2020年5月31日日曜日

目の前に不連続線が横たわっている?

今日は朝からずっと授業準備。
明日からわが大学でも対面での授業が可能になります。

ただ、今日の準備は全てオンライン授業のための準備。
「あ、ごめん・・・」と誤りもその場で打ち消せる対面と違うので、オンラインで提供する授業は神経を使います。
そのため、対面よりも随分と時間がかかります。

以下、最近思ったことをつらつらと書き留めたものです。
コロナ禍が学校に迫っていることをなどを全く推敲せず、誤字脱字も気にせず書いていきます。
しかも長い(時間があったのでだらだら書いてます)
なので、かなり読みにくいはずです。
最後までただりつくゼミ生がいるかな。wwwww
 
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4月当初から、立教大学の真似をして「学びを止めない」を実践し、ガリラボは丸2カ月間、オンラインでのゼミに取り組んできました。
さすが2カ月もやっていると随分と慣れてはきました。

それが、対面でもよいという事態になってから思ったのが、もしもこのまま1年間ずっとオンラインでやっていったとしたら・・・ということでした。
そうしてオンラインが常識になっていったときにどうなるんだろうということでした。
 
先日のM1(20)アクストとの院ゼミでのこと。
久々に「盲人の国」の話をしました。
晴眼者は、盲人の国にいくと、それまでの社会の前提とまるで違うので、盲人の国では晴眼であることが障害となってしまうことを教えてくれる100年以上前の短編小説です。
いつ読んだのか忘れてしまいましたが、これ読んで、私の脳みそは改造されました。
障がいと概念が完全に相対化され、強烈に納得感から、以後、この小説は私がものごとを考えるときの基盤となっています。

近代になって学校制度は成立しました。
近代西欧では、児童労働のような虐待から子どもたちを守るための仕組みとして成立した経緯もあるように聞いたことがありますが、とりあえず国ごとに諸事情はあったでしょうが、制度成立後は子どもたちは学校に行くようなりました。

ところで、その制度以前の学びの場とはどういったものだったのでしょう。
自宅に家庭教師がいて教育を受けていた人たちもいたはずです。
また藩校や寺子屋のような、今でいえば学習塾のようなところで学んでいた人たちもいたはずです。
また幼い時から仕事をするのが当然の人たちだと、仕事が学びの場であった人もいたはずです。
それらの多様な学びの場にいた人々全員が、朝自宅を出て、学校にいくようになりました。
その変わり目のとき、大きな不連続線を越えないといけなくなったとき、様々な事情を抱えていた人たちは、それをどう乗り越え、そして教師と生徒とが教室にて一斉に学ぶ学校ということをどう捉えたのか気になります。

時が過ぎ、それから100年以上がたち、学校にはいくことが当然だと、人は生まれてすぐに刷り込まれることになりました。
人には諸事情があります。
前提に合わない人もいるわけです。
座った作業が苦手な人、そうでない人。
理解の遅い人、そうでない人。
・・・
全員が学校に行くことが常識になると、前者の人たちは学校では困ることなります。
学校がなければ困ることはなかったはずですけど。
晴眼者が盲人の国で困ることになったようなものです。
学校という存在は、それまで問題なかった人たちに、上のような2分法的なカテゴリを生成することになったと考えることができそうです。

何が前提であるかでカテゴリ生成は変わります。
盲人の国という小説は、そうした区別(カテゴリ)が社会的に作られ、障がいというカテゴリを生成していることを教えてくれます。

最初の話に戻りますけれど、学校に行くという前提は、このコロナ禍によってその境界がずいぶんとぼやけたのではないかと思います。いかがでしょう。
会社に行くことも以前は当然でした。首都圏では超満員の電車に乗って会社に行くことが前提でした。それも明らかにぼやけてきてないでしょうか。
日本電産会長の永守さんが、テレワークが始まってからテレワークに対する考え方ががらりと変わったとおっしゃってました(ガリラボ通信2020/5/30)。
テレワークで生産性のかなり上がる社員がいてかなり驚いたということでした。
私も最近は自宅で仕事をすることが増えました。
以前は休日もほぼ研究室に出かけ、そこで仕事をするのが当然だと思っていました。
授業にでていれば安心というのと同じ心理です。
しかし、オンラインが前提になった時、大学に行くよりも生産性が上がることも多いことに気づきました。
是が非でも研究室にいかないといけないと思っていた(学生だと教室での授業を受けないといけない、たとえ寝てしまっても出席のために授業にでないといけないとかいう、そんな感じです)、そんな呪縛から解き放されたような気がしてます。
もちろんすべて自宅ということでなく、昨日も使った言葉ですが、バランス感覚が大切であると思います。
コロナの、ある意味でコロナのおかげで、学生のころから私を縛っていた思想が、アンラーニングされていってるのを実感しています。

そうなると、学校という、それまで前提であったものの境界がぼやけるようになっている(と思います)。
水面下では進行していたのでしょうが、それを急激に顕在化させたのが今回のコロナ禍だったのだと思います。

なだらかな変化は、数学的には微分可能といいます。
その時は、微分から得られる変化率によって未来を予測しながら行動していけます。
工学的な制御機器はすべてそれです。
AIなども似ています。微分可能な予測の枠内にあるものです。
不連続線を前にしたとき、AIからは何も出てこない。

ところが、コロナは、社会に不連続線をもたらし、微分不可能な状況を作り出したのではないかと思うのです。
そうなったとき、徐々に変化して行くやり方は意味がありません。

「大きな物語」という言葉があります。
企業の存在を支えていた大きな物語が、不連続線を境に大きく変わるはずなので、直感でそれを察知した人たちはもう行動を始めているのではないでしょうか。
学校も強烈な不連続線の前にしています。
オンラインが不連続線を出現させました。
ひょっとするとこれは、学校制度成立の時、戦後すぐの時ほどではないにしろ、それらに匹敵するほどの不連続線を出現させている可能性もあります。

大学はどんな学校タイプよりもこの不連続線の影響を強く受けるのではないかと予想しています。
しかしながら、周囲ではまだ微分可能であることを前提にした議論を聞くことがあります。
物語は同じであると無意識に前提として、登場人物をどうするかという感じの議論とかです。
沈んでいく船の内部で微分可能な先の未来を熱く語っているような、そんな印象を持ちます。
安定したはずの物語自体が消滅してしまう可能性があるわけで、それが不連続線の怖さだと思うのですが。



脈絡ありませんが、「大草原不可避」って、わかります?
私は一昨日知りました。
wwwwwwwwwww

もう何年かすると、オンラインと融合した世代が、オンラインを前提にした世代が大学に入ってきます。
そうした世代が入ってくると、つい最近、ホームページというものの意味を我々とは全く違って行動する大学生に接し、驚愕しているどころではないはずです。
 

微分不可能な不連続線。
微分可能な世界を生きてきた解析的人間にとってはたいへんな時期です。
 


  

2020年5月30日土曜日

地元の良さ見直そう

熊本発SDGsの取組のひとつとして(ガリラボ通信2020/4/4)、ガリラボの玉名市での取組み、そしてチームたまがーるを取り上げてくださった熊日の木村さんが、本日の熊日「射程」に「地元の良さ」ことを書かれていました。


遠距離の移動がほぼできなくなっている今。
インバウンドはもうしばらくはあり得ないでしょうし(4月の入国者はそれまでの99.9%減、わずか1,256人という驚くべき数字でした)、また県境を越えての移動に関しても自粛要請が解消されてもそこまで一気に増えるということは期待できないように思います。

例えば、次は6月30日の熊本発羽田行きのANAの予約画面です。
6月も飛行計画があるのは2便のみ。それにもまだ空席があるのです。
7月からは全便予約可能になっていますが、予断許さない状況であろうと思います。
輸送業界の悲鳴は、国内での人々の移動の欲求の少なさを教えてくれます。


ここ数日の北九州市のコロナ患者発生数の急増のニュースを聞くと、さらに移動の自粛は強化されていくのではないでしょうか。

そうなると、余暇は地元で過ごすことをしばらくは考えないといけません。
その意味で、木村さんのコラムにあるような取り組みはやはり大切だと思います。
地元をよさを見直すと言えば「地元学」が思い出されます(ガリラボ通信2009/10/26)。
地元の人が地元の良さを知らなくて、外の人がその地元の良さを分かるはずがありません。
ないものねだりではなく、あるもの探しという視点で地元を捉える「地元学」の提唱者・吉本哲郎さんは、当時も先駆者と思っていましたが、本物の駆者であったのだと思います。
ガリラボはその考え方に共鳴し、地域へと出かけるようなり、さらには吉本さんと一緒に玉名市天水をフィールドワークすることにもなりました(ガリラボ通信2012/7/15)。

もちろん、地元オンリーというのは、度が過ぎるとどうかと思います。
一方で、外一辺倒というのもどうなんでしょう。これまでのインバウンド偏重はまずかったことをコロナ禍は教えてくれています。
やはりそこはバランスが大切なのではないかと思います。
近く(地元)から遠く(インバウンド)まど多様なレベルをバランスよくとらえる思考が(地域全体にとっては)必要になるのかもしれません。
グローバル化、それを背景にしたインバウンドという魅力的な言葉の強烈な吸引力のせいか、ローカル(地元)への視点が少し弱くなっていたのかもしれません。
 

<おまけ>
昨日の新聞に次の記事が出ていました。玉名市の歌だそうです。
どんな歌なんでしょう?^^




2020年5月29日金曜日

4年(17)稲富が熊日朝刊に/オンラインゼミの様子

朝刊を読んでいたら4年(17)稲富の名前が出てました。
先日の「出張版・こちら編集局」の時(ガリラボ通信2020/5/25)の時の取材を使っての記事かと思いましたが、違っていました。昨日、改めて取材されたそうです。
4年生の就活はほんとに大変そうです。民間もですが、公務員受験組も予定が大幅にくるってしまい、精神的に負担が大きくなっているようで、心配です。


午前中はM1(20)アクストとのゼミでした。
その横では4年生が編集作業をしていて賑やかです。
ゼミ紹介の作業や広報部の作業などです。


外出自粛が長引いたので、4月に入学したアクストと学部学生が接触したことはありませんでした。
ずーーーっと、私との静かなマンツーマンゼミでした。
今日、ようやく、賑やかな学部生に接し大学にやってきたことを少しは実感できたのではないかと思います。
やっぱり賑やかで活気がないと本来のガリラボではありませんので。

その後は17ゼミ生及び18ゼミ生とのZOOMゼミ。
ただし、17ゼミは賑やかなメンバーがそのままこの場でゼミに参加しました。


ゼミ紹介で使うコンテンツ批評が今日の17ゼミのメインでした。
今日で5月のゼミも終了。
4月第1週から初めてちょうど2カ月。2カ月続けてきた成果か、オンラインゼミも上手になってきました。
が、来週はオフライン(対面)でのゼミを行うことにしました。
最後になるかもしれない(そうあってほしい)オンラインでの17ゼミの様子を10分だけ紹介します。 


2020年5月28日木曜日

楽しそうな2人

今日は天気も良く、また風もよく通り、心地よい1日でした。
窓全開、そしてドアも前回のガリラボで、2人が仲良く座っております。
4年(17)岩奥と三角ですが、なんか楽しそうです。
何をやっているのかというと・・・


ArtractのメンバーとのZOOMでの会議でした。
学生たちだけの会議の様子を初めて立ち会いましたが(偶然)、私が参加する会議のときよりもリラックスしており、楽しそうに会議してます。



賑やかな会議だったので、いい感じで色々と決まったのではないかと思います。
県立美術館にいい提案ができるのではないかと思います。

なお、岩奥と三角の2人はゼミ紹介に向けてのコンテンツ作成に出てきてました。
Webサイトはまだ見ていません。
夕方、岩奥が手掛けているオンラインで作成した撮影した映像を編集した動画を見せてもらいました。
いや、かなり素晴らしい内容でした。
その素晴らしい動画は、すべて遠隔での作業で出来上がったわけですから、さらに素晴らしい。
素晴らしいの2乗ほどの動画となりました。

遠隔での作業するスキル(=テレワークスキル)がどんどんアップしているように感じます。

今日、クリエータがコラボしてネットを通じた演劇公開のニュースが出ていました。
この中に、
舞台で演じる作品をネット動画に移植するのではなく、ネット仕様のオリジナル脚本を書き起こし、構成や演出も工夫。
というのにしびれました。
逆境は新しい様式(スタイル、文体)を生み出すという良い事例だと思います。   

この記事にはさらに、
脚本や出演者の用意、稽古などをすべてオンラインで行い、人に会わなくても演劇が成り立つかに挑んだ。
とあります。
17ゼミ生が今回の取り組んだことそのものですね。
今回17ゼミ生が完成させた作品は、全てオンラインでの作業だったわけで、上記ニュースの方々と同じことに挑戦していたと言えるでしょう。

ほんと、素晴らしい! 素晴らしいの3乗!



2020年5月27日水曜日

Artract会議&ゼミ生紹介アーカイブ


今日はArtractの会議で、5月16日から公開されている「細川忠利と三宅藤兵衛」展にArtractとしてどうアプローチしようかというのがテーマ。
先週の会議で宿題になっていて、今日は全員がそのアイデアを報告したのですが、どれも面白いもので、議論は随分と盛り上がりました。

最終的に、次のYoutube動画を活用して、授業風の構成にして、授業の枠内で使用するコンテンツとして美術館の素材(展示品、学芸員さん等)を活用させてもらおうということになりました。
授業づくりをするのはもちろんArtractのメンバーです。
リーダー4年(17)橘が、担当を決め話をさらに詳細化して、来週の会議ではある程度具体的な内容にまとめ美術館に提案することになりました、

余談ですが、「オリラジ」という言葉が出てきたのはArtractでの議論の中でなのですが、私は「オリラジ」と聞いて「オリジナルなラジオ」のことだと解釈して、何かのラジオ番組のことだだろうと想像しながら話を聞いてました。
壮大な勘違いをしていたわけですが、意外にそのままでも話に矛盾が生じることもなく・・・。
しかし、随分と時間が経ってから「なんか変だ」ということに気づき、「オリラジ」の意味を教えてもらいました。orz
人は、自分が思っているほどにはわかってくれていないということの非常によい事例になっているかと思います。

ーーー

今日、ガリラボのポートフォリオに歴代のゼミ生が作ってきたガリラボのゼミ紹介についてのコンテンツをアップしておきました。
ただ、まだすべてのコンテンツを共有フォルダから収集できていません。完全でない部分はまた合間を見つけて捜索活動をしていく予定です。

 




2020年5月26日火曜日

今日は3つのオンライン会議

お昼、17ゼミ幹部との会議。
今週のゼミでは現在作成しているゼミ紹介サイト、動画についてチェックの時間とすることになりました。ついでに募集案内(シラバス)もチェックしようとなって、今日作成していた次の原稿もチェックの対象となります。
サイト、動画、ペーパー原稿、3つの異なるメディアを同時にオンラインでチェックするゼミとなります。


その後は18ゼミ幹部会議。
こっちは非常に簡単に終わりました。10分程度でした。
次のゼミ生は、Nコンチーム(4チーム)に分かれての初会議になるので、そのことの確認だけでした。
各チームで打ち合わせをしたのち、30分後には状況報告、そして全員で色々と指摘をする予定です。


それが終わって、今度は卒論チーム「たま応援隊」との会議。
Youtuberタマにゃんの動画をオンライン風に撮影することになっているのですが、その絵コンテが完成したので、それを見ながらの具体的な撮影方法の打合せでした。
キャストも最後にはジャンケンで決定。
とりあえず4年(17)松本が登場することになりました。
これまで最も貢献していない松本なので、やっとチームに貢献できることになり、さぞや喜んでいることと思います。





2020年5月25日月曜日

就活に悪戦苦闘(しているはず^^)

ずっとチェックしていたのですが、見逃していました。
鍋松原海岸に出かけた日だったので新聞はさーと眺めただけになっていようです。
掲載されていることを本日、山口さんに教えてもらいました。
(また、鍋松原海岸でみたトラックが何をするものかも教えてもらいました。ガリラボ通信2020/5/24に追記しておきました)


さて、上記「こちら編集局」の「大学生・男・21」は次の4年(17)稲富のことです。
電話取材を受けたようです。
遠隔就活!!
就活はほんと大変になったようです。就活協定廃止があって転換期であった中に、このコロナ禍で混乱に拍車がかかったようです。
ため息ばかりついている4年生もいます。苦労しているようです。



さて、苦労しているはずの4年生2人。4年(17)岩奥と三角です。
ゼミ紹介で使う動画やホームページの編集にやってきた・・・はず。
会議に出かける前の2人の様子です。
編集をしているようには見えませんね。笑



2020年5月24日日曜日

近場の海で頭に浮かんだ~鍋松原海岸

外出自粛要請はとりあえず解消されました。
新しい生活様式が求められてはいるものの、外出については抵抗感が薄れたように思います。
運動施設も利用できるようになりました。最近は、大学から帰宅する途中に運動した後らしき高校生の姿を見かけるようになりました。
日常が戻ってきた感じです。

やっぱり外に出るって、人の成長には不可欠だと思います。
おうち時間だけではやっぱり限界があるはず。
外界の未知の刺激を浴びていくべきしょう。

外界との相互作用が成長には不可欠だと思い、海は見たことがあっても、海を経験したことがない孫娘を海に連れてきました。
GW中は主に山ばかりだったので。

車で横付けできる海となると、それは人の手の入ったところ=人工ビーチとなります。
そうしたビーチで、ぱっと思いつく近い海岸といえば「鍋松原海岸」しかありません。

昨日、出かけてきました。
久々です。着いたときは満潮でした。


閑散としている状態を想像していたのですが、ランチを食べているグループ、ビーチバレーを楽しむ高校生、潮干狩りをしている親子連れ、ウィンドサーフィンを楽しんでいる人等などで賑やかです。
さらに潮が引き始めたら、作業(海苔の養殖?)のためでしょうが、次々とトラックが干潟に入っていき疾走しています。
活気を感じました。


ところで、先週のガリラボ通信で、コロナ以後の観光復活の鍵は「地域」だと、著名な星野リゾート代表の言葉を紹介しました(ガリラボ通信2020/5/16)。
まったくその通りではないかと思います。
息抜きをしようと考えた時、近場に良いところがあれば、そこにぱっと出かけるはずです。
国外に旅行にいくことを考えたとき、みなさんどこにいくでしょう。
例えば米国にいくときに、どこにいきますか。
インバウンドで国内にやってくる人たちも恐らく私たちと似たり寄ったりのことを考えるのではないでしょうか。

だとしたらやっぱり・・・ といったことを考えていかないといけないのでしょう。


追記(2020/5/25)
海に向かうトラックは、貝堀の作業だろうということを教えてもらいました。
そういえば、トラックの荷台には農業機械のようなものが載っていました。
その方曰く(山口さん)、アサリ漁は、今は漁場を耕したりして、漁業というよりは農業に近いとのこと。
びっくりです。

2020年5月23日土曜日

今年のNコンスタート/7年ぶりのプレゼミ

今年もNHK全国大学放送コンテスト(Nコン)に挑戦することになりました。
昨日のゼミが、その第1回目と打ち合わせ。
4年(18)中山ゼミ長から今年のNコンの状況説明があり、事前に希望調査を取っており、次のチームでまずは企画作りに着手することになりました。
ゼミの時間に各チームで打ち合わせリーダーが決まりました。
次はチーム分けとリーダー(赤下線)。
よい企画を期待しています。


チーム毎の打合せ(ブレイクアウトセッション)を終えて、再度集合した18ゼミ生たち。




ところで、次はプレゼミの写真です。18ゼミの後に行った初プレゼミです。
ZOOMと雰囲気が違うことがわかると思いますが、これはTeamsによるビデオ会議です。
WiFiの環境などもあるので全員が参加できず、一部はチャットでのやりとりかなと思っていましたが、なんと全員がビデオ会議に参加しました。
しかし、、、、一度には9名しか表示されないのです。非常に残念。


この日のプレゼミは、「しゃべり場(上級生との対話)」と題し、1年生からサポーターとして参加してくれている4年生の(17)園田、橘の2人に色々と質問をぶつけてもらいました。
大学生自体との話をする機会がなくなっているはずなので、上級生との対話は1年生にとってはきっと刺激的だったはずです。

今後もプレゼミでは園田と橘に参加してもらって、1年生の支援をしていってもらおうと思っています。




2020年5月22日金曜日

オンライン収録に挑戦(17ゼミ)

今日、オンラインでのラジオ番組収録に17ゼミの時間に挑戦しました。


ラジオ番組出演するのは4名(ひとりはタイムキーパー)。
ゼミ生は12名です。
残りの8名も全てオンライン上にいますので、この8人を同じビデオ会議に入れることはできません。
思案した結果、次のように収録スタジオを設計することにしました。
右のPCのビデオ会議システムが収録のための役者さん側。
レコーディングがしっかりとできるZOOMを使います。
左のPCにつなぎっぱなしできるGoogleMeetにより8名が参加し、ZOOM上の役者さん(パーソナリティ)の発言をチェックするようにしました。


昼食時間に接続チェックをしていたときの様子です。


実際の収録の際は、右側のGoogleMeetを使うPCは隣の席において音声ができるだけ鑑賞しないようにしました。その様子を撮影しているカメラはZOOMに流れていきます。


こっちがZOOMで、収録している様子です。カメラはGoogleMeet用でコメンテーターたちに収録の様子が流れていきます。
もちろんこれだけは収録はできず、別の指示用のコミュニケーションがチェンネルが不可欠で、ひとつはLINEグループを使い(次の写真の左側のディスプレイ)全員に確実に文字での情報伝達を行っています。


そして随時、全体を統括している4年(17)岩奥ゼミ長からZOOMでの進行を担当するディレクター役の4年(17)宮嶋には電話で指示が飛びます。
また電話のやりとりはスピーカーモードにしているので、2つのPCのアナログ的結合を介して、全員が聞くことができます。


2重、3重のコミュニケーションチャンネルを確保して収録はスタート。

収録中の様子を動画で少しだけどうぞ。


エンディング。
20分ぐらいの番組で、途中の色々な指示などであり、40分ほどかけて収録終了。
ずいぶんと手際が良かったのは前日も練習をしたようです(さすが!)。


終わってからは全員がZOOMに集合し、振り返りの作業、そして卒論の進捗など報告して、ゼミを終了しました。


オンラインでの収録など初めての取組みでした。私は、映像のどこにも登場しない、いわば神の視点で見学していたのですが、かなり面白いものでした。

収録の最後に全員でZOOM上で記念撮影。上段の中央がGoogleMeetで参加していたメンバーです。



完璧な収録・・・と思っていました。

終わって、ZOOMで記録された動画を見て衝撃が走りました。
画面共有すると登場している人たちが映像から消えていることを、この時知りました。orz
想像していた録画の様子は次のようなものでした。

ところが、録画されたものは上段の人はきれいになくなっていたのです。
設定で人物を残せるはずですが、画面共有をした時の録画をこれまでやることがなかったので、うっかりしていました。

その衝撃を17ゼミ生全員にLINEで伝えたら、「音声があるので、編集でなんとかします」とのこと。4年(17)岩奥です。

神!

編集の神様」が17ゼミ生には揃っているようです。




神様で思い出しました。
別の神様、「謝罪の神様」が今日の写真には写っていない気がします。さて、どうしたのでしょう。。。笑



2020年5月21日木曜日

OB(16)大塚来室&たま応援隊の打合せ

OB(16)大塚が卒業後初めてやってきました。学内で働くOG(16)大友以外では、卒業生としての16ゼミ生としては初来室です。
ガリラボの卒業アルバムや記念品を取りに来たのです。
ガリラボ卒業式の日(ガリラボ通信2020/3/21)がちょうど引越しに日にあたっていて大塚は出席できないのでした。
それからちょうど2カ月。3月21日でしたので、ちょうど2カ月が経ち、普通だとあっという間のなのでしょうが、わずか2カ月が随分と昔に思えます。
1時間ぐらい話をしていましたが、コロナ禍の中で新入社員として頑張っているようでした。
4年前、大学に入学したときは熊本地震に遭遇したわけで、そのときはどうしていたかと聞いたら、熊本に引っ越してきたばかりだったわけですが、小学校の避難所でボランティア活動をしていたということでした。
人吉から出てきて、大学の友達もまだできていなかったはずです。独りで行動を起こしていたのですね。


お土産として飴玉とカップ麺をおいていってくれました。
ただ、最近はゼミ生はほぼ大学に来れないので開封することはしばらくないだろうけど・・・・・・
と話をして大塚と別れたばかりでした。


OB(16)大塚が帰ってからすぐにたま応援隊のメンバーが4人やってきました。
チームで作るオンラインでの制作する動画のシナリオの打合せだそうです。
「しばらく開封することはないだろう」と大塚に話したカップ麺は10分後に開封されていました。
最初に開封したのはたま応援隊の迷惑男4年(17)松本でした。
迷惑をかけたので、今日、たま応援隊メンバーに向けて反省文をもってきたばかりでした。
迷惑をかけ反省をしたからでしょうが、今日の打合せは珍しくやる気を出し、松本から「やろう」と言い出したそうです。
「ほーーーーー」と思いましたが、やる気を出すのは大変良いこと。
頑張るのだろうと思いました。


会議を終えて3時間後に戻ってきたときのたま応援隊シナリオ作成チームの様子です。
ひとりいない???

わかります? 期待に応えてくれるやつです。orz



たま応援隊リーダー4年(17)園田、そして宮嶋、松原は、私が戻ってきても何も気づかない熟睡する松本を特に起こそうともせず、打合せを進めておりました。
いらないみたいでした。笑


さて、、、、

反省文を出したばかりの松本。
次は何を出すのでしょうか?
創造力が試されますね。
優れた謝罪の王様になるかもしれません。笑



2020年5月20日水曜日

不条理な現実を前に

雑誌を眺めていたら「いまは不条理と闘うスキルを身につけるチャンス」だという小さなコラムが目に留まりました。
その内容はさておき、確かに今は、「どうしてこうなっちゃたのよーーー」「なんでイマなんですかー」との叫びがあちこちから(個人から、組織から、そして業界からと)聞こえてきそうですし、私自身もそう思っています。
 
ほんと、なんで今・・・。 orz

まあ思い通りにならないのが人生。
大変ですが、それがまた良い面でもある(可能性もある)わけで・・・。
だって、全て思い通りにいったとしたら、人生は予測可能になるわけです。
全てが思い通りだったら、それはそれで詰まらないのかもしれません。
 

ところで、ここ最近、在宅で仕事していることが多かったのですが、何をやっていたのかというと、こもって(ひっそりと、キーボードを打つ手は必死に)論文を書いてました。
コロナ禍になかで、ふと思い立ち、こんな不条理な中に置かれた学生はどう考えるのかと思ったのです。
それで思い出したのがキャリア形成論で書いてもらっていたレポート。
もう10年分ほどあります。
それを整理して、分析してみたのです。
テキスト分析というのを。
分析自体はそれが得意な共同研究者に任せ、その間私は論文作成。
分析結果をもらって想像していた通りでした。
2016年だけ明らかに特徴的でした。
 
そう。2016年は熊本地震の年です。
1年生は授業が始まってわずか4日で大学は休校となり、放り出されました。
特徴的な結果は、この年の1年生が書いたレポートです。

不条理な現実前にして、あるタイプの学生たちは、その不条理に突き動かされて平々凡々としていたときの1年生と違う意識を持つようになっていました。
分析結果に、それがクリアに出ている。

行楽に行けないGW中は、人のいない野山を駆け巡っていましたが、その直後に延べ人数2500人分以上のデータを整理し、分析し、そして論文にする作業をやりました。
分析と論文化は共同研究者と、ZOOMやメールを使ってのオンラインでのコラボです。
5月8日に開始し、今日、論文を脱稿。
約2週間。
驚異的なスピードです。
オンライン作業を支援してくれる様々なツールの普及は素晴らしいものだと感じました。
不条理な現実を前に、人は、オンライン革命は急速に進行させていることがわかりました。


今日は4年(17)三角がひとり黙々と(かなりの長時間)ゼミ紹介用Webサイト作りをやっていました。
ゼミ紹介もオンラインによる新しい方法を編み出すことになりそうです。
不条理は変革をさせます。
コロナ禍は、世界の色々な枠組みを変革させていきそうです。


追伸
上で2016年入学の学生のことを書いてきましたが、先ほど卒業生から連絡があり、その2016年入学であるOB(16)大塚が明日やってくるそうです。
ゼミの卒業アルバムを取りに。
卒業生として16ゼミ生がやってくるのは初めてのような気がします(OG(16)大友は除いて^^)。

 



2020年5月19日火曜日

GoogleMeet試行/オンラインが進行すると

今日の17ゼミ幹部会議は、GoogleMeetを試してみました。
最近、Gmailの横に「使って!」的な強烈なアピールがでていて、確かこれは有料だったようなと思いましたが(以前は、学校で契約のような形式だったと記憶していますが、とにかく有料版しかありませんでした。ZOOMを使うことを決める前、3月に色々と調べたのです)、調べてみると「無料版」が登場していました。
しかも、9月までは無料版でも時間無制限とあります。そして100人まで参加可だとか。
惹かれました。
ZOOMの無料版では利用が40分間なので、40分近くなると一度切って、すぐに立ち上げて利用することになります。
それでもほとんど支障がないのですが、時間が近づくと議論の切りのよいところを気にしがら会議をすることになり、それが少しストレスでした。

時間無制限でゼミ生も全員が参加できるというので試しておこうと、本日、17ゼミ幹部に協力してもらったのです(次の写真ががGoogle Meetを使っているところです)。
標準的な画面構成では、ZOOMと違って自分(津曲)が写ってません。
自分の映像は、右上に小さく表示されます。


使ってみた感じはというと、やっぱりZOOMが優れているように思いました。
Meetでは、画面共有の際、共有先のウィンドウで音声を出しているときにその音声が相手には流せません。Chrome内のタブであればOKのようだったので試してみると、確かに音声は流れますがZOOMに比べ映像の動きが悪い印象でした。
また、レコーディング機能がありません(残念)。
ただ、多くは問題ないので長丁場になるときはGoogleMeetを使おうかと思います。

今日実験をやってみて非常に良かったことがありました。
今週金曜の17ゼミでは、遠隔でのゼミ生同士のやりとりを録画して動画作成を行うことになっています。動画に出演するのは4名、それを見てコメントするのは私を含めて9名。
そうなったとき9名をZOOMに参加させることはできないので、どうするか。
9名をゼミにどう参加させるかという問題が今日の会議で持ち上がりました。

色々と方法を議論した末、最後はアナログですが、出演者メンバー4名はひとつのPC上のZOOMで動画収録をして、残りの9名はZOOMでやりとりしているPCのディスプレイを別のPCで撮影しそれをGoogleMeetに参加させるというものです。
GoogleMeetであれば、時間制限がないので、つながっしぱなしでよいという気楽さがあるので、できることです。
また、もしもアナログなやり方が失敗しても、ZOOMを使った映像収録はできているので、必要な動画は残ります。
この方式でやるのが良いようだったら、今日、GoogleMeetを使ったおかげで、得られた成果でした。^^
 

14:30からは18ゼミ幹部会議。
こっちは慣れているZOOMを使いました。
今週からNコン(ガリラボとしては4回目の挑戦です)に向けた打ち合わせに入ります。それにみんなどう向き合わせていくかといのが話題の中心となりました。
大まかな打ち合わせを終えて、詰めは3年(18)中山ゼミ長が整理して、当日のゼミで説明してくれることになりました。


新しい動きが始まります。

・・・・・・・・・・・・・・・

オンラインがかなり普及し始めた社会となりました。
脈絡ありませんが・・・そういえば飛行機の音があまり聞こえてこないなと、ふと思い、何気なく熊本空港の今日の発着便リストを見て驚愕しました。
次の熊本空港からの出発便リストです。
飛行機の爆音が聞こえないはずです。ほぼ欠航なのですから。
減っているとは思いましたが、まさかここまで・・・。声にならないほど、驚きました。


今後、長距離輸送に関わる交通ビジネスはどう展開していくことになるのでしょう。
仕事の足として使う近距離輸送の必要性は今後もなくなることはないでしょうが、出張や旅行がメインの長距離輸送に関してのは影響はかなり深刻なものになりそうです。
以前、中央省庁が説明会をするとき、日本全国から出張して参加するのが慣習(?)でしたが、今後はまず間違いなくそれはなくなるでしょう。
今現在、オンラインでそれができることがわかりましたので。それがわかっていて出張というのは公費の無駄遣いと言われるでしょうから。
様々な学会などもオンラインに移行しています。
多くの発表がオンラインで十分であることが明らかになるでしょう。
自分の体をそこに持っていくことが不可欠なケース以外はすべてオンラインに置き換わるはずです。

となると、輸送に関する業界は、かなりの見直しを迫られそうです。
航空業界など、就職活動では超人気企業でした。
しかしそれも、移動のあり方が質的に変わるとき、やり方について大きな見直しが迫られることになりそうです。
そういえば、先日、リニア新幹線のことが記事として出ていました。
オンライン革命が進行していったとき、果たしてあれは必要なのかといった話でした。

予測することの困難な時代とは文科省の用語ですが、それが非常に的を得ていることを誰がも思い知らされているのに違いありません。



2020年5月18日月曜日

レストランと大衆食堂

今日は1日雨でした。

ガリラボでは2つの会議。Artractとたま応援隊です。

最初はArtractとの会議。
モダンアートニッポン展が終わり、今後について打ち合わせました。
みんな真剣な顔をしてます。


知性を感じるArtractでした。
 

その少し後にたま応援隊との会議。
打合せは、たま応援隊と玉名市とでオンラインで作る動画に関するものでした。
みんな笑ってます。


動画のシナリオについて、2チーム(?)から提案がありました。
4年(17)阿部・稲富チームはスライド16枚を使ってのプレゼン。
一方、4年(17)松原(ひとりなのでチームと呼ぶべきか迷いました)による提案はパワポ1枚のみという。それでもとりあえず企画の枠組みはよくわかりました。笑

さて、松原には実は相方がいて、だからチームだったのですが、相方は松本でした(たぶん)。
その松本が今日は不在だったのですが、松原はそのことに触れもせず・・・。
さらには不在というのに、もはや誰も突っ込まないという・・・(爆笑)。
全て終わってから随分と時間が経った後、松本からLINEにて「反省文を書きます」とのメッセージが届いていました。

賑やかなたま応援隊でした。


この2チーム、実に対照的です。
(フレンチ)レストランと大衆食堂のような違いを感じます。
妥当な比喩かどうかわかりませんが、私が言いたいことはなんとなくは通じるのではないしょうか。

さて、どのチームがどちらに対応するでしょう。
なかなか判断が難しい。
かなり高度な判断が要求される問題だと思います。笑
  

レストランと大衆食堂。
もちろん、どっちが良いというわけではありません。
どっちも良いところを持っていますので。^^
 



2020年5月16日土曜日

観光復活のカギは「地域」

先日のクローズアップ現代+は、急激に落ち込んでいる観光がテーマでした。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4415/index.html
インバウンドはほぼなくなり、インバウンドで賑わっていたところほど今はひどい状態になっています。
数カ月前まで、誰も予想してなかったことだと思います。
まさに「予測困難な時代を生きる」ことが必要で、文科省はよい表現を使ったものだと思います。
この日のクローズアップ現代+は、こうした時代を生き抜こうしている人たちのお話でした。
観光のこともそうですが、登場された人たちは文科省が育てたい「予測困難な時代を生きる」人材の優れたモデルであると思いました。

最初に登場される星野リゾートの星野さんは「仕事の流儀」の第1回目に登場された再生請負人ですね。
 
登場された方みなさん、コロナ禍はしばらくは続くとみられていました。

それでどうするか。。
観光の場合、カギは「地域」だとおっしゃいます。
なぜか観光地がこれまで見過ごしていたところです。

1時間圏内のマーケットが重要だとおっしゃいます。


玉名市と長いこと付き合ってきました。玉名市の1時間圏内の大きなマーケットといえば、人口70万人の熊本市です。
糸島市なども賑わっていますが、あれは1時間圏内の福岡市があるからではないかと思います。
伊都彩々という物産館など平日でもすごい人出ですが、あれは地元の人ではないと思います。
玉名市はすぐそばに熊本市が控えています。天水とか、今は道路がかなり整備されて、30分圏内になっています。
が、玉名市は、これまでは熊本市にはあまり目が向いていないように思いました。
観光は、今後、近隣から、そして国内、その後時間が経ってからインバウンドが戻ってくるだろうけど、それまでの間は、近隣マーケットに向けた視点が重要だと。
グローバル化からローカル化への視点変更がポイントになるのだとおっしゃいます。
なるほどです。
しばらくは、インバウンドは無視して、相手は地元の民だ、と。


大阪のことも取り上げてありました。大阪はインバウンドでかなり成功しているところ。
お店などはほぼ外国人だということだったわけですが、今はそれが皆無になったわけです。
現在は、郊外の魅力発掘、地域資源の発掘に力を入れているとのこと。
それを動画で伝えていくのだと。


なんかこう、どれもガリラボが得意なところだなと思いました。

特にたま応援隊のメンバーはクローズアップ現代+のページを読んでおきましょう。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4415/index.html

NHK+が視聴できるようでしたら、番組もみておいてほしい。あと5日ぐらいは視聴できるはずです。
おうち時間で、大学生がやることと言えば勉強しかないはず。
勉強しておきましょう。



2020年5月15日金曜日

今日は終日ゼミでした。

熊日広告に連日掲載されていたモダンアートニッポン!展。
本日が最終日でした。

今朝、Artractの「おうちで美術館」動画を見てみたら、第1話がなんと再生回数1,000回になっていました。メデタイ限りです。

https://artract16.wixsite.com/home/ouchi


金曜日はゼミの日。午前中はM1(20)アクストとのゼミで10時から。
その途中、大学に取材に来られていた熊日の山口さんが立ち寄られました。
なんだか、3人でのゼミのようになり、色々な話題が出て楽しい時間となりました。
その後、アクストとは13時まで、オンライン化が進む学校の問題についての(マグリットの「これはパイプではない」という著名な絵の意味を考えながら)議論が延々と続き、最後は次の17ゼミの予定があるため打ち切りました。
13時からは17ゼミ。
今日は卒論チームリーダーから進捗状況の報告を聞いたのち、オンラインで作る「ゼミ紹介」についてのひととおりの確認作業でした。
ラジオ番組のシナリオは4年(17)宮嶋と岩奥が。パーソナリティには河野と稲富が。パワポは橘。そして並行して作成しているゼミ紹介特設サイトは阿部、川上、三角が担当しています。他にもいろいろと役割があったと思います(忘れました)。


シナリオに沿ってパーソナリティが話をしながら内容は所用時間を測定を行いました。
来週は、この様子を撮影し、17ゼミによるガリラボ紹介を制作する予定です。


今日も大変盛り上がり、無料ZOOMを3回ぐらい動かすことになりました。

17ゼミで時間がかかったので、18ゼミの開始時間は10分ほど遅らせてスタート。
本日は、4月から進めてきたコロナ禍の問題を「国際」「国内」「県内」に分けた調査結果の発表会でした。
ガリラボの発表会では上級生が参観することが恒例です。延べ人数で6人ぐらいの17ゼミが参加してコメントをしてくれました。
発表する18ゼミ生が12名、コメントする17ゼミ生が6名、そして私と、14:40に19名がZOOM上に集合しました。
ZOOM上での18ゼミ生によるまとも(?)な発表会は初めてだったので、スムーズにいくか心配でした。
案の定・・・
1チーム20分の持ち時間でコメントを5分とし、連絡の時間を含めて80分もあれば終わるはずでした。
しかし、ZOOMの立ち上げを3回やったので、その無駄時間も含んでことですが、全体で120分ほどかかりました。
ZOOM上での発表にはちょっとレーニングが必要なようです(私を含め、こうした発表は初めてのことなので当然ですけど^^)。


発表の様子を少しだけ切り取ってみました。

調査や打合せ、そして事前練習でチームメンバーが一度も集まることもなく、また発表でも集まらず、完全な遠隔で活動。
長い教師人生で初めてのことです。
熟達にはまだまだですが、大学生であれば、それなりのことはなんとかできるようです。
が、やはりクオリティがまだ足りない。
クオリティを追求するには、やはり何度かは実際に集まる必要があるのかなとも思いました。


18ゼミが終わったのは16:30過ぎ。
10時からゼミを始めて14:30-14:40の10分間休憩し(その間に昼食をとり)、16:30過ぎまでオンラインでの賑やかな1日でした。
が、ちょっと疲れました。


追伸
Google Meetは有料でしたが、無料版が出来て、しかも9月までは時間無制限でビデオ会議でできるようです。良さそうだったら、そっちに乗り換えみようかな、と。
でもテストが必要です。
テストするなら、まずは17幹部会議からですね。^^

 


2020年5月14日木曜日

Artractのモダンアートニッポン展鑑賞/マンツーマン院ゼミ

100年前のスペイン風邪は次の経緯をたどったようです。
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第1波が1918年3月で、第2波は同じ年の秋だったそうで毒性を増して死者は急増したようです。そして、第3波は第1波の1年後にやってきそうです。
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100年後の今は医療も公衆衛生も発達していると思うので、同じになることはない気がしますが、第1波の時期が今回のコロナウィルスと同じであることで、秋の第2波が現実にになるように思えて・・・・。
しかも100年前の第2波は毒性を増しているという・・・。orz

緊急事態宣言が解除されるようですが、楽観的になるのではなく、長丁場になることを前提に行動していった方がよいのかもしれません。
そうなると、ガリラボでも昨年までのような活動はできないと考え、行動計画を作成しないといけないのだろうと思っています。
地域というフィールドに出ていかないこと、そして人と会うことを極力減らすことというのが必要条件になった時、地域での活動というのを、どうすればよいのか。

地域での活動を、オンラインを利用して単純に遠隔でやろうと思っていました。
しかし、昨日も書いたように(ガリラボ通信2020/5/13)、鳥が飛ぶことと人間が飛ぶことは全く別物であったように、地域での活動も、視点を根本的に変える必要があるのかもしれません。
縦の思考、横の思考、斜めの思考、逆転の思考・・・、色々と考えを巡らさねばと思っていますが、なぜか急に超多忙になってしまい、考えることを先送りにしないといけない状況です。残念。
 
さて、今日のガリラボのこと。

自粛要請解除により、県立美術館のモダンアートニッポン展が一般公開されています(明日までです)。
夕方、Artractのメンバーの3人(橘、岩奥、三角)が美術館に出かけました。
19時ぐらいに戻ってきました。
お土産を持参して。美術館からのプレゼントとのこと。私の分もありました。
80の作品を堪能してきたようです。
ギリギリでしたが、一般公開されてほんとに良かったと思います。


18時からはM2(19)福嶋とのマンツーマン遠隔ゼミ。
調査データについての分析結果が出て、予想とあまりに異なっていてさてこれをどう解釈しようかと頭をひねった40分でした。
さらなる調査と現時点での論文化の作業を進めることことにします。

19時からはM2(19)塘添との、同じく、マンツーマン遠隔ゼミ。
コロナの影響で予定していた調査が全てできなくなり、困り果てております。
しかし、来月初旬には初期報告会があります。
どうしていこうかと悲壮感に満ちた議論となりました。


40分経ったので切れると思っていたら、40分過ぎても切れない。
「あれっ」と思ったら、横から4年(17)岩奥が「先生、マンツーマンでは時間無制限なんですよ」と教えてくれました。
そういえばそうでした。
が、塘添との話は40分で切り上げ、2,3日後にはレポートを出すよう指示して終了。

コロナの影響でほんと色々と大変です。