2012年7月31日火曜日

身だしなみに関して

7月最後の日となる今日もガリラボは非常に静かでした。
定期試験はまだ2日目です。

早朝4年(09)中島が顔をだし、今週末に菊陽町で行われる夏祭りの
際に住民インタビューを行うための準備に精を出しておりました。
しばらしくして4年(09)村中が、なんか久々にやってきましたが、お昼
には引き揚げていきました。
定期試験中でアルバイト学生が少ないため、試験に関係ない村中は
強制労働をさせられているようです。笑

試験の合間、休憩に3年(10)漆島、森本、保坂、清原がやってきて、
清原はすぐにアイスを食べていたように思います(私のところからは
見えないのでよく分かりませんが)。

夕方、4年(09)草原や谷が顔を出しました。
草原に何をやっているのかと尋ねましたら「スライド作りの勉強です」と
返事をしましたが、その物言いに改めて成長を感じました。

そのやり取りはほぼ一瞬。
10秒もないぐらいでしたが、上記印象を私は受けました。

今日たまたま
  もう一度会いたい人になるために
というネット記事に出会いました(Facebook経由です)

初対面の際、第1印象は15秒で決まると書いてありました。
実際、そうだと思います。
詳しくはその記事を読んでもらえばいいのですが、私たちは情報を
ほぼ視覚によって得ています。
なので、見た目からの印象は非常に重要になります。
良い印象を与えるには、
 (1)グットスマイルとアイコンタクト 
 (2)身だしなみは、常にきちんと清潔に 
 (3)動作はきびきびと 
 (4)ハキハキとした話し方 
が大切とのこと。何となく分かります。
この中で特に(2)の身だしなみについて紹介されていますが、「身だしなみ」
とはおしゃれとは異なり、自分本位のものではなく、相手への思いやりを表し
ているものだとの指摘にはハッとさせられました。
相手とその場(時間)に相応しい服装や物言いが身だしなみの基本になると
いうことです。
「上品」とはどういうことかも書かれていますが、詳しくは記事を読んでみて
ください。
この記事の最後に、
  身だしなみは自分自身のコマ―シャルであり、プレゼンテ―ションの
  場なのです。
とあります。心の身だしなみと合わせて、見た目の身だしなみに日頃心がけ
ていきたいものです。
身だしなみとは、他人本位で思考できるかが問われるわけで、大人としての
思考が求められるということになります。
年齢的には大人でもあっても、実際にはそうでない人も多くいるわけですが、
身だしなみのあり方にそのことが現れるはずです。
だから、身だしなみは大切なのだと、今私自身、自分に言い聞かせました。

今日、きくりん人のメンバーがちょっとした失敗をしたようです。
(大学内だったら問題ならないような程度の失敗です)
大人としての思考の不足から来たもののようですが、ポジティブに考えれば、
非常に良いチャンスをもらえたと考えればいい。
  おれは落胆するよりも 次の策を考えるほうの人間だ。
                           坂本竜馬
これぐらいのポジティブシンキングがいい。笑
(ポジティブに考えれば、大学という温室内ではこうしたチャンスはもらえない
わけだから、ラッキーであるかもしれない)

この小さな失敗のおかげで、心の身だしなみをしっかりと身につける良い機会を
与えられ、さらにまた失敗のおかげで成果のハードルを下げることに成功(?)
することになった!
だったら、そのことを利用して、その場に優れた成果物を提示すれば、ハードルが
低い分、高い評価につながるはずです。
人の評価とは相対的なものであり、
  評価=実績÷期待度
ですから。
失敗はそれをリフクレションすることで栄養分になります。
地域という野生の学習環境でたくましく成長していきましょう!

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2012年7月30日月曜日

定期試験初日

午前中は、M1(12)大塚と坂本が受講している大学院の
講義(輪読)でした。
今日で終了。前期で2冊のテキストを読み終えました。
どれほど力になるでしょう。ゲーテがこんなことを言っています。

  あれこれ研究してみたところで、結局実際に応用したもの
  しか、頭には残らない。

全くその通りだと思います。単に仕入れた知識は使って初めて
その価値がわかるものです。
私自身、先日土曜日の東京出張で仕入れてきた知識(ジェネリック
スキル)ですが、聞いてはきたものの、頭の中でぼんやりとしていま
したが、それを自分の言葉で、自分の枠組みの中で、その知識を使
った報告書を時間をかけて書いてみて(応用してみて)初めてその意
味を理解できました。
学んでいくためには、やはり何らかの実践が必要です。
座って聞いているだけで、どうにかなるものではありません。

さて、今日から大学は定期試験に入りました。
ガリラボのゼミ生たちはどうでしょう?
日頃から、座って聞いているだけではないでしょうから、きっと余裕
ではなかったかと想像しております。^^

試験のせいで、ガリラボはとてつもなく静かです。

朝、4年(09)市川が試験の武勇伝を話していましたが、10時にはいなく
なったので、それ以外、4年(09)中島、本多、谷、緒方、3年(10)吉村、
保坂、森本が顔をだしたものの、みな静かなものでした。

平日、これほどまでの静寂さに包まれたガリラボはかなり久しぶりです。

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2012年7月29日日曜日

ニュースになった<単なる>記念写真

次の写真をご覧ください。カリフォルニアのコプコ湖にて、親友5人で
撮った記念写真とのことです。
気付きました?


同じ人たちですが、それぞれの写真は年齢がかなり違うことです。

なんとこの5人、30年間に渡って5年ごとに同じ場所順番ポーズ
表情撮影しているとのこと。
19歳から初め、それから49歳になる今年まで続けて同じ記念写真を
撮っているのです!
詳しい記事は<こちら>にあります。


単なる記念撮影も、ここまで継続すると「単なる」というコトバは取れ、
これらの記念写真は強烈な個性を発揮していると思います。
これを実践するのは、単純な努力では難しい。
流動性の高いアメリカ人ですから、住んでいるところがバラバラになって
いる可能性が高いですし、写真を撮るために出かけるとなると、家など
への説得とかも必要になるでしょうし、仕事の調整もしないといけない。
継続するって、普通の努力だけではできるものではありません。
5年ですから、互いに仲たがいしていないこと、誰かがこのイベントを責
もって忘れずにいること、そして全員が互いに連絡を取りあえる状態
にしておくこと等々、無数の条件をクリアしていかないといけない。
今でこそ、ソーシャルメディアなどを使えば多くの条件をクリアしやすい
ですが、昔は連絡自体が決して簡単ことではなかった。
並々ならぬ努力がそこには要求されます。
それだからこそ、難しい。
難しいことだからこそ、日本人の我々にもこうしてこの出来事がニュース
として伝えられるわけです。


何でも続けるのは難しい。
4年(09)緒方が卒論の一環で定点観測をやっていますが、この意味で、
難しさで言えば、一番難しいことに挑戦しているように思います。

継続することの大切さは先日のエントリー「「やりきる」姿に注目したい
でも書きました。
だから、またかと思われそうですが、だけどそれほど大切なことだとの意
味で、繰り返しになりますが、改めて書き留めておこうと思います。
 
・・・・・

今日、大学の駐車場にて、院OB(06)黒田および玉名市役所の平野さんと
ばったり出会いました。
連れだって、退職された荒木昭次郎先生が不要になった本を提供されると
ことなので、もらいに行くのだということでした。
勉強熱心な二人です。
それから少しして、今度はテニスコートにスポーツウェアでない女性が・・・
遠くだったので分からなかったのですが、私の方に向かって手を振っている。
後ろを向いても誰もいないので、確かに私に手を振っているようです。
OG(03)菅原でした。
今日のオープンキャンパスに生徒の引率でやってきたということでした。
こっちは、しっかりと高校の先生をしておりました。
ちなみに、この二人とは、8月下旬の津曲ゼミ院生会の場でまた会うことに
なるはずです。

それはそうと今日のオープンキャンパスには4年(09)村中と2年(11)藤本が
事務局からの依頼で、学生を代表して、保護者に向けて話をしているはず
です。
二人のことなので心配するには及びませんが・・・・、さて、どうだったでしょう?

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2012年7月28日土曜日

きくりん人による「三里木巡礼記」に期待

きくりん人は、今日、ほぼ知られていない地域内だけの祭りの
取材に出かけて行ったようです。
何時ぐらいからあるのか、どこであるのかも良く分からないと
昨日話していましたが、探し当てたようです。
ご覧の通り、小さな神輿(みこし)が出ています。
(写真は4年(09)緒方のツイートを拝借しています)


昔、あまり知られていなかった讃岐うどんをブレークさせたのは、タウン誌
でした。
タウン誌が、無名のうどん屋を「うどん巡礼記」というシリーズ記事で興味
深い形で紹介していったことが全国へのブレークの出発点となったのでした。
この様子はユースケ・サンタマリアが主演した映画「UDON」で知ることがで
きます。
(地域活性化に目覚めたガリラボでは、このUDONをみんなで見たことがあ
ります。DVDはOB(05)山口が借りてきていました)。

きくりん人のメンバーは、現在、菊陽町三里木界隈を精力的に取材して
います。
うどん巡礼記には届かなくても、優れたまちの表現に挑戦してほしい。
だって、きくりん人には、文章だけでなく、音声、映像といった武器があるわけ
ですから・・・・
うどん巡礼記よりきっと面白い三里木の巡礼記が作れるはず!

緒方がツイートしていたもうひとつの写真。
4年(09)中島と志柿。
かき氷で楽しそうです。

菊陽で活動を始めて2年! 卒論が終わる頃には、良い形で何かを
残していけるといいですけど。
いや、こんなに長いことこの地に関わってきたわけです。
残していけるのに決まっています。
だって、2年以上も同じ場所をフィールドに、リアルな活動を続けた大
生グループってそうたくさんはいないでしょうからねぇ。
大学時代の大きな財産になるはずです。
羨ましい限りです。

ところで私は日帰りで東京に出かけてきました。
9:00発のANAで、目的地の新橋のリクルートビルへ。
ここで全国の大学関係者200名ぐらいが集まってのフォーラムがありました。

ジェネリックスキル(何かを生み出していく基本的能力です)をテーマに
したものです。

たくさんの刺激を受けました。
大学で私が関わっているプロジェクトにそれらのアイデアを盛り込んで
いこうと思います。


きくりん人のメンバーは、このジェネリックスキルを三里木の活動で身に
つけてきたはずです。
そう思います。
2年間で明らかに活動の仕方が変わってきていますから。
ひょっとすると、きくりん人をモデルにして、大学生のジェネリックスキル
向上という全国的課題を考えていくのも分かりやすいかなと思いました。


あまり疲れていないと思っていましたが、今になって疲れが・・・
中途半端ですが、今日はこの辺で。m(_ _)m

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2012年7月27日金曜日

プレゼミという場の構築~プレゼミ2012を終えて

前期開講の1年生のプレゼミが本日で終了しました。
1年生が、うまく大学に溶け込んでいけるように、場の設定に工夫を
凝らしたものでした。


そうした場の構築の主役は、教員である私ではなく、ガリラボの個性的な
上級生たち。
ご覧の通り、最終日の今日も、以下の上級生がプレゼミに参加してくれ
ていました。


プレゼミは、実践の共同体理論に従い、1年生が大学での学びのコミュ
ニティに上手く参加していけるようデザインしています。
それを実現するには、教師のある程度の関与と、ここに深く関わっていく
上級生の存在が不可欠になります。
4月から始まったプレゼミの期間中、実践の共同体作りに継続的に関わっ
てくれたのは2年(11)上田とM1(12)大塚と坂本でした。
また、しばしば手伝ってくれたのが3年(10)吉村。
さらには、4年(09)村中、小川、草原、緒方、3年(10)清原、漆島、森本、
保坂は1年生のコミュニケーションスキルアップに協力してもらいました。
改めて数えてみると、プレゼミの学生よりも多い人数の上級生が関わって
いることがわかります。
かなり贅沢なプレゼミではないかと思います。
 
2012年度のガリラボプレゼミナールは、こうしたたくさんのゼミ生の献身
的な協力によって運営されました
ボランティアとして協力してくれた多くのゼミ生たちにこの場を借りてお礼を
述べたいと思います。
どうもありがとう。

プレゼミ終了後、3年生たちは協力して試験勉強に向かっていました(下記
写真)。大学院の二人は授業に出ていきました。
ガリラボのゼミ生たちはON/OFFがしっかりとしています!


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2012年7月26日木曜日

「やりきる」姿に注目したい

昨日でゼミは終了し、また来週から前期試験ということもあり、
ガリラボは大変静かなものでした。
午前中に4年(09)本多が、その後3年(10)吉村、清原、保坂、森本
がやってきて試験についての情報交換をやっているようでした。
合間、3年(10)吉村や2年(11)上田はチームJob'sの一員として、学
生たちのメディア接触に関するアンケートを取っていたりもしており
ました。
18時より前期最後のM1ゼミ。坂本と大塚二人が最後の報告を
行いました。
参加していた学部生は4年(09)村中、市川、本多の3人。
前期でどうにか2冊の本を読み終えました。
参加者はほぼ広告の達人になったかと思います。笑

ガリラボとは関係ありませんが、今日の熊日朝刊に「やりきる」という
タイトルで記者さんがコラムを書かれていました。
ちょうどこれに似た話を昨日3年生の前でしていたばかりだったので、
つい目が留まりました。


コラムに「毎日、小さな目標を設けて妥協しないで取り組む」とあります。
先日、ヤンキースに移籍したイチロー選手なども「小さなことを積み重ねる
ことが、とんでもない所に辿りつくただ一つの道」と言っています。
小さなことの継続!
すごく重要なことだと思いますが、なかなかこれが出来ないものです。
下はある高校生が書いていたものです。
上のコラムのことが自分の言葉で綴られており、素晴らしいと思いました。



さらに上のコラムを読むと、最後の方に”きる”がキーワード」とあります。
これもほんとにそうだと思います。
ガリラボでたまに話すことですが、8割、9割までだったらおおよその人
ならばやれる。だけど、10割(完璧)のレベルまでやりきるのは難しい、と。

同じようなことを、前にも書いたのですが(2011/4/17)、伊藤忠商事社長の
岡藤正広さんこんな風に表現していました。

  「青年よ、大志を抱け」と、大きな気持ちを持って会社に入るが、
  入ったらそういうものは捨て、与えられた仕事をコツコツやることが
  大事です。
  その道のプロになることを目指す。
  そうすれば当初抱いていた大志を実現できます。

さて、現在、ガリラボではたくさんのプロジェクトが進行しています。

それぞれ、8、9割の中途半端で終わるのでなく、妥協せず10割を目指して
みんなやってほしいと願っています。
そのためには、少しづつ着実に前に進んでいく、ことが必要です。
まだ前が見えない暗黒の夏の真っ只中にいる状況の人が多いと思いますが、
持てる力すべてを使ってやりきりましょう!
みんなの「やりきる」姿に注目したいと思います。


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ひのくにワークショップ作品例

昨日の最後の10ゼミで発表した「ひまダネ!」チームの
映像(架空の事件を追ったもの)を2,3日限定で公開します。

 

以後、閲覧できなくなる予定です。

ガリボイス2012(6月)~4人目の掲載(涼をとる工夫、節電楽しもう)

約1ヶ月経過して、ようやく掲載されたガリボイス(6月)の投稿4人目。
節電をテーマにした3年(10)清原のガリボイスでした。
4月こそゼミ内投票がゼロだったものの、それ以後は着実に周囲の
票を獲得し、前期の総合得票数は2位でした。
なかなかのものです。
昨日、この夏はガリラボで勉強に精を出すと宣言をしていました。
せっかくなので、霧吹きを使いながら勉強してもらいましょう。笑



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2012年7月25日水曜日

ひのくにワークショップ発表会~10ゼミ前期終了~

10ゼミ前期最後となった今日は、冒頭、7月のガリボイス優秀者の
発表と前期MVPの発表がありました。
7月については3位がガリボイス担当の3年(10)森本、2位が清原、
そして1位は田中でした。
さらに前期のMVPも田中(27票獲得)ということで、3年(10)ゼミ長
田中は、ダブル受賞となりました。
おめでとうございます。


ガリボイス終了後は、7月4日から始めたひのくに殺人(?)事件
ワークショップの作品発表及びリフレクションでした。
3つのペーパーメディアと1つの映像メディアチームに分かれて、
事件を追って、取材合戦及びメディア作りに挑みました。
次図は出来上がった3つのペーパーメディアチーム(写真週刊誌
Wednesday、女性週刊誌ナイン、肥後日日新聞)の表紙、および
映像メディアチーム(ヒマだね!)のPR用ポスターです。


4つのチームのリーダー(デスク)がどういった経緯で作品が作られたのか
その意図などを5分ほどでプレゼン。

その後、それぞれのチームメンバーを3つのグループに再編成し、グループで
4つの作品の比較分析を行いました。

3グループから出てきた各メディアについての意見です(ちょっと見えにくい
でしょうが)。
まとまらないほど多様な意見がでました(予想はしていましたが・・・笑)。

約30分ほどの短いリフレクションでしたが、とりあえず記事を読むのでは
なく書く側に立つと、記事というものの客観性とはどういうことかが、ある
程度理解できたのではないかと思います。

最後は3週間のワークショップ及び4ヶ月に及び前期の活動をまとめる
意味で、3年(10)辛島が一本締めにて、前期のゼミは終わりました。
前期終了の節目に、全員で写真を撮るを忘れていた(残念・・・)。

ガリラボでは4ヶ月。過ごした10ゼミ生にとってどんな成果があったでしょうか。
個々人でそれぞれのしっかりとリフレクションして、記録として残しておいて
ほしいと思います。

ゼミ終了後、久々に(初めて?)、居残っていた3年生と長時間今後のことなどを
話していました。
夏休みは、それぞれが特定の課題に向き合い、さらなる成長をしてもらおうかと
考えているところです。

2012年も熱い夏にできればと思っています。

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2012年7月24日火曜日

1500回目の投稿

これで1500回目の投稿となります。
500回目が2010年10月3日(日)、1000回目が2011年9月18日(日)と双方
共に日曜だったので、ゆっくりと考えて書くことが出来たわけですが、今回は平日。
区切りとなる投稿ですが、時間がないので在り来りの内容(前もたいした内容でも
なかったですけれど)で済ませたいと思います。

2009年9月10日に開始して約3年ほど経ちました。日数にして1048日
1日当たり平均で1.43回ほど投稿してきたことなります。
細かく言うと、
  最初の500回の間で、1.28回/日、
  次の500回の間で   1.43回/日、そして
  今回の500回の間で 1.61回/日
と徐々に投稿回数が増えてきています。
私が暇になったからというよりも、ガリラボの活動が増えてきたこと、またガリラボ
通信の読者が増えたので書くモチベーションが高まったこともあるかもしれません。
次のグラフはGoogle Analyticsでまとめた週毎のページビューですが、2011年の
後期10月頃からページビュー(PV)が増ええいることがわかるかと思います。
平均で500PV/週ぐらいありますので、単純に言えば、毎週延べ500人ほどが
閲覧されていることになります。
最初の頃からすると驚異的です。





また、よく読まれたエントリーは以下の通りでした。前回1000回目と比べると
顔ぶれが変わっております。




5番人気に「どぎゃんでもいいから、さっさ終わらせろ」というエントリーがあります。
Facebookの創始者ザッカーバーグ氏の言葉「完璧を目指すよりまず終わらせろ」を
紹介したものです。
大方の人が頭では理解できているかと思います。
しかし体での理解については絶望的です。
少なくとも私を含めガリラボ軍団のほとんどが全くできていません。
頭で理解できたからと言って、それを実践できるとは限らない。
ただいま、3年生(10)がひのくにワークショップの締切に向けて作業していますが、
ギリギリになってトラブルが・・・。
ザッカ―バークさんが言っている「さっさと終わらせろ」というのは、内容を洗練させ
るといこうこともですが、ゴールまでたどり着くことで、予期せぬ状況を早い段階
把握していくというリスク回避の意味も大きいのです。
予行練習をすっ飛ばし本番をやるなど馬鹿げたことです。
このエントリーを再度読み、「とにかく終わらせる」ことを肝に銘じておきたいと
思います。

1番のガリラボロゴですが、関係の皆さんに投票してもらい、結果が出たものの、
あれから2ヶ月・・・実はデザインまでに至っておりません。
と言いますか、放ったままにしています。投票に協力して頂いた皆さんには申し訳
ない限りですが、この夏に10ゼミ生にはサインについての勉強をさせるつもりなので、
その場の演習としてやってもらうかと思います(今、思いつきました^^;)。

2番目のは、なぜこんなにアクセスが多いのか謎です。スラムダンクを引用している
から、検索サイトから無関係な方がやってきているのかもしれません。

3番目は新社会人に向けてのエントリーでした。
伊集院静さんの良質の文章で、味わい深いものです。何かを折に読み直していくと
いいかなと思う文章です。
先日の熊日のコラムに学ぶ力についての話を書きました。大学生に向けたコラムで
すが、内容的には「社会人よ、勉強しましょう!」というものになっています。
勉強とは新しいことの勉強もですが、過去に学んだことを捨て去るアンラーニング
いう負の学び(?)もあります(「学びほぐし」と言うこともあります)。過去の成功体験を
捨て、新しい環境に適応していくために大事なことです。今日読んでいた本に出てき
たフレーズです:
やりたいことにこだわりすぎる人は伸びません。「サラリーマンとはこういうもの
だ」と腹をくくり、達観できる人は伸びます。腹をくくり、覚悟を持って臨めば、
成長のための根っこができるんです。
社会人に対してのものですが、大学生にも妥当するものだと思います。

さて、ひとつの通過点を経て、ガリラボは次の2000回に向けて走っていくことに
なります。
その過程で、新しいことを学び、そして必要な過去を学びほぐしながら前に進んで
いきたいと思っています。
その過程をこの場にしっかり記述し、行動の中でリフレクションしていくつもりです。
ガリラボの内外から様々な指摘を頂ければ幸いです。

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ひのくにワークショップ課題提出締切日

昨日、ガリラボに大量のお土産がもってきてあったのを書き忘れていました。
改めて・・・

地名を見て、誰が持ってきたかすぐにわかるかと思います。3年(10)保坂から
です。
月曜朝に星野村から戻ってきました。^^


これらはそれぞれの2年(11)上田の博多土産、3年(10)田中の天草土産、
3年(10)丸山の東京土産です。


今日は今日で3年(10)五島がミスドをたくさん持ってきていたようです。

供給してくれる人がいる一方で消費を協力してくれる人もいる。
その役割がうまく回って、フリーライダーを排除した状況が続くならば、
貨幣経済が生まれる以前の格差のない社会、平等主義社会(お菓子の
平等分配)がここガリラボでは維持されていくものと思われます(笑)。

さて、前から話題になっていた地域通貨はどうなっているのでしょう?
構想中でしょうか?
ガリラボ国への貨幣経済が導入は、果たして・・・・笑


本日のガリラボは午前中大変静かでした。
お昼休みに10ゼミのゼミ会議を開いた後は、また静かな状態へ。


ちなみに10ゼミはひのくにワークショップの課題提出が今日までに
なっています。
どんな作品が出来上がってくるのか楽しみにしているところです。
現時点でまだどのチームからも提出されておりません。


本日ガリラボにやってきたゼミ生たち:
2年(11)上田、藤本
3年(10)田中、石原、吉村、辛島、森本、丸山、保坂、漆島、五島、
     清原、島本、入江
4年(09)中島、村中、市川、中島、宮本、本多、谷、草原


こうやって見ると、静かだったものの22名ものゼミ生が出入りして
いたようです。

(これで1499投稿目です)
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2012年7月23日月曜日

学ぶ力、身に付けよう

ガリラボ通信の中でこれまで書き連ねてきたことの一部をまとめた
ものを就活NAVIというコラムに掲載してもらいました。
ゼミ生が行っているガリボイスを書いた気分です。
拙文ですが、在学生はもちろんのこと、卒業したゼミ生に対しても
参考になれば幸いです。


学ぶとさらっと書いてはみたものの、実際は「言うは易く行うは難しです。
わが身を振り返り、ちゃんと学びを実践できているかと問われれば、
首を傾げざるをえません。
薄っぺらい、口先だけならば何とでも言えるのですけど、それを行動
転換していくとなるとですねぇ・・・。

この日の朝刊には院OB(08)佐藤の記事もでていることを同じく院OG(10)
松尾が教えてくれました。
うっかり見逃していました。
この記事で、佐藤が、大学院時代から通っている菊池で副塾長として
活躍していることを知りました。
大学院時代からの学びを実践し、継続していることに脱帽です。
素晴らしい限りです。
この素晴らしい力は、恐らく、ガリラボというコミュニティへの正統的周辺参加
のおかげであり、ガリラボの大学院で身につけた「学ぶ力」の賜物だろうと
手に解釈しておこうと思います。笑
冗談はさておき、学ぶ力を身につけることは(仕事に限らず、豊かさを獲得して
いくためにも)大切だと、佐藤の記事を読み改めてそう思います。


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ガリボイス2012(6月)~3人目の掲載(交通事故減へ、飲酒運転撲滅)

前回の掲載から10日ほど経過してようやく3人目が掲載されました。
3人目は、初めての掲載となった3年(10)田口のガリボイスでした。



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2012年7月22日日曜日

三手の読み~他者に成り切る~

7月17日のガリラボ通信で、TEDxTokyo 2012 - 科学とアートが交差する」の
河瀬直美さんのプレゼンを紹介しました(こちら)。
分野は違いますが、今日は棋士の羽生善治さんのプレゼンを紹介したいと思います。


このプレゼンで、羽生さんが「読み」というものについて10分余りのわずかな時間の
淡々と解説されています。
読みの基本は「三手の読み」だそうです。

(1手目)自分がこう動かすと、(2手目)相手がこう動かすだろうから、(3手目)自分
がこう動かす、というのが三手の読みで、読みの基本単位になっているようです。

話としては単純ですが、解説を聞いてなるほどと思いました。
1手目と3手目は自分のことなので、問題はないけれど、問題は2手目。
相手の動きをどう読むかというところです。
 
相手の動きを、自分の立場で考えるといった子どもの思考レベルは論外ですが、
下手くそな読み手は、相手の立場には立つもの、相手の立場に立った上で、
自分の価値観で判断している可能性がある。
こういうのを「勝手読み」と呼ぶということで、こうした判断をしてしまうと、それ以後を
どう予想しようが、無意味になるのだとお話されていました。

相手の立場に立って、相手の価値観で判断するとは、要するに、他者になりきると
ということであり、これはかなり難しいことです。
だから、相手が存在するゲームの場とは、他者を自分の中でシミュレーションできる
だけの大きな脳が必要になるようです。

相手の立場で、相手の価値観で考える。

教員である私でいえば、学生の立場で、学生の価値観で、自分の講義を読んでいく
ことが要求されるわけですが、少し考えただけで、その困難さ予想できます。
多くの教員が失敗していそうです(涙)。
どうしても、自分の価値観で判断してしまうでしょうから(そっちが楽ですから)。

三手の読み。
簡単そうに思いましたが、相手がいる状況においては、かなり難しいことです
他者とのやりとりが必要とされる仕事では、こうした三手の読みが要求され、自分
だけに閉じた仕事の場合よりも高い次元の思考が要求されることになります。
(1980年代、栄華を誇った日本の半導体産業の凋落も、この三手の読みの失敗
にあったことはよく知られているところです)
こういうことまで考えると、営業の仕事とか難しいのだなと改めて思います。
そうした仕事になると、とてもコンピュータなどでは代替できそうにありません。

前置きが非常に長くなりました。羽生さんのプレゼン(10分間)をゆっくりとご覧ください。


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2012年7月21日土曜日

上級生によるキャリア形成体験談

昨日(2012/7/20)の5限目はキャリア形成論の授業でした。


多様な方々に登場していただき、世の中には多様なキャリアがある
ことへの気づきを1年生に与え、それを契機に何かの行動へと促す
ことを意図して設けた科目です。
昨日は、ほぼ義務としての学習期(入力期)である高校生と出力としての
知的生産が主となる社会人との間にある大学生という期間がテーマ。
人は、この期間に入力から出力へと向かう体質へと変えていかないと
いけない

昨日は、その変換の時期を1年生より少し先に走っている次の上級生に
一人10分という厳しい制約の中で、それぞれの体験談を話してもらいました。

話を聞こうと待ち構えている1年生。
その大ホール中央列の一番前には・・・
この人たちが陣取っていました(身内・・・ 笑)

上級生によるキャリア形成体験談開始。
トップバッターは、抜群のプレゼン力の3年生の林さんでした。
パンチの利いた話は、300人の1年生の目を一気に前方に惹きつけて
いるようでした。

2番手は3年生の飯田さん。
白亜祭実行委員会の総務長を務める飯田さん。試験や1年生でやって
いくべきことについて10分という短い時間の中できめ細やかな内容で
した。

3番手は2年生の藤本君。
淡々とした藤本君の話は、大学の講義を聞いているようで、安心して
聞くことが出来ました。
吉本哲郎氏の地元学を引用し、「ないもの」探しでなく、「あるもの」探しが
重要であって、今いる大学の良いところを見つけ、充実した生活を行って
いくのが良いといったことを強調していました。

4番手は2年上田さん。
最前列の身内の邪魔(?)に抗しながら・・・笑
1年生の時のガリラボとの縁から大学と自分との関係が変化していった
ことを例に、教室と自宅との往復でないもう少し多様な関係作りが面白さ
を生んでいくことを、まだプレゼン慣れしていないものの、一生懸命に1年
生に伝えていました。

5番手は3年の森本君。
くまモンうちわを手に、プレゼンに臨みます。
冒頭で上級生7名の紹介を私がしたのですが、もっとも何も伝えるもの
がないのが森本でした。
何もなかったからでしょうが、森本はパワーポイントを作ってきました。
ご覧の通り(↓)、超シンプルパワポです。製作時間5分とか言ってました。

・・・と書いてきましたが、プレゼンは7名の中で一番うまかった。
あえて言えば、飛びぬけていました。プレゼンは。中身はあまりなかった
ですけれど、それを補って余りあるほどに優れたプレゼンでした。
実は、どういった構成で、さらに掴みとして何を材料にしようかと、かなり
考えていたようで、前日からだいぶ一人でリハーサルをしているようでした。
ステーブ・ジョブズが事前に徹底的に練習してプレゼンに臨んだように、
森本もそれを習って今日のプレゼンに臨んでくれたようでした。
ガリラボの皆さん、プレゼンの優れたお手本は身近にありました。
森本のプレゼンを積極的に盗みましょう。

6番手は4年の中島さん。
現在進行形で就活をしている中島さん。
1年生向けの話をしてくれましたが、それ以上に現在就活をしていく際の
エントリーシートについて焦点を当てて話をしてくれました。
70社ぐらいにエントリーシートを送付したという中島さん。
A4で2ページほどをびっしりと文字で埋めていくわけで、そうすると全部で
140ページほど書いたことになります。
それらを収めた分厚いファイルもみせてくれました。
ターゲットの企業に応じて書く内容は変わるわけですから、そうなると、
大学時代に何をやってきたかを書き残しておかないと書きようがない、と。

だから、これからたくさん経験していくこと、そしてそれをきちんと記録として
残していくこと(その時考えていたことを残していくこと)、それが大切だパワポ
を使って強調して話しておりました。


最後、7番手は大学院1年生の大塚さんです。
数少ない学部卒上がりの院生の一人です。
大塚さんもパワポを使って話をしましたが、そのサブタイトルは、
  遠回りも良いもんだ!
となっていました。
大塚さんの話は大学院という存在の紹介でした。ほとんどの学部生は
大学院という存在に気づいていません。
あえて大学院というキャリアのあり方もあるという意味で、大塚さんは
そこに焦点を当てて「遠回りも良いものだ」との話をしてくれました。
まだ1年生なのでどこまで伝わったか不明ですが、ひとつのキャリアのあり
方として頭のどこかには刷り込まれたことでしょう。

最後に、全員(林さんが抜けてますが・・・)に登壇してもらい、この日の
上級生のキャリア形成体験談というフリートークの授業を終わりました。
7名それぞれ多様で(当たり前ですが)、1年生の感想を読むと、その多様さ
が良い印象として残っているようでした。
良い形で前期を終わることができて、協力してくれた上級生7名には感謝です。
この場を借りて、お礼を言いたいと思います。


<その他の写真>
(1)出番を待つ上級生たち。
(2)同じく出番を待つ上級生たち。後ろでボーイズトークをしていました。
(3)聴講していたガリラボのメンバー。3年(10)吉村、4年(09)市川、緒方。
(4)同じく聴講していた3年(10)漆島、清原。
(5)同じく、聴講していたM1(12)坂本です。

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2012年7月20日金曜日

ごった返していました

9:00からチームJob'sのメンバーで夏休みの活動の中心となる
企業訪問先の選定作業を行っていました。
集まったメンバーは谷、吉村、大塚、上田、藤本のMOREメンバー。
1.5時間ほど入念な打合せでした。


10:30からは4年(09)草原、鞭馬と卒論テーマについての打合せ。
天水地域をフィールドに活動する二人ですが、具体的なテーマについて
どう定めていこうかと1時間ほど知恵の出しあいをしておきました。
その話をする中で、卒論とは関係なく昨日に続き突拍子もない話をしてみた
のですが、地域資源と感じたものを組み合わせると、トトロの森に住む薬草
ばあちゃん(メイちゃんを心配するあのおばあさんをイメージ)とかのコンセプ
トなどもありえるかもといった話が出ていました。


そうした横で、3年(10)保坂が豪雨災害にむけた義援金の募金箱を作ろうと
コンビニからポテトチップスを大量に買ってきていました。
それを食べようと狙っていた3年(10)清原。
まずはみんなに食べさせてから、しっかりと食べておりました。

その後、Photoshopの作業をしていましたが、何故赤い帽子をかぶっている
のかは不明です。


保坂が買ってきたポテトチップスを積み上げている2年(11)藤本です(↓)。


その後のガリラボは凄まじく、無数のゼミ生が入り乱れ、訳が分からない
状況でした。
夕方にはM2(11)白樫とのゼミ。とりあえず研究については先延ばしし、
8月3日をひとつの区切りとすることで本日は話を終えました。笑
 
午後9時、まだ多くのゼミ生(4年(09)村中、市川、緒方、3年(10)森本、吉村、
漆島、辛島、保坂、2年(11)藤本)がいる中に、OB(08)松永が仕事帰りに顔を
出しました。
昨日はOB(08)岩本が来て、よく名前を間違っていた二人が連続してやって
きて、危うくまた間違えてしまいそうでした。^^;

さて、夜のガリラボでは、久しぶりにきちんとした話をしてしまいました。
漆島には夏の間に専門を作るための英語の勉強をすること、森本はプレゼンを
極めていくことをミッションとすることなりました。

目標が定まると人は動きやすい。

夏が終わるころ、二人ともに、きっと見違えるようになっているはずです。
期待しておきたいと思います。^^

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