復興へと向かう1歩~大津町22名の取材記録
を発行してもう1年半以上経ちます(ガリラボ通信2017/3/10)。
その書籍が県庁1Fの震災アーカイブにおいてあることに気づいたが今年の7月でした。
県庁本館1階で発見したCoho'zuの足跡(ガリラボ通信2018/7/5)
そのアーカイブでCoho'zuの本を手に取られた方がおられ、ぜひ入手したいと連絡がありました。
市販をしているわけでもありませんので、研究室に直接来ていただけるのであれば差し上げますと返信したら、すぐにやってこられました。
県南の自治体で防災担当をされている職員さんでした。お渡しして数日後、お礼のメールが届きました。そこには次のようにことが書かれていました。
こちら県南部、とくに●●●においては、わずかに一部損壊等の被害があったものの、人的被害等もなく、県央のような体験をしておりません。
想像を絶する当時2度の大地震に見舞われた、被災地の人々の心中や行動がどのようなものだったのか、私も防災に関わる以上は、知っておくべきことだと思いましたので、どなたか語っていただけるような機会があれば、是非ご拝聴させていただきたいと常々考えておりました。
この貴重な本には、多くの方々の体験談を克明に記事に起こしてあり、まさに私が知りたかったことが書かれていました。
私のような者が言うべきことではありませんが、津曲研究室のチームcoho'zuの皆さまは、後世に繋がる大変な偉業を成し遂げられたと思います。
また、この本を通じて得た知識等は、私も多くの人に伝えることができるよう精進してまいります。
取材及びその書籍化で大変な苦労をしたCoho'zuの学生たちでしたが、そうした苦労があってこのような評価を受けることになり、苦労も報われたのではないかと思います。
時間が随分と経っても、逆に時間が随分と経っていくほどにCoho'zuの活動は意味を持っていくのかもしれません。
Coho'zuを手伝った私としても非常に嬉しい限りです。
話は変わりますが・・
本日は玉名市と津曲研究室と玉名市との連携について、「どんな感じで行きましょうか」といったことの打合せに玉名市役所から和田さんと川西さんが来られました。
津曲研究室と玉名市とは来年で連携10周年を迎えます。
なので、今年で連携終了というのもキリが悪いので(笑)続けることなりますが、その内容をどうするかが今日の議論のポイント。
3時間近く3人での激論となりました。
脱線しまくりながら出した結論は「今年を踏まえてやりましょう」というシンプルなものでした。orz
そんなのだったら、話をするまでもないのではと考えるのは素人。
結論はシンプルでも、そこに至る過程で色々なアイデアを掘り起こし、それらを踏まえての結論なのです。
シンプルさの中に豊かな意味が隠れております(多分)。
連携10周年の記念の年。
今年の経験を踏まえてさらに面白いことをやれればと思ってはいますが・・。
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