2010年3月31日水曜日

年度末の大掃除

午前中はM1吉本との今年度の最後のゼミを行いました。
吉本本人も今日を最後に1年間の大学での生活に別れを告げ、明日からは現場にて修士論文の研究に挑みます。
新たなProject Xの始まりと言えるでしょう。
もちろんダイエットのためのProjectではありません。
学校現場に広報理論を持ち込み、それを実践していくProjectです。
どういった成果を出してくれるか、大変興味深く見守っていきたいと思います。
ガリラボはこのProjectへの後方支援をしっかりと行っていく予定です。
昨日のガリラボ通信ではありませんが、「おもしろいこと、やろやないか」精神でやっていきたい。
必要とあらば、八代まで乗りこんでいくこともあるでしょう。
楽しみな1年になりそうです。

午後は年度末の大掃除・・・といっても研究室ではありません。
4月からガリラボ専用となる旧演習室3の大掃除です。
もっとも演習室3だけでなく演習室1~3に放置されていた古いPCを廃棄作業でした。
とてもではないので私一人では無理だと判断したので、急きょ、近場に住む現2年・戸高を呼び出し、手伝ってもらいました。
さらには研究室にいたMOREの1年生(村中、木村)にも手を借り、下の写真のように廃棄するPC類の番号を調査しながら廊下に並べていきます。
3Fの廊下が半分ほどおんぼろPC類で埋まってしまいました。
 


さらには、演習室3に入れてあった古い雑誌類も処分することにして、ほこりの山になっていた本を紐で3人にくくってもらい、給湯室へ運び込みました(リサイクルのためです)。
 

 
S所先生、K薗先生にも手伝ってもらい、教員3名、学生3名の総勢6名でたっぷり2時間ほどかかりました。
最初は簡単に考えていましたが、とんでもないことでした。
学生たちに感謝です。
予想以上に結構な埃に、終了後の全員の手は真っ黒でした。
しかしその分だけ、ガリラボの新しい実験室はたいへん奇麗になった気がします。
ありがとうございました。
 

2010年3月30日火曜日

農園デビューか?

正午少し前に現3年の森が昼食のパン(だったと思いますが)を持参してやってきました。
お昼から現3年のWebの駅サポート室チームが集合して、アライアンスに向けた話し合いの作業をするとのことです。
実際、その言葉通りに植田、興梠、冨田が顔を出し、話し合いを始めていました。
 
そうこうしていると、今度はアライアンスを組む現2年生のチームがやってきました。
こっちも話し合いのようです。
戸高、大塚、宮下、そしてサポーターの松尾(現4年)が話し合いを始め、研究室内ではふたつのチームがそれぞれに話をしています。
 
その後、どうなったのかは不明です・・・私は会議で席を外したためです。
きっとホットな議論が行われたのだろうと思います。 
 
 
写真はブルーベリーの鉢植えです。

   
 
冨田が買ってきたものです。
なんでこんなものを買ってきたかというと、Webの駅の日記上にこの成長記録を書いていくのだそうです。
小学校での観察記録みたいですが、とりあえず面白そうです。
アライアンスは航海がコンセプトのはずで、どうして海でなく畑なのかという小さな疑問は無視して、見た瞬間、実がなった時のことを想像してしまいました。
ご期待ください。
ブルーベリーがとれたときには収穫祭をしたいと思います。
Webの駅チームには途中で放り投げず、収穫の日までしっかりとケアしてほしいと思います。
 
なお、この鉢植えは学部3Fテラスの畑(?)のところに置くとのことです。
となると、ガリラボは、農園デビューを果たすことになります。
いや、そこまで手を広げることになるとは予想もしてませんでした。(^^)
  
私が思うのですから、周囲など奇異に感じているでしょう、きっと。
情報、メディア、コミュニケーションは良いとして、どうして学習なのか、そして地元学にほれ込み地域のフィールドワークなど喜び勇んで出かけるなど、およそ情報というオーソドックスなゼミからすると大きな疑問符がついているはず。
それが、さらに農園とまでとなると、これはもう厚顔無恥も甚だしく、どう見ても見境なく手を広げているだけにしか見えていないかもしれません。
しかしその批判は甘んじて受けなければなりません。
実際そうだから、しょうがありません(冗談ですよ。わかっているでしょうが真に受ける人のために念のため付け加えておきます
 
 
1930年代、京都大学で哲学や文学を学んでいた久野収、新村猛、中井正一、武谷三男という、今でもよく名前を 聞く人たちですが、この人たちは、ほんとに「面白いことの好きな連中」だったらしく、なんでもかんでも「おもしろいこととしして」やってしまう人たちだったようです。
会えば、 「おもしろいこと、やろやないか」ということだったとのことです。
 
ちなみに、この「おもしろいこと、やろやないか」集団は、雑誌「土曜日」なるものを発刊しており、 政治欄、文化欄、映画・演劇・漫才の評論といった洒落た内容の雑誌だったとのことです。  
 
さて、明日で2009年度も終了。
ガリラボが京都の集団ほどになれるかどうかはもちろん不明ですが、情報という学問の道を少し気にしながらも、「おもしろいこと、やろやないか」精神で2010年度も様々な道の上を走ってみたいと思います。
 
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これをいったん書いた直後、19時ぐらいに院生OBの佐藤がちょっとだけ顔を出しました。
院生会の引き継ぎがあったとのこと。
19時からM1伊藤とのゼミを始めたので、あまり話をすることができず残念でした。
話はできませんでしたが、とりあえず元気そうで何よりでした。

2010年3月29日月曜日

きっと幸せがきますので

午前中、研究室にやってきたのはわずか1人。
本の返却でした。
1名とはゼミ生ではなくMOREのメンバー(本多)でした。
5分ぐらいの出来事でした。

それからずっと14時過ぎぐらいまで私一人で静かな研究室でした。
 
14時を過ぎて、パラパラと学生が・・・
 
MOREの学生が1名(谷)。
そしてまた同じくMOREの学生が1名(木村)やってきました。
谷さんは、インターンシップの終了報告を兼ねて、顔を出してくれたようです。
木村君は、バイトまでの時間調整に来てたようです(たぶん)。

  
そうこうしているときにさらに1名やってきました。
今度はゼミ生。
 
現3年の植田です!
 
「!」をつけたのは、先週、病気だったからです。
無事に回復したようで何よりでした。
 
3月18日のガリラボ通信で、「植田にはきっとたくさんの幸せがやってくるでしょう。」と書いていました。
その直後、幸せどころか、二日後に高熱を出したんですよ、とのことでした。
そう指摘され、うろたえた私は、いやこれからもっとたくさんの幸せがやってくるのだと切り返すのがやっとでした(笑)。
快気祝いをしてやらないといけないかもしれません。
とりあえず、お祝いとして研究室のお菓子をやりました(植田自身が前にもってきてたやつですが・・・)。
 
さて、元気になった顔を見せに来てくれた植田でしたが、2時間近く色々と話し、17時過ぎに引き上げていきました。
それと入れ替わりに今度は現3年の森が顔を出しました。
なんと、スーツ姿です。
初めて見ました・・・あえて感想は控えようと思います。
 
マンツーマンで2時間以上も卒論のテーマについて熱く語りました。
4月9日にはテーマについて報告しないといけないため、そろそろみな焦ってきているようです。
熱い2時間の語りを通して、当初の考えていたものよりも遙かにスケールの大きいことをテーマにすることになりました。
大学をテーマにすることになりますが、内容に興味のある方は森に直接聞いてみてください。
普通の人であれば、ワクワクするはずです。
 
20時ぐらいに雑談終了。
研究室はまた私一人となり、元の静かな空間へと戻りました。
しばし、読書しようと思います。
 

桜だより

4月へと向かう新しい1週間が始まり、卒業したゼミ生たちもいよいよ新しい生活に突入したものと思います。
関東に就職していったゼミ生も3人ほどいます。
学生から社会人へと大きなステージの変化を上手に乗り切ってほしいと、遠いこの研究室から祈っているところです。
 
さてさて、うっかりしていたらキャンパスも桜が大変きれいになっています。
下の写真は、体育館前の道路から学食の方向を向けて撮影したものです(朝8:30頃)。
ほぼ満開になっています。
 

 
さて、ということで、研究室下の桜(勝手に「ツマガリザクラ」と命名しています)はどうかなと思って、窓を開けて撮ったらびっくりでした。
 
桜がない!! すでに散っている????

   
 
今年はなぜか桜のことを気に留めていなかったので、気付かないうちに散ったのかと残念に思った次第です。
ちなみに、こちらは昨年の今頃(2009/3/27)のツマガリザクラの様子です。
ちょうど今頃、ほぼ満開の状態だったのですが。
 
  
残念に思いながら、改めて今年のツマガリザクラを、朝の寝ぼけ眼をこすりながらしっかりと見てみたら(カメラのレンズを最大にズーム!)、こんな感じ(下)であることを発見!
 

 
散ったのではなく、まだ蕾にように見えます。いや、たぶん蕾ですね、これは。
体育館前の桜とは少しだけ時期がずれているみたいですね。
おかげで散る前に今年も写真に収めることができそうです。
良かった!
 
以上、学生たちの話題ではありませんでしたが、とりあえずガリラボ周辺の風景についてお知らせしたガリラボ通信でした。
 

2010年3月27日土曜日

道具談義

昨夜の私塾=KW塾は、研究室に集合したのは私を含めてわずか3名だけでした。
年度末のちょうど忙しい時期でした。

ところで、KW塾は始まってちょうど2年ほどになります。
組織の盛衰論でいけば成熟期を過ぎた辺りにいるかもしれません。
時間が経てば、どんな組織にも、プロジェクトにも妥当する自然の摂理のようなものでしょう。

一般論として、成熟期を越え、衰退期に入った後、それを活性化するにはどうすればよいかというと、解散して新しい組織として構築しなおす、メンバーを入れ替えるなどいくつの方法があるようです。
組織論は専門ではないのでよくわかりませんが、素人的にも、このほかに新しい道具を導入するという方法もありそうに思えます。
  
昨夜は、デザインという立場から道具を取り上げ、道具談義を数時間ほど行っていました。
もっとも組織論とは関係なく、単に道具の持つ意味についてのお話です。
人数も少なかったので、私の一方的な雑談風講義になってしまいましたが・・・
 
さてさて、道具とは、いったい何でしょうか?
 
仕事を効率化するものにほかなりません。
しかし、実はこれが持っている意味はもう少し深い。
私たち自身をコントロールする。そういったものであります。
 
道具とは、私たちの欲望を喚起させるものにほかなりません。
その結果、道具によって私たちの活動はデザインされ、組織化されていきます。
ホモ・ファーベルとしての人間は道具を作り、そしてその道具によって自らを自然に変革させていく、そんな存在であるのです。
  
ペンがあるから私たちにはメモしようという欲望が喚起さる。
その結果、この外部記憶装置によって、生物学的に貧弱な記憶機装置である脳の限界を乗り越えて、私たちは新しい世界を手に入ることになりました。
実際、現在は、メモで情報を記録できること、そしてその記憶を別の時・場所で非同期的に読み取れるという非同期コミュニケーションが可能であることを前提に社会が作られて(デザインされて)いますね。
 
話を聴くときなど、どうしてメモをとるのでしょうか。
答えは、そこにペンがあるからです。
 
????

ペンがあるから、メモしようという欲望を喚起されてしまいます。  
バカバカしく聞こえることと思います。
しかし、そこをぐっと我慢し、素直に驚いてみましょう。
ゆっくりと、じっくりと考えてみると、この当たり前のことが実に深い意味を持っていることが見えてきます。
私たちの感覚が実は道具によって決められているという驚くべき事実に気づくはずです。 
そのとき、当たり前の世界が持つ豊かな意味の世界が広がっていることが見えるようになる(可視化される)でしょう。
 
当たり前であることの不思議さに驚くこと--そこには新鮮な研究の領域も広がっています。


さて、昨夜はもっと色々なことを話したのですが、エッセンスはおおよそ上のようのことでした。
 
  
いつものガリラボ通信とはだいぶ違った文章になってしまいました。
ここまでたどり着いた人は、読むのに辟易してしまったではないでしょうか。
でもまあたまには、私が考えているアカデミックな領域のことも書かないとですね。
普段はなかなかここまでのことを学部のゼミ生に話す機会がないので、たまにはいいかと思い、書いてみたしだいです。
 
 
冒頭の話に戻りますが、組織に新しい道具を導入し、活動を新しい次元に持ち上げることを拡張による学習といいます。
道具によって周囲(環境)とその見え方を変えることで、自分(たち)を変えていく。
そういった学習のあり方を指します。
ガリラボの活動の方向を考えていく上で、実はこの学習理論は非常に重要な理念的役割を果たしているのです。
 

2010年3月26日金曜日

プチKW塾の日

18時から24時までネットが停止するということを今知り、慌ててブログを書いています。
 
本日は、研究室から見えるテニスコートがまばゆく輝いています。
久しぶりの晴天に恵まれた熊本地方です。
 
研究室は比較的顔を出す人が少なく大変静かです。
午前中はMOREの学生がやってきて静かにInDesignで記事作りに精を出していました。
同じく午前中に顔を出した4年の松尾はそのまま夕方まで Picasa を使って写真の整理をしています。
4年生の卒業旅行のときの写真をゼミ仲間向けに限定公開するためにやっているようです。

夕方には3年の森がやってきて何やら作業をしています。
何をやっているのでしょう?? たぶん、Produce Xの残りの作業ではないかと推測しています。
 
静かな研究室で、私自身はほぼ一日読書に費やしておりました。
なお、その途中、2年生(新3年生)に4月最初のゼミの課題をだしておきました。
1年後の自分を表現する名刺をつくってこいという課題です。
どういった名刺が出そろうか楽しみです。
覚えいたら、このガリラボ通信にその一部を紹介したいと思います。
さらに途中には、3年興梠から大学案内2010に提出する情報管理コース紹介の原稿についてのチェック依頼がメールにてありました。
 
さて、17時25分現在、本日、研究室を訪れた学生たちはのべ人数で6人でした。
 
ところで、以前、M1吉本が、入口のドアにカウンターをおき計量化すれば、大学内で最も人の出入りの多い研究室となるのではないでしょうかと言ってたことをふと思い出しました。
確かにそうで、春休み中にも関わらず、人の出入りがこれほど多いのは他では見当たりません。
コンテストでもあれば、大入り満員賞とかを勝ち取るかもしれません(あまり欲しいとは思いませんが・・・)。
 
19時過ぎからは院OB(黒田)や学部OG(井口、佐藤)がでてくる予定です。
KW塾の一部のメンバーです。
本日の塾は参加者の都合がつかずかなり少数精鋭にになるようです。
少ないですが、何か実りのある話ができればと思っています。
 

2010年3月25日木曜日

来客あり

本日は院OBの山部さんが仕事の帰りに研究室に立ち寄られました。
何時間か積もる話を二人でじっくりとした夜でした。

なお本日のガリラボはゼミ生はたくさんやってきました。
午前中、卒論の事前打合せに、3年の門前、迫中、平野がやってきて2時間近く相談に乗りました。
コミュニケーションをテーマとするこのチームには新しい道具がもらたす友人関係の変化などを取り上げてはどうかとのアドバイスをしたところ、かなり乗り気になっておりました。
4月当初のゼミで、立派な企画を持参することと思います。

その横では、2年生のWebの駅サポートチームが集まって打合せをしておりました。
事情で2名欠席して集合したのは大塚と宮下。それにサポーターの4年松尾。
彼等の話し合いの内容は、
http://hp.amakusa-web.jp/a0303/Diary/Pub/Shosai.aspx?AUNo=2052&KjNo=6
で詳しく報告されていますので、そちらをご覧ください。

また同じくその横でMOREの1年生たちもいろいろとやっていました。
都合3人ほどがInDesignなどの作業を含めて色々とやっています。
いつものことながら、まあ大したものです。

ペンタブの寄贈

卒業する4年中村(06ゼミOB)から研究室にペンタブを寄贈してもらいました。
このペンタブでこれまでの06ゼミ生の活動が様々なカタチで表現されていったのでした。
 


せっかくペンタブを寄付してもらったのです。
中村を越え、このペンタブを使いこなす後輩が現れるのを楽しみにしています。

EBI’s歓送迎会

昨夜、保田窪の炭火蔵にて、うちわEBI’sの新旧メンバーが集合しての歓送迎会(佐藤の言葉を借りれば、EBI’s水揚げ)を行いました。
 

 
参加者は、
 
  佐藤(院生→08院生OB)
  中村(4年→06ゼミ生OG)
  松尾(4年→10院生)
  森 (3年:07ゼミ生)
  興梠(3年:07ゼミ生)
  冨田(3年:07ゼミ生)
  戸高(2年:08ゼミ生)
  大塚(2年:08ゼミ生)
  財津(2年:08ゼミ生)
  宮下(2年:08ゼミ生)
 
そして私の11名でした。
EBI’sでのコンパというと大学前のリトルキッチンで4,5名というのが普通でしたので、大変大所帯に思えました。
 

 
今後、このメンバーが4つのチームに分かれ、AMANAMIなる名称でアライアンスを組み、Webの駅をフィールドにしてサイト運営について学んでいくことになります。
学生たちがちょっとしたベンチャーを自分たちで立ち上げて、実験をしていくようなものです。
 
佐藤・中村を中心にした第1期は、Webの駅上に新しい形でのメディアを誕生させることにつながりましたが、今回はどんな成果が得られるでしょうか?
 
航海をメタファーにして、この集団(船団)は進んでいきます。
楽しみな航海になりそうです。
 

2010年3月24日水曜日

感想メール

昨日のガリラボ通信(こちら)で書いた「航海日誌」のことに対して、卒業生から、

  航海日誌のコンセプトがいいですね!!
  何より宮下くんの文章が素敵です☆

  一瞬、先生を彷彿とさせる雰囲気を感じる部分もありましたが♪
  どうやったらあんな風な文章が書けるのですか?!
  また楽しみが一つ増えました(*^o^*)


との感想メールをもらいました。

うれしい限りです。
メールでの返信はしませんので、この場を借りてお礼を言いたいと思います。
ありがとうございました。
 
それにしても、互いには直接面識のない卒業生と在学生が、ガリラボ通信がメディアとなって接続されたわけです。
よくよく考えると、10年前だったら、こんなことはほとんどあり得ない。
ICTってやっぱり大したメディアだと思わざるをえません。
  
さて、ガリラボ通信をご覧のガリラボ関係者の皆様、感想など気軽にお寄せください。
楽しみにしてますので。
 

2010年3月23日火曜日

連休明けの研究室

連休明け、ボーっとした頭で新学期の準備を始めていたら、9:55に新3年財津がやってきました。
10:00からWebの駅サポート新3年生チームの打ち合わせなのです。
その後、宮下(新3年)、松尾(新院生)、大塚(新3年)の順に合流し、昼食も食べず、13時過ぎまで3時間ほど打合せをしていました。

集まって間もないメンバーということもあって、中々うまい具合に話は進みませんでしたが、そこは学生です。また同じゼミでもありますから、時間が経つにつれ盛り上がりながら、面白いアイデアがでてきました。
その詳しい状況は、宮下が、Webの駅上に書き込んでいますのでそっちをご覧ください。
http://hp.amakusa-web.jp/a0303/Diary/Pub/Shosai.aspx?AUNo=2052&KjNo=2

ちなみに、宮下は、この記事を書くのに3時間以上の時間を費やしていました。
最初の試みなので、どのようなスタイルで書けば良いのかかなり悩んだからのようです。
取組の態度が真摯ですねー
18時過ぎに研究室を立ち去るときは、疲れて、ちょっとふらふらしているようにも見えました。
彼は10時にやってきて、途中お昼で抜けましたので、都合7時間ほど研究室におりました。
なかなか、です。

午後になるとMOREの1年生がやってきて、研究室内に自分たちの資料整理を始めました。
この1年間の行動に区切りをつけ、4月からの新しい行動に向けての準備なのだと思います。
私が片付けてほしいと言ったわけでもありません。
本人が気になっていたので、わざわざ出てきたとのこと。
当たり前の行動なのかもしれませんが、ここ最近そういった学生に対面することが少なくなったので、楽しい気分でその行動を見ていました。

その近くでは宮下がWebの駅に投稿する文章に悪戦苦闘しているところでした。
二人を見てて、ふと思い出したのが・・・・、そいういえば、この二人は同じ高校で、1年違いの先輩後輩の仲になるということです。
互いには知らないようでした。
それにしても、世の中狭い・・・と言いたいところですが、この二人、U高校出身なので、わが大学内ではそんなことはないですね。
石を投げればU高校出身者にすぐに当たりそうです。
 

さて、19時からはM1伊藤とのゼミです。
どういった分析結果を持ってくるか楽しみにしているところです。
 

2010年3月20日土曜日

天草秘宝発掘団AMANAMI

今日はWebの駅サポートチームが集まって、今後の複数チームで活動するアライアンスの名称を決めたようです。
「ようです」というのは、私は参加せず、学生たちだけで自主的に集合した打ち合わせだったからです。
このチームの情報共有ツールであるGoogleグループに、打合せ結果が書き込まれていました。
天草Webの駅というサイバー空間を舞台にして、地元学的に、そこの「良いところを探そう」、「あるもの探しをしよう」がコンセプトだったので、打合せの結果、

  天草webの駅→天草・ウェブ→天草ウェーブ→天波→あまなみ

との連想を経て、アライアンスの名称は
 
  天草秘宝発掘団 AMANAMI
 
ということに決まったようです。なんかいいですねぇ。

このアライアンスには

  ・大牟田 (08院OB 佐藤)
  ・東京  (06ゼミOG 中村)
  ・熊本  (07ゼミ:森、興梠、冨田、植田)
  ・熊本  (08ゼミ:戸高、宮下、大塚、財津、10院松尾(サポーター))

と全部で11名がそれぞれ異なる地点から関与します。それなりにちょっと大きな集団です。
 
これらのメンバーで、今後どういった展開をみせていくのでしょうか。
せっかくなので、チームごとに切磋琢磨しながら頑張ってほしいと思います。
 

大学院謝恩会

昨夜は大学院の謝恩会がホテルキャッスルで行われました。
研究科の今年の修了生は全部で27名。ガリラボからは田中、佐藤の2名が修了(卒業)していきました。
 
途中、修了する院生たちの出し物がありました。
ナース姿によるダンス(曲は、「セーラー服を脱がさないで」だった気がします)
ダンス自体は全く合っていない、バラバラなものでしたが、院生全体はひとつにまとまっている印象を受けました。



冒頭挨拶した佐藤(左写真)と頑張って踊っている田中(右)です。



2時間の謝恩会は、あっという間に終わり、2次会へとガリラボの4人(わたし、田中、佐藤、そして吉本(M1))は繰り出しました。

修了する田中と佐藤からは、卒業記念にトールペイント(下写真)をいただきました。
田中の奥さまの手によるもので、研究室の入口に飾ってくださいとのことでした。
記念として、有り難く飾らせてもらいたいと思います。
 



2次会では、気付いたら午前0時近く。
ガリラボメンバーを初め、まだたくさん院生が残っていましたが、見回したら残っている教員は私一人。
最後の挨拶をしろということで、簡単な挨拶をしてお開きとなりました。
 
最後、熊本商業高校に残る田中さんにはガリラボの院生の歓送迎会をしましょうとの話をして別れてきました。
 
ちなみに、この4月から、熊本商業高校にはガリラボの修了生・卒業生3人が教員として在籍することになります。
ちょっとした勢力ですね。(^^)
 

2010年3月19日金曜日

大量のお菓子が

朝から研究室ではキャリアセンターの新旧センター長とで引き継ぎの会議を行いました。
次年度の計画もあったので、MOREの1年生にも参加してもらっての打合せとなりました。
この場面に1年生が立ち会っているというのは、不思議な光景であるのかもしれません。
 
さて、昨日のブログにお菓子箱の話を書いたからでしょうか、M1の吉本さんが大量のお菓子をもってきました。
売店の丸善で仕入れてきたとのこと。
居合わせたMOREの1年生二人が歓声を上げていました。
 

 
吉本さんにもきっと良いことが起きるはずです。そうなるよう私が祈っておきます。
 
ただし、あまりにも大量すぎて、新しいお菓子箱には全く入りませんでした。
ということで、現在、テーブルの上に放置しております。(^^;
 

※今日の夜はホテルキャッスルにて大学院の謝恩会です。
 

2010年3月18日木曜日

引退

3月は別れの季節。
ということで、2年ほど使っていた研究室のお菓子箱を引退させようと思います。

2年ほど前、05ゼミ生の連中が鹿児島にいったときに買ってきたお土産がそのままお菓子箱になったのでした(下の写真の左の紙箱)。
紙なのによくも2年も持ちこたえたものです。
大変立派で、根性のある紙箱でしたが、雰囲気を変えるために涙を呑んで引退させたいと思います。^^
 

 
後継となるお菓子箱は、1年生がもってきたディスニーランドのお土産が詰まった空き缶(上の写真の右側)。
バームクーヘンが入っていましたが、それを平らげた後、この空き缶がガリラボの正統的な2代目お菓子箱となりました(としました)。
 
みなさん、ここから取り出すだけでなく、積極的に供給もよろしくお願いします。
この空き缶の中に、お菓子を入れてやった分だけ、その人には幸せがやってくるはずです。
 
今日、3年植田が持参した3袋の飴をこの中に放り込んだので、今現在は 下の写真の感じです。
 

 
植田にはきっとたくさんの幸せがやってくるでしょう。
たとえば、内定第1号とかですね(そう、うまくいけばよいのですが・・・)
 

静かな研究室で

今日のガリラボはいつもに比べると非常に静かでした。

午前中誰もいなかったので、研究室は施錠して図書館でのe-Learningの会議に出向きました。
ちょっと固めの話で推移していたので、話を脱線させた結果、非常に面白いアイデアがたくさん生まれました。
さほど大変でなく、しかし効果がしっかりと見える方法ばかり。
そのアイデアの中で、今度はメディアセンター(図書館+情報教育+語学教育の統括センター)で学生とのコラボレーションを企画できそうです。
さらには大学の広報の部署も引っ張り込んでやっていこうかと思っていて、ガリラボの諸君に手伝ってもらえるよう知恵を絞っています。

この数年で大学内にも色んな人とつながりができました。
その人たちをどうつなげるかが大事。
「つなげる力」とは藤原和博さんの本のタイトルですが、このアイデアは今度大学院を修了した
田中さんの修士論文の中でも利用されています。
いろんな人たちがつながる接点としてガリラボが機能するといいなと思っているところです。

みなさん、色々と雑談しましょう。


さて、静かなガリラボでしたが、今日やってきたのは、
 
  M1の吉本さん・・・21冊の書籍(?)を持ってきてもらいました ^^
  3年の植田・・・ProduceXでやり残していた作業を行っていました
  MOREの1年生2名・・・プロモーション用のムービー作成
 
といった人たちでした。 静かな中で、色々と楽しい話ができました。

2010年3月17日水曜日

3年生と1年生で賑やかな研究室

今日は3年の門前、平野、迫中が卒論の準備(下打ち合わせ)のために午前中やってきました。
3人で楽しく、テーマについて話し合っていましたが、ようやく相談できるレベルになったようで、私との相談のためのアポイントを取っていきました。
来週、相談の時間をとりましたが、どんな話ができるのか、楽しみです。
 
3年生はもうひとり、森がやってきました。
後期のProduceXの最後の詰めの作業のためです。
県立大学内である物探しをし、それで雑誌作りをやっていますが、その雑誌がようやく完成の段階に近づいたようです。
少しだけデザインを見せてもらいましたが、なかなか良い出来に仕上がっています。
これならば、大学内の主要なところに配布して良いのではないかと森と二人で話していました。
早く完成版をみたいものです。
 
あと、今日もMOREの元気な1年生たちが活動していました。
午前10時前にはやってきて、4月当初の新入生に向けた支援活動の打合せを熱心にやっていました。
今日だけで7人ほどが集まって知恵を出し合っているようでした。
で、なんと毎日新聞の記者さんがホームページに出していたMOREの活動に興味を持ったようで、午後、キャリアセンターにて、MOREの主要メンバーが取材を受けておりました。
知名度が上がって、今後の活動が加速していくことになるでしょう。
大変良いことです。
 
研究室の外では4年生が大分に旅行、院生の吉本さんは小学校でシャドーイングでした。
 

熊日夕刊で紹介されました

ブログで取り上げるのが遅くなりましたが、先週土曜日(2010/3/13)、卒業式の日の熊本日日新聞夕刊の学生のページのコーナーでゼミでのWebの駅への取り組みが紹介されました。
アクセス数などうまく情報が伝わらなかったようで、高い数値が掲載されていますが、とりあえず、今後の目標にしなさいという意味に解釈したいと思います。
 
学生のページでガリラボ関係者の記事が掲載されたのは、これで4度目となります。
 

 
取材を受けた日は新旧メンバーが初めて会した日であり、そこで今後の取り組みの展開について打ち合わせをし、4月以降の活動に向けた船出式も兼ねていたので、記念すべき日でもありました。
アライアンスを組んだ、新旧メンバーたちは次の展開に向け、現在、鋭意準備を進めております。
 

2010年3月16日火曜日

MOREの活動日

本日の研究室は、朝からMOREの1年生たちが4月当初の活動に向けて動き回っています。

午前中は、キャリアフォリオの改良や新入生オリエンテーションについて事務局職員さんと内容について詰めの打合せを行っていました。
学生と事務局とが協働して新入生オリエンなどを実施していくことになります。
大学の新しい仲間を迎えるのに優れた取り組みではないかと思います。
 

 
研究室のテーブルには、この学生たちが持ってきた東京や京都のお菓子がたくさん並んでいます。
 

お菓子をつまみながら、ほんとに楽しそうに活動しています。
非常に心地よい雰囲気です。
 
明日もMOREは活動予定とのことです。
 

卒業式の夜

今頃になってですが、卒業式後の夜の様子を・・・・

15:30から学部主催の卒業パーティがホテルキャッスルで開催されました。
あいにくと1名の4年生が出席していませんでしたが、それ以外の12名のゼミ生が出席してのパーティとなりました。
 

 

 
17:30には終了し、ゼミ生は3年生とのゼミの追い出しコンパに突入。
そっちは19:00からです。
下通りの居酒屋にて4年生8名、院生1名、そして3年生5名によるコンパとなりました。

4年生から私への花束

そして、3年生からは、4年生および院生へ花束

が手渡され、さらには参加者全員がそれぞれの思いをスピーチしていくなど
最後の夜にふさわしいものとなりました。

お店の外にでて解散する直前、05OBの山口が突然現れました。
あまりのタイミングの良さにびっくりしましたが、3年生と示し合わせていたようです。
 

 
06ゼミ生が在学生として過ごす最後の夜は22:00ぐらいに解散。
朝早くから、ほんとに長い1日でした。

2010年3月15日月曜日

みらい

「みらい」と聞いてピンと来る方、おられますでしょうか。
これで「ニヤリ」と笑える方は、私の周辺のごくごく一部の方(1、2名ほど?)だと思います。

これに関してたくさん書きたいのですが、今日は時間がないので・・・
 
「みらい」とは別の話題で、私が加入しているメーリングリストに、本日、
 
  未来を耕す若者たち
  
というタイトルのメールが流れていました。
いいキャッチコピーです。たいへん惹かれました。

「みらい」と合せ、覚えていれば、未来については別の機会に書きたいと思います。
 
 
本日はWebの駅の複数チーム合同の打ち合わせ会議でした。
2,3,4年生が集まり、今後のことなど長時間に渡って打合せをしていました。
 


 
卒業式を終え、ガリラボは本日より4月に向け活動を開始しました。
 

2010年3月13日土曜日

卒業式

本日は、学部(06入学)、大学院(08入学)の卒業式でした。
県立劇場にて、県知事など迎えて、10:30より式典が始まり、今回は少し長めで12時少し前に終わりました。
 
院生の総代は2年連続でガリラボに所属する県からの派遣教員が努めてきました。
3年連続を達成するかどうかと周囲からの強烈なプレッシャーをはねのけ、見事、今回もガリラボの院生・田中が総代となり、壇上で学長から学位記を手渡されました。
立派な姿でした。
こうなると次がたいへんでしょうね。(^^)
  
さて、それぞれの学年で色々と思いはあります。
今年の卒業生は、ガリラボが外に向けて活動を開始するモデルとなってくれた学年でした。
先遣隊として、外のフィールドでの活動の仕方のノウハウをもたらしてくれました、
彼らのアクティブは動きは、今後、ガリラボにおける大事な手本となっていくものと思います。
 
みなさん、卒業および修了おめでととうございました。
 

玄関前にて、学部生(13名)・院生(2名)の集合写真
 

2010年3月12日金曜日

後期入試の日

本日は後期入試です。受験生は必死にやっているのでしょう。

学内立入禁止のため、本日は私ひとり静かに研究室におります。
何人かのゼミ生とのメールのやり取りをした以外には、ガリラボとしての
活動は特になし。
寂しいものでした。


午後になって、休学している学生がひょっこりと訪ねてきました。
ほんとに久しぶりで、半年ぶりでしょうか、元気な顔を見ることができました。
別れた後、少し長文のメールを送りました。

さて、今夜はメディアセンターの送別会です。
明日は卒業式。
これからたくさんの別れが待っています。

2010年3月11日木曜日

就職ブルー(?)

研究室の窓から見えるテニスコートにいつもの人影がありません。
そうなんです、明日は大学は後期入試。テニスコートを見て、そうか今日は立入禁止か、と考えていましたら・・・・、それぐらいのことは物ともせず、それなりの人数のガリラボゼミ生が研究室にやってきました。
もちろん、単に気づいていないだけのことだと思いますが (^^;
 
午前中、3年生のひとつの卒論チーム(小田原、上村、盛下)が熱心に打合せをしていました。
4月最初のゼミで、企画と進行計画を出すように伝えてあるので、卒論内容及び進め方などを3人で相談していたようです。
決まったのでしょうか?
それは不明なまま、お昼ぐらいには引き上げていきました。
 
午後少しして、3年の森がやってきました。
Webの駅関連の作業をするためです。
天草出身の友人を連れてきて、新しいアカウントを取得してもらっていました。
途中で、私に向かい
  「やっぱり、海賊は変更ですかね~」
  「コロンブスような冒険航海(voyage)がいいですかね~」
とぽつりと言っておりました。
実はWebの駅サポート室がもっている彼等の掲示板(Googleグループ)内で、海賊というアイデアについて、女性軍からやんわりとした異議申し立てがあったからです。
しかし、方向的には全員賛同しているので、表現に少し工夫は必要ですが、進路はこのままの方向にでいくことになるでしょう。
 
夕方になると卒業を明後日に控えて4年の小出がやってきました。
ちょっと元気がない。
就職ブルーなどと勝手な名前をつけていました。
1時間ほど色々と話を聞いてあげていたら、自分自身で勝手に立ち直り、最後は自己完結して帰っていきました。┐(-。-;)┌
回復力は強いようです。
 
さて、明日は後期入試の日。
さすがに明日は完全立入禁止となります。
静かな研究室になることでしょう、きっと。

2010年3月10日水曜日

パイレーツというアイデア

仕事の引き継ぎの会議の関係で午前中ずっと研究室を不在にしておりました。

しばらく静かなものでしたが、午後になって3年の森が出てきて、色々と作業・・・ではなく、
思索していたようです。
しばらしくして、突然、アイデアが閃いたらしく、私に相談に来ました。

天草Webの駅への新しい関わり方と複数チームによるアライアンスを組むことにして
いましたが、森は、そのコンセプトをずっと考えていたようです。

彼のアイデアとは、天草は宝島をキャッチコピーに掲げている島ですから、ならば
その宝島の宝を向かう海賊(パイレーツ)団としてのアライアンスでよいのではないかと
ということです。
複数チームが協力しながら、天草の宝を探していく、そんなイメージです。

そのアイデアを聞き、すぐに飛びつきました。 大変面白い!

しばし、森との雑談しながらアイデアを温めたところで、M2の佐藤が院生室にいたので
呼びだして3人でさらにアイデアを詰めていきました。

この話の中で、アライアンスの意味がほぼまとまりました。
新しいパイレーツ集団は、地元学で言う「風の人」となって、宝島の宝(地域遺伝子)の
発見に向かう、その目的のためにアライアンスを組んでいきます。
そんな感じです。

私は、なかなか良いと思いますが、さて他のメンバーにも受け入れられるでしょうか。
気になります。

---

夕方、ひとりのMOREの1年生が、お世話になった、卒業されるガリラボの4年生の
皆様へと大きなお菓子の包みを抱えてやってきました。
また、ガリラボとは関係ありませんが、CCAの4年生にもということでした。
卒業式にいけなくなったとのことで、私がこの大きな包みを持って会場に出向くことに
なりそうです。
持っていくのは全く構わないけれど、さて、あの膨大な人ごみの中で、全員にどうやって
配布しましょう???
  

2010年3月9日火曜日

雑談から生まれた新しいカタチ

昨日が教員研修及び熊日の取材、さらには新旧メンバーによるWebの駅サポート室の打合せと
密度の極めて濃い1日を過ごしたため、今日はその反動に見舞われた研究室でした。

ひっそりとしていました。

午後からM2佐藤ととりとめのない話を数時間。
あと少ししたらこういった機会はたぶん無くなりますので、名残り惜しい感じで
話をしておりました。
途中、OG(04ゼミ)井口からの仕事の電話と、同じくOG(04ゼミ)の樋口の来室が
ありましたが、夕方まで脱線に継ぐ脱線しながらの雑談でした。
残念ながら今回は新しいアイデアは生まれませんでしたが、卒業まで後少しの間に
何か生まれるといいかなと思います(思うだけです)。
(もっともすでに、Webの駅のアライアンスというひとつのカタチは生まれていますが)

そういえば、2年前(2008年2月)、院OBの黒田さんが卒業する時に、このまま単に
卒業するだけでは惜しいとの雑談をしていて、その話の中から生まれたのが現在の
ノットワーキング塾です。
「来るもの拒まず、去るもの追わず」の精神の私塾としてスタートしていくこととし、その
名称をノットワーキングとしたのは、当時、同じく院OBの山部さんと学習していた
ユーリア・エンゲストロームの活動理論の影響を受けてのことでした。
3月初旬のことでした。

卒業という別れが持つエネルギーに駆動されたこの雑談(コミュニケーション)が、新しい
学習の場のカタチを、このガリラボに誕生させたわけです。

もうあれから2年経ちます。早いものです。

Webの駅のアライアンスのカタチは、2年後にどうなっているでしょう?
ノットワーキング塾は新しいステージに昇り、ガリラボの手はすでに離れ、独自の新しい
カタチへと相転移していきましたが、そういった次元にまでアライアンスの方も発展して
いってくれればと願っています。
  

2010年3月8日月曜日

Webの駅メンバーほぼ全員集合

今日は16時より熊日新聞夕刊のLABO(ラボ)のコーナーの取材がありました。
ガリラボで活動しているWebの駅サポート室(うちわEBI’s)のメンバーを取材するためです。
この記事は3月13日(土)の熊日夕刊に掲載される予定です。
 
約1時間の取材の最後に撮ったのが下の写真。
 

 
現在活動しているメンバー(M2佐藤、B4中村、B3森、冨田、興梠)と、昨年までのメンバー(B4松尾、藤本)、そして新メンバー(B2戸高、大塚、宮下)を迎えての集合写真となりました(数名ほど都合でおりません)。
うちわEBI’sは、この4月にその形態を大きく変化させ、新しいスタイルでWebの駅のサポートを試みていく予定です。
そのキーワードはアライアンス
取材後、2時間以上、上の写真のメンバーでアライアンスについての打合せを進め、新しい体制の大枠は決まりました。
詳細については今後打合せを進めていきますが、4月12日にはリニューアルなった新しいサポート室をお見せできるはずです。
 
それまで大変な準備と作業が必要になると思いますが、メンバーの頑張りに期待したいと思います。

教職員研修

本日は午前中は2年戸高が自主勉強会にでてきて、ひとりでInDesignを学習していました。
戸高の使うPCからのマウスとキーボードの静かな音が流れてくるだけの落ち着いた研究室で私は午後の研修の準備を行っていました。
 
午後の13:30から、キャリアセンター主催の全教職員向けの研修でした。
テーマは「キャリアデザイン教育の現状と今後について」というもので、今年度のキャリアセンターの取組の総まとめを行うものでした。
 
MOREの1年生とCCAの4年生からの報告および彼等を交えてのパネルディスカッションで中身の濃い90分でした。


学生2名を迎えてのパネルディスカッション
 
会場には教職員だけでなくMOREの1年生6名とCCAでもある4年松尾が参加しておりました。
学生を巻き込んだ形でのこういった研修は大学としてはたぶん初めての試みではなかったかと思いますが、登壇した1年生、4年生がしっかりしていたおかげで非常に実りのある議論ができました。
 
最後に米澤学長に総括してもらいましたが、今回の研修内容について十分に満足してもらったようでした。


終了に際してのコメント(学長より)

これで私のキャリアセンター長としての仕事はすべて終了しました。
キャリアセンター絡みでは、外部資金申請、シンポジウム開催、学生との協働の仕組みの構築、FDの企画と実施とほぼ1年間ずっと走ってきたので、すべてが終わって若干ながら燃え尽き症候群気味となっています。
この間、ずいぶんとガリラボの学生たちには協力してもらったように思います。
この場を借りて感謝の意を表したいと思います。
少しだけ休憩して、今度は、4月から始まる学術情報メディアセンターの仕事について構想を練っていきたいと思います。
今度はこっちの方でガリラボの学生たちの協力を仰ぐことになるかもしれません。
 

2010年3月6日土曜日

卒業判定

昨日、4年生の卒業判定結果が掲示されたようです。
 
ガリラボ06ゼミ生は結果はどうだったのでしょうか?
気になったので午前中に全員にメールしたら、午後から夕方にかけて
次々に「サクラサク」的な合格(卒業可)の連絡が入りました。
まだ全員からはもらってませんが、少しだけですが気になっていたゼミ生たちからは
全員もらったので、たぶんゼミ生全員無事に卒業できるものと思います。
 
06ゼミ生は公務員浪人を一人しますが、全員の進路が確定できました。
数値的に言えば、わがゼミだけは100%の就職率となるんです。
今年度は厳しい就職氷河期となりましたが、曲がりなりにも全員の進路が決定したことは
大したものだと思います。
 
就職も決まり、そして本日で全員の卒業も決まりました。
とりあえずこれで、気楽に、3月13日の卒業式に出かけることができます。
 

2010年3月5日金曜日

前期入試合格発表

今日のガリラボは、午前中、M1吉本とのゼミ。本題についてはおおよそ出来上がってきたので、その話より雑談の方にたくさんの花が咲いたゼミでした。
吉本さんも、昼間にこうやってゼミができるのも残り僅かになってきました。

13:00からは3年の小田原と上村と卒論についての相談に乗ってました。
最終的にこのチームは盛下を加え、3人で活動していくことに決定。
これで4月以降の活動チームが決定しました。
  1班 門前(班長)、迫中、平野
  2班 興梠(班長)、植田、冨田
  3班 森(班長)
  4班 小田原(班長)、上村、盛下
  5班 前田(班長)、有働
4月最初のゼミで企画書と計画書を提出してもらうことになっています。
今度はどういった卒論になるのでしょう。
先が見えませんが、それだからこそ楽しみです。

午後遅くに、4年中村が顔を出しました。
本日、卒業決定者のリストが掲示されるということでした。
まあ、ガリラボの4年生は全員大丈夫だったと思います(たぶん)。
 
 
ゼミ生以外には、本日もMOREの1年生が2名お昼前にやってきました。
前期入試の合格発表の現場に出向くためにです。
 
本部棟前には報道陣もたくさん集まっていたようです。

 
13:30に合格者が掲示され、受験生が一斉に掲示板に駆け寄ります。

 
さあ、ここからがMOREの二人(村中、木村ペア)の活躍の場。
ミニホワイトボードとデジカメを片手に、合格者への突撃インタビューをやってきたんです。
合格した気持ちをボードに書いてもらい、それを写真に収めてきていました。
何に使うかというと、4月以降のキャリア形成論などで使用するコンテンツなどのためなのですが、いやまさか合格者への突撃インタビューまでやるとは思いませんでした。
驚きました。
大学での生活を有意義に過ごすには原点を振り返り、合格したときの気持ちを思い出すことが必要だということらしいです。
この写真をMOREのメンバーがキャリア形成の講義などで使用することになるのでしょう。
 
それにしてもこの発想と軽快なフットワークが大変素晴らしいですね。
 
MOREと言えば、今日はお昼過ぎに、あるMOREメンバーのお母さんから電話を来ました。
苦情の電話ではありません。
ある市役所の方で、ある予算が通過した場合、手伝ってもらえないだろうとの仕事の打診でした。
詳しい話を聞いてから返事をするつもりですが、それにしても「弱い紐帯の強さ」にびっくりさせられます。
ほんとに、世の中、どこでどうネットワークが接続されていくかわからないものですねぇ。
 
 
1年生たちがガリラボのリソースを利用してこんなに活発に活動しているのです。
ガリラボの正規ゼミ生のみなさん、1年生などに負けず頑張りましょう!

2010年3月4日木曜日

お裾わけ

2月14日にOGからもらった下の奇妙な顔のチョコレートがなかなか減りません。
他のお菓子があるからかもしれませんが、それ以上に、この顔カタチが影響していることは想像に難くありません。
このままテーブルを占拠されているのも困るので、名残惜しいのですが、お裾わけすることにしました。
 

 
打合せに来て他のお菓子に手を出していた事務局職員さんに、親しい別の職員さんにこのチョコをもっていってもらいました。
相手は私とほぼ同年代の男性職員です。
その方から、お礼の電話がかかってきたことは言うまでもありません。
 
人からもらったチョコを横流しして、感謝をされましたが、果たしてこの行為は倫理的に許されるものでしょうか?? ^^
 
 
本日のガリラボは、顔をだしたゼミ生は3年の森だけでした。
作業のために来ておりましたが、卒論についての相談を受け、そのことについて少し話をしました。
計画していることがうまくいくかどうか微妙なようです。
夕方には戻っていきました。
 
今日活動していたのはゼミ生ではなく、MOREの1年生たちです。
午前中からやってきて、夕方18:00前現在、まだやっています。
今日は全部で4人でしたが、4人で雑談をしながら、その合間に4月に向けての作業をしておりました。
コミュニケーションが豊富で大変良いことだと思います。
 

 
雑談の際は私も加わって、来年度の活動計画などを話したりしてましたが、毎度のことですが、彼女らのパワフルさにはほんと驚かされます。
 

つけまつげの話

昨晩のKW塾から、メインのテーマに入る前、全員が揃うまでの間の時間調整に各自が持ち寄る話題についてショートトークをすることになりました。
 
記念すべき第1回トークは、ガリラボOG(04ゼミ生)の井口です。
選んだ話題は「つけまつげ」でした。
つけまつげとは、「付ける」「まつげ」のことだという驚きの事実で塾生の気持ちをわし掴みにして、つけまつげにまつわる様々な話題となぜこれほど流行しているのかその原因を解き明かしていきました。
 

 
ほとんど知らないことばかりだったので、非常に面白く、興味深いものでした。
その割にはほとんどを忘れてしまいましたが、人気NO.1は100円ショップの製品だということはなぜか覚えており、ダイソーの実力を知った次第です。
コンビニの売れ筋チェックは現代の食文化を知るのに良いでしょうが、ダイソーの売れ筋チェックは、現代社会の生活を読み解いていく上で非常に重要だと思いました。
日用品の動態として、卒論で取り上げてよいぐらいではないでしょうか。 
  
 
「つけまつげ」を切り口として、現代社会を読み解いていく井口の饒舌な語りに、皆で熱心に聞き入っておりました。
 


ただし、院OBの黒田が持参したたこ焼きを食べながらでしたが・・・

 

2010年3月3日水曜日

学びのスキル

本日は、毎月開催している、研究室を場所として提供している私塾(KW塾)の集合日でした。
夕方テニスをやっていたので、汗をかいたまま研究室に戻ってくると、すでに2名ほど集まっていました。
2名はいずれもガリラボの院生と院生OBでしたが。
早いものでこの私塾を始めてもう2年が経とうとしています。
狭い部屋でよくも2年も持つものだと思います。
ただ、大昔はもっと狭い所でやっていたでしょうから、まだまともな環境なのかもしれませんが。^^
 
本日は私を除くと、全部で5人の参加者がありましたが、社会人になっても、自主的に、時間を
削って大学の研究室にやってくるということをどう考えればよいでしょうか。
今現在、学生で、大学に来ることが普通というか、半ば強制的に来ないといけない状況にあるゼミ生には、
これがどういうことか想像できるでしょうか。

社会人が自由な時間を削ってまでやってくること、これがどういうことかを深いレベルで想像してほしい。
そのことは、自分が学生であることの意味を考えることに繋がるはずです。

勉強って、学びって、外の環境変化に適応して生き残っていくためにあるんです。
ゴキブリのような強力な環境適応力を持たない人間がこれほど繁殖し、様々な環境で生き延びているのは学習能力を持っているからに違いありません。
学んでいく社会人は、リストラなどとは無縁でしょう。
リストラとは逆のことが、むしろ起こるのではないかとさえ思うぐらいです。
 
慣れるまでは大変なのですが、みなさんできるだけ学びに向かっていきましょう。挑戦していきましょう。
 
実は、本日から、2年生の戸高は独自にInDesignの学習を始めました。
(出入りしているMOREの1年生は分厚い本でFlashを独学で勉強を始めています)
別にInDesignでなくてもいいのです。
何を学ぶかではなく、学び方を学んでいくことが重要なんです。

もっとも事を始めても、その後の継続性が非常に大事になります。
よくこのブログにも書いていますが、継続・・・これがなかなか難しい。
ほんとに難しい!
しかし、その困難をクリアし、継続に成功して、InDesignを自分のものにできたら、それからはきっと他の新しいことにも挑戦できる学びのスキルを身につけることができるしょう。
そうなったらシメタものです。
 
そういったことこそが、学生時代に身につけるべき大事なスキル(学びのスキル)だと私は思います。
 

MOREな一日

本日は朝7時前には研究室に到着し、黙々と研究室の広報のための
情報発信作業(Webへのデータアップ)をやっていました。
 
非常に静かでしたが、お昼前になって3年生(森、植田、興梠)が1年間の
活動をまとめる雑誌制作の打ち合わせにやってきました。
静かに、しかし着実に打合せが行われているようでした(たぶん)。
 
そんなとき、突然、4年の広瀬が久しぶりに顔をだしました。
研究室の本の返却に来たものです。
卒論の指導も最後はほぼメールでのやり取りだったので、ほんとに
久しぶりの再会でした。
懐かしささえ感じるほどの再会だったと思います。
 
午後になるとMOREの1年生たちが大量にやってきました。
6人ぐらいはいたでしょうか。
それがまあ元気のあるんです。
研究室を荒らしまわるといった表現もできそうなぐらいでした。
 
15:00頃、4年松尾がでてきましたが、私はそのまま会議にでかけ、
事務局の職員さんと一緒に研究室に戻ったらまあ熱気の凄いこと。
暖房も入れてないのに、蒸し暑ささえ感じました。
 
今後、特に4月以降、どうなるのでしょう?
よくわかりませんが、なるようになるんだと思っています。
ほぼ開き直っております。
 
 
今夜の研究室は、毎月定例のKW塾です。

2010年3月2日火曜日

ガリボイス2009終了宣言

ガリラボは本日は大変ひっそりとしています。
昨夜のせいで頭がボーとしていますが、黙々と作業できるおかげでかなりはかどりました。
3月8日にMOREの学生たちとのコラボで実施する教員研修で配布する
ペーパー版の資料作りがほぼ終わりました。
後は、これをパワポにするだけです。すぐに終わるでしょう。


ほんとほとんど誰も来ないのですが、大きな出来事が実はありました。

3月を迎え、停滞気味であった3年生のゼミのサブプロジェクト「ガリボイス2009」の終了宣言をしたのです。

ガリボイスのリーダーである3年上村にそのことを伝え、上村が、
  ガリボイス卒業式!!
というタイトルのメールを全員に流し、これで約1年にわたって行ってきたガリボイスは正式に終了しました。
この間、私の把握している範囲で35件が読者欄に掲載されました。
毎月2,3件の記事が掲載されたことになります。
なかなかの成果だったように思います。

しかし、やっぱり1年は長い。
最後の方では、当初のガリボイスとしての体裁を成していなかった。
そういった状況だったので、彼ら自身に悪影響を与えてしまうと判断し、終了宣言に至った次第。
面白い取り組みでも、長期間になると継続はほんとに難しいものです。
このブログももう半年ほど続けてますが、ほぼ毎日継続するにはそれなりの計画性と努力とが要求されます。

ガリボイス2009を経験した3年生は、4月からは新4年生になりそこから約10ヶ月間に渡る卒論に向き合うことになります。
これも長い。しっかりと自己をコントロールできないとモチベーションの維持できなくなるでしょう。
ガリボイス2009で少なからず培った継続性を武器に卒論に向かっていってほしいと思います。

方向を見失いそうになったら打診してください。
手厚く、厳しくフォローをしていきますので。
その点は心配なく。