雑誌読み放題のサービスを利用するようになって、色々な雑誌の流し読みを
するようになりました。あまりに多くてちゃんと読むことがなく、流すだけに
なってしまっています。
その中で、最近発行された週刊東洋経済の臨時増刊号「本当に強い大学2018」に、
APU学長に就任された出口さんのインタビュー記事があり、これはちゃんと読み
ました。その中でTHEの大学ランキングについて言及されていました。
THEとは、世界の大学ランキングをあるデータに基づいて発表している
Times Higher Education社(THE)
のことで、ランキングの日本版は、ベネッセをパートナーに調査しているのだそうです。
THEのホームページをみると、大学についてはいろいろな情報が提供されていて、
特徴的な大学事例が紹介されていました。
https://japanuniversityrankings.jp/college/index.html
目に留まったのが島根大学。
わが大学と目指す方向が似ているからだと思います。
島根大学は、総合ランキングは111-120位のようですが、自分のところの強みを
磨き上げ、他との差別化を図ろうと、統計処理のリテラシーを備えた地域人材を
育成しようとしており、特徴的な取り組みに思えました。
文系の先生方からは多少は反対があったのではないかと想像されます。しかし、そう
した強い意志のもとで、「優秀な地域人材の育成に定評がある」との評判を獲得し、
島根大学というブランドが明確化したことで、高校生とからみて非常に分かりやすい
だろうと感じました。
次でわかりますが、そうした評判は大学の努力があってのこと。当然でしょうけど。
ランキングに関わる色々な情報をみてみると、世の中の多くの大学で色々な取り
組みがなされていて、全国の大学は、自分のところを独特の色で染めようとされ
ていることがよくわかります。
ところで、こうしたランキングづくりのパートナーがベネッセだということが
気になります。
去年から始まったのでまだ知名度は低いと思いますが、徐々にこうしたランキングが
高校から大学を見る物差しを提供していくことになるのかもしれません。
恐る恐る九州・沖縄のランキングをみてました。
APUは2位(全国でもかなりの上位です。すごい)。
九州・沖縄のランキングをスクロールしていくと、九州の色々な大学がでてきます。
公立大学では福岡女子大学6位に入っていますが、大方、上位は国立大学が占めて
いるようです。
わが大学を探すべくさらにスクロールしていくと・・・
https://japanuniversityrankings.jp/rankings/area-ranking/kyushu-okinawa/
ずっと下までみていって、ランキングの最後は名桜大学でした。
結局、最後までわが大学の名前は出てこないという・・・
はて?。データを提供していないから名前がないのかもしれませんが、こんな
ランキングが独り歩きし始めると、この場に名前のない大学って、高校生から
(そして進路指導の先生からみたとき、特に県外の先生たちから見たとき)
選択肢に入らない、つまり九州・沖縄の中に存在しない大学になってしまう危険
性もなくはないわけで・・・
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