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2012年1月13日金曜日

宇土中WS2011完了

昨年の11月末のことになりますが(2011/11/25)、宇土中学校1年生向けに
「体験をコトバにしよう」とのワークショップを行ってきました(その時の様子はこちら)。

終了後、初々しい中学生が作成した紙媒体のデータを持ち帰ってきたのですが、
その電子化作業がようやく終わりました。
3年(09)村中に丸投げしていたものですが、年は越してしまいましたが、良い年が
越せたからでしょう、たいへん立派な電子ブックが出来上がりました。
サイト化して、宇土中の方へのその周知も済ませました。

開く

前準備も大変ですが、どっちかというと、後のまとめ作業の方がかなり面倒です。
イベントをやって、達成感を味わって、燃え尽きて、それで終わり・・・・、なんてこと
がよくあります。
それは8割でしかない。
全てがそうでもないでしょうが、活動内容を後日使えるようにしておくこと(データに
価値を付加しておくこと)で初めてすべて終了です。
それで初めて仕事の10割を終えたことになるかと思います。

村中の作業でもって宇土中での2011年度のワークショップも完結できました。
ボランティアで参加してくれたゼミ生諸君には感謝の言葉もありません。
どうもありがとう。

頭の片隅にずっとあって気になり続けていたことが消え、ほんと感謝します。
繰り返しですが、どうもありがとう。 m(_ _)m

それぞれ、この活動を自分のキャリアフォリオにまとめておきましょう。
参加したファシリテータそれぞれは、そこまでやって10割になるかと思います。


ちなみにこの活動は、宇土中未来探究講座の学年通信「QUEST」でも紹介
されました。参考までに。


2011年12月13日火曜日

4年生合同発表練習&グローカルなお土産たち

1限目は講義で、一番前の席に陣取った3年ゼミ(09)たちのヤジ(?)に
惑わされることもなくExcelでのデータ分析の在り方を一通り解説と演習を
してきました。
講義終了後、毎回ネットでアンケートを取っているのですが、おおよそ以下
のような評価になります。

私が教えているから、こうなるわけではもちろんありません。
ある意味で、私が教えないからこういった結果になっているのだろうと思って
います。
こんなに寒くなったのに誰も遅刻してくることはなく、さらに講義終了後まで
極めて熱心にやっています。
毎度のことながら感心しています。

500回記念として書いた
  ラーニング・コモンズとしてのガリラボ活用を
で、糸井重里さんのこんな言葉を引用しました。大好きな文章なので再録します。


  「魚を飼うということは、水を飼うということである」。とにかく、健康な水をキープできていれば、
  魚は元気に生き続ける。魚を飼っている、なんて思わないほうがいい。水を飼っていると考えた
  ほうがうまくいく。あなたのいる環境は、元気ですか?
                            糸井重里「今日のダーリン」2004年4月23日より


私たちが頑張るべきは、水の浄化であり、環境づくりなんですよね、たぶん。
やるべき環境があれば人は頑張る。
私なんかが立派なことをしゃべろうとして、出しゃばる必要はないのだと思います。

ついでながら、上記アンケートではコメントも書いてもらっているのですが、ガリラ
ボのメンバーのはいつも面白い。ある男子ゼミ生のコメントです:

  次回は読書量が試されると先生が仰っていたので、読書を最後にやったのを
  いつか思い出せない僕は非常に不安だ。
  …それでも生きていく。

吹き出しました。

・・・・・

さて、まえおきが長くなってしまいました。
2限目は4年(08)坂本と英語の文献を読んでおりました。
お昼前に、同じく4年の戸高、松永がやってきたので終了して、その後、ガリラボを
占拠したのが、新生ゼミ新聞部。
3年(09)草原部長の下、3年(09)市川、本多、2年(10)石原、島本、森本が次号の
構成案を話し合っていました。

そして今日のメインイベントの4年生の発表練習。
12:50から始め、16:00までかかって16名全員の練習を行いました。
やってみた驚きましたが、みんな意外に上手い。
少なくとも私よりも上手いのが何人もいました。
素質を分けてほしいと思いながら、指摘は厳しくしておきました。

16:00過ぎからは3年(09)中島と新しく立ち上げる放送部についての下打合せ。
金曜日に部員全員集まっての初部会を開きます。

その後、4年(08)大塚、矢田のパワポのチェック。
二人は卒論発表会前の12月19日に学生GP公開審査会でもプレゼンするのですが、
その内容の確認です。
これも良い出来です。
学生GP絡みで何度もプレゼンしてきたからでしょうが、しっかりしたパワポが出来て
いました。

その横で、3年(09)村中には宇土中のワークショップの内容を電子化作業を依頼
していて、せっせとそれに取り組んでくれていました。
直に出来上がり、宇土中の生徒さんたちに向けてネット上で公開できるでしょう。

・・・・

今日は色々なお土産がガリラボにやってきました。

4年(08)川崎からの韓国土産です。


3年(09)小川からの大阪土産です。


3年(09)谷からの健軍土産です。


さすがはガリラボ。
お土産もグローバルからローカルまで広い範囲を網羅しております。


2011年12月9日金曜日

新生ゼミ新聞部の初会合

今日のガリラボはかなりごった返していました。
3年生は今日が授業がほとんどないということもあって、ここぞとばかりに
打合せをしているからでしょう。
午前中から三里木に出向いた3年(09)谷、小川、宮本が集まり、電子ブックの
構成と映像作りについての具体的な打合せをしていました。

同じ頃、3年(09)村中は宇土中ワークショップに出向いたファシリテータの面々に
集合をかけて、概念ツリーの電子版作成の指示をしておりました。

4年生(08)は戸高、川崎、松永、矢田、大塚、浦本(07)がそれぞれ時間差でやって
きて卒論や学生GPなどについての作業を黙々とこなしていました。

矢田によって学生GPの報告会に向けた以下の概要が仕上がりました。
この概要のもと、12月19日に大塚、矢田によって学生GPの公開審査会にて
発表を行います。

お昼過ぎには、私と3年(09)中島とで新しく立ち上げるガリラボ放送部(局?)に
ついて計画の骨子づくりを行いました。
大まな性格付けはできましたが、細かい部分まで詰めることができず、来週まで
持ち越しますが、来週中には初代メンバー候補を集めての初の部会を開催する
予定です。

ごった返しているところをさらにごった返すかのように、草原ゼミ新聞部部長のもと
スカウトしてきた2年生を加えた新生ゼミ新聞部が初打合せを行っていました。

新生ゼミ新聞部のメンバー構成は以下の通りです。
部長  3年(09)草原
副部長 3年(09)市川、本多
部員  2年(10)石原、島本、森本


草原部長の司会のもとで、次回の第12号は平成24(2012)年2月17日発行と
なり、全体で16ページ構成とすることが決まりました。
紙面内容もおおよそ決定し、それぞれの紙面についての担当決めも終わりま
した。
さっそくこのメンバーで来週から活動を開始します。
みなさま、記事依頼が来たら、快く引き受けてください。

アミダくじで2年生のOJT役としてつく3年生が決まりました。
次のようになります。
 2年(10)石原→3年(09)本多
 2年(10)島本→3年(09)市川
 2年(10)森本→3年(09)草原
今後、ビシビシと3年生が指導しながら2年生は一人前になっていくかと思います。

16:10~17:40までは2年のゼミでしたので席を空けましたが、戻ってみたら
すでに2年生の石原、保坂、森本、吉村が戻ってきておりました。
保坂、森本は3年(09)村中から言われている宇土中のデータの電子化作業のようです。
石原は打合せ中に書ききれなかったことを、ゼミ新聞部ノートに記録に来たようです。
石原がゼミ新聞部の記録係になっています。

あと一人の吉村は特に目的はないようでしたが、こんなものを紹介してくれました。
ほぼ日手帳2012」です。
かなり立派な手帳で圧倒されましたが、価格を聞いたらさらに圧倒されました。

クローズアップ(↓)。

吉村にとって、これから立派なキャリアフォリオとなっていくのに違いありません。


さて、明日の土曜日は3年生の多くは福岡での合同企業説明会です。
たくさんの収穫があることが期待しています。
土産話を月曜日にでも聞きたいと思います。
 


2011年11月25日金曜日

体験をコトバにする-宇土中でのワークショップ

今年で3回目となりますが、県立宇土中学校1年生に向けて、「体験をコトバにして
分類しよう」というタイトルでワークショップを行ってきました。


なんとなくノウハウを掴んできたようにも思いますが、やっぱり相手は中学生です。
気を引き締めて宇土中に乗り込みました。
まずは会場の設営作業から。
これも自分たちで行います。
なんと手作り感のあるワークショップなのでしょうか。
年々、こちら側に作業の量がシフトしてきている観がしないでもありませんけど・・・


ワークショップは比較的順調に進みました。
昨年の反省を踏まえて、内容を見直したせいもあるかと思いますが、それ以上に
ファシリテータの活躍が大きかったのかしれません。

2年(10)保坂です。

同じく2年(10)森本です。
二人の2年男子学生ともども、初めてにしては上手なファシリテート振りでした。


2回目の参加となる3年(09)中島です。


今回が初めての3年(09)本多。一番活発なグループだったのでちょっと
大変そうでした。


同じく3年(09)緒方。初めてでしたが、余裕がありそうにみえました。


最後に3年(09)村中。2回目です。時間内に余裕で課題を終わらせていました。
さすがです。


この日はスペシャルサポーターとしてM1(11)白樫にも参加してもらいました。
昨年の進行のあり方を考え、ファシリテーターをサポートしてもらうためでした。
おかげで、今回は順調にワークショップを終了させることができました。


順調だったとは言え、やはり中学生相手はへとへとになります。
大学に戻ってから、しばし呆然としておりました。

また来年度も依頼があるかもしれません。
ファシリテーターのみなさん、またどうぞよろしくお願いします。


2011年11月18日金曜日

ガリフェス前日

風車、お花それぞれの経緯は省略しますが(「こちら」をどうぞ)、そろそろ
やばいかなと思い、壊れる前、散る前に、並べて撮ってみました。
消失する可能性があるから、そこに価値が生まれるのであり、恒久的な
ものにこういった価値(または美)は生じないでしょうねぇ。
地域資源の発掘というのを考えていくのに、こういった観点も必要だなと
この二つのものを見ながら、ふとそんなことを思いました。
(思っただけで、それから超多忙になって考える余裕はなくなりましたけど・・・)


午前中、宇土中で実施する「体験をコトバにしよう」というワークショップの
打合せを3年(09)村中と行いました。
昨年、終了後にM2(10)松尾がまとめておいてくれた反省資料を読みながら、
今回向けの内容を検討したのですが、やっぱり話すというのは大事ですね。
昨年、消化不良に陥り、モヤモヤしていた部分を解決する方法が見つかりました。
来週には、具体的なプランを持って、村中が宇土中に出向き、担当の先生と
打合せをしてくる予定です。

次は菊陽町のフィールドワークについて3年(09)中島との打合せです。
午後から菊陽町三里木商店街にフィールドワークのためのアポ取りに出向く予定
でしたが、もう少しこっちが準備してから出かけた方がいいかなと判断し、訪問は
先送りしました(雨が降っていたせいも多少あります・・・・)。
23日の休日に朝から個々の商店の特徴について調べ、どういった切り口で調査
してくるか案を考えてからアポ取りにでかけます。

フィールドワークに出かける前準備は結構大変です(後はもっと大変ですけど)。
前準備と後処理が一番大変で重要なのですが、そのあたりをフィールドワーカーで
あるガリラボゼミ生たちはしっかりと理解しておいてほしいと思います。

その頃、ガリラボ内では4年(08)坂本、松永、矢田、大塚らが学生GP関連の
打合せをしておりました。
宇土中のワークショップと同じ日に彼らは報告会があり、それに向けた話し合い
でした。
またその横では、3年(09)谷や本多が明日のガリフェスの準備にてんてこ舞い
でした。
買い出しに、大同窓会の席次表などたくさんの仕事があり、朝から夕方まで
ずっとその作業をやっておりました。
なんか、ですね。凄いのです、それが。
これまでのガリラボには見られないような緻密さです。

色々な準備を終わり、テーブルの上に出そろった明日の準備物です。
バレー用のボールや小物はもちろんのこと、段ボールにはUstream(ガリスト)で
大会を中継するための機材がぎっしりと詰め込まれています。




どういった放送になるのでしょう。
実況を担当する中島は、
  バレーの実況・・・気づいたらバレー用語知らない(・。・;
とツイートし、バレー用語を検索して必死で覚えているようでした。

白亜祭に続き、ガリフェスと大きなイベント続きになっていますが、まあよく
こなすものです、みんな。
ほんと凄いですよ、ガリラボの学生たちは。

明日、しっかりと楽しめたら、それは確実に、この裏方の人たちの頑張りの
おかげです。
感謝したいと思います。


2011年10月13日木曜日

1日TA募集

宇土中からの依頼の件を、大まかにでも形を作っておこうと、思案して
いましたらまとまらず・・・

ならばと初心にということで、2年前、この依頼を受けた最初の頃のガリラボ
通信(2009/10/25の記事)をなんとなく振り返ってみたら・・・びっくりでした。
最近のガリラボ通信に比べるとえらくアカデミックだな、と。。。

かなり真面目に依頼を受け止めていたことに気づきました。で、ちょっと慣れて
しまって初心を忘れている今を気づかされもしました。
(こうやってその時々の思いを記録しておくのは悪くないですね)

新鮮な気分になるにはやっぱり新しいことをやるのに限るわけで、アイデアを
絞ってみたいと思います。

ただし、ゼミ生のボランティアに依頼することは2年前と同じです。
その時の記事にはゼミのエース級の4人との最大の誉め言葉を使っていますが、
今年もそういったエース級のゼミ生が手伝ってくれることを期待しております。

色々と書きましたが、要するに、ボランティアのTA(ティーチングアシスタント)を
募集しております。
11月25日(金)午後です!

2011年10月12日水曜日

白亜祭の準備作業開始

今日は暑かった!
だけど、季節はやっぱり秋でした。
3Fの庭園にはコスモスが見事に咲いています。
あのど根性コスモスももうちょっとだけ頑張っていれば今頃は・・・・



さて、今日のガリラボは私が午前中会議で不在にしていたので
様子はよくわかりませんが、昼に戻ったら、ガリラボ体育委員会が
打合せをしておりました。委員長3年(09)宮本、副委員長3年(09)本多、
そして2年(10)辛島です。なお、この日は臨時体育委員である3年(09)谷も
参加して卒業生も招いての夜の懇親会について取り仕切っておりました。

秋のガリラボスポーツフェスティバルは 11月19日(土) です。
卒業生の皆さん、日程を空けておきましょう!

午後から私は健康診断のため外出。
遅れたらゼミは頼むと3年(09)村中ゼミ長にことづけ(といっても、今日は
私の出番はなかったのでことづける必要もなかったのですが・・・)て
おきました(運の悪いことに間に合ってしまいましたが)。

ゼミの前、14:30からの空き時間には今度はガリラボ白亜祭実行委員会の
立場で4年(08)大塚、3年(09)谷が集合をかけて、きくりん人のメンバー以外の
3年生は講義棟1号館3番教室に出向き当日のレイアウトや機材のセッティン
グのチェックなどしてきたようです。

現在のところ、当日のレイアウトはこんな感じになりそうです(↓)。


それにしてもしっかりしてますね。
私が何か指示しているわけでもないのですが、どうしてでしょう?
私のしっかした性格がゼミ生に伝わっているのでしょうか。^^
それとも反面教師? たぶん、前者だと思います。


白亜祭メンバーのチェックの間、きくりん人のメンバー(3年(09)中島、志柿、
緒方、松崎)は、白亜祭後の活動の準備の打合せをしていたようです。
現在、菊陽町での活動の具体的な内容を詰めていってます。

16:10から3年ゼミ本番。
全員揃いそれぞれの責任者から連絡を受け、白亜祭の担当割が谷から発表
されてから、当面の作業であるパネル作りが始まりました。

3つのチーム(ゼミ紹介、映像紹介、電子書籍紹介など)がどんなパネルにするか
かなり真剣に話し合っていました。


その間、私はやることがないので、一番上にあるコスモスの写真を撮りながら
秋の気配を感じておりました。

----

そんなガリラボにはまた色々な仕事がきています。

11月29日は上天草高校に出張講義にでかけます。
4年(08)大塚に玉名での活動を話してくれるように依頼し、持ち時間の90分を
半分づつ話すことになります。

11月25日(金)に今年も宇土中の宇土未来探求講座の講義依頼がありました。
あの元気のある中1の子どもたちにまた立ち向かわないといけません。
つらいですね。^^
ただ幸いにも、金曜日は3年生の多くが空いているので多くの協力を得ることが
できそうです。
3年生を中心にみなさんよろしく。


こんな感じで、秋の気配を感じているどころではなさそうです。
多様な活動の準備をしていたらあっという間に冬支度を始めることになる
かもですねぇ。


現在21:30頃。
先ほど3年(09)草原、中島が去り、松崎が講座が戻り、現在3年(09)村中、市川、松崎、
4年(07)浦本が作業しています。

ガリラボの閉店はまだもうちょっと先になりそうです。

2011年4月4日月曜日

宇土未来探究講座通信より

昨年2010年10月29日に行った宇土中学校でのワークショップ
タイケンをコトバにする」について、宇土中未来探究講座通信
Quest14号で紹介されていました。
担当の松原先生から送ってもらったものです。
私の説明より遥かに優れた解説で、短くかつ的確に紹介されて
おります。
実際のQuest14号(pdf版2頁)はこちらです。
ガリラボゼミ生にとってもわかりやすい内容ではないかと思います。
 

   
宇土未来探究講座はたくさんの面白い取り組みをされており、
これらもQuestには紹介されています(こちら)。
興味深いものが多いので、ここにも紹介します。
ゼミ生諸君、目を通してみてください。
自分たちの活動にヒントもあるかもしれませんので。
  
 

2010年11月28日日曜日

宇土中ワークショップ完了

先月末(2010/10/29)、宇土中学校で「体験をコトバにしてまとめよう」とのワークショップを行いました。
その時、生徒に作成してもらったデータ(ペーパー)をガリラボに持ち帰り、その電子化という宿題があったのですが、ようやく本日、というかついさっきその作業が終わりました。
M1(10)松尾がほぼ1週間かけ、InDesignを駆使して編集してくれたものです。

 電子ブックはこちら

生徒が作った記録カード内の画像は松尾がiPhoneで読み取り(スキャナーの活躍する頻度減りました)、テキストは2年(09)中島、村中に手伝ってもらって入力しました。
電子ブックのひな型自体は昨年のワークショップでOG(06)中村が作ってくれていたとはいえ、しかしそれでもやることがたくさんあるガリラボなので結構大変な作業になったようです。
 
これでまたひとつ、ガリラボが生産した人工物(artifact)が新しく生まれたことになります。
こういった人工物の積み重ねがガリラボを進化させていくひとつのリソースになっていくのだと思います。
担当してくれたゼミ生たちにはこの場を借りてお礼を述べたいと思います。
どうもお疲れ様でした。
 
---

本日は日曜日でしたが、M1(10)松尾は電子ブック化の作業に、また3年(08)坂本、大塚は12月4日(土)に迫ったフィールドワークの打合せに研究室にやってきました。
なんだかもう大変です!
 

2010年11月23日火曜日

キャリアフォリオとしてのガリラボ通信

今日を逃すと時間が絶対に取れないと考えられるので、来週の講演準備のために研究室に出てきました。
 
しつこいですが、またイチョウの写真をアップします。
毎朝、ここを通るのでどうしても撮ってしまう。
パブロフの犬みたいになっています。
ただし条件反射に少しだけ逆らって、変化をつけています。
なんと、今朝は16:9の比率で撮影してみたのです(誰も気づかないだろうと思い、あえて書きました)。^^
オリジナル画像へのリンクを貼っておりますので、PCの壁紙にでもご利用ください。
DL(4MB)

さて、研究室に入るとイチョウのことはすぐに忘れ、集中してパワポを作っておりました。
現在挑んでいるのは次のようなテーマの講演です。

なかなかまとまりません。
悪戦苦闘し、ほぼ足踏み状態のころ、9:00過ぎなってM1(10)松尾が研究室にやってきました。
 
依頼していた宇土中のワークショップで作成された80名の中学生たちのアウトプットを電子ブックとしてまとめる作業にやって来たのでした。
昨年はOG(06)中村が担当してくれたものです。
InDesignを使ってまとめていくのですが、まあそれなりの作業量になります。
静かにコツコツと処理してくれていました。
今週中には電子ブックとしてWeb上で公開できるはずです。
 
作業中の松尾から、途中、電子ブックのまえがきを依頼されました。後回しにすると忘れるので、その場で書き、最後の部分は、昨年と同じく次の文章で終えました。
  自分の体験をコトバにして整理して振り返っていくことは成長のためには不可欠です。
  今回のワークショップで学んだことが、皆さんの成長に貢献できるならばファシリテータ
  一同大変うれしい限りです。
このことはもちろん中学生だけでなく、大学生はもちろん大人だって同じだろうと思っています。
だからこそ、私自身が、このガリラボ通信を利用して、そのことを実践しています。
ほぼ毎日書き現在でもう600件に迫るぐらいの投稿になっています。
時間に意外にとられるので大変なのですが・・・
しかし、結果としてですが、このガリラボ通信がガリラボの学生たち全体にとってのキャリアフォリオと化しているのを見ていると、なんだか楽しくなり、おかげで中毒のようになってしまい大変さをさほど感じることもなく継続できるようになりました。
 
さて、キャリアフォリオと書いてふと思いあたりました。
私のパワポ作りもそれとほぼ同様であることをです。
新しい講演といっても、全く新しいことをやるのではなくて、多くは過去に作ってきた膨大なパワポをうまく組み合わせながら新しいストーリーを生み出しているのです。
こういったやり方は、まさにキャリアフォリオの活用の仕方そのものでしょう。
そういうことをしてもらいたくて大学にキャリアフォリオというのを導入したのでした。

ただし、キャリアフォリオが役立つようになるにはある程度の記録の蓄積が不可欠です。
すぐに役立たないところが難点なのです。
しかし、ガリラボゼミ生のみなさん、騙されたと思って記録を蓄積してみましょう。
仮に将来的に役に立たなくても、その時々で体験を言語化した体験自体は無駄になることはありません。
  
そうやって体験し、勉強して来たことを言語化して溜めてきた古いことの組み合わせが、未来に向かう新しい何かを生み出す唯一の財産となります。
クリエイティブであることは過去の蓄積が必要条件なのです。
そのためには、直接的に無意味に思える期間が必要で(だいたいその期間は3年というのが相場ですが)、それを経たのちに初めてその分野で創造的な作業が可能になる。
 
実は、そういったことが宇土中の中学生たちに対し、ワークショップを通して私が最も伝えたかったメッセージでした。
その同じメッセージをガリラボのゼミ生たちも是非キャッチしてほしい。
 

2010年11月10日水曜日

ゼミ活動が大学HPで紹介されました

ガリラボの二つの活動が同時に大学ホームページのお知らせ欄に紹介されました。
映像コンテストで特別賞を受賞したことと宇土中のワークショップに参加した活動の紹介です。


記事は下記リンクからそれぞれ読むことができます。

宇土未来探究講座への参加
第4回大学対抗映像コンテスト紹介
 
 

2010年11月6日土曜日

宇土中学校からのお礼状

平成22年11月2日付で宇土中学校の校長先生よりガリラボにお礼状が届きました。
宇土未来探究講座のファシリテーターとして参加してもらった7名のゼミ生へもお礼が書かれていましたのでここで紹介したいと思います。
改めて、参加した皆さんご苦労さんでした。


※ガリラボと直接関係の無い記述部分は白く塗りつぶしています。他意はありません。

さて、もしも来年度もこの講座を依頼されるようでしたら、中学生パワーに負けないよう精神も体力も鍛えないといけないなと考えているところです。
あのパワーはかなりのものですので・・・ (^^;
 

2010年10月29日金曜日

宇土中でのワークショップ-体験をコトバにして分類しよう

県立宇土中学校が総合学習で取り組んでいる「宇土未来探究講座」にゼミ生7人を連れて参加してきました。
内容は昨年同様「体験をコトバにして分類しよう」というテーマのワークショップ。
ゼミ生全員ボランティアでの参加で、ワークショップでは中学生10人の班でファシリテーターとして活躍してくれました。
 
宇土中到着後、まずは会場の設営から自分たちでやります。


準備完了。中学生1年生80人の受け入れ準備OKです。

 
13:25、ワークショップの開始です。
私の簡単なガイダンスのあと、中学1年生は、彼らが体験してきた野外活動を言語化してそれを分類していく作業を行います。
10人の体験を融合させて、ひとつの体系としてまとめていく作業となります。


密度の濃いこの作業を短時間で終わらせていくために、促進係りとしてのファシリテータ7人は大活躍でした。
慣れない中学生を相手にです。

2年の村中班の様子。


3年の大塚班の様子。


3年の谷口班の様子。

2年の中島班の様子。


M1の松尾班の様子。


4年の森班の様子。


3年の宮下班の様子。


教室全体の様子です。中学生が80名ほどおります。


15:25。分類作業が一通り目途がたったところで、超駆け足だったワークショップはとりあえず終了させました。
いや、大変でした。
あまりにも元気な10人の中学1年生を2時間に渡って相手した7人のゼミ生はクタクタになったようです。
帰る際、宇土中・高校の玄関で記念撮影してきました。


ガリラボに戻り、反省会を兼ねて簡単なピザパーティをして本日を締めくくりました。

 
いや~、ほんとに疲れました。
ボランティアとして協力してくれた7人のゼミ生には感謝の言葉もありません。
どうもありがとう。
これが何かの経験になっていればうれしい限りです。
もっともそのためには体験をコトバにしておく必要はありますけどね。
個々人で振り返り(reflection)をしておいてください。
 
  

2010年10月17日日曜日

昨日のこと:宇土中ワークショップ指導案のチェック

昨年に引き続き今年も県立宇土中の1年生に対し「体験をことばにしてまとめよう」というワークショップを依頼されました。
これは、宇土未来探究講座という総合学習の中で取り組みです。
 
ワークショップの骨格は昨年のものを引き継ぐ予定ですが、昨年の反省会で出たいくつかの問題を踏まえプログラム(指導案)を修正してみました。
その指導案をチェックするため、そして今年依頼したボランティアファシリテーターの7人へのガイダンスを兼ね、16日午前中、ワークショップのシミュレーションを行ってみました。
参加してくれたファシリテータは6人。
M1松尾、4年森、3年大塚、谷口、2年村中、中島。
知識の伝達が上手に進むようにあえて学年を混在させて参加してもらったチームです。
(もうひとり3年宮下がいるのですが、この日はバイトの都合で不参加でした)

体験をことばにしてまとめる、というプログラムに込めた意味を説明した後に、実際のワークショップのシミュレーション。
ファシリテータとしてどう動いていったらよいかを確認しながら、作業を進めていきました。

せっかくなので、この日はガリラボという全員が共通している体験をことばにしてまとめてみることにしました。
おおよそ、30分ほどでガリラボという環境が体系化され、ひとつのエンサイクロペディアとして実現されました。

体系が出来上がった瞬間、「オォー!」という声が上がっていましたが、確かに短い時間でやった作業であるのに、見事な百科事典になったように思います。
実験室(ガリラボ道場)に掲示しておきました。
どうぞご覧ください。
 
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体験をことばにしてまとめる!
これは創造性の、そして新しい分野・学問を作っていくときの基本です。
ガリラボからのファシリテータ7人と一緒に、このことを、新しい時代を創っていくであろう宇土中の生徒たちに伝えてきたいと思います。

2010年10月6日水曜日

宇土からの案内

ガリラボに(正確には私にですが)、宇土中学校から文化祭の案内が届きました。
研究室においてあります。
今週末開催とのことです。

Legend ・・・ なかなか良いテーマですねぇ
 


さて、どうして宇土中学校・宇土高校の文化祭の案内が届くのかと
いいますと、ガリラボは昨年から「宇土未来探究講座」というものの
お手伝いをしているからです。
今年は10月29日(金)に予定されていて、ガリラボのゼミ生を何人か
連れて行く予定です。
テーマは「体験をコトバにしよう」です。
昨年と同様とは言いながらも、メンバーが違うので、内容をどうしようかと
現在かなり悩んでいるところです。

ちょっと困っています。
誰か相談相手になってくれるといいのですが・・・・

2009年11月18日水曜日

宇土未来探究講座の電子化作業完了

2009年11月6日(金)にガリラボゼミ生のファシリテーターによるワークショップを
県立宇土中学校で行ったことはこれまでこのブログで何度も書いてきました。  


2時間のワークショップで宇土中学の生徒のみなさんがまとめた成果を
電子化すると約束して帰ってきましたが、4年の中村を中心にした努力
によってその作業を本日終えることができました。
たいへん良い形に仕上がっています。次のサイト

http://www.pu-kumamoto.ac.jp/~tumagari/workshop/uto-jh/

で閲覧できますので、どうぞ一度訪問してください。

宇土中学校関係のボランティア作業はこれをもってすべて終了しました。
このような場を作って頂いた宇土高校の田代先生、そしてこのワークショッ
プの計画作りからその実践まで献身的に協力してくれたゼミ生たちに、こ
の場を借りてお礼を言いたいと思います。

さて、次はまた別のものに挑戦していきましょう!

2009年11月13日金曜日

宇土中ワークショップの電子化作業進行中

宇土中のワークショップの際に80名の生徒から生み出された概念
ツリーの電子化作業がガリラボのSE(?)たちの手で夜を徹して進め
られています。
二人ともそれぞれ修士論文、卒業論文を気にしながらも、ボランティ
アで作業してくれています。
感謝。m(_ _)m



InDesgin CS4の機能を学びながらの手探りの作業ですが、来週には
公開できる予定です。
面白い構成になっています。お楽しみに。