと思います。
外部への働きかけをしながら、最終的には、高校生である自分たちという
存在の意味を問いかけられるものになるはずです。
非常に優れた総合学習になるものと確信しました。
萌芽的なアイデアを菅原が持ち帰り、整理して再度打合せすることなります。
菅原が持参したお菓子をパクパクと食べていた人たちはこの計画を手伝う
義務が発生しましたので、どうぞよろしくお願いします。^^;

菅原と入れ替わりぐらいに院OG(10)、学部OG(06)の松尾が中コンの仕事を
終えて顔出しました。
しばし色々なことを話し(夜中だったせいでしょうか、物事が決まっていくとき
の論理的世界観と非論理的世界観の意味に話題が及びました)つつ、気づ
いたら23:30前。
急ぎ、ガリラボを閉店しました。