2010年5月31日月曜日

地域遺伝子を追い求めて

4年の森率いる3年生チームは、大学をひとつの地域とみなし、
フィールドワークを行っています。
昨年の発展形ですが、今年はそれをさらに強化し、他学部の
ゼミに参加するようなこともやっております。
今日は文学部で万葉集を専門しているゼミに森が参加してきたようです。
本当は3年の坂本も行く予定だったのが、熱をだしたとのこと。

わが学部とは大きく異なる文化(地域遺伝子の発現形態)に触れて
大いにカルチャーショックを受けてきたようです。

さて、ガリラボでのこんな活動を始めたきっかけは建築家の後藤春彦という
人の「景観まちづくり論」なる本を読んでことです。
もちろん、それが地元学と私の頭の中でフュージョンしてしまい、それに感動して
この方向へと研究室の活動を向けてしまったのです。

県大チームには、今後、なんでゼミの調査をする意図はなんですかとの問いが
やってくると思いますので、ごく簡単に背景をここに書いておきたいと思います。
詳しい話はゼミの時にでもやります。

後藤さんは、地域というものを生命体としてイメージしています。後藤さんはこんなことを書いてます。

  地域を生命体のアナロジーとして理解する場合、脈々と受け継がれた「地域遺伝子」とでも
  呼ぶべきものの存在を考えないわけにはいかない。

遺伝子って要するに、情報です。生物であれば様々な遺伝子が発現したものが
それぞれたの形質を作り上げるわけで、地域も同じように「地域遺伝子」のような情報の
乗り物が発現する形で地域の景観なり文化なりを生み出していると、そんなことを
考えられます。
なので、後藤さんはこんなことを言うのです。

  今日叫ばれている情報革命とは電脳化を意味しがちであるが、真の情報革命には
  生命体の遺伝子情報や地域遺伝子情報の損傷を癒すことも含まれなければならないだろう。

これを読み、衝撃を受けてしまったのです、私は。
この一文で、それまでの情報化とか情報というものの見方が如何に狭かったのか自覚しました。

地元学と景観学との根本に情報学をおくようなことができるのではないかと思います。
そんな大それたことを考えながら、ゼミ生のフィールドワークを眺めています。

あるもの探しとは地域遺伝子の発見にほかなりません。

このときの情報学者とは、地域という生命体に向かう、生物学者or生態学者と言ってよいでしょう。
そういった活動に皆さんを誘っているのが現在のガリラボに他なりません。

急いで書いたのでまとまっていませんが、参考までに。

息苦しくなるほど

朝一番から会議で、それが終了してすぐに10:30から大学院の講義。
急ぎ戻ってきたら、ドアの前に2リットルのお茶とお菓子がおいてあります。
謎の・・・・と言うところででしょうが、流石にもう学習しました。
森がやってきたのでしょう。
鍵が開いてなかったので、それだけおいてどっかにいったようです。
 
森の「不審物」はそのままほっとからし、研究室を開け、院生がやってきたので、
講義の開始。
5人の受講生と情報社会論について議論する、そんな講義です。
 
講義をやっていたら、4年森がドア前の不審物を取り、冷蔵庫に入れていました。
それからおもむろに作業を開始したようです。
今日は昨年末の県大フィールドワークの雑誌の最後の編集作業をやっているようでした。
まだ終わっていないのです・・・。
あのときの参加者からは督促が来ているとか。
それはそうでしょうねぇ、やっぱり。(^^;
しかしそれもようやく本日の夕方完成しました。メデタイ!
水曜日には印刷に回したいと思います。
 
午前中、森の次には同じく4年の興梠がやってきて作業を始めました。
そして次にMOREの2年生たち5人ほどがやってきました。
 
それから3年の松永、中村、戸高、長井、岩本(以上、ゼミプロモーション班)、
大塚、小西、財津(映像班)、宮下(AMANAMIで戸高、大塚、財津と合流)らが
やってきて研究室はもう凄い状況になっておりました。
 
ピーク時には15名を超えるほどの人で溢れかえり、それぞれが別な作業をやりながら、
打合せているので、まぁーすごいものです。
写真に撮っておきました。
しかしこの写真では、あの「息苦しさ」はどうもうまく表現できていないかと思います。
残念です。
 


午後は、13:30には会議に出かけて戻ったのが16:30.
その後も研究室はすごかったようですが、16:00からは新しいMOREの1年生にも
集合をかけていたのでさすがに研究室が溢れてしまったようで、MOREの学生たちは
実験室に集合していました。
全部で15人ほどです。
ゼミとは直接関係ありませんが、こっちも面白い展開をしていってくれるといいなと思っています。
 

2010年5月30日日曜日

テニスコートにて

午後は大学のテニスコートに出かけました。

テニス部が練習をやっています。
主将はもちろんガリラボの3年松永です。
部員の増えたテニス部をこれから引っ張っていくのでしょう。
経験したいと一人で思っていてもできないことなので、貴重な経験だと思います。

練習している部員の中にちょっと大人びた人が一人。

05OGの飛田です。

本当は今日は試合に出ているはずでした。国体を目指して、です。
どうしてここいる?と聞いたら、負けてしまったとのこと。
残念です。
ガリラボのTシャツを着せて、国体に行かせたかった。 (^^)

2010年5月29日土曜日

大学院初期報告会と院OBの来訪

本日は大学院M2の初期報告会でした。
中ホールで行われた報告会にはガリラボからは伊藤と吉本が登場しました。
 


まずは伊藤。
ハラハラしながら聞いていましたが、無難に発表はこなし、質疑については
首を傾げながらもどうにか無難に終わらせました。
従来からするとかなりまとまった内容になったと思います。
 


報告会のトリを飾ったのが吉本。
よく出来たスライドで要点を要領よくまとめて発表していきました
お世辞抜きによくまとまっていたと思います
あとは、それをどう具体化していくかです。
頑張ってほしいと思います。



本日は思わぬ来客がありました。
院OBの佐藤がひょこり顔をだしたのです。
元気そうでした。
初期報告会に合わせて出てきたようですが、久しぶりに会って、元気で、
しかもいろいろアイデアの置き土産をしていきました。
短い時間でしたが、大変有益な時間を過ごしたように思います。
アイデアの置き土産だけでなく、もちろん普通の置き土産も持参してきました。
冷蔵庫に入れてあります。


今度、佐藤のアイデアで研究室を満たしていきたいと思います。
  

上級生パネルディスカッション@キャリア形成論

昨日書けなかったので・・・といいますか、写真で雰囲気をお知らせできなかったので
改めて本日アップしたいと思います。

1年生310名にとっては地獄の時間。1週間の最後の金曜日のしかも最後を飾る授業です。
必修が二つ続き、学生は疲労の極致ではないかと思います。
条件悪いなぁと思いながらの講義ですが、手を変え品を変えなので、なんとか持ちこたえています。

さて、5月28日は上級生3人を迎えてのパネルディスカッションを行いました。
登場してもらった上級生は
  ・池崎(3年)  現・文化委員長
  ・森 (4年)  前・体育委員長(ガリラボゼミ生)
  ・松尾(M1) 元・ドットジェイピー全国スタッフ(ガリラボゼミ生)
の3人です。

ほぼ義務教育であり学びを上からもらっている高校時代から、自らが学び生産活動に
従事していく社会人との境目の大学時代の意味を考えてもらうために行っている企画です。



どの人も大学生活を活発に過ごした来た人たちなのです。
講義はもちろんこなして、そしてそれと同時に、社会へと自分を接続していくための
活動をこなしている。
大したものだと思います。



例年通りなのですが、「小さな一歩を踏み出そうよ」とのメッセージを、1歩を踏み出し
続けている3人に、1年生310名に伝えてもらいました。
1歩踏み出す時に理性は不要であること、賢さは時に自分の成長を邪魔すること、
理性を超えたところにこそ新しいステージが存在していることを伝えたかった。
なおこの3人は、口をそろえて、いつの間に、なんとなくこういった一歩を踏み出すことに
なっていたと言ってました。
しかしたぶん、なんとなくでそういったことは起こりえません。
そのことをしつこく3人に聞いてみたのですが、要するに一見無駄と思えることをこなして
きたことがよくわかりました。
賢さはそこには不要です。
思考を停止して、一歩踏み出す。そしてそのあとに、必死で思考する。
この繰り返しによって上昇のスパイラルに入っていけるのだと思います。
これらの話が1年生全員の心に届くことはあり得ないでしょう。
1割ぐらいの1年生に伝わったぐらいでしょうか。
確率的にそんなものだと思います。
だって、その声を聞く準備ができていた人にだけ、そういった声は届くのですから。
 
たまたま声をかけてもらって委員長になったと森が言っていましたが、そんなたまたまなこと、
偶然などはありえません。
そういう偶然は、その人が歩いてきた歴史に依存する必然の代物です。
私が学生に仕事を頼む時も、たまたまなどありえません。
それまでコミュニケーションや行動を通して作り上げられた私との信頼関係があってこそのことです。
 
私自身が、このキャリア形成論ではほんとに勉強させてもらっています。
毎回、感動することばかりです。
感動の種はいつも目の前に転がっているのだと思います。
 

2010年5月28日金曜日

ゼミ生のパネルディスカッション

今日はたくさんのことがありましたが、時間がないので簡潔に。

午前中は4年のゼミ。
話が脱線し、何がなくても、何もなかったという事実があるわけで、
何もないことはあり得ないという話をしました。
その他にも色々話そうと思いましたが、ある大名行列についていく必要がり、
後ろ髪ひかれる思いで終わりました。


午後から、特に16:10から4年の森とM1の松尾を招いて、1年生のキャリア形成論で
パネルディスカッションを行いました。
写真などあるのですが、今現在持ち合わせていないため次回にまわそうと思います。
きっと二人の体験を糧にして1年生も今後様々な方向を目指していってくれると思います。

舌足らずですが、今日はこの辺で。


2010年5月27日木曜日

大学案内2011より

本日大学案内2011をもらいました。
ガリラボのゼミ生がふたり登場しています。

一人目は07ゼミ生(4年生)の興梠。コース代表として、高校生に向けてコースの説明をしてくれています。


二人目は05ゼミ生(OB)の山口。卒業生として、大学のPRをしてくれています。
私としては面映ゆい感じですが、彼の大学での過ごし方は全くそうだったと思いました。
色んなことがありましたが、道を自分が歩いた後に作っていった大学生活だったのではないかと思います。


 
ガリラボには活動的な学生がほんと多いと思います。
それも、こういった卒業生の遺伝子がしっかりと受け継がれているからかもしれません。

なお、山口の言葉はきっと社会人にも当てはまると思います。
卒業生の皆さんもどうぞ面白い仕事をしていってください。
 

映像作り

午前中は講義で研究室は誰もいないままに推移しましたが、
午後はいや大変なにぎわいでした。

講義から戻ると、研究室前に3,4人たむろしており、研究室が
開くのを待っていたようです。
3年の戸高、中村、田上、長井、そして岩本とかがゼミ紹介で
使う映像作りの打合せと紹介のプログラムを考えていました。
その後、撮影に入り、ちょうど岩本のシーンから始まったようです。
 

 
延々と夕方までこの調子でやってて、夕方は流石に全員のテンションが
明らかに落ちておりました。
だいたいが誰も笑わない。
短い映像であるにもかかわらずこんな感じなのです。
制作の現場が如何に大変かということが分かったのではないかと思います。

午後はMOREの学生2人と久々にゆっくり話していたら、森がやってきました。
たまたま森の話をしていたところだったので、いや偶然とは恐ろしいものです。
何の話かという森がどこの高校の出身だろうかということでした。
MOREの2人のイメージは、K工業高校の○○科とのことでした。

4年生は興梠、冨田、植田もやってきた遅くまで打合せをしていました。
卒論の打ち合わせです。
順調に進んでいるでのでしょうか?
明日、その話をじっくりと聞きたいと思っています。

3年生はWebの駅チームがやってきて何やら作業をしています。
宮下、大塚、そして戸高の3人。
戸高は、映像作りと合せての参加のようでした。

18時からはM1松尾とのゼミで、サービスラーニングについての
知識を打ち合わせながら深めていったように思います。
20時ぐらいまでやっていて終了しようとしたら、なんとびっくり。

3年の松永(テニス部)がもうひとり連れて研究室に顔を出しました。
そこにいたのが、何と05OGの飛田です。
テニスの練習にきていました。
国体を目指しての練習とのこと。
ちょっと大人っぽくなってましたが、学生のころ同様に大変元気そうでした。

そんなこんなで今日も大入り満員のガリラボでした。

下の写真は、昨日の写真で、「大切なもの」というテーマで映像作りに挑んでいる
3年生(大塚、財津、小西)の写真です。
たいへんいい雰囲気の写真になっていて、それこそ私の「大切なもの」としてここに
アップしておきたいと思います。
 

 
3年生は6月3日が現在の作業のXデーとなります。
この日に、2年生向けにゼミ紹介をします。
6月3日の12:10-12:40の予定です。
場所は中1教室。
もう後には引けません。頑張ってくれることでしょう、きっと。

2010年5月26日水曜日

謎のテープ

昨日は午後から出かけており、半日ぶりの研究室に入り、朝の日課の掃除を
始めたら、こんなのを見つけました。
床にセロテープが張ってあったのです。
しかもカギ状に。
何だろうとちょっと考えたら、少ししてピンときました。
きっと、3年生の仕業だと。
 


私の予想の正しいことは2時限目に判明しました。
この時間になって3年生が続々とでてきて、作業をやり始めました。
おもむろにビデオカメラを取り出して、、、、
そうなんです、テープは、ビデオカメラを固定する三脚をおく場所だったんです。
カメラ位置を固定し、昨日と同じ位置とアングルで映像を撮るための工夫だった
わけです。
初めて映像を撮るにしてはなかなか賢いと思いました。
 

 
この連中、何をやっているかというと、ゼミを紹介する映像を作っていまして、
それを6月3日に2年生の前で発表するのです。
来週から2年生のゼミ募集が始まるので、それに合わせてのことです。
今年は3年生にゼミの紹介をしてもらおうと思いたちました。

6名がゼミのプロモーションを担当しています。
コンテンツ作成の練習、そして何より彼らのプレゼンの練習になる。
一石二鳥です。
それでガリラボに興味を持つ2年生が増えれば三鳥です。
いや、きっと増えるはず。
普通に考えれば当然そうです。
教員が話すより、年齢の近い学生が話す方が親近感がわくでしょうから。
仮に・・・もしもの話ですが、これで例年より2年生の希望者が少なかったら、
どうなるでしょう。
担当している 3年生の努力不足ということになりますね。
となれば、彼らのゼミの成績は当然ながら下げる必要があるかと思いますが、
さて、どうでしょうか? どう思います、みなさん。 (^_^)
 
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今日は4年の森が菊池高校の2年生向けのホームルームで大学のことについて
話をしてきました。
反響についてはあまり聞いていませんが、きっと高校生にその声は届いたことと
思います。
急ぎ戻ってきて、3年のゼミと合流しました。
 
4年生は今日は門前チーム(門前、平野、迫中)が昼からずっと卒論をやっていました。
進んでいるのかどうかわからないけれど、この3人はいつも楽しそうです。

後ひとり、植田が夕方やってきました。
ブルーベリーの世話です。どうもやばい状況とのこと。
秋の収穫祭はどうなるのでしょうか?
収穫祭ができないとなると、ブルーベリーの実とともに単位も消滅するかもしれませんね。(^^)
 

2010年5月25日火曜日

付箋のメッセージ

今日は8:40から研究室で学生との打ち合わせでした。
M1松尾、4年森、そしてゼミ生ではありませんが3年の池崎君。
今週のキャリア形成論に登場してもらう上級生の3人です。
この3人に高校生から社会人への転換期である大学生というものに
ついて色々と語ってもらう予定です。
要するに講義室は大事だけど、それだけがキャンパスではないでしょう?、と
いうメッセージを伝えたいと思っています。
うまくいくかどうかはわかりませんが、役者はいいので、どうにかなるでしょう。
松尾はドットジェイピーの全国スタッフとして活躍していたし、森は体育委員長で
がんばっていたし、池崎君は現在2年目の文化委員長ということなので、役者的には
十分です。
あとは、この3人の良さを十分に引き出せばよいだけです(そこが一番心配なのですが)。

10:30からはそのまま森と、森の卒論について少し打ち合わせ。県立大学内を
3年生6人を引き連れてほっつき歩いていますが、これがまた非常に面白い。
そう感じはじめました。
この7人は九州大学まで乗り込んでいくらしく、そこは大変不安ですが、可愛い子には
旅をさせろ的な感じで、エールだけ送ろうと思っています。(^^)

お昼から3年のゼミ長、副ゼミ長(戸高、坂本、大塚)を集めてのランチミーティング。
あまり時間がないので今年からはじめたやり方ですが、これがまたなかなか面白い
ミーティングになっていて、ここでいろんなアイデアがでているように思います。
言いっぱなしなのでもう忘れましたが、大塚がしっかりと記録をとってくれているはずです。
ちょうど一緒に3年の松永(このブログにはひょっとして初登場? 男子学生です)が
いたので、2年生向けのゼミのプロモーションの話になりました。
松永のアイデアの4分割映像なのですが、ほんとくだらないことをやっていて、昨日は
爆笑してしまいました。
それを2年生に向けてやるのですから、いったいどんな2年生がガリラボに興味を持つのか
ちょっと不安であります。(^^;

午後は福岡のF大学へ。
講師室の私の出勤簿を開いたら、ピンクの付箋にメッセージが書かれています。
よくあるんです、こういうのが。
○○を忘れていますので、早くしてくださいとか、要するに注意書きです。

なんか、また忘れてたかなと思いつつ、目を通してびっくり。
下の写真がその付箋です。

05OBの山口からのメッセージでした。
実は彼は現在F大学に仕事できているのです。
NHK福岡がF大学で講義を持っていて、その手伝いで毎週来ているようです。
ちょうど私の講義の前なのでいつもすれ違いでした。
それで、こんなメッセージを残すことを思いついたのでしょう。

いや、驚いたし、それ以上に大変うれしいメッセージでした。
サプライズメッセージでといってよいでしょう。
メールで済ませることを、わざわざ講師室に来て、たぶん相当に入りにくかったと
思います。
だからこそそれを見て感激させられました。
メッセージの奥にある大変さがわかり、感動した状態で講義に向かいました。
いつも以上にテンションがあがって授業したことは言うまでもありません。
終了後に気づきましたが、まったく別のところを授業していました。
いやこれはこういうことでと言い訳をしたい気持ちでしたが、そこは大人です。
しっかりとお詫びをしてきました。
そしてもちろん、本日やる予定だったところも大事なのですが、ここも大事なところなので、
よく理解おくようにと自己フォローも忘れませんでした。

本日やる予定だったところは来週になります。orz

2010年5月24日月曜日

Webの駅チームエピソード

3月末に発行されたアドミニストレーションの機関誌にWebの駅チームのことを
書いていましたが、それについてのエピソードです。

昼、会議を終えて、研究室に戻ろうとしていたら、ある方(大学内の方です)が、
立ち止まられて、その論文を読まれたらしく、
 
  こんなことをやられているんですね、感動しました
 
とのコメントをもらいました。
Webの駅チームの活動に感動されたようです。
やっぱり人は、人が頑張っているところに感動する生き物なんだと思いました。
 
ついでに、、、

ガルフィン号がついにWebの駅のアクセスランキング表にリストアップされたようです。
http://amakusa-web.jp/
今日の時点で48位。
目指せ、うちわEBI's号!!
いやいや、目指せ、ランキング1位ですね。
 

3年生がメインの日でした

今日は朝一番から会議でした。3年大塚に依頼したイラストを盛り込む書類の
最終打合せでした。
事務局の職員さんと合せて8名のプロジェクトメンバーで情報実験室3(旧・演
習室3)で企画書をほぼ1文字づつといっていいぐらい、細かくチェックしていき
ました。文字数は約2万字です。
文章はさておき、この書類の冒頭でひときわ目立つのが次のイラストです。
もちろん、大塚の手によるものです。
みな、感動さえしていたように思います。
大塚は、修正があれば即座に対応できるように、我々の打合せの間中、研究
室で待機してくれていていました。
ほんとに有難い限りで、昨日出張で京都に行ってた職員さんなどは、学生
さん(大塚)にと、お土産まで買ってきてくれたほどです。
  
 

 
1ヶ月間、多くの人の知恵と汗を結集させた20ページ程の企画書は、本日14時
に完成しました。
   
午後からは3年生が山ほど集まってきました。
また、4年の森を団長とする大学をフィールドワークする3年チームは今日から早速
大学内を調査して回ったようです。
坂本、谷口、矢田などがちょっと興奮気味に話をしておりました。
 
ゼミのプロモーションチームがまた変なことをやっています。
プロモーションのため、4画面同時進行映像を作っているのですが、これがまた
なんといっていいかよく分らない、立派なものを作っていました。
戸高を班長とする6人チーム(岩本、長井、松永、戸高、田上、中村)らが撮ってきた
ビデオを見て・・・・
この映像みて、どんな2年生がゼミに応募してくるのかちょっと不安になりました。
写真は真剣な表情でVideoStudioで4分割映像の編集に挑んでいる岩本と長井です。
 

 
まだ5月というのに、今度の3年生は最初からトップギアで走っているように見えます。
エンストしないよう気を付けながら、頑張ってほしいと思います。
 
 
夕方から、4年の門前チームがやってきてアンケートの打合せを始めました。
院生の伊藤と一緒です。
このチーム、それほど進んでいないのに、えらく楽しそうです。
とりあえず、良いことではないかと思う次第です。  

2010年5月22日土曜日

あるイラストを巡って

ある申請書のために、早朝より研究室にこもって仕事してました。
午前中は孤独に知恵を絞り、推敲作業をやってます。
思い起こせば、これを始めたのは4月30日くらいから。
おおよそ書きあげたのが連休後の5月6日。
それから2週間。
推敲の結果、最初のものとは似ても似つかないほどに代わりました。
何度書き直したか不明なほど書きました。
現在のところ文字数は2万字ぐらいで、卒論並ですが、書いたトータルの
文字数がどれほどになるかは見当もつきません。
この1ヶ月ほど、会議と講義以外の時間はほとんどこれに費やしています。
自宅でもずっとこれを書いてましたし、あそこの文章をどうしようかと何度
夢に出てきたかわかりません。
夢に出てきて、夜中目が覚めたら、PCに向かって書き直すという感じです。
こうなるともうラブレターに近い。
実際にそうです。 
文部科学省に向けたラブレターでして、大学内の9人のメンバーの思いの詰まった申請書なんです。
思いは詰まっているもの、しかし我々ではどうしてもできないことがあります。

図です。
文字はどうにでもなるのですが、こればっかりは・・・
ある概念を表現するイラストが描きたいのですが、PCできれいにかけない。
ということで、昨日、3年の大塚に白羽の矢を立てたのでした。
 
本日、約束通りお昼に来てくれました。
もちろん、昼飯というお礼はしました(私の家内手作りの弁当ですが・・・)
13時にイラストレーターに向かった大塚は、ペンタブ(←06OG中村の置き土産です)を
武器に概念をイラストとして具体化していきます。
途中相談しながら、おおよそイメージしたものができたのが19時。
6時間ほどほぼ一度もPCを離れることなく、ほぼ作業に集中していました。
その集中している姿は、ペンタブを置いていった中村を見ているようでした。
大塚もこの6時間の集中した作業でイラストレータがかなり理解できたようです。
 
ほら、こうなんですよ!
 
出来る人は、要するに、出来ない人よりもたくさん時間をかけているんです。
しかも失敗を繰り返しながら無駄な時間をたくさん費やしている。
その無駄な時間こそが実は上達のためのコツだったりします。
矛盾しているようですが、実際はそうなんです。
なぜでしょうか?
最近クイズばかり出しているようですが、今回もこれもクイズにしておきたいと
思います。
 
考えてみましょう。
(答えがでないまでの、その無駄に考えている時間こそが実は重要だったりします)
 
途中、M2の吉本さんが顔を出されました。
発表資料の製本らしいです。
来週土曜日はM2の発表会です。



さて、月曜日でこの忙しさからも少し解放されます。
9人のプロジェクトチームも解散です。
その月曜日は最終チェックです。
もちろん、大塚にはその場に立ち会ってもらうつもりです。
というか、誰もイラストの修正ができないので、大塚に来てもらわないと
どうしようもないのです。
お願いだから、熱など出さないでほしい。
プロジェクトメンバー全員そう思っているはずです。
 

2010年5月21日金曜日

一つの才能の発見と別の才能への神頼み

今日のガリラボは午前中が4年生のゼミでした。
就活で有働と盛下の2人が欠席でしたが、それ以外は元気に
それほど進んでいないことを報告してくれました。(^^;
まだまだ今のところ余裕ですが、たぶん、次はきっと進んでいるでしょう。 

昼になったら4年生とMOREとが入り乱れて、研究室は凄まじい状況になりました。
12:30には私は講義へ。
教室でPCをセットしながら講義の準備をしながら、ふとドアの方を見ると、、、、、
なんと!
05ゼミ生の榊原(現在、福岡で働いています)が立っているではありませんか。
びっくりでした。
休みだったのでふらりとやってきたとのこと。
元気そうでした。
なによりです。
それにしても、卒業生と縁のある今日この頃です。
 
講義から14:20戻ると、すぐに別の会議へ。
16:10に会議が終わり研究室に戻ったら、新しいMORE候補の学生たちを
集めていたので1時間ほど話をしました。
それも17:00に終了。
 
研究室に戻ったら、3年のゼミプロモチーム(田上、岩本、長井、中村)がワイワイいいながら、
画面分割方式相互交流型(?)動画の作成について打ちあわせていました。
なんと、中村が絵コンテを作っている。
簡潔ながらもしかしよくできている。
企画案と合せて、これでパネルを作りなさいと指示しておきました。
ゼミの説明としてちょうど良いものだと思います。
中村は1年の時からのゼミ生ですが、こんな才能を持っていることを本日知りました。
なかなか上手です。
 

 
もうひとつの才能とは、大塚。 彼女の絵の才能です。
 

 
18:00からある企画会議だったのですが、そこで概念を表すイラストについての
話になり、大学関係者8人で唸っていましたが、8人もいながら皆、口は達者なのに
絵の才能はまるでなく、どうしようもありません。
行き詰っているところで、ふと大塚を思い出しました。
19:00頃でしたが、まだ研究室にいるはずと判断しました。
ちょうど出かける前にWebの駅の作業をやっていましたが、手抜きをしない性格だと
感じていましたので、この時間はまだ絶対にいると思ったわけです。
すぐにPCを取り出し、大塚にメール。
ぼくが研究室に戻るまで、帰るな!、と。
分りましたと返事がすぐに来ました。
やっぱり、まだいたのでした。
私の見る目は狂っていなかったようです。
 
そのイラストがこの企画では重要な役割を果たすので、会議は20時過ぎに
お開きとして、ぼくは大塚を捕まえるために、急ぎ研究室に戻りました。
30分ほど彼女に構想を説明しました。
理解してくれて、今日の夜にそのイラスト化に挑戦してくれることになりました。
 
さすがは、ガリラボゼミ生。
一緒に会議をしていた大学関係者からも良い学生がいますねと誉められた。
 
このイラストは、大学としてある事業に申請する企画書に挿入する非常に大事なもの
なのです。
つまり、大学代表としてイラストを描いてもらっていることになります。
申請が仮に通れば、全国にそのイラストが発信されることになるでしょう。
 
どうも、えらいことになりそうです(・・・こういうのを皮算用と呼びます)。 
 

2010年5月20日木曜日

3人の卒業生

クイズの回答はまだ先延ばしにしたいと思います(そのまま忘れ去る可能性が高いです)。

さて、本日は、午前中は講義(情報処理入門)で、M1松尾がTAとして加わっています。
今日はかなり質問も多く、忙しい講義となりました。松尾がです。私はいつもどおりでした。

昼に研究室に戻ると、なんとMOREの2年生4人がそろって楽しそうに昼食を食べている
ではありませんか。
ほんと明るい集団です。
お昼には4年の森が現れ、そして3年の戸高、中村もやってきました。
そして1年生(MORE候補生)をお昼に呼んでいて、さらになんと06OBの田村が、松尾と
一緒に研究室にやってきました。
この時点で、研究室には異なるグループが4つほどあり、それぞれが勝手に話をしていて
それはもう凄い状況になっておりました。
感じたことは、こんな狭い空間でバラバラに喋っていても、人ってよく話を聞きわけるものだと
ということです。こういうのをひょっとしてアクティブリスニング、というのでしょうか?
 
その後、さらに3年川崎もやってきました。

14:30から会議だったため、研究室を後にし、17時ぐらいに戻ってきたら、まだ田村、松尾
それに2年生のMOREの学生が残って話をしておりました。
色々と話すこともあるものです。

ようやく静かになり、18:00からは松尾とのゼミ。研究のあり方などを話しておりました。
20:00前になって、03OGの菅原がやってきて、例の遅々として進まないLPP理論の
勉強を進めました。
途中、03OG佐藤も加わり、結局、22:00までやってましたが、進んだのは半ページほど。
先は長いようです。
 
振り返ると、今日は卒業生が3人もやってきたことになります。

  06OB 田村、 03OG 菅原、佐藤

卒業生が顔をだしてくれることは、研究室としては大変幸せなことです。
お菓子までたくさんもらいました。
感謝。
 

2010年5月19日水曜日

ランチミーティングでのクイズ

朝、研究室にやってきたら、研究室前の廊下に放置していた段ボールの上に
お菓子の袋が数個放置してありました。
なんで、こんな所に????
不審に思いつつ、9:00には会議へ。
11:00頃に戻ってきたら、今度はそのお菓子のすぐそばに不審なバッグが
置かれていました。

実に不気味な、雨の朝でした。
(しばらくして謎はすべて解けました)

さて、本日のガリラボには、4年の森が一番乗り、そして門前、迫中、平野の
道具に媒介された心チームがやってきて議論をしていました。
もっとも心チームの話し合いはあまり生産性が上がらなかったようです。
後で彼女らのノートをのぞき込んだら、お絵かきらしき落書きだらけだったので・・・・┐(-。-;)┌

お昼には3年の戸高と大塚とでランチミーティング。
ゼミのことを話すつもりでしたが、完全に脱線。
キャリア形成論を話をしてしまいました。
そこで、二人にクイズを出しました。

20代後半で、まともに働いた経験がなく、さらにお子さんまでいる女性が、ある出版社に
就職を果たした。周囲から、大変だったでしょう、そんな絶対的に不利な条件なのに、と
聞かれた。それに対し、彼女曰く「いや、そんなの簡単だったわよー」とのこと。
実話です。
さて、彼女はどんな方法を使ったのでしょう?

・・・というクイズです。
ミーティングが終わり、授業に出掛ける二人に授業中に考えて、16:10からのゼミの
時間に回答するように申し渡しておきました。
(ゼミが始まったら、クイズを出したことをすっかりと忘れていましたが)

ゼミが終了し、戸高・大塚が研究室に残っていたので、二人が答えを教えろと迫ります。
川崎(3年)がいたので、彼女に振ったら、なんと驚くなかれ、ほとんど完璧な回答を
しました。
さらに、その方法がどういった意味を持っているのか、そこまでちゃんと見抜いたでは
ありませんか。
いや、彼女はどうもただ者ではありません。くせ者のようです。
驚きました。

答えは「む+む」同様にここには書かないでおこうと思います。
興味のある方はどうぞ考えてください。
これを考えることは、企業がなぜ入社試験をするのかという、そんなことが
よくわかるクイズになっています。
働くということがいったいどういうことなのか、そんなこともよくわかるようなクイズです。

今現在、働く必要のない暇なガリラボゼミ生はぜひ考えてみましょう。
 

あっ、3年のゼミは3チームに分かれて、かなり賑わって(?)おりました。
6月2日が彼等の課題の締め切りとなります。

2010年5月18日火曜日

ゼミ新聞第7号へのOB/OGからのコメント

3年生4人による力作第7号が発行されて約1週間が過ぎました。
この間に何人かの卒業生からメールが届きました。
ゼミ新聞についてコメントがあったものをいくつか、差しさわりのない範囲で紹介したいと思います。

03OG
おひさしぶりです。メールありがとうございました。
いつも、ゼミ新聞が発行されるのを楽しみにしています。

03OG
津曲ゼミ新聞のご案内ありがとうございました。
アサミちゃん相変わらず元気そうでしたね!!変わらないキャラクターみたいで。
なんだか読んでて嬉しくなりました。
・・・・この度、4月1日より●●へ異動となりました。
ご連絡が遅くなりほんとすみません。
んー営業って難しいです。でも新しいことに挑戦するのって楽しいです。
またよい経過報告ができればと思います。期待は半分だけしてください(笑)
  
05OB
今日の昼休みはご飯を食べながら、ゼミ新聞をなめるように隅々まで読みました。
大変面白いですね!! 興奮しました。
 
06OG
ゼミ新聞拝見しました。みんなの記事がおもしろかったです。
新しいコーナーもあって読み応えアリでした!(上から目線ではないです!)
先生のコラムというか冒頭の記事を読んで、これからも頑張らなくては・・!と思いました。
正直、最近疲れがたまっていたのですが、いつか振り返った時に楽しい思い出になるように
今が頑張り時なのだなと感じました。
新聞などを読むと、ゼミはまたまた忙しそうですね。私も、先生やゼミ生のみんなに負けない
くらい充実した日々を送れるようにしたいです。
 
06院OB
毎号思うのですが、新聞を読み、かつて所属した場所の「今」を知ることで、自分自身の当時の
姿を振り返りつつ、今現在へと繋がる様々な思いに身をはせることができる、そんな素晴らし
い再学習の効果がゼミ新聞にはあると感じます。
 
07院OB
今日、ゼミ新聞の最新号をいただきました。 卒業記念号とも言うべき最新号ですね。
卒業生の皆さんの思いのこもった内容で、また何度も読ませていただきます。
その中で、森くんの「牧場の求人に・・・。」というところが、たいへん興味深く読ませていただきました。
 
08院OB
ところで、毎回思いますがこのゼミ新聞では、たくさんの発見がありますね。すっか(植田)が
掃除好きだったとか、坂本くんが陸上部主将だとか、 ノブミチが孤独に卒論に挑んでいると
か(ごめんよ!)
北井さんの文章力にも驚きました!(こちらもすいません・・・。)
それに、吉本さんの顔写真は ぜったい何かを狙ってますよね??(笑)
でも、そんなちょっとしたことが嬉しくて、またそこに、皆さんが語る機会のない情報との接点が
生まれることで、関係性の繋ぎ目となっているのだと思って います。そういうのがメディア(=接
点)だと思いますが、皆さんはどうですか?
特に、地域メディアを卒論にするという4年生の皆さん。
 
-----

こうして感想をもらうと、ゼミ新聞の価値を改めて見直します。
やっぱり情報発信って大事なんだと、そう思います。
だって、情報とは人とのつながりをつけるものですから。
 
発行に携わった4人は、人と人とを結びつけるそんな仕事をしてくれたことになります。
ご苦労様でした。
どうもありがとう。
  
そして感想を送ってくれた卒業生、もちろん原稿を送ってくれた卒業生も当然ですが、
卒業生皆様全員に感謝いたします。
ありがとうございました。
それぞれの職場で「む+む」の意気込みで仕事に励んでください。
 
多少の無理は若い時であればどうってことないだろうと思います。
目の前のことをちゃんと、自分を誤魔化さずこなしていけば、先は開けます。
そう思う、この頃です。
 

2010年5月17日月曜日

「む+む」の実践の日でした

仕事をしていたら、もうこんな時間になりました。
たくさん書く時間もないようなので、ちょっとだけ。

午前中は大学院の講義。
情報社会論特殊講義といいます。
M1の松尾が参加しています。
5人が受講しており、それぞれが持ち回りで発表をしていきます。
今日は「オタク」などの話がでてきて、結構、盛り上がったのではないかと思います。

さて、今日は4年生は森、小田原、興梠、平野、3年生は戸高、岩本、長井の姿を
研究室で見ました。
ゼミ生以外には、MOREの2年生たちもたくさん作業しておりました。
もっともわたし自身が午前中しか研究室にいなかったので、後はよくわかりません。
午後は図書館、中コン、そして会議と飛び回っていて、気づいたらもうすぐ日付が変わります。

昨日のクイズの「む+む」をまったくそのままやっていた1日でした。

「む+む」のクイズには3人ほど解答を寄せてくれました。
2人が3年生。1人は4年生です。
特に3年生の戸高からは、気になって仕方ないので、、、ということでその日のうちに
メールが来ました。

はい、3人とも正解でした。
おめでとう(?)ございます。
 

2010年5月16日日曜日

「気配り」と「む+む」

本日は自宅で仕事中です。
日曜日ですし、自宅にいるということもあり、さすがに今日はガリラボのゼミ生の
情報は入ってきません。
特に情報発信する必要もないのでしょうが、先が見えなかった現在の仕事のゴールが
ようやく見え始めたので、休憩がてら、ガリラボ通信に向かいます。
さて、先日、1年生の授業で毎日コミュニケーションズのキャリアサポート課の方に来てもらい、
キャリア形成概論を話してもらいました。
非常に面白い話で、金曜5時限目の講義にかかわらず310名が熱心に聞き入っていました。

二つのことが印象に残ったので、ガリラボのゼミ生にも紹介したいと思います。

その講師の方が、ある大手の銀行の人事の方にこう言われたそうです。
うちは、気配りのできる人がほしいんだよ」、と。
どういうことかわかりますか。
私自身、気配りができる学生と一緒になると、こいつ頭いいなぁと感じることがあるのですが、
どうしてそう感じるのか、話を聞いてよくわかりました。
要するに、気配りのできる人って、仕事ができるんです。
 
気配りには、こんな条件が必要です。

(1)情報収集力、キャッチする力が優れている。
   つまり、周囲の状況をよく観察していて、小さな変化もつかまえる優れたアンテナを持っている。
(2)その情報を分析・処理する力が優れている。
   キャッチした情報から、その状況をさっと分析・処理して、何が必要かをはじき出す力がある。
そして次がもっとも重要ですが、、、
(3)行動力がある。
   必要なものごとをはじき出した後、それを実践する力を持っている。

要するに、気配りができる人って、情報を主体的に処理しているのでしょう。
これって仕事そのものです。
仕事って、そんなことの繰り返しのように思います。
先の銀行の方が言った意味がわかったでしょうか。
 
気配りのできる人を見ていると、そこに優れた知性を感じていましたが、
当然なことでした。
要するに知性レベルが高いから気配りができるわけです。

となれば、気配りとは、意識的に訓練すればできるようになるのだと思います。
だって頭って鍛えれば良くなりますから。
そういうのを脳の可塑(かそ)性と言いますが、これは年齢に関係ありません。
年齢を重ねると頭を鍛えられにくくなるというは全くのウソです。
要するに、長い間使っていないと、鈍ってしまいそれで突然やってもうまくいかないだけです。
この意味では、勉強をさぼり、いつも同じことを繰り返していると、年齢的には若くても
頭が錆ついてしまっている人も多くいるかもしれません。

これまでガリラボのゼミ生にはほんとによく気配りのできる人がおりました。
誰とは言いませんが、これを読んでいる人はみんなそれに該当するだろうと思います。
だって、ゼミの情報を得ようと、さらに私の考え方などをキャッチしようと努力しているわけですから。
それだけで(1)はクリアです。あとは(2)と(3)ですねぇ。
研究室に来て、お菓子を食べ、そのゴミを捨て、その時にゴミ箱のゴミに気付いて(1)、さてこれは
どう処理されているのかと考え(2)、捨て場所に思い当たり捨てにいくという行動に移す(3)。
気配りの簡単な例がここにあります。
誰が言わないまでも、そんなことをやっている人を見ると主体的な情報処理をする賢い頭脳だなと
思わざるをえません。
(1)もできない人がどう見られるかはもちろん良く分かりますね。
頑張ってください。(^^)

もうひとつあります。
毎日コミュニケーションズの方が1年生向かってこんなクイズを出されました。

さて、これはなんと読むでしょうか?



約30秒後、310名の1年生の中で1人(男子学生)が静かに手を挙げ回答しました。
正解でした。
答えは書かないでおきます。
学生の間に、ぜひそうしたことをやってほしいとの願いを込めたクイズでした。
だって、そういうことができる人って仕事ができる人なんです。
 
ガリラボとは直接関係ない話でしたが、キャリア形成論を担当するようになって3年。
私自身の視野がものすごく広がりました。
最初は苦しいですが、新しいことに挑戦するって、大事なことだと思います。

現在のやっている仕事も他学部の先生や事務局の人たち8人とでプロジェクトチームを
組み、かなり大胆な新しいことに挑戦しています。
ここしばらく、帰宅が午前0時を過ぎることもよくありますが、なんだか面白いんです。
事務局の人たちも、大変といいながら、顔は楽しいそうです。
主体的になったときの仕事ってそんなものなんだと思います。
気配りができる人って、仕事ができるだけでなく、きっと仕事を楽しくできるだろうとそんな
気がしますが、どうでしょうか。

2010年5月15日土曜日

PUKリンピックとガリボイス

朝、出勤してきたらM1の松尾とばったり駐車場であいました。
集中講義とのこと。
私は来週が山場になる仕事の片づけでした。
 
さて、今日は大学の体育祭。
PUKリンピックの日です。
この超多忙さがなければ、顔を出そうかと思っていたのですが・・・
なぜならこの体育祭はガリラボのゼミ生がかなり関わっているからです。

実行委員長は3年の田上です。
2年連続の委員長です。
大したものです。
同じく3年の松永は団長だとか。
優勝したらトロフィを研究室に持ってくるように指示しておきました。
(もっともトロフィがあるのかどうか不明ですが)

それと休止していたガリボイスが活動を再開します。
新3年生(08ゼミ生)が引き継ぎます。
責任者は谷口。
今回はホームページの作成まで任せる予定です。
6月初旬最初のガリボイスのお題は
  ・「お父さん」 (6月13日が父の日ということで)
  ・「私のこだわり」
ということです。
450文字でこれを表現することになります。
1文字にこだわり、推敲に推敲を重ねた優れた文章を期待したいところです。
 

2010年5月14日金曜日

盛り沢山の1日

毎度のことですが、今日はほんとに忙しかった。
まだやらないといけない仕事が終わらず、23時過ぎ現在研究室におります。

今朝は10:00から4年生の報告会。
初めての月例報告会を行いました。
5チームが発表をパワポにまとめて、詳しい報告を行いました。
いや、意外に進んでいます。
まだ甘い部分はたくさんありますが、まあこの時点ではそれはご愛嬌でしょう。
これからみっちりと考え抜いて、甘さを取り除いてくれるのを期待しています。

12:00に報告会が終わり、急ぎ昼食後、12:20には講義室へ。
情報社会とコンピュータの講義です。
本日は総務省九州総合通信局の放送部長さんに特別講義をお願いしていて、
その準備のために早めに研究室を後にしました。
講義のテーマは「地デジ」です。
講義終了後の学生を感想を読むと、なかなか好評だったようです。
また来年もよろしくお願いしますと、1年後の約束をしておきました。

14:30にお別れして、30分ほど様々な連絡を研究室で行い、15:00には
中央コンピュータ室の定例ミーティングに飛んでいきました。
16:00少し前に終了後は、今度はキャリア形成論の講義へ。
この講義も今日は外部講師に依頼していたため、冒頭と最後のあいさつでした。
18:00前にようやく研究室に。

今日はMOREの第2世代となる1年生に集合してもらい、MOREの活動について
理解してもらい、参加を促しました。
とりあえずはキャリア形成論のサポーターをしてくれるようです。
良かった。
まずは出席票配りから始めてくれるはずです。
 
途中で2年生のMOREのメンバーに後を任せて、19:00になったら事務局との会議でした。
現在企画中の申請書の打ち合わせです。
22:00過ぎまでかかり、ようやく研究室へ。
さすがに誰もいませんでした。
残務整理をしてたらあっという間に23:30。

明日も仕事です。

2010年5月13日木曜日

卒業生来室

今日はOBからのアポがあり、18時から19時まで時間を空けていました。
やってきたのは05OBの山口。
偶然ながら、07院OBの山部さんも顔を見せられました。
研究室に4年の興梠、植田、冨田がいたので、シャッターを押してもらいました。
 

 
山部さんは、4年の森が菊池高校の生徒さんの前で話をする
予定になっているのですが、その打合せです。
今日は都合でできなかったようで、それで急きょ研究室に顔を
だされたようです。
 
ほとんど30分ぐらいしか話はできなかったのですが、山口からは
番組制作というコンテンツが仕上がるまでの興味深い話に思わず
引き込まれました。
時間があればもっと聞きたかったのですが19時から飲み会だった
ので、後ろ髪引かれるで研究室を後にしました。
あまりに興味深かったので、機会を見ていつかゼミ生の前でちゃんと
話をしてもらおうかと思います。
 
 

コース内報告会

本日は夕方17時より大学院情報管理コースのコース内報告会。
M2にとって3回目となる最後のコース内での報告会でした。

まずは伊藤から。


次に吉本。

 
二人とも無事だったかどうかは、ここではあえて書きませんが、ともかくコース内での
報告会は終了しました。
後は、研究科全体という厳しい場での発表が待っています。
頑張ってほしいと思います。

19時からは3人の教員とM2吉本、そしてコースのM1の3人とで反省会。
仕事があったため、そこまで酔わずに戻ってきました。
吉本も車だったのでノンアルコール。
松尾もノンアルコールだったように思います。
ここまで飲まないのは久しぶりだったように思います。
おかげで、まだ研究室で仕事をしています。
 

大学院OBの名前が新聞に

本日の新聞にこの3月に大学院を修了したゼミOBの田中さんの氏名が掲載されていました。
NIE(教育に新聞を)活動に参加されるようです。
本来の授業の傍ら、大変でしょうね、きっと。
 
朝、気づいたのでここでも紹介させてもらいました。
 

 

 

2010年5月12日水曜日

3年ゼミの新しい活動

3年のゼミが新しい活動に入りました。

次の3チームに分かれて活動します。

 ・ガリラボプロモーションチーム(6名)
 ・映像チーム(6名)
 ・県大調査チーム(3名)

最後の県大チームは7月末まで活動予定で、それ以外は6月初旬を目途に
成果を出してもらう予定です。
 
本日が新しい活動の初日でしたが、みんな良い感じで動き始めていたように思います。
本当に良い意味で楽しそうでした。

このワクワク感を維持しながら、最後まで息切れせず走ってほしいと思います。

一方、4年生は今度の金曜日にまとまった報告会をやります。
それぞれのチームが、それぞれに準備に精を出していることと思います。
すぐ横では、門前チームが院生の伊藤と一緒にアンケート調査項目をどうするかで
熱い議論を戦わせています。
いや、研究をやっている感じです。(^^)

ゼミ新聞7号発行

ゼミ新聞第7号を発行しました。
3年の戸高、川崎、谷口、長井の編集によるものです。
在学生及び卒業生による中身の濃い記事がつまっています。
どうぞご覧ください。



編集会議は3月には行い、4人の編集者が企画を分担し、記事の依頼から収集、そして
編集まで行いました。
それぞれにかなり苦労していたようです。
その苦労をイメージして読んでもらえると、4人もきっと喜ぶことと思います。
是非、隅々まで丁寧に読んでもらえると幸いです。
 
ペーパー版は研究室においてあります。
 

2010年5月11日火曜日

ごみ箱というメディア

7時に研究室に到着し、急な申請書の作成に追われていましたがあっという間に11時。
 
もちろん申請書は終わらないまま、11時より4年生興梠、植田と卒論の相談を1時間ほど行いました。
話した内容は主としてコミュニケーションデザイン。
人と人とを結ぶメディアは実は至る所に存在しているのであり、それを見抜くことが
重要だと、そんな話をしておりました。
メディアは、TVだけでない、新聞だけでもない。ましてはインターネットだけではないのです。
唐突ですが、横断歩道も、ごみ箱も知恵を絞ればメディアになります。
そんなことを話しました。
さて、どれほど役に立ったでしょうか。

12時からは3年生の戸高、坂本、そして今日は谷口を呼んでの代表会議。
情報のバレー大会の委員の話、新聞投稿の話、そして明日以降のゼミ活動の話などを
45分間で話し切りました。
みんなそのまま講義へ。

午後はWebの駅PASTAチーム(戸高、宮下、大塚、財津)が会議をしていはずです。
 

2010年5月10日月曜日

PASTAとMOREの活動

本日は朝から3年のガルフィン号で航海するWebの駅サポートチームPASTAが
打合せでした。
9時に宮下、財津、大塚が集まり、話しあっていましたが、10時から大学院の講義を
研究室で始めたので移動してもらいました。
打合せを継続したのか、それとも解散をしたのかは不明ですが、自律的に活動できて
いて大変良いことだと思います。
10時からの院の講義は「情報社会論」というもので、M1の松尾が参加しています。
今日は特に松尾の発表の日だったので、いくつか質問を投げかけながらの授業でした。
ややこしい質問に立ち往生しておりましたが、場自体は終始和やかな雰囲気であったと
思います(私だけそう思っていたかもしれませんが)。

お昼にはMOREのメンバーがやってきて、打ち合わせを始めましたが、私は13時には
メディアセンター関係で図書館にでかけ、戻ったのは17時過ぎ。
研究室は鍵がかかっていました。
この時間帯に誰もいないのは久方ぶりだったように思います。
その後、MOREの2年生村中さんがやってきて水曜日にある自主研究発表会の資料作りを
始めました。
その頃、嘱託をしている04OGの樋口が授業のことで話をした後、18時過ぎにはまた
会議で出かけました。
21時過ぎに会議からも戻るとまだ村中さんがひとりで作業しているではないですか。
びっくりしました。
話を聞いたら、この3月に卒業した06OGの小出がやってきてずっと話をしていたとのこと。
私を待っていたようでしたが、待ちくたびれたようで、21時前には帰っていったようです。
残念でした。

それにしても最近ちょっと卒業生と縁があります。
 

2010年5月9日日曜日

予定表の閲覧

研究室(+私)の予定がケータイで読めなくなっていたようです。
(PCからの閲覧は問題ありません)
数日前に4年生からそれを言われましたが、時間なくてそのままにしていました。

ようやくちょとした時間が取れたので、今朝がた、調べて見たら、利用していたフリーの
サービスがバージョンアップしたことが原因でした。
原因がわかったので、バージョンアップしたサービスを利用する新しい閲覧アドレスを
取得して、それをゼミ生には送付しています。
これで全員ケータイで私や研究室の予定がまた読めるはずです。
なお、私の予定は空いていても、その空時間に随時メディアセンター(図書館、中コン、
外セ)に出かけます。
なので、どうしても私と話をしたいときなどは、少なくとも前日までにはアポをとっておいて
ください。
よろしく。

ちなみに予定表の表記ですが、私の予定については

 会議:  場所が研究室外なので不在にしています。
 打合せ: 場所を書いていない場合は研究室でやっていますので、少し話すぐらいだったらOK。
 講義: もちろん、この場合は研究室にはいません。
 ゼミ: 研究室にいることがあります。
 外出: 外の会合などで大学外に出ています。

などが最も多いかと思います。
それ以外の表記については、一般的なルール無しに書いていますので、適宜判断してください。
たまに「研究室利用禁止」と書くこともあります。
その際は、研究室への入室を制限していますので、打ち合わせなどで研究室を利用しようと考えているチームは特に注意してください
Webの駅チームなども、これからは事前に研究室の利用を事前に私に連絡してください。
研究室の予定表に書き込んでいきますので。
 

卒業生からの便り

昨日、05OBの阪本より、5月に熊本に転勤になったとの2行のケータイメールが届きました。
昨年のゼミ新聞にOBとして寄稿してもらったときは福岡での研修の期間中だったので、
福岡から引っ越してきたのでしょうか。
熊本勤務となり良かったですね。
同期のゼミ生と一緒に飲む機会が増えることでしょう、きっと。

同じ日に、今度は06OG(この3月に卒業した)中村より近況を伝えるメールが
届きました。
現在の研修の様子が詳しく記されていて、大変さが伝わってきました。
今はJavaを勉強しているとのこと。
ついていくのが「いっぱい、いっぱい」とありましたが、今はそうかもしれませんが、
中村のことです。
きっとしばらくしたら、独特の存在感を出していくことになるでしょう。

なお、メールにはSPIの結果をもらったとのことで、それを写真で送ってくれました。
結果を見ながら、よく当たっているなと感じました。
SPI、恐るべしと思った次第です。
中村は、MOREとかが今後活動していく上でSPIの評価尺度は参考になるのでは?
とのことで送ってくれたようです。
なんか、いつもそうなんです。
気が利くというか、気配りも上手ですが、ぼくが考えているところの先を読んでくれている。
そして色々な提案をしてくれる。
学生時代からそうで、いつも大変助かっていました。

なお、実は中村のメールのタイトルは「元気です」でした。
私が先日のガリラボ通信に「元気です」の一言でもいいので連絡してほしいと書いていましたが、
それを受けてのメールだったようです。
Gmail受信トレイに来た着信メールを見た瞬間、思わず頬が緩み、気分が明るくなりました。
この場を借りてお礼を言いたいと思います。
ありがとう。
 
さて、あす以降、GWも終わり、本格的にゼミ活動が始まります。

ガリラボのみなさん頑張りましょう!

2010年5月7日金曜日

タウン誌

今日は8:50-12:00会議で、12:30-14:30講義で、14:40-16:00会議で
研究室にちゃんと戻ったのは16時過ぎです。
その間、研究室がどうなっていたのかよくわかりません。
午後にはAMANAMIの打合せが行われていたことだけはわかっています。
また、4年のうちわEBI’sが環境共生の学生を連れてきて、ブルーベリー育成の
講習を受けていたこともわかっています。
いや、森の人脈の広さに驚かされました。

写真(90度傾いてますが)は4年植田の趣味で集めた九州各県のタウン誌。
どうやって入手したのか、聞いたのですが、きれいさっぱりと忘れました。
 


趣味というのはもちろん冗談です。
地域メディアを卒論のテーマに選んだ彼女は、各県のタウン誌を集めて比較研究を
行うのです。
読み比べるとなかなか面白いものでした。
今後どう展開するかは不明ですが、面白い視点が見つかるといいかなと思っています。

夕方からMOREの学生たちとだべっていたら、気づいたらこんな時間です。
仕事しようと思ったら、PCの調子が悪くなっていてどうも仕事ができません。
ただいま応急でノートPCを利用しています。
データがデスクトップのほうにあるので、どうも仕事ができません。
この調子では明日も仕事です。
 
さらに私のスケジュールがケータイで閲覧できなくなったようです。
ふんだりけったりとはこのことですが、時間的余裕がなくて、スケジュールの閲覧の
問題はすぐには解決できなさそうです。
 
だれかこの辺り手伝ってくれるといいのですが・・・ (^^;

今日私が見かけたゼミ生はこんな人たちでした。
4年生:興梠、植田、森、冨田、門前、小田原・・・(4年生は自主ゼミでした)
3年生:宮下、財津、大塚@研究室
3年生:田上、益田、矢田@講義室(体育祭の打合せをしてました)

そしてMOREの2年生たちです(このメンバーも全体ミーティングをしていたようです)。
 
 

2010年5月6日木曜日

連休明けのガリラボ

午前中9:45、講義に向かう前、3年戸高がゼミ新聞の最終段階の作業をやっていました。
最後まで終わらなかったようですが、あと少しです。
早く決着をつけたいと思います。

講義から戻ってきたら、4年の前田がひとりポツンと作業しています。
夕方に卒論の打ち合わせの約束をして帰って行きました。

私は13時より16時頃まで図書館や中コンで打ち合わせ、戻ってきたら
4年の森、植田、有働が作業を楽しそうにやっておりました。
卒論の話をしようと思いながらも、次の準備をしていたら、あっという間に18時。

18時からは大学院生全員(M2吉本、伊藤、M1松尾)集合してのゼミ。
来週に迫ったコース内報告会についての最終チェックを行いました。
うまい具合に仕上がっているような、そうでないような。。。

19:30過ぎには03OGの菅原がやってきました。
二人で正統的周辺参加論の勉強です。
難解な文章に悪戦苦闘しながらも、今回は1ページほど進みました。
前回の5行とは大違いです。
これならば1年間で最後まで行きそうです(たぶん)。

なお、昨晩には05OBの山口からも近況を伝えてくれるメールが届きました。
失敗しながらも色々なことをやっているようです。
他のOB/OGの方々も、特にこの3月に卒業したOB/OGなど、時間のあるときに
でも「元気です」とのメールをもらえるとうれしい限りです。
ただし、多忙につき返事はできないかもしれませんが。

明日も雨? 熊本商業は体育祭だとか。 晴れるといいですねぇ。(^^)

2010年5月5日水曜日

偶然にも

連休の最後の日になりました。
みなさん、最後の日をどうしているでしょう。
私の方は相変わらず、PCに向かっています。

さて、昨日の夕方、院生OBの黒田さんと大学の駐車場で偶然会いました。
ご家族一緒で、研究室に顔を出そうとやってきたとのことでした。
19時前だったと思いますが、その時間帯はもう私は研究室にはいなくて、
実はテニスコートにおりました。
朝からずっと座って文章を打ち続けていたので発散を兼ねてテニスをやりに
いったのでした。
テニスコートでそのままプレイしていれば黒田さんご家族と会うこともなかった
のでしょうが、暗くなってきたので照明のカギを守衛室に借りに行こうとコートを
出たときに出会ったのでした。
ほんとにたまたまでした。
二人の黒田ジュニアに初めて対面しましたが、初対面の私を見ても微動だに
せず、大物の片鱗を感じました。

別件として、一昨日、同じく院OBの佐藤君から近況報告のメールが届きました。
私の仕事を手伝えなくなって残念ですと、気遣いのある大人のメールでしたが、
読んでいると仕事を始めて1ヶ月の彼の多忙さがよく伝わってくる内容でした。
 
人は仕事で磨かれる--丹羽さん(伊藤忠商事前会長)の本のタイトルです。
 
きっと佐藤君も今磨かれているときなのでしょう。
5~10年後の目標に向かってしっかりと磨いていってほしいと思います。
ついでながら、丹羽さんは上の言葉にこう付け加えています。

人は仕事で磨かれ、本で磨かれ、そして人で磨かれる、と。

まったくその通りだと思っています。
ガリラボのゼミ生のみなさん、ガリラボではOBとも積極的に関わっています。
横の関係はもちろんですが、縦の関係の中の人たちとも関わっていくとさらに
磨かれていくでしょう、きっと。
そのためには、待っていてはだめです。
積極的に動くこと、それに尽きます・・・これは茂木健一郎が言ってたことです。

輝く知性は行動なしには生まれない(ガリラボのスローガン)

たんに体を動かすという意味ではありませんよ。
精神の行動という意味です。念のために。
最初の小さな一歩、です。
未知へのチャレンジへの一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。

では、一歩を踏み出しつつ、GW最後の休日を精いっぱい楽しみましょう。

2010年5月2日日曜日

有能であること

ガリラボについての話題はとくにないのですが、3年生にお説教メール送ったことを書きたいと思います。

いつものガリラボ通信とは趣が異なりますが連休中だし、300回を超える通信なので、たまにはこんなのもあっていいでしょう。
 
さて、お説教メールです。
連休の真っただ中に、気分をぶち壊すようなメールを送るのも気が引けたのですが、〆切を過ぎた直後に出すのが良いだろうと思ったし、そして何より最初が肝心ということがあって、思い切って「全員」にメールしました。
  
3年生には5月からの活動の希望調査をしていて、希望を書き込む〆切が昨日だったのですが、何名かが書き込みをしていませんでした。
(〆切の存在そのものに気付いていない人もいるかと思います。その人は対象外です)
希望調査自体はそれほど重要なことでもないのです。
ただそれだからこそ、こんな確実にできることをやらないで済ませてしまう癖がついてしまうのは怖いことです。
 
有能な社会人って、非常に困難なことをこなしていく人ではありません。
確実にできることを確実に期限内にこなしていく人を言うのです。
テニスでいえば、派手なスーパーショットでは勝てないのと一緒です。
確実に返せるボールをミスせずに確実に返していく人が結局は勝ちます。
サッカーでもたぶんそうだと思います。
Jリーガーとか、きちんとパスができる人のことをいうのではないでしょうか。
プロである社会人もそうなんです。
確実なことを確実にこなしてしく。
もっともこれが非常に難しいことなんですが。
だから意識的に訓練することが必要です。
そういったことができる人が結局は会社の中でも生き残っていきます(会社にいないので実際はよくわかりませんが)。
 
とりあえず、そんな思いがあるので、これはひとつ言っておこうと、
  できることは確実にやりなさい
とのメールを出した次第です。
そういったことを日々実践していくことが就職活動であって、スーツ着て企業を訪問することだけが就職活動ではありません。
プロの社会人となる資質を身につけていくことが大学生が早い時期からやるべき就職活動に他なりません。
  
難しいことが出来ないのは当たり前。
確実にできることを面倒がらず、期限内にちゃんとやる。
これをしっかりと守っていくだけで、周囲の信頼を得ることにもつながるでしょう。


補足
ちなみに、お説教メールとか怒られるのは期待の裏返しです。誤解のないように。(^^)
なお、お説教メールに対し、返信が来たのはわずか一人でした。 

2010年5月1日土曜日

五月晴れ下の研究室にて

気づけばもう5月ですね。
五月晴れの空を研究室から眺めています。

大学内で立ち上げたい、ある企画を練り上げるために、朝からずっと研究室にこもっています。
野望ばかりが大きくて、朝からPCの前に座りながら、まだ1文字も企画書を書いていない状態です。

もう8時間ほど考え込んだり、関係の本を読み漁っていますが、企画自体は何も進みません。
Wordのドキュメントを朝から真っ白な状態をさらしたままこちらを睨んでいます。
このままだと、五月晴れの太陽でそのうち白いドキュメントは日焼けしていくかもしれません。

さすがに夕方になってきて1文字も書いてないと、ちょっと焦ってきています。 (^^; 


私のことはさておき、世間的にはGWに突入していますので、ガリラボゼミ生それぞれに思い思いの活動をしているのに違いありません。
せっかくです。
何かカタチに残すように活動(遊びも)したらいいかもしれませんねぇ。

私は、残念ながら遊びや運動にでなく、この連休を活用して徹底的に疲労困憊するまで、考え抜いてみようかと思います。
そして、その5日間の思索を一つの具体的なカタチとして残します。
5日後には、きっと企画の書かれた10ページ程度のドキュメントが出来上がっているはずです。
それが私の5日間の活動のカタチ(キャリア)です。 

昨日のキャリア形成論で、アンジェラ・アキの番組を題材にして、そして希望学をその理論的下敷きにして、目標を具体的に想像して、それを書きとめる重要性を伝えたばかりでした。
そういうなので、ゼミの活動は関係ありませんが、ガリラボ通信を、わたし自身が目標を達成しやすくするための実践のツールとして使わせてもらいました。

以上、目標を具体的に書きとめましたので、ミッチーのようにはならないでしょう、きっと。
5日後にはきっと企画が出来上がっているはずです。  たぶん たぶん たぶん・・・ 




さてさて、GW初日の今日ですが実は、本日も学生が研究室にやってきました。
MOREの2年生です。

昨日のキャリア形成論でとった300人分のアンケートの分析作業をやっているのです。
5月12日に昨年度の活動をまとめ発表することになっていますが、アンケートはその活動の成果を客観的に評価するためのものになっています。
2年生ながら下手な卒論よりも遙かに密度の濃いことをやっているように見えます。
彼女も同じくこの5日間で発表の資料を作り上げますと自分の目標を宣言して帰っていきました。

きっと出来上がるはずです。
だって、具体的な目標を設定したのですから。
間違いありません。