2016年9月30日金曜日

後期開始~白亜会議及び14ゼミ等

後期が始まりました。

午前中10時から、M2(15)有馬、福永との院ゼミ。
修論の中間報告会に向け研究内容に突っ込んだ打合せを行いました。少々、厳しいことを
伝えておきました。最終的な2月の口頭試問の際にアタフタしないで良いようにと思いまして。
これから、内容をより緻密に、厳密にしていってほしいと思っています。

11:30からたまラボとの卒論打合せ。個人テーマについてどうしていくか打合せましたが、
このチームが優れているなと思ったのは(リーダー4年(13)松崎のアイデアでしょうが)、A4
1枚のワークシートに
  ・研究背景 ・今まで流れ ・詳しい内容 ・今後のスケジュール ・参考文献
といった枠が用意されて、そこに必要事項を書き込んでから相談に来たことです。
当たり前のことではありますが、こうした準備をしてくるチームは少ないので感心しました。

12:30からは13ゼミ会議と卒論リーダー会議。
後期の13ゼミの方向性をおおよそ決めました。

終わって13:30からガリラボ白亜祭会議。各ブースのリーダー全員が集合しての
大きな会議でした。

進行するのはガリラボ白亜祭実行委員長4年(13)松崎。もう貫禄が漂っておりました。


14:30から後期初の14ゼミ。
冒頭はガリボイスの表彰。8月は3年(14)島田、9月は3年(14)塚田で、それぞれ
2回目の表彰だそうです。表彰は全部で5回ですので、この2人でほぼ独占して
いるんですね。


興津会実行委員会からの報告。報告者は実行委員長の3年(14)園田。
今年のテーマは「人とのつながり」ということに焦点をあてるとのことです。

そのテーマをハリーポッターの世界観で表現していくのだということです。


GARIE POTTER ~ガリラボ魔法学校~
興津会の参加者はガリラボ魔法学校に入学することになるようです。まだこれから
企画は深めていくようですが、当日(11月26日)が楽しみですね。


興津会の報告についてのコメンテーター、そして今年度の白亜祭について紹介とで
4年(13)松崎が呼ばれました。松崎は昨年の興津会の副実行委員長、そして今年の
白亜祭実行委員長です。

その松崎からは、たくさんの準備をしていた実行委員長が話をしているのだから、
せめてメモは取りましょうとの指摘が・・・^^
自分事にしないと良いものはできないと、コメントをしてくれていました。
松崎ももちろん、これまで私からたくさんの指摘されてきたのであり、それでたくさん
成長もしてきたわけです。元々の才能の上に、指摘を受けられる才能(←これ非常に
大事)があると成長していく度合いは非常に大きい。松崎はその良いの例のひとり
ではないかと思います。


最後に、14ゼミ生が後期に取り組んでいく「ほおぷプロジェクト」について
Hope+リーダーの3年(14)谷口が説明しました。
まだ詳細は決まっていませんが、11月以降、今後14ゼミ生が主力となって
いくでしょう。みんなで頑張ってほしい。


2016年後期開始。14ゼミ生です。この後期でさらに成長するはずです。


たまにはと思い、並び順を変えて撮ってみました。
男子学生がおおよそ後ろに並んでいます。^^;



14ゼミ終了後、夕方からチームパレットと卒論個人テーマの打合せ。
2時間以上の議論をして、おおよそのテーマは出たように思います。
後は、チームパレット内で話をしてもらい、個人テーマを決定してもらえればと
思っています。
これまで経験がないだけに、独力で創造的活動をしていく卒論とはなかなか
苦しいもののようです。



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無用の長物もアイデア次第~天空米

先日、羽田空港の搭乗ロビーに座って作業していて見かけた朝日新聞の記事:
http://www.asahi.com/articles/ASJ9T65HDJ9TUQIP01M.html
天空米」というネーミングに強く引き付けられました。
出典

冬に活躍するリフトを使ってコメの天日干しをやっているんですね。
スキー場のリフトは冬以外に使えるものでないので、リフト管理会社が活用法を
考え出したようです。12年前のこと。
それにつけた名前が「天空米」。いい名称ですね。高値で取引されているとか。
冬以外には無用の長物であったリフトが、こうしたアイデアによって有用なものに
変身するわけで、参考になりますね。


ガリラボのゼミ生へ
こんなアイデアを出していきましょう。私の七夕の願いは、
 涙が出るほどに感動するゼミの課題や卒論の成果を見たい!
でした(ガリラボ通信2016/7/8)。
今日から後期。正念場になってきます。考え続け、期待を超える成果を出してください。

 
天空米の様子。

撮影はドローンのようですね。
ガリラボのドローンは格納庫に眠ったまま。いつかどうにかしなければ。。。


2016年9月29日木曜日

もやいすとジュニア育成特別演習

明日から後学期開始ですが、その前に、もやいすとジュニアの1年生に
来てもらい、今後に向けた準備を行いました。
夏休み中の宿題、本日のもやいすとシニアによる現地報告等を頼りに、現在の
自分たちの立ち位置を理解し、その上で、12月24日の成果発表会に向けて
目標設定をしてもらいました。

もやいすとジュニアの授業を手伝うSAともやいすとシニアは朝8時に集合し、教室
準備。

防災ジュニア用ですが、資料一式揃っており、SAが配布していきました。


教室準備が終って8:30からミーティング。この日、17時まで続く授業内容の確認を
行いました。おおよそやる内容を私と打ち合わせ企画内容を固めた後、具体化の
作業はCOC推進室の野口先生やM1(16)山口が担当し、そして授業進行はIR室の
M08佐藤が担当しました。


地域ジュニアは9:00に授業開始(防災ジュニアは14:00開始)。


ジュニアの最初の課題は、夏休みに個々人が読んできた書籍について報告を
しあうペーパーセミナーを行いました。


52チームがそれぞれの30分程度で情報共有していきます。


その後、理解度テスト。夏休みの課題について簡単なテストを行いました。


その後、もやいすとジュニアの現状把握のためにアンケートによる評価を
行いました。もやいすとの受講前の現段階から、今後、ジュニアがどのように
成長していくのか、その起点となる調査です。もやいすとの学修評価を本学は
非常に重視しているため、かなり大事な調査として位置付けています。

ジュニアの1年生みんな、真剣に回答してくれていました。


次はもやいすとシニアからの活動報告。左にシニアが出番を待ち、後ろには
SAが報告を聞こうと待機しました。

まず、シニアがどういったことをやったのか、IR室の佐藤が簡単に紹介。

その後、シニアの報告会に移りました。
トップバッターはチーム「みらいすと」

2番手はチーム「Piece」

3番手はチーム「Free!」

最後にチーム「あゆみ」

このチームは5分の持ち時間の中に寸劇を取り入れるなどして、大変
わかりやすいプレゼンを行っていました。

私の耳に強く残ったのが・・・
このチームが「もやいすとジュニアのみなさんに伝えたいことは・・・」と「みなさん」とか
「1年生」とかではなく、このチームは「もやいすとジュニア」と1年生を呼んでいました。
なぜか、その言葉が強く印象に残りました。
上級生が、1年生を、この状況において「もやいすとジュニア」と普通に呼称していくこ
とで、徐々に言葉が定着していき、本学の新たな文化が生まれていくのだろうと思います。
最後に、「これから一緒に頑張っていきましょう」とエールを送ってくれ、シニアとジュニアの
良い関係を作っていってくれるように思いました。大変良かった。


最後に、ジュニアはチーム毎に、12月24日の発表に向けた目標設定作業。
夏休み前にも作ってもらっていましたが、夏休み中の課題、そして本日のシニアの
報告を聞いて、改めて目標を再設定してもらいました。
まだ結果は見ていませんが、恐らく、随分違ったものになっているのではないかと
思います。

目標の再設定に向けて、シニアとSAがジュニアをファシリテートしております。


地域ジュニアが9時に始まり、そして防災ジュニアが14時に始まり、すべてが
終わったのが17時頃。
大変疲れましたが、ジュニアが帰った後、もやいすとシニアは振り返り作業を
行いました。

IR室の佐藤やCOC推進室の野口先生が振り返りの中に入って、今後に向けた
やるべきことを説明しておりました。
シニアは今後、COC推進室と共同でジュニアの演習で使うツールの開発を行って
いきます。
きっと、貴重な経験になるものと思います。



・・・・朝からずっと立ち続けで大変疲れました。



OB(12)丸野、参上

左は4年(13)松崎の鹿児島土産、右は私の昨日の東京土産です。


もうひとつお土産がおいてありました。大量の栄養ドリンクです。


持ってきたのはOB(12)丸野。昨晩、私は益城から直帰したのですが、その後に
ガリラボにやってきたようです。しかもゼミTを着ております。
何しにきたんでしょう・・・後輩の応援だったようです。
さらに、玉名人とかいう、訳の分からないものまであります。
丸野は、何か大事なことを忘れてませんかねぇ。
私への応援がないんですけど。。。笑



 


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2016年9月28日水曜日

Hope+の初取材@益城町総合体育館

午前中に東京での仕事を終え、14:50に羽田を離陸。

今日は最初から最後まで雲が広がり地上が見えない状態での飛行でした。

ほぼ定刻通り熊本へ。雲の下に降りると、阿蘇上空を飛んでいるのがわかります。
いつもは県立大学近くで旋回しますが、そのままずっと海の方へ。
驚いたのが、グリーンランドが下方に見えたところで、旋回したこと。こんなところで
旋回することがあるのかと驚きました。
有明海上空で旋回が終わり、機体は海から陸に向かうコースとなりました。初経験でした。

そんなことを考えていて1、2分。益城町上空です。向こうに緑の屋根の大きな建物が
見えます。

拡大します。益城町総合体育館です。着陸後、急ぎ、ここ向かいました。

16:35、テクノの仮設住宅を横に見ながら着陸。


急ぎ、車で益城町総合体育館に向かい、Hope+のメンバーと17:00過ぎに合流。
合流した時、益城は土砂降りでした。涙
Coho'zuも取材は雨ばかりですが、弟弟子のHope+も雨というか、土砂降り(涙)。
雨の遺伝子を受け継いでしまったようです。orz

本日は益城で初めて、そしてHope+自体も初めての取材でした。取材させていただいたのは
熊本YMCAの丸目さん。ここ益城町総合体育館で避難所の運営をされています。
この日、取材に出向いたのはHope+の全員:3年(14)谷口、児玉、秋山、塚田、塘添。
インタビュアーは谷口、児玉、秋山。塚田は写真係り。塘添の役割は不明。

慣れない様子でインタビューする3人。後で谷口曰く「緊張した!!!」とのことでした。
確かに、言葉通りで、非常にぎこちなかった。笑

ぎこちない聞き手に対し、熱心に丸目さんは答えてくださいました。
話を聞きながら、やはり仕事として対応することの大事さを痛感するとともに、YMCAが
行っているキャンプの大事さにもはっとさせられました。
一息ついて、最初から避難所運営をしてメンバーで地震後初めて飲み会をしたのは
7月25日のことだったそうです。その場では分からなかったので、後でFacebook経由で
連絡をもらいました(Hope+のメンバーはメモっておくように)。
丸目さんからは2時間近くもお話を聞かせてもらいました。
丸目さんの<持ち場>についての考え方について、その詳細はHope+がまとめるでしょうから、
ガリラボ通信ではこの程度にしておきたいと思います。
なお、この日の取材には、M06黒田(菊陽町)もかけつけ話を聞いておりました。仕事で
自由に動けないので、なかなか難しかったのですが、ようやく一緒に行動できました。


Hope+の初取材の記念写真。丸目さん、黒田さん、そしてHope+です。



<補足>
黒田さん経由で益城町の職員さんにも取材ができそうです。
徐々に軌道にのっていくことでしょう。
一方、兄弟子のCoho'zuの方は、さらに順調で、本日大津町役場と打合せて、
 地域の自治会長さん
 自衛官
 民生員
 消防団
 農家
と、たくさんの方にインタビューできそうです。
嬉しい悲鳴になりそうです。


自分の環境を作ることの大事さ~後期に向けた道場の大掃除

今日は不在にしていましたが、後期が始まるということで、4年(13)塚田が企画し、
道場の大掃除を10:30からやったようです。
(優秀な塚田のことです。勝手にやったのではありまえせん。事前に相談されており
 ました。ホウレンソウがうまい)

塚田からのメールによれば、
  14からはみゆきちゃん、13に声を掛けたとろ多賀、中村、出口、藤村、岩坂が
  手伝ってくれました。
  13男子は掃除好きが多いのかもしれませんね(笑)
なんと、声をかけたら男子学生ばかりが集まったとのこと。驚きます。愛着を持って
いるということでしょうか。それとも男子学生たちは仲が良いということでしょうか。
たぶん、両方なんでしょう。

担当割のようです。

掃除前。前期の活動でごちゃごちゃになった状態の道場です。

見事、すっきり片付いてますね。これで工期は落ち着いて、ゼミができるでしょう。
ただ、きれいになった道場を最初に使うのは3年(14)生です。
3年生が、掃除に気づいても良かったかなとも思わないでもない。
勉強できるというのはすごいことですが、実は、そのための環境を作り出すという
のは、その上のレベルです。


めだかの水槽も、13ゼミ生の2人(出口、多賀)がやったようです。雰囲気が変わっていますが、
塚田によれば、
   めだかの水槽も掃除の際に、炭を使用した石に変えたので雰囲気が変わりました(笑)
とのこと。炭なんですねぇ。


自分たちの環境は、自分たちで作っていくのは重要なこと。

この後に書きますが、YMCAでやっているキャンプで培った経験は、地震の後に非常に
重要な役割を果たしたようでした。
キャンプは、自分の環境を自分で整え、そして生活できる状態にするわけで、自律的な
人間の育成に大事だと思いました。
それで、ゼミをやるだけではやっぱりだめで、ゼミができる環境を作り、そしてゼミが
出来る状態にしていくところまで出来るようにならないといけない。
そのための企画と実践をできるようになると素晴らしいですね。
4年(13)塚田はそのレベルになってきたようです。
14、15ゼミ生は、モデルにしてほしい。