2008年8月30日土曜日

ゼミ新聞(創刊号)発行 

津曲ゼミの活動を記録し、ゼミ生の情報共有を促進する目的でゼミ新聞を定期的に発行することになりました。

創刊号は、編集長(3年(06)中村)が夏休みを犠牲にして、創意工夫を凝らしたものです。
全12頁に渡るもので、読み応え十分の記事が満載されています。
これを読めば平成20年度上半期の津曲ゼミの活動状況を大まかに理解できるはずです。


(津曲ゼミ新聞第1面)

 

2008年8月29日金曜日

薺(ナズナ)花咲くプロジェクトin玉名

ごくありふれた草花であるペンペン草(なずな)がそこに咲いていても普段気づく人はほとんどいません。
しかし、松尾芭蕉は、

   よく見れば薺(なずな)花咲く垣根かな

との句を詠みました。この句は、ごく普通のペンペン草であっても、実は「よく見れば」新鮮な感動を与える対象なのだということを教えてくれます。ぺんぺん草に驚く芭蕉の鋭敏な感覚に驚いた津曲研究室では、芭蕉の感性を継承すべく、日常の中に埋没し無意識化されてしまった記憶をインスパイア(inspire)させるプロジェクトを立ち上げました。それが、

  ナズナ花咲くプロジェクト

です。ゼミの内部・外部からなる有志をメンバーとする自発的プロジェクトで、日常の中に埋没している微細な変化を捉えようという高度に知的な挑戦です。
このプロジェクトで、透明化してしまった場所の歴史・文化的記憶を取り出し、それをメディアによって重層的に表現することで、その場所の豊かさを回復しようと考えています。

最初の地に選んだのが玉名市岱明町高道地区。ここで、「ナズナ花咲くプロジェクトin玉名(ぶらぶらぶつぶつウォーキング)」の実験に有志7人で取り組みました。この知的で行動的な取り組みには各地の自治体職員さんも参加されました。全員、夏季休暇をとっての参加でした。

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高道地区「コミュニティカフェ味彩」をベースキャンプにして事前打ち合わせ


場所の言語情報化に向けて出発
それぞれの使命を帯びた2チームが同じルートをフィールドワーク

途中、「不審者警戒中」の旗がたくさんありました・・・(^^;

昼食は玉名ラーメン

言語メディア化した地域情報を全員でチェック(追体験)

ベースキャンプに戻り今回の問題点についての反省会

今回の実験参加者。

暑い1日でした。


映像記録(チーム平野)

映像記録(チーム黒田)



追記
フィールドワーク開始直後、不審者7人がぞろぞろとベースキャンプからでてきて出発しようとしたら、地域の方が怪しげな目で・・・
地区出身のメンバーが、「実験です!」と話したら、すぐに納得された。あのような地域で、そのリアクションにかなり驚きました。
「実験」ということがすぐに通じたことに驚愕しました。なんとステキで先進的な田舎だろう、と。その発見も私にとってはひとつの「ナズナ」でした。

 

2008年8月28日木曜日

NHK班第2回批評会と追加ロケ

映像コンテストに提出する作品の評価会の第2回目を行いました。
内輪の検討会だったので、厳しい意見が続出で前回の時よりも評価が下がっていたりしました。
しかし問題点がクリアになり、NHK班は批評会終了後、即座に追加ロケを実施することを決定。すぐさま行動に移しました。


追加ロケ開始


研究室にて


正門前でエンディングシーンロケ

2008年8月25日月曜日

地域の言語情報化実験(月出界隈篇)

玉名市で実施予定の津曲ゼミによる「まちの情報化プロジェクト」に向けた準備のために、プレ実験として院生M08佐藤と教員(津曲)の二人で県立大学周辺の言語情報化を試みました。
月出界隈で3ルートを選定し、そのルートに沿って二人で歩いてきました。
  ■第1ルート: ローソン→県立大前auショップ
  ■第2ルート: 日赤前→ハローグリーン
  ■第3ルート: 明林堂書店→県立大学裏門
地域情報を「場所の力」を活用して言語化していく実験です。
軽い気持ちで開始しましたが、暑いし、そしてまた言語化も思ったより難しくて大変でした。

この実験とその結果を追体験する中で「場所の力」の偉大さを改めて認識できました。


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言語化を試みた第2ルート(日赤前→ハローグリーン)(一部)
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言語情報化(音声データ)

2008年8月19日火曜日

NHK映像コンテスト用ビデオ試作品批評会開催

2年(07)、4年(05)生および院生にモニターになってもらい、今回のNHK映像コンテストに出す作品の批評会を実施しました。
この模様はNHK熊本放送局の取材を受け、映像コンテストの放送日(9/26)に流れることになりそうです。



約1時間の批評会でたくさんの意見がでてきて、試作ビデオに含まれる多くの問題点が明らかにされました。
この意見を踏まえて、3年(06)生NHK班は残り2週間でビデオの質の向上に努めることになります。 

2008年8月14日木曜日

NHK映像コンテスト用ロケ - 井戸掘り

真夏のお昼に、県大の畑で、3年生が集合して映像コンテストに提出する作品の井戸掘りシーンロケを実施

午前11時半に撮影開始

借りていた道具の掃除

血液が沸騰しそうなほどの暑さでした。約1時間後、12時半に撮影終了。

撮影の様子を3F廊下から記録していた3年(06)中村。


終了後、アイスを食べながら、研究室で反省会をしています。

初めて入りましたが、畑には立派な栗の実が生っていました。 



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撮影の様子(映像:30秒)