2015年7月4日土曜日

ひたすら自転車操業が続く

昨日の13ゼミ生会議が終わり、夜にその議事録が3年(13)松崎副ゼミ長から
送られてきて、そのメールに
  今日の会議の感想ですが、正直な所これからの予定がいっぱい詰まっていることに
  圧倒されてしまいました(笑)
  まずは目の前のことを!と思い毎日過ごしていますが、ひのくにWSさえも順調とは
  言えず焦る状況が続いています。「目の前のことを精一杯頑張る」この間の先生との
  面談で言われたことですが、当たり前のように聞こえてかなりこれが難しいです。
  実際に目の前のことを頑張るものの、1つのことが終わる前に次のことが舞い込んで
  きます。(後略)
とありました。
ほんと忙しいです、ガリラボのゼミ生は(ただし、みんなが忙しいわけではなく、忙しさを
コントロールしているとは思いますが)。
これは問いかけなのだろうと勝手に判断し、その忙しさは必要なことなのだと勝手に
返事までしておきました。
社会人になると、優秀な人ほど、複数の仕事を抱えながら日々を過ごしています。
でもひとつの時間に処理できるのはひとつの仕事でしかありえませんので、優秀な
人は1次元の時間の流れの中に複数の仕事を上手に割り当てながら処理していって
るのだと思います。
コンピュータ用語ではこれをタイムシェアリングといいます。
有限の資源である時間のパフォーマンスを上げるために、無駄な部分が出来ないように
上手に複数の仕事を割り当てながら進めているのではないでしょうか。
もちろん、時間当たりの処理能力を上げていくことも考えないといけないわけですが、
それと同じぐらい仕事をうまく切り分けていくスケジューリングの力も非常に大事です。
こうしたマルチタスキング能力は、社会人にとってはコミュニケーション能力より遥かに
大事で、そうした能力があり問題を解決する能力を持ち合わせて初めてコミュニケー
ション能力も意味のあるものになる。
  
私自身ももちろん複数の仕事を抱えているのですが、本日は丸1日空くことが
わかっていたので、時間のかかる仕事はこの日に行うことを決めておりました。
今日は、月曜日のもやいすと(地域)ジュニアの第3回ガイダンスで話す内容を考える
ことにしていました。
それをやるための段取りだけを昨晩までに大学で済ませて、今日は自宅で早朝から
開始し、昼食時間を除いてずっとやってて16時ごろに終了。
もちろん、段取りに必要な準備はもやい塾のメンバーがやってくれていました。
私はそうした情報をもらい、それをもとに全体の流れを組み立てる仕事でした。
もやい塾と役割分担がうまくできている。
M2(14)吉村がミドルマネジャーとして中間的位置にいることが非常に大きい。
(今日も何度かメールでやりとりしながらの作業でした)
 
この授業は、250名もの1年生が受講します。
総合管理の1年生すべて受講するようなものです。
それを、座学だけの安易な方法で行いません。
これほどの大人数を対象にそんなことをやったことはなく、かなり難しい挑戦
なのですが、この夏、もやい塾のメンバーと共にこの問題に挑んでいくことに
なります。もちろん、事務局のみなさんの多大な協力も得ながら。

もやいすと(地域)ジュニアのテーマは、もやい塾のメンバーや玉名市の平野さんや
特任講師佐藤から色々なアドバイスを受けていて、それらを同じ鍋の中に入れ、かき
混ぜて作ったのが、今年のテーマとなる
  253人が挑む地域の創生!
  ~もやいすと(地域)ジュニアが考える「菊池川流域圏」の未来~
でした。

 
253人は、おおまかですが、次の授業デザインの中で学んでいくことになります。
社会構成主義的立場での学習が効果的になるメカニズムを埋め込んでいくことに
みんなで知恵を絞りながらデザインしてきたものです。

 
受講生253名は51チームとなって、それが3地域に分かれ、次のミッションに向かって
いく予定です。


徐々にデザインが詳細化してきました。
最初は途方もなく、先が見えず、どう考えていけばよいのかよく分かりませんでしたが、
どうにか一歩づつ着実に進んできたように思います。
その原動力は、締切でした。
日程が決まっているガイダンスをやらねばならないという締切が、私やもやい塾のメン
バーを駆動させてきたようです。

締切はほんと偉大です。
人を前に進ませる強力なエネルギーを与えてくれます。
複数の仕事を抱えつつもテキパキとこなしている人は、締め切りのつくり方が
うまいのだろうと思います。
 
自転車操業は、私も、もやい塾メンバーも今後もしばらく続くことになるでしょう。
焦らず、とりあえず目の前のことを処理していきたい。
  
 

 
 
 

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