2024年3月10日日曜日

退官記念誌編集委員会/でこぼこフレンズ「未来への意志」

昨夕、第12回となる退官記念誌編集委員会がオンラインで行われました。
実行委員となった大学院卒業生有志によるボランティアで作業は着々に進んでいるようです。
記念誌編集委員会という名称ですが、記念誌だけでなく、祝賀会も同時に企画してくれています。実行委員及び賛同してくれている大学院卒業生には感謝しております。


記念誌は3月中には初校が出来上がりそうだということです。
私にはたぶん完成まで見せてもらえないものと思います。
完成し、5月にもらえたら、番外のガリラボ通信を発行してその場で紹介したいと考えているところです。
祝賀会も具体化し、水前寺共済会館グレーシアの最上階になると聞きました。私の「最終講義」をこの場でやらせてもらえることになったので、そろそろ準備に入ろうか思います。

ところで、記念誌の発行についてお礼をここで伝えたい。
学部の10、11、12ゼミと3つの学年の有志で結成したでこぼこフレンズとチームが、夏休みの時間すべてをささげて作成した動画で、第2回TKU水の国くまもとビデオコンテストで最優秀賞を受賞し(ガリラボ通信2013/10/2)、副賞として賞金をゲットしました。
最優秀賞に輝いたのは「奏(かなで)」という作品でした。

でこぼこフレンズの解散式を兼ねて受賞祝賀会をチームで行ったのですが、その時に、賞金はすべて次の世代のでこぼこフレンズを生み出すよう、ガリラボの映像未来基金とすることを決めてくれました。
その賞金はこれ以降のゼミ生の撮影ロケなどでの交通費や小道具購入費等で使わせてもらいました。この基金のおかげでガリラボではその後も映像づくりを積極に行うことができ、ガリラボ自体の映像制作スキルを磨いていくことなり、それは17ゼミ生の全国大学放送コンテスト「文部科学大臣賞」(ガリラボ通信2019/12/11)へと結実しました。
でこぼこフレンズの未来への意志ガリラボ通信2013/10/26)は見事に後輩たちの成果につながったのでした。
私が退官するにあたり、映像未来基金は、少なからずの金額ままだ残っています。でこぼこフレンズの活動をコーディネートしていたOG(M14)吉村に、用途が異なりますが、私の退官記念誌作成に活用させてもらえないかと、でこぼこフレンズのメンバーい問い合わせてもらいました。全員、快諾してくれたそうです。
でこぼこフレンズの未来への意志は、最後に、私の退官記念誌として回収されることになりました。

でこぼこフレンズ全員で、コップと水とでドレミを作る実験を重ね(通信2013/8/13)、それを持参して熊本県内のあちこちの水源のロケに回り(通信2013/8/16)、そして冷房が壊れた灼熱の研究室での編集作業(通信2013/8/19)と、大変ことばかりでしたが、しかしどれもが私にとっては楽しい思い出。
でこぼこフレンズに感謝