玉名女子高校の生徒(1年生)4人が製作した2本の映像(ガリラボ通信2019/8/22)について、たまがーる側で分析した結果を解説する批評会を、生徒4人と桝田先生をお呼びして開催しました。
解説する講師は4年(16)松寺と小島です。
生徒が製作した映像のどこがよくなく、どうしてよくないのか、その理由を説明し、その上で、このように修正すると分かりやすくなることをレクチャーしてくれました。
映像はじっくりと推敲していくことで、非常にわかりやすくなることを体感してくれただろうと思います。
映像批評会へのこの日の参加者。
たまがーる4人と玉名女子高校1年生4人、そして桝田先生。
レクチャーの中で「文脈の違い」の話題が出てきたので、それは私から詳しく話をしておきました。
大学生もこの点の理解が非常に弱く、そのせいで、わかりやすい文章あるいはわかりやすい映像を作ることがなかなか難しそうです。
たまがーるも私から頻繁に「それじゃ、わからないでしょ!」とダメ出しをされてます。
何かを表現するとき、人はその文脈を無意識に自分の知識で補強してしまう傾向があるので、文脈を欠落させたままの表現を平気で作ることも往々にしてあります。
そうした表現は、文脈の異なる人たちからみたらチンプンカンプンです。
だから、よい表現とは、無意識に自分の知識で文脈を補っていることに自覚的となり、潜在化している文脈を表現の中に明示的に盛り込んでいかなければなりません。
高校生が試作した映像にはそうした点が欠落しているところがいくつかあったので、文脈を補う形での修正をたまがーるのメンバーが行い、生徒たちに向けてひとつの模範的な表現を提示してあげました。
先生役をやらさせて緊張していたようですが、4年(16)松寺、小島ともどうにか大役を果たせたように思います。
なお、全てが終わった後、フォーマルな場がなくなった後、フリースタイルのなると、もうそこは小島の独演場となっておりました。
小島の豹変ぶりに、玉名女子高校の生徒たちは、たまげていたのではないでしょうか。笑
なお、この生徒4人(1年生)には、10月12日のガリラボの中間報告会で発表してもらいます。
高校1年生です。ガリラボのゼミ生は、この4人よりもレベルの低い発表は許されませんので。
発表者は、入念な準備をして10月12日には参加するように。
質問者も同様です。
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