毎年4月は伊集院静さんの新社会人に向けたサントリーの広告を楽しみにしています。
(昨年の広告:ガリラボ通信2014/4/6 ←それ以前の広告もここから読めます)
今年のタイトルは
挑め。失敗しても起き上がり、また挑め。
でした。新社会人にふさわしいタイトルです。
(出典)
11ゼミ生は4月から緊張の社会人1年目。
学校から仕事への苦しいトランジションが始まります。
またM13坂口は新しい職場での1年目。
伊集院さんの言葉のように、仕事を覚え、そしてそのことを土台にして
新しいことにチャレンジしていってもらいたいと思います。
がんばれよー、みんな!
挑めは、新社会人だけに向けた言葉でもないですね。
4月から新しい動きの始まるガリラボのメンバー全員に言えることです。
新しくM2になったゼミ生、研究の質を上げましょう、
新しくM1になったゼミ生、研究の世界に入っていきましょう、
新しく4年生になったゼミ生、卒論に立ち向かい、ガリラボのリーダーとなろう、
新しく3年生になったゼミ生、ガリラボの主力として活躍しよう
そしてまた私も全力でゼミ生の支援に挑むつもりです。
みんなそれぞれの場面で、新しいことに挑んでいってほしい。
ところで先日の13ゼミ会議で、3年生となった13ゼミ生がやるべきことの枠組みを
決めました。
・4月〜5月 15秒CM
・5月〜6月 ゼミ生企画(コンペ方式採用)
・6月〜7月 ひのくにワークショップ
ゼミ生企画以外はガリラボの定番ですが、13ゼミ生にはこれと並行して「水の国
くまもと」映像コンテストに向けゼミとして5月から取り組むことにしました。
ガリボイス担当の時松がプロデューサとして指揮していくことになります。
また、学生自主研究にも取り組みます。これはゼミ長が指揮することになるでしょう。
さらにまた、年間を通して1冊の本を作ることをにしました。これは
昔からやりたかった立花隆さんが東大生と一緒にやった「20歳の頃」プロ
ジェクトのガリラボバージョンとなります。ようやく実現します。
これはゼミ会議自体を編集会議にして進めていく予定です。
いつになく盛りだくさん。笑
これ全部やるの?と不安を感じる13ゼミ生もいるかもしれませんが、やれないことは
ありません。
社会人だったらこれぐらいは当たり前にやっているわけで、こうした活動は、社会人と
なっていくためのエリート教育だと思っています。
必要なのは「挑もう」という決意だけ。
ということで、「挑め。失敗しても起き上がり、また挑め」も新しくガリラボの
辞書に追加しておきたいと思います。
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挑め。失敗しても起き上がり、また挑め。(全文)
新社会人おめでとう。
今日、君はどんな職場に立ったのだろうか。
どんな仕事であれ、そこが君の出発点だ。
すぐに目を瞠るような仕事をしなくていい。
本物の仕事はそんな簡単なものではない。
すぐに役立つものはすぐに役に立たなくなる。
それでも今、君たちに社会の皆が大いなる期待をしている。
どうしてだかわかるか。
それは新しい人でなければ新しい道はひらけないんだ。
そのことは私たちの歩んできた道を振り返ればわかる。
百の新しい道には百の歩み方があった。
しかし共通していた点がひとつある。
新しい人が、毅然と、困難なものへ挑んだことだ。
何度も失敗を繰り返したんだ。でもあきらめなかった、
挑め。失敗しても起き上がり、また挑め。
失敗をおそれるな。笑われても、誹られても、挑め。
困難に立ちむかう人間の生き方の中には真理がある。
己のためだけに生きるな。
仕事は誰かのためにやるものなのだ。
それが仕事の品性だ。生きる品格だ。
疲れたら、夕暮れ、一杯の酒を飲めばいい。
酒は、打ち砕かれたこころをやさしく抱いてくれるものだ。
一杯がこころを抱いてくれる。
伊集院静
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