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2020年3月7日土曜日

「まちをかける」を紫苑会に寄贈/創造的コロナ対応?

先日届いた書籍「まちをかける」を3年(17)岩奥ゼミ長が同窓会「紫苑会」事務局に寄贈してきたようです。
同窓会のFacebookで紹介されていました(ということを紫苑会事務局から教えてもらいました^^)。


同窓会で何かの役に立つとも思えない書籍ですが(笑)、卒業生のことも掲載しているのでまあ何かの情報にはなるでしょう。
 

この本で一番多くのページを割いているのは玉名市との連携部分なので、来週には玉名市の関係者に配布する予定でしたが、コロナウィルス騒動で予定していた会議が中止になり、持参できなくなりました。
4月の第2週に開催予定の会議でさえも保留(場合によっては中止)となりました。
こんな時期に主催者も火中の栗を拾うこともないでしょうから会議中止は当然の判断かと思います。
来週の会議については、事前にもらっていたら資料を読みそれに対して書面で意見を伝える形で会議が行われました。
テレ会議というか、文通会議です。^^

どういったルートで感染するかがまったくわからなくなってきているので、注意をするのに越したことないですね。
玉名の関係者の皆様には、コロナ騒動が落ち着き、玉名に出かけることができるようになってから書籍を持参したいと思います。

コロナ騒動はここしばらく沈静化することは難しくなる気配です。
熊大は3月下旬の卒業式を中止、福岡女子大学は4月の授業開始を半月遅らせるなど大学でも積極的な組織対応がでてきています。
熊本地震の時、私は教務・学生支援面での責任を負う立場でした。復旧に向け(色々なことを受けながら)色々な対応をしたことを思い出します。
今の状況はその時(あの時は熊本県内限定でしたが)と似ています。
非常時という意味で。
ただ、現在はあの時はよりも影響が遥かに広いエリアなので関心のレベルがかなり高く、なので熊本地震の時以上に諸々の注意が必要ではないかと感じます。
ゼミ生は、こんなとき、大人たちがどう行動するのかよく見て勉強しておくといい。
将来、自分たちがこうした危機的状況に立つことになったとき、どう行動した方が良いのか、そのためのヒントをたくさんもらえるでしょうから(社会問題として卒論として取り上げ、研究するのもひとつの手かもしれません)。
 
ガリラボでは、感染の機会をできるだけなくす努力を今後もやっていきます。
打合せはできるだけネット上で、キーボードの定期的消毒、どうしても出てくる必要のある時は石鹸での手洗い厳守、またひょっとして風邪かなと思ったら来室しないこと等々、個々人でやれることは最大限やっていければと思っています。

上でも述べたように、そしてせっかくの機会なので、こうしたコロナ対策の過程を利用して、これまでのやり方を反省的に振り返り、新たなやり方を創造していければとも思っています。
小学校ではZOOMとか使ってのオンライン学習が急激に発展する可能性もありえます。
子どもたちはほっておいても習熟していくでしょうが、一番手ごわかった先生たちが習熟せざるをえない状況になっていきそうです。
特に4月以降も今の状況が続くことになればなおさら。
一気にオンラインの流れが加速しそうです。
ただし、コロナ騒動が終わった後、子どもたちは学校に戻ることになるでしょう。
そうなったときに大事なのがオフラインのあり方。
オンラインをもしも十分に体験した後では、オフラインが従来と同じではまずい気がします。
一度オンラインの味を味わってからオフラインが元と同じであるはずがありません。
オフラインの在り方を、今から考えておく必要もありそうです。
大学の授業とかも、この機会に一気に革命へと突き進ませることもありえるかも。
もう私自身は先はないのであまり関係はないのですが、最後にそうした変革を体験してみようかと、思わないでもありません。

色々な場所で、現在の問題に対応しつつ新しいこと生み出す動きが起きているのだと思います。
そうした行動を「創造的コロナ対応」と呼ぶのもよいかもしれません。





2020年2月29日土曜日

「まちをかける~大学生と地域との連携」が届きました

4年に一度のうるう日。うるう年は4年前も今年も熊本にとっては災いの年となってしまいました。
挫けず、不屈の精神で立ち向かっていきたいと思います。


ちょっとだけ(ガリラボ限定の話題ですが)明るいニュースです。
17ゼミ生が後期後半に取組んだ取材記録「まちをかける~大学生と地域との連携」が届きました。
A5版で290頁ほぼあります。


この書籍の冒頭、「はじめに」の部分を紹介します。
ここに記載されていることが今ここにいる在学生の気持ちであろうと思います。




誰もが地域で活動することについて、感覚的にはわかるけれど、実際のところは体の芯から理解できなていないのが通常です。
上級生や卒業生へのインタビューによってどこまで理解できたかはもちろん不明ですが、それでも何も知らないで地域に踏み出すよりははるかにマシです。
17ゼミ生は、早いチームでは3月下旬には地域に足を踏み入れ活動を開始するつもりでした。
しかし、新型コロナウィルスによる非常事態に陥っている状況では、開始を遅らせることなるかもしれません。
なので、17ゼミ生は改めてインタビュー内容を熟読し、地域で活動していくための気持ちの準備をしておいてほしい。


それとこの書籍の特徴はQRコードがふんだんに使われていること。
特に付録では、ガリラボのゼミ生が作成してきたこれまでのコンテンツをQRコードを使ってスマホから簡単に閲覧できるようになっています。
これから活動していく学生たちが先輩の成果を参考にしていくためのポータルサイト的な役割を果たしてくれるものと期待しています。

 

書籍は図書館には3年(17)岩奥ゼミ長が寄贈してきました。
紫苑会にも寄贈しようと持っていったら(昨日のこと)お休みでした、とのこと。
来週また持っていくはずです。
また、取材に協力していただいた方々にはこれらの書籍をお届けしたいと思っています。
ご協力、有難うございました。





2020年2月8日土曜日

「まちをかける」のサンプルが届きました

「まちをかける」のサンプル版が届きました。
カバーの表と裏。

本の表紙です。


内容を読んだら、あちこちにミスが・・・・。


しばし修正作業に追われそうです。orz




2020年2月3日月曜日

(遅くなりましたが)16・17幹部懇親会/域学連携書籍データ完成

紹介するタイミングを失し、今頃になりましたが、先週(1月30日)にようやくですが、16ゼミと17ゼミ生の幹部によるコンパを行いました。
いつもであれば、5月とか6月に開催し、その年のことを相談するような会になるのですが、なぜか(理由は忘れました)時期が大幅にずれて1月末開催。
懇親会ではなく、追い出しコンパになってしまいました。笑
下通りの「定楽屋」というお店でした。しっかり追い出しができたでしょうか。^^



さて、今日、域学連携研究の書籍が全部完成し(本文290頁)、夕方には業者さんにデータを送りました。
当初、200頁はぐらいのものは作りたいと思っていて、そこまで出来るかなと思っていましたが、蓋を開けてみたらかなりの量になっていました。
17ゼミ生12名が12月から取材やテープ起こしを頑張ったからです。
次が書籍の目次になります。

活動という形のないものが、こうして書籍という形で可視化できて大変よかった。
2月末には本が出来上がるはずです。

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今日のガリラボは3年生が試験勉強を頑張っていました。
それ以上に頑張っていたのは、Artractの4年生。
明日とあさってで、美術館・博物館・熊本城総合事務所にお礼に出かけるため、持参するお礼の品々(DVDなど)を必死で作っていました。
こちらは感謝の気持ちの可視化と言えるでしょう。
Artractのメンバーらしいです。


2020年2月1日土曜日

域学連携に関する書籍の原稿完成

今日、原稿がすべて出来上がりました。
誤字脱字や表現のばらつきはありそうですが、とりあえず完成しました。
タイトルが決まったことは昨日紹介した通りです。
今日は、そのタイトルを入れたカバーデザインがもらいました。
使っている写真は菊池川にかかる鉄橋ですね。
津曲ゼミはどうにも県北地域から逃れない運命にあるのかもしれません。^^


本の表紙と裏表紙デザインは次の通りです。



3年生は月曜から試験に入るので、原稿を並べていく作業は私が担当します。
学生たちが担当したのは250ページほどの本文の部分(インタビュー記事)。
これを3年生12名が分担しました。
単純計算でひとり1万5千文字ぐらい担当したことになります。
テープ起こしからですから。。。ほんとよく頑張りました。

なお、私は添削もやりましたが、一番頑張ったのは「付録」です。^^
付録に一番力を入れるという・・・。
研究室と地域(天草・菊陽・大津・玉名)とのこれまでの活動をまとめたものです。
先ほどその作業も終わりました。
全部で42ページ(A5版)になりました。
QRコードで資料を閲覧できるようにとポータルサイト的にしたので、意外に大変な作業でした。
おかげで昔の資料も随分と整理出来ました。
こんなことでもないと絶対にやらない作業だなと思うので、よい機会でした。
学生と教員との連携(何連携というのでしょう?)のおかげです。

なお、この作業で驚異的な力を発揮したのはNASとガリラボ通信でした。
NASには15年分、ガリラボ通信には10年分の記録がおいてあるので、それらから資料を抽出しながらの作業でした。特にNASがなかったら昔の資料は散逸してもうどうしようもなかったはず。
NASの中は整理されているわけではありませんが、私の記憶という検索エンジンによってうまく発掘することができました。

先日、上天草市の地域おこし協力隊の方から、話を聞きたいと連絡があったので、ならば事前に勉強しておいてもらうと話が早いだろうと思い、中途の状態の付録を送ってみたところ、「研究室のことがよくわかった」とのことでした。
いい外部評価者になっていただきました。笑
とりあえず内容は概ね大丈夫のようです。ほっとしました。^^


2020年1月30日木曜日

ガリラボのこれまでの地域連携の姿が少しまとまってきました

今日の昼間の予定表は17ゼミの幹部会議のみ。
予定が入ってない分、ひたすらまとめ作業をやっていました。

域学連携についてまとめの作業です。17幹部会議もメインはその話題。
1月末(明日ですね)までには決着をつけて、試験モードに入ろうと話していました。
締め切りがあると人間、仕事をするものです。
章ごとの扉やカバー、表紙なども出来上がってきてました。
全部は現在手元にないので、章の扉だけ紹介します。いい感じです。

 
ただ、ひとつだけうまくいきません。
タイトルが決まらない!
難しいものです。
私がぱっと決めるわけにもいかないでしょうし。
本来は、趣旨について本質的なところまで深く、深く議論して、その議論の過程で関連する大切な言葉を使うべきなんだと思います。
ただもう議論する時間は残されていません。
明日を締め切りにしました。^^


私の方は最近ずっと付録づくりを頑張っておりまして、今日の段階で9割ぐらいできました。目標としていた50頁以内にも収められそうです(現在40頁ほど)。
この作業を始めたら、添削以上に大変な作業になってしまいました。
まとめていると、ただまとめているだけではもったいなくなってしまい、ガリラボでは諸々の映像など作ってきたわけで、それらの関連資料にQRコードから飛んでいけた方がいいなと思ったのがいけなかった。
そう思って作業を始めると、意外とそうした関連資料が散在しており、さらに特にネット上にアップされているわけでもありません。
散在している資料を集め、ひとつにまとめたり、逆に分解したり、それらにタグをつけてネットにアップしてQRコードを作成していく・・・という整理・整頓作業を果てしなくやる羽目になりました。
締め切りがあるので最終的には手を抜かざるを得ません。ちょっと残念です。
次は、付録冒頭の天草市や菊陽町との連携についてまとめたページです。
まだ出来上がってませんが、全部を眺めるとガリラボにとって意外に重要な資料になりそうに思いました。
これを眺めれば、これからのゼミ生が、これまででどういったことがあったのか理解するのに適切な文献になりそうです。


今回のようなことがないとこうしたまとめ作業をやることはないはず。
貴重な機会になりました。
 


2020年1月27日月曜日

共感されるツイート/域学連携書籍の進行具合

今日は暴風が吹き荒れてました。
「雪で電車が止まった」と言って困るというのがこの時期だと思いますが、今日は「暴風で電車が止まった」とのことでした。
「1月なんですけど、今は」と(とりあえず天に向かって)言いたい。
気温も20度ぐらいあるし、季節外れも度を越している気がします。


ガリラボについての話題です。
Artractのツイートが随分とリツイートされています。
刀剣に関するツイートはこれまでも多くリツートされていたのですが、今回のツイートで建物の設計などの話題でも多くの反応(共感)が生まれることを知りました。
美術館をフォローされている方々ですので、やはり「美」について敏感だということでしょう。
機械的な美にしか興味のなかった(今もその傾向のある)私ですが、もう少し他の領域の美についても共感できるような感性を持ちたいとものだと思います。
今後、Artractがツイートしていくべきヒントを与えてくれるツイートでした。


さて、世の中は色々なことが起きているわけですが、その中で、「タンクマ」休刊の記事に目が留まりました(熊日2020/1/25)。
タンクマを私自身はあまり読んだことがないのですが、地域での活動やその情報化を行ってきた研究室なので、その存在を意識はしていました。
特に讃岐うどんのメジャー化に地域情報誌が大きな役割を果たしたことを知った2008年の時からはずっとでした。
しかしその地域情報誌がなくなるという。。。
情報自体はいつの時代も必要だと思うのですが、どうにも紙媒体は苦戦を強いられているようです。


そんなことを書いてる傍からですが、現在、これまでネットに散在していた研究室の地域活動を紙媒体にまとめる作業をしています。
体系的にというところまではたどり着けそうにないので、とりあえず集めるだけにしました。
本編は地域で活動してきた研究室の学生たちのインタビュー記事。地域で活動していた学生がどんな思いでいたのか、何が必要なのかを後輩たちが学ぶ場として取り組んだものです。
誤字脱字はまだありそうですが、とりあえず17ゼミ生がまとめた原稿の添削を終えました。
現在、A5版で200頁ほどの分量に達していて、残すところ次の付録の作成だけです。
これがどの程度になるか不明ですが50頁以下程度には抑えたいと思っています。

1月末には原稿を完成させたいと思っていますが、現在のペースだと微妙なところです。



2020年1月23日木曜日

域学連携上級生インタビュー記事=大人への成長の記録

明日のゼミでは2年ゼミ生はDavinci Resolveについて勉強したことを発表することが課題になっています。
それをポスターにして発表してもらうのですが、今日、色々と準備している2年生たちを観察していると、やっぱり4年生とかとはこんなに違うのだと感じました。
何かが天から降っている感じが2年生で、そんなものは天から降ってくることはなく自分たちが作り出すものだということが少しわかってきているのが4年生。
3年生はその中間ぐらいですかね。
この差は、子どもから大人への転換と言ってもよいかもしれません。
もちろん何も変わらない人もいるとは思いますが、ガリラボの4年生(の多く)はガリラボの2年半で(ガリラボ以外の影響ももちろんあるとは思います)、この転換が随分と進んでいるようです。
4年生だけ見ていると幼い気がしますが、比較すると違いがよくわかります。

なお、現在、地域と連携してきたガリラボの4年生のインタビュー記事の添削作業を進めています(かなり大変です)。
その話の中に、この転換が進行する過程がよく表現されているように思いました。
今日は4年(16)小島の(はちゃめちゃな)記事を添削していました。その中に、
連携先から「あれお願いします、これお願いします」とか色々言わることがあります。言われた通りにやっていると全部こちらに任せっきりにさせられるので、「この仕事はお願いします」という様に頼んだりするなど、駆け引きをすることが大切だと思います。
もちろん程度問題で、あまり言い返していると協力関係が崩れていくでしょうから。でも、無理な時は無理ですと、理由を添えてはっきり伝えたほうが良いと思います。

といったことを話していて、なんか大人になったなと思います。
社会人からすると当たり前のことなのでしょうが、こうした大人の対応はなかなかできません。
小島のこの発言とかは、欲しいものは天から降ってくるのだという子どもの思考から抜け出てきていることを示しているように思います。
授業だけ受けているだけでは、(当たり前のことですけど)こういうことができない。
こういう思考形態になってきて初めて仕事の上でも役立つ人になっていくはずです。

地域と連携してきた学生たちのインタビュー記事を読んでいると、大人への階段を上っていった記録のように見えます。

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2年生と少し話していると、ポスター作りで糊の話になりました。
それでふと思い出したのが、今日のこの記事。
「液体のり」が大腸がんの細胞をたたくのに非常に重要な役割を果たすのだというのです。
画期的ですね。


朝日新聞2020/1/23
https://www.asahi.com/articles/ASN1Q6GZJN1QULBJ00H.html?fbclid=IwAR3iNdsXD4ziSICN7fHQv628UhJkOWB7-ejBNysKGP2mxHeLB5zpqnOl7QQ

この記事を見て、すっと記憶がよみがえったのが、次の記事。
昨年の5月の記事です。これは白血病治療に向けた「液体のり」による細胞増殖の話。
使い道は違うものの、双方ともに身近な液体のりががん治療に効果的であることということで驚きました。
四国の葉っぱビジネスとかも思い出します。

https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/190530/lif19053018290015-n1.html

一種のアスペクト変換が起きたわけです。ガリラボでも地域でこうしたアスペクト変換を起こすようなことをやってみたいですね。^^




2020年1月17日金曜日

域学連携研究の原稿出揃う

地域との連携について研究している17ゼミ生の原稿がおおよそ出そろいました。
添削作業を始めました。
午後、卒業生2人分のインタビュー記事の添削をやったのですが、意外に大変でした。
2人分で5時間ほどかかりました。
意味が通るようにしていく作業で手いっぱいで、誤字脱字のチェックまではとても手が回らず・・・。
OB(13,M17)多賀がインタビューの中で編集という作業のかなりの大変さを語っていましたが、まさにその感触を味合わせてもらっています。orz
来週中には決着をつけたいと思っているところです。

私が担当する教員から、そして地域からみた連携という節を書き終えました。
その中で、引用させてもらっているOB(M08)佐藤、菊陽町のOB(M06)黒田、そして玉名市の平野さん、和田さんに問題ないかの確認をしたところ、おおよそみなさんから返事をもらい、必要な添削とともに掲載を許可してもらいました。
今回は地域側の見解がほとんどないので、来年度はこの部分を分厚くしていかねばと思っているところです。

なお、この節では、ガリラボが地域で最初にやってかなりの成果を上げた天草市での活動を事例に取り上げたのですが、佐藤から、あれからもう10年ですか、懐かしいという返信をもらいました。
当時の写真や資料などを見ながら(ガリラボの共有フォルダは偉大!)、私もみんなもなんと若いことか。
次の図は、まだ「ユーチューバー」なる言葉などまったく存在しなかった頃に、天草市を舞台にユーチューバーとして大活躍していたOB(M08)佐藤たちの勇姿です。
ほんと懐かしい。


さて、明日からセンター試験です。
体力的に厳しくなってきたので、ガリラボ通信は2日間お休みをするつもりです。
 



2020年1月9日木曜日

明日の発表に向けた18ゼミ生/域学連携研究のこと

午前中会議があり、終わって11時過ぎに戻ってきたら廊下に
 4年(16)大友と2年(18)小林
が立っていました(いや、座ってたかな)。

2年生は私のスケジュールを見る習慣が無いようで(閲覧方法は教えてあるのですけど)、10時過ぎから待っていたということでした。
(明日が発表ということもあるからでしょうが)諦めずに待っていたところが偉い。
急ぎ準備を始めていました。直後に、小林のペアの2年(18)村田が合流。まるで私の会議が終わるのがわかっていたかようですが、どうも寝坊したのだそうです。orz
この2人、夕方には準備を終えて晴れ晴れした顔で帰っていきました。

ところで、同じく待っていた大友ですが、大友はもちろん私のスケジュールを確認してから来ており、そろそろ会議が終わっているのではないかと予想してやってきていたそうです。
なので、待つといっても5分ぐらいのものだったようです。
2年生と4年生で対照的です。
ガリラボで2年ほど過ごすと少なくともこうした違いが生まれるようです。

午後はArtractとの会議。
熊本城特別公開に向かった細川ガラシャ動画の作成状況の確認がメインでした。
会議の際はまだ途中でしたが、夕方になって熊本城特別公開の第2話を大友が完成させていました。
明日には熊本城総合事務所に確認してもらい、了解が取れ次第、順次、公開をしていくことになります。

その会議をやっていると、2年(18)伊東と岡本がやってきました。
明日の発表の準備のようです。
夕方まで作業して帰っていきました。

2年生は残り8人がいるはずですが、準備をどうしているのでしょう?
20時過ぎに2年(18)高田と河合がやってきました。
録音をしていたようで朝から静かなところで作業していたそうです。
最後の段階でどうしてもネットが必要になりガリラボの来たのですが、なんとちょうどその直前にネットがダウン。
私自身も困っているところでした。
明日、復旧したら来るようにと伝え、帰しました。

21時現在、ネット自体は普及しましたが、研究室内のネットワーク環境が変わってしまい、かなり不都合が生じそうです。今日は疲れたのでその確認はせずに今日は帰宅します。

なお、本日は、17ゼミ生が中心になって取り組んでいる域学連携の本の添削作業もやりました。
変則的ですが、1章だけ4年(16)松寺と川上が担当しています。
その1章の添削が終わりました。OB(M08)佐藤との対談(ガリラボ通信2019/12/16)を踏まえて松寺と川上が作成したものです。1万字ほどあります。
本づくりが少し進みました。




2019年12月22日日曜日

域学連携を経験した卒業生OG(10,M14)吉村の取材

ガリラボ前においているシクラメンの花が咲き始めています。
熊本地震の際に初代を枯らしてしまい、その年の秋(興津会の時に)2代目のシクラメンとしてプレゼントしてもらって(OG(03)菅原より)、それ以来3年間、水だけで頑張ってきたシクラメン。水だけでもこんなに頑張れるんですねぇ。驚きます。


今日は冬至です。



今日の話題は、冬至についてではなく2日前、金曜夜の話題です。
12月20日夜20時にOG(10,M14)吉村に来てもらいました。
卒業生の中でも一番モノを言いやすいのがこの吉村で、最初に思いついた卒業生でした。
地域との連携を卒論として取り組んだ卒業生としては3人目の招へいでした。


学部の時に地域と密に連携していて、また夜に都合のつきそうな人たち(さらに研究室まで来てくれそうな人たち)、さらに次が一番重要ですが、こうした面倒な依頼をしても「嫌な顔」をしないことが容易に想像できる人といった厳しい条件のもと、異なる年代の卒業生を選定したものでした。笑

活動で作ってきた資料は膨大なものでしたが、それらを(一応)たくさん持ってきてました。
一応と書いたのは、結局、インタビューの途中でそれを開くことはなかったので。^^;
(帰る際、「筋力トレーニングにはなりました」と話していました orz)


吉村先輩の取材担当は3年(17)岩奥と園田。


吉村の卒論を読み、さらに吉村が学部の時に作っていた資料(パワポなど)を共有フォルダから見つけ、それらを見ながらのインタビューでした(岩奥、園田ともに、下調べをよくしており立派でした)。


吉村の話の中で記憶に残っているのが、地域に出かけていくと確かに何かやった気になるけれども、それは運動会をやっているだけでしかないということ。何か芯になる理論をもっていないといけないと(そんな感じでした)いうことを2人にアドバイスしていました。
確かに吉村は、よく理論の勉強もしていました。勉強会を開いていましたし、その中で一番よく勉強したのが「プレイフルラーニング」という考え方でしょう。
平易に書いてありながら、内容はかなり濃く、この本を土台にして色々と難解な文献にも挑戦していた吉村でした。
また、たまたまガリラボの掲示板に資料を貼っていたのが目に留まり(左の資料)、ほんとたまたまでしたが、吉村たちが卒論の成果をガイドラインとしてまとめて連携した「近畿日本ツーリスト」に提出したものを掲示していたようです(ガリラボ通信2019/2/10)。



冊子は学習理論を下敷きにして「観光地を学生の学びの場」としてデザインしていく(商品化していくための)ガイドラインがまとめてあります。
そして、まとめたガイドラインは、連携した証・形を残そうと、卒業するギリギリまで作業して、卒業式の2日前には連携先にまで届けたようです(ガリラボ通信2014/3/13)。
今年の4年生も何らかの形でそうした証を残していくとよいのでしょうが。


もうずいぶん前になるので思い出すのも大変そうでしたが、色々と話題も盛り上がり(チーム内の葛藤の話とか。笑)、2時間ほどのインタビューは(取材した2人は文字起こしが大変でしょうが)無事に終わりました。



吉村が「筋力トレーニング」になったという話の真実は、実はこの差入れです。
重かったでしょう。資料と一緒に、この2箱を一緒に3Fまで階段で持ってきたのですから。
社会人は強い! 笑



帰りには久々に吉村に自宅まで送ってもらい、研究室と含めて色々な(どうでもよい話も含めて)話ができてほんと愉快な夜でした。



<連絡>
15・16・17・18ゼミ生に依頼している今年の10大ニュース候補についての予備調査は本日までです。よろしく。
 
 

2019年12月20日金曜日

域学連携を経験した卒業生OB(13,M17)多賀の取材

1日遅れになりましたが、昨晩、OB(13,M17)多賀に来てもらって域学連携についての取材を行いました。
公務員として勤務する多賀。仕事を終え、大学に急行してくれました(感謝)。


インタビュアーは3年(17)橘と川上。Nコン全国大会@京都への参加コンビです。


OB多賀は、学部の時にCoho'zuというチームで次の右の書籍「復興へと向かう1歩」を作りました。熊本地震直後から大津町と連携して作成したものです。現在この書籍は、熊本県の「熊本地震デジタルアーカイブ」内の資料として保存されており、
  https://www.kumamoto-archive.jp/post/58-99991jl0002xpg
にて全て閲覧できます。
その横、左の書籍は、参考した文献でこの本が、地震後の大変な取材と気の遠くなるようなまとめの作業を進める際の土台となったのでした。Coho'zuのメンバーでこの本を輪読して調査に向かうマインドをセットしたのでした。


橘と川上のインタビューに加え、私が途中で記憶を補うなどして質問を膨らませていき、トータルで2時間ほどの濃厚な取材となりました。

聞き取っていく中で、多賀が1枚の資料を取り出しました。これは、Coho'zuが活動の振り返りを行ったときに作ったものだそうで、問題点を抽出し、それへの対策を書き込んだもので、これによって活動のレベルアップを行っていったようでした(だから、あれほどの活動へと昇華していったのでしょう)。

さらに調査資料もインデックスをつけてよく整理しておりました(それを今もまだ持っていて、取材を受けるということで見直したのだそうです)。


取材を通して、こうした先輩の活動を在学生には見習ってほしいと思いました(だから、写真を撮り、こうしたガリラボ通信で紹介をしています)。
記録を取っておかないと、自分が行ったその時の行動は、記憶の中から消失していくことが多い。
その行動が存在しなかったということになります。
それって極めてもったいないことだと思います。せっかくの宝物を捨ててしまうようなものだと私は思います。


多賀からのお土産。
卒論で頑張っている4年生への差入れということでした。




2019年12月18日水曜日

域学連携を経験した卒業生OB(15)宿利の取材

3年(17)宮嶋がノートパソコンに向き合っています。
そのPCの傍には、マクロフォンとヴォイスレコーダーが置かれています。
事前に色々な方法を試したのですが、結果的に当初の通り、オーソドックスな配置と録音方法となりました。^^;


何を録音しているのかというと、LINE電話の向こうにいるOB(15)宿利の声です。
域学連携を経験した卒業生として取材をお願いし、快く引き受けてくれたのです。


1時間半ほどのインタビューでした。宿利は、ファミレスに座り、宮嶋の問いかけに熱心に回答してくれました。
有難い限りです。
宿利に対してもですが、大分のファミレスにもです。
ひとりでずっとスマホに向かってしゃべり続けている怪しげな男を追い出すわけでもなく、何も言わず見守ってくれているのですから。
心の広いファミレスだなと思いました。笑

宿利で1人目の卒業生が終わりました。
今週中にあと2人。
たぶん、順調に取材は進みそうです。




2019年12月16日月曜日

域学連携に関するOB(M08)佐藤への取材

今日午後は、OB(M08)佐藤に無理言って協力してもらい、「域学連携とは」のテーマで取材を行いました。
取材者は4年(16)松寺と川上。
そして、「域学連携研究(仮)」なる書籍の編集を担当する17ゼミ幹部(岩奥、橘、阿部)にも同席してもらいました。


域学連携の意義、目的、メリット・デメリットなど包括的な話を聞くことができました。
松寺はこの内容を卒論に、そして17ゼミ生はこれを書籍の第1章に組み込む予定です。
撮影:3年(17)岩奥

その後、久々に佐藤と話し込むましたが、いつもながら色々な知識を持っている佐藤には驚きます。
あの豊富な知識はどこから来ているのでしょう。
嫉妬しそうです。笑
行動力を持ちあわせているこの優れた知性を欲しいところは無数にあるのではないかと思います。




2019年12月6日金曜日

卒発表リハ(16ゼミ)/域学連携研究(17ゼミ)

明日(12/7)が卒論発表会ということで、今日は、現地リハ。
発表練習は道場で済ませ、会場となる中1で立ち位置やマイクの受け渡し方法等の確認作業を行ってきました。


ただマイクを受け渡しているだけなのに、この2人は何をやっているのでしょう。
もう私の手には負えません。orz
明日はたまがーると連携して活動してきた玉名女子高校の先生と生徒も聴講に来ます。
大学生らしいところを、ぜひこの2人にも見せてほしいと思っているところです。^^



次は午後の17ゼミです。
「域学連携研究」なるプロジェクトを始めたわけですが、どういった質問項目であれば域学連携の正体を明らかにできるのか、それをみんなで議論しました。
「みんな」の中に変わった人たちが入ってます。4年(16)川上と松寺です。
この2人は研究グループの一員なので、ゼミに最初から加わってもらいました。
写真は、全員から出た多くの意見を投影して、カテゴリ分けしているところです。
全部でカテゴリは5つぐらいにして、それぞれに対応した細かい質問を設定することができました。

さらにターゲット(取材相手)も次のように決めました。上級生と卒業生を次のように割り当てることになりました。
卒業生については、それぞれの卒論を熟読するように指示しておきました。

来週から取材を開始します。


2019年12月1日日曜日

ガリラボの師走の重要活動→域学連携研究

本日は推薦入試でした。
入学してくれば20ゼミ生。私がゼミで担当できる最後の学年になります。
感慨深いものがありました。

たまたま日経のサイトで
  学生xトップランナー
なるコラムをたまたま(?)目にしました。
たまたまかどうかは不明。Facebookに流れていたものなので、私の好みをわかっていて流れてくるものでしょうから。
たまたま(?)目にした記事は東大生が羽生9段を取材した記事でした。
 

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO52045190R11C19A1000000/

この企画、シリーズものになっていて、色々な大学の大学生が各界のトップランナーに話を聞くというものでした。

https://style.nikkei.com/college/DF060920195335

この企画を見て、立花隆氏がやったことを思い出しました。
ガリラボ通信2012/2/10

立花氏の企画を参考に、13ゼミ生の「しょせきかプロジェクト」は開始し、苦闘の末に書籍「どりぃむ」を完成させたのでした。
ガリラボ通信2016/2/25

もう4年近くも前のことになります。

自分たちで取材してそれをカタチにすることの意義は大きいと思います。

ということで、17ゼミ生にもそれを経験してもらおうと「域学連携研究」というテーマでのしょせきかプロジェクトを始めました。

ガリラボの師走の活動の中で最も重要なものになるでしょう(17ゼミ生が本気を出してくれれば)。
ただ、13ゼミ生のときと比べてかなり準備が雑で、準備期間が無くていきなり本番となってしまいます。
なので、プロジェクトの名称も決まっていないという・・・。orz
12月初旬に開始で、12月下旬にはおおよそ書籍の原稿作成を完了させたいと思っています(なので、今回は完全版というよりもまずは試作版(第0版)として、来年度のグループへと引継ぎ、そこでしっかりした第1版を完成させることができればと思います)

今回の取材の主なターゲットは学部の時に地域で活躍していた卒業生となります。
今秋には質問項目を決め、来週ぐらいにはインタビューの依頼を出したいと思っています。
依頼が来たら、快く引き受けてほしい。m(_ _)m