4800回目の投稿になります(後、半年ぐらいで5000回。がんばろ)。
さて、次は鍋松原海岸(玉名市)からの夕日です(平野さん提供)。
言葉に出ないほどきれいな風景です。
こんな夕日を独り占め、あるいは2人占め、さらにはグループ占めできるといいでしょうねぇ。
さて、ただいまネット上で結成した
鍋松原海岸活性化プロジェクトチーム
がFacebookのメッセンジャーを活用して、夜中0時過ぎとか、朝は5時ごろとか、非同期での議論を展開しています。
まだチーム名はありません。メンバーは、津曲ゼミの大学院OBを中心にした方々です。
実際に会って話をするのが良いのですが、会う機会を作るのが難しく、勢いネットのみでやり取りすることになります。
果たして、顔を見ないでネットでまともな議論ができるのかと心配でしたが、意外に盛り上がります。
議論の結果、活性化のための諸デザインを考えていくためのキーワードは
鍋(なべ)
になりそうです。今まで何度も通った海岸ですが、鍋という視点を持つことはなく、盲点でした。
まだまとまるかどうかは何とも言えませんが、これまでの議論を平野さんが次のように整理されていました(さすが、ファシリテーションのプロ)。
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〇海岸の活性化って
・ローカルな海岸がどこを目指すか。
・どのような顧客層をターゲットとするか。
・その場が関係者により自立的に持続可能な状態
・新しい価値を発信
・内発発展のために学習意欲
・活性化の指標って何?
〇海岸の課題
・趣味の多様化
・海でのレジャーイメージの変容
・海が汚い
・プールの方が遊具がある
・危険生物がいる
・夏以外行かないイメージ
・海水浴場としての競争力は低い
〇鍋松原のスペック
・海水浴場
・潮干狩り
・地引網
・入漁料
・原付バイクで監視
・海から岸を見ることができる
・満潮時サーフィンボードでこぐことができる
・湖のようになる
・潮湯
・磯の里
〇活性化案
・環境教育の場
・景色を楽しむ場所
・海岸にトレーニング器具
・玉名市民が愛せるスポット
・冬の夕焼けを独占する
・冬BBQ
・松の木イルミネーション→婚活
・研究者に開放(皇學館大学)
・干潟の国際シンポジウム
・写真甲子園(インスタ映え)
・海岸にこたつ
・こたつで鍋
・日本鍋松原サミット
・磯の里で鍋ビジネス
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議論を発散させながら、いろいろなキーワードが飛び交った末に出てきたものです。
景行天皇の物語が鍋というワードには込められているようなので、平成から次の元号に変わるこの時期には景行天皇の話題を案の中に物語として組み込みながら、活性化策をデザインできるといいかなと思います。
ほんと、まだ漠然とですけど。
それにしても皆さんなんでこんなにアイデアが出るのでしょうか?
こたつとか鍋とかは確かOG(10,M14)吉村から出てきたものです。
つまるところ、皆さん、いろいろな知識を持ち合わせているからなのでしょう。
創造とは、既存の知識の組み合わせです。
斬新な組み合わせで、それがその「場」に適合するとき、非常に優れたアイデアになるもの。
たくさん経験し、それを言葉へと変換して、それを自分の知識としてストックしていくこと。そうすると、
アイデアいっぱいの人は深刻化しない。(ガリラボ通信2017/3/11)
という状況に至ります。詩人のポール・ヴァレリーの言葉だそうです。ぜひ、上のガリラボ
通信も併せて読んでほしい。
なお、「アイデアいっぱいの・・」という言葉は面白法人カヤックの代表さんの記事で知りました。
(先日も書きましたが)たくさんのことを経験し、そしてそれを(できれば仲間と議論
して)言語化させ、定着させていくと、それは貴重な財産となっていくでしょう。
ネット上ですが、それぞれ異なる職業を持つ人たちが集まり、色々と議論してアイデアを膨らませていくのは非常に楽しいものです。
ただやはり一度は集まらないといけません。
どうにも週末は無理そうなので、平日の夜に集まってみますかね。
昔、夜7時ぐらいから始めていたノットワーキング塾やラーニング探求塾を思い出します。
(ちなみに、今回のメンバーは、実はこの両塾に関係した人が多くいます)
<追伸>
昨日紹介した「転職の思考法」という書籍は、非常に面白いものでした。何と言っても、
読みやすい。なので、今日、福岡に向かうバスの中で読了しました。
何のために働いていくのかを、仕事を始める前に読むのは悪くないと思います。
キャリア形成に向けたよく見かけるものではないので、新鮮でした。
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