歴史ある週刊誌「週刊朝日」が101年の歴史に幕を下ろすそうで、驚きました。
表紙は編集局の様子だそうです。
その様子を撮影したカメラマンの名前を見て、またびっくり。
映画「浅田家!」のモデルのとなった浅田政志さんです(この映画はほんと面白かった。家族写真と言うのがどういうものかを学びました)。
101年前と言えば1922年。大正11年のことです。
戦前から戦後を生き抜き、昭和の頃にはこの雑誌がなくなるなど多くの人が思ってもいなかったでしょうが、どんなものに栄華盛衰があるということなのでしょう。
2020年にはタンクマが休刊(ガリラボ通信2020/1/27)、2021年には熊日夕刊の休刊(ガリラボ通信2021/8/11)、身近な紙メディアの相次ぐ休刊にメディア変化を身近に感じていたところです。誰もが瞬時に情報を得ることができるようになった社会では「月刊誌は、時代にそぐわない情報伝達手段になっている」とタンクマの会長さんは話されていたようですが(ガリラボ通信2020/2/9)、週刊朝日のような週刊誌でも時代にそぐわなくなっているということなのでしょうか。
速度が一段と増してきているということなのかもしれません。
速度を否定するつもりはありません。ただ、同じくぐらい、意識して立ち止まることも重要ではないかと思います。