2021年6月30日水曜日

オンラインでつながる/揺らぐ固定観念

Artractのメンバーが地道に作成していたガラシャ様の塗り絵が、玉名市の病院内で利用されていることに気づきました。
#おうちで美術館の検索でヒットしました。
本田医院さんがどういったところなのか全く知りませんが、地道に真摯に取り組んでいると、いつか誰かに見ていただけるのだと思います。


別件ですが、今朝の熊日に「揺らぐ固定観念」なる記事が掲載されていました。
コロナ禍は文化、芸術に多大な影響を与えています。
その多大な影響は、エンゲストローム流に言えば矛盾のエネルギーになって新たな活動を生み出していくわけですが、文化・芸術においてまさにそれが起きているのかもしれません。

揺らぐ固定観念・・・生で鑑賞しなければというのはアフターコロナの時代には違う意味になっていくだろうと思います。
それはたぶん大学も同じで対面の授業は前と同じ対面の授業ではありえないでしょう。
もし同じことをやっていたらおそらく衰退の道を歩いていきそうです。
おそらく美術館も同様かもしれません。
実際に鑑賞することの意味をきちんと考えないといけないことを、今回のコロナ禍は示唆しているのだろうと思います。
この記事を読みながら、Arractが始めようとしているYoutubeチャンネルでは、生の拡張としてYoutubeライブなどの活用があってもいいかもしれません。
オンラインで「生」が無理な人たちに「生」を届けていくようなことができるとよさそうです。
コロナ禍は、美術館という社会のサードプレイスを破壊してしまいました。再構築には、新しい道具が必要です。
Artractメンバーは、こうした問題意識を持ち、徐々に理論構築していって、今の活動の意味を明確にしていくことを期待しています。
美術館の方々にお会いするときには、自分たちがやっていること、やろうとしていることを理論をバックに堂々とプレゼンしよう。


2021年6月29日火曜日

整理整頓:初代Artractが残していったファイル群

いつもと違い何故か4時過ぎに目が覚め、思い立ち読書をしていたのですが、5時になったら熊日電子版を開きました。
熊日は、朝5時にその日の朝刊が閲覧可能になります。

クリックして1面が表示され目が留まったのが見慣れた方の写真。
県立美術館の宮尾館長が大きく掲載されているではありませんか!
驚きました。
そしてまた驚いたのがタイトルです。
  岐路に立つ美術館~県美45年
と、刺激的なタイトルです。「存在意義 見つめ直す」なんてことも書いてあります。
寝ぼけていた私には刺激が強すぎました。


4面の記事も読みながら、先日、美術館の課長さんから連絡があったことを思い出しました。
初代Artractのメンバー(リーダーOG(16)岡林)たちが大学1年生に取ったアンケートについて改めて内容確認のメールが届いたのです。
この特集記事に絡んで、岡林たちの調査結果を確認しておきたかったのだと理解しました。
その内容については、もちろん、私自身の記憶は完全に消えていたので、岡林たちが残していった共有フォルダを調べました。
すぐに目的にするファイルが見つけ出せました。
岡林たちは、卒業する前に、使用していたすべてデータを整理していってくれていたのです。
見つけたアンケートデータ原本や報告書を見ながら、課長さんには詳細をお伝えすることができました。

データの整理は非常に大事ですねぇ。つくづくそう思います。

ちなみに2代目Artractもそのあたりはしっかりしていて(この時まで研究室内のNASで共有)、さらに今の3代目ArtractではTeamsを使って共有しながらき、情報を整理してくれています。すぐ忘れる私としては非常に助かります。^^
情報をきちんと整理していくのはどんな仕事でも基本。特に周囲と連携して仕事していくのに不可欠なものです。
ガリラボでの活動は(全員ではないでしょうが)整理整頓の基本についてのトレーニングにもなっているように思いますが・・・、どうですかね、卒業生のみなさん?



2021年6月28日月曜日

広報紙9号発行/白亜祭への不参加

お知らせ(その1)広報紙発行
本日、広報紙9号を広報部(部長4年(18)高田)が発行しました。
在学生及び卒業生からの寄稿がたくさんです。私(津曲)も寄稿しています。
卒業生は、OG(17)川上、岩奥、園田が「社会人1年目」のコーナーに、またOG(16)川上とOG(M08)佐藤が「卒業生の今」のコーナーに登場しています。
ゼミ長経由で卒業生にも案内が届くと思いますので、時間をみてじっくりとご覧ください。

お知らせ(その2)白亜祭への不参加
今年は、大学の白亜祭は実施予定ということですが、ガリラボからの出展はしません。
昨年は白亜祭自体が中止だったのですが、ゼミ内の白亜祭実行委員会は組織しており(第11代実行委員長OG(17)河野 ガリラボ通信2020/6/16)、今回は委員会自体を組織しないことにしました。
思えば、2010年に、今のグローカルセンターの軒下を借りて、研究室が研究成果を学園祭で公開するという取組みをスタートさせたのでした(ガリラボ通信2010/11/13)。
大学の学園祭と言えば、研究室が自分たちの取組を公開することがあって当然だと思うのですが(東大の学園祭「五月祭」には学術企画というのがあって、東大の第一線の研究に触れることができます。私は高専に勤務していたのでその時の学園祭も各学科から色々な工夫した実験を出展して来場した子どもたちを喜ばせていました)、当時は(今もその傾向はありますが)県大ではそうした取り組みはされていませんでした。
それで挑戦しようと思ったのです。
成果の公開が第1の目的でしたが、それから派生した副産物が意外に重要になりました。
ガリラボとして白亜祭に参加することで、祭りの場にガリラボという居場所があり、それが卒業生が大学に立ち寄るきっかけを作り、その結果、ガリラボの縦のつながりを強化することに役立っていたように思います。
ガリラボは縦の関係が強いゼミですが、それは在学生の様々な取り組みや工夫の集積の結果でした。

さて、どの研究室も参加していない中で、ドキドキしながら取り組んだ12年前。
それから随分と時が経過しました。
残念ですが、ガリラボの白亜祭の歴史も今年でひとつの区切りをつけることになるかもしれません。
色々なものが「終わり」を迎えていきます。涙


2021年6月25日金曜日

19ゼミCM制作優秀チーム/ひのくにワークショップ2021スタート

19ゼミ生のCM作品の発表会は先週でした(ガリラボ通信2021/6/18)。その際の全員の投票で決まった優秀チームが発表されました。
最優秀は、「勇者御一行」チームでした。
チームの3人(3年(19)鎌田、村上、大森)に幹部が準備してくれた表彰状と副賞を渡しました。

ガリラボ恒例の「ひのくに殺人事件(?)ワークショップ」が今日からスタートしました。
18ゼミ生の役者陣に19ゼミ生の取材陣が挑みます。
今日はこのワークショップのスタートとなる記者発表の日。
独自の会場設営を19ゼミ生がやっていました。19ゼミ生の環境づくりは見事だと思います。
人は、自らが環境を整えることで、状況を作り出し、それに適応していく存在です。
ワイクという社会心理学者は、それを人は「イナクトされた環境に適応していく」と表現しました。

13:30から会見に署長が登場。署長役は4年(19)宮川です。
19ゼミ生4チームからの質問に前半は冷静に答えており、見事な役者ぶりでした。
ここ最近の署長役としてはもっとも優れていると思いました。

取材に挑むの4チームは以下の通り。
肥後日日新聞チーム。社会人の雰囲気を作るため、服装を揃えてきていました。
週刊ダストチーム
女性ナインチーム
週刊文秋チーム

記者会見の場づくりをやったり、また取材陣としての服装を整えたり、与えられた課題を実質化していくために、こんな感じで取組んでいく19ゼミ生の姿勢はすごくいいですねぇ。
前回のCMづくりのときの赤い人たちも良かった。
環境を作り出しながら、自分たちをそれに適応させて楽しくさせていく。
与えられた課題をただこなしくよりも、(大変になりますが)むしろ攻めていくことが楽しくなるためのコツだと思います。
最近だと13ゼミ生が活動していた頃を思い出します。

取材も面白かった。女性ナインチームの質問は際立っていました。
次々に繰り出される秀逸な質問は、ビジネスライクに対応していた署長の態度を最後は崩してしまい、署長が辛党だけど実は「オムライスが好き」という事実まで引き出してしまうほどでした。笑

優れた取材(問い)は、聞きたいことを聞くだけでなく、相手が言いたく無くないことも言わせること、さらにその時までは考えてもいなかったことを言わせることでしょう。
そうしたことがスクープとなっていくわけですが、取材に関わらず、優れた問い、そしてそうした問いを立てていく能力は、新しいことを生み出していくのに不可欠な能力です。
新しい環境を生み出す能力なども含め、真面目で優れた人材が19ゼミ生には集まっているようです。これから楽しみな集団です。^^


2021年6月24日木曜日

OG(17)園田からの便り/活動のモデルにさせてもらった方

卒業生OG(17)園田から便り(LINE)が届きました。
西日本新聞に掲載された広告に掲載されたそうです。現在福岡での勤務ですが、その店舗に取材があったとのこと。

CMにも登場していました。

掲載されたことを教えてくれた後、
仕事は毎日社会人という壁にぶつかりながらも、刺激的な毎日を送れていることはすごく有難いことだと思い、過ごしています。
人にも恵まれ、その人たちに頼りきりにならないように、1年後には成長出来た自分になれるように努力をします

とのメッセージを添えてくれていました。コロナ禍で卒業していったゼミ生たちでした。
元気に仕事をしているようで、よかった。
せっかくのことなので、園田の笑顔で他の同期のゼミ生も元気になるだろうと思ったので、この場で紹介しました。

・・・・・・・・・・・

話は変わりますが、ジャーナリストの立花隆さん亡くなったそうです。

東大で講義をされていた頃(1990年代後半だったような)、学生たちと「調べて書く」という企画を立てられ、本作りをされていた。
色々な人の20歳の頃(取材する学生たちと同年代だった頃)に何をやっていて何を考えていたのかを取材しまとめていく取り組みだった。
色々な大人が20歳の頃に何を考えていたのかを取材し、自分たち(学生たち)の参考にしたようということだったと思います。
その取り組みが「二十歳の頃」という本になりました。
これがすごく気になり、いつかうちのゼミでもやりたいと思いつつ時は過ぎ(ガリラボ通信2013/9/23)、積極的だった13ゼミ生に話をしたら、すごく賛成してくれて、2015年に立花さんの取り組みを真似した活動をようやく行うことができました。
その時作った本が「どりぃむ」です(ガリラボ通信2016/2/25)。
 思い出深い本です。

本作りに限らず、立花さんの著作から多大な影響を受けました。この方の本はほとんど読んでようにも思います。その中でも一番記憶に残るのは「サル学の現在」かもしれません。

今朝の熊日に立花さんのことが掲載されていました。

まさに「知の巨人」と言える方でした。

 

2021年6月23日水曜日

2週間後の高瀬裏川

会議で玉名市に出かけたついでに裏川の様子を見てきました。
ご覧の通り、花しょうぶの花はすっかりなくなっていました。
2週間前、撮影に行ったときはまだ咲いていたのですが(ガリラボ通信2021/6/8)。

裏川の堤防の反対側、菊池川河川敷の方に目を向けるとご覧の通り。
マリーゴールドが綺麗に咲いています。
手入れが行き届いていて見事なものでした。

コロナ禍になりウォーキングにはまった私ですが(先日の日曜日は2万歩=13kmほど歩き回り=徘徊しました)、せっかくならば夕方の涼しくなったころに、こんなきれいな河川敷を歩いてみたいと思いました。


 

2021年6月22日火曜日

迷路とArtract、そしてYoutubeチャンネル開設に向けて

来月、迷路に関する展示が県立美術館で始まる予定です。それを受け、現在、Artractは迷路をテーマにArtractも活動を行っています。
昨日は、これまでArtractが作成し、ツイッターで随時発表してきた作品をひとまとめしたモーメント(ツイッターにこんな機能があることを初めて知りました!)として発表しておりました。
次はその一部のスクリーンショットになります。


さて、Artractの活動は次の段階に移っていて、これからYoutubeチャンネル開設に向け動いていくようです。
その最初が次の書籍を題材にしたものになるようで、本日、届いたばかりです。
これをどう使って、どういった動画に仕上げていくのか・・。
Teamsをコラボレーションのツールとして使い、全メンバーが協力してオフラインorオンラインの都合の良い形で作業していくようです。
こうしたスタイルが、アフターコロナ時代の作業の標準スタイルになっていくのかもしれません。


 

2021年6月21日月曜日

OB(15)村田の来室/ゼミ会議とArtract会議のこと

今日は夏至。Googleは次のイラストでした。このイラスト、どういう意味なのでしょう?


13時からは19ゼミ幹部会議。対面参加とオンライン参加を組み合わせた会議。
どっちで参加するか事前に尋ねたところ、3年(19)副ゼミ長の松田が真っ先にオンライン希望と連絡してきました。最終的に対面2名、オンライン2名となったのですが、会議を始める直前に松田が研究室にやってきました。
やっぱり対面で参加しますとのこと。
午前中、大学院の講義でOMOのことが話題に出ていますが、オンラインとオフラインが融合していく今後は、人はオンライン、オフラインを区別せず、自分の都合の良い方を選択していくようになるだろうとのこと。
松田の行動をみると、それがよく分かります。
アフターコロナの時代を率先して生きているのだろうと思います。

ゼミ会議で、新ゼミ生(20ゼミ生)12名の顔合わせの日が決まりました。
 7月9日(金)12:00@道場
この日に19ゼミ幹部主催で顔合わせの儀式(?)が開催されます。

その他についても諸々が決まり、幹部会議を解散してすぐに、突然、OB(15)村田がやってきました。仕事で大学に来たので、そのついでに立ち寄ったようです。
前回手ぶらでやってきことをガリラボ通信で暴露された村田でしたが(ガリラボ通信2020/9/29)、今回はその時のことをよく覚えていたようです。
前回、帰り際に飴玉を取って帰った行動を打ち消すためか、飴玉をおいて帰っていきました。
レジ袋を開けると、同じものが2袋入っていました。
村田らしい気がします。笑


村田騒ぎが収まった14:40から、Artractの会議。こっちもハイブリッド会議でした。
対面とZOOMで打ち合わせをしながら、途中、LINEグループで情報を提示し合い、さらにはTeamsでファイル共有もしながらの会議で、コロナ禍前とは会議のやり方が全然違う形になっているなぁと思いました。
アフターコロナの社会は、それまでは随分と違った社会になることは間違いなさそうです。




<おまけ>
今朝の熊日新聞に阿蘇でのバーチャルミュージアムのことが紹介されていました。
タマにゃんずに参考になるだろうと思い、紹介しておきました。


2021年6月18日金曜日

金曜のゼミ/ガリラボCM発表会(19ゼミ生)

 午前中はM2(20)アクストとのゼミで、現場に戻ってから研究に使う時間がなかなか取れずに大変なことがよく伝わってきました。ただ、これまでの院生みんなが通ってきた道なので、最終的には問題なくクリアしていくことでしょう。

午後は18ゼミ。オンラインですが、一部、編集作業をやる必要のあるメンバーは研究室からのオンライン参加でした。


19ゼミは、封印していた対面を再開。まん延防止措置が出てからしばし中断せざる得なかったガリラボCMづくりの発表会でした。

3年(19)川口ゼミ長が対面で進行していきました。

4チームが、作成したCM、そしてメイキング映像を発表していきました。
発表の風景と作成したCMを紹介します(メイキング映像はここではちょっと紹介できない内容だったので省略します。ただし、私も含め、全員が笑い転げていました。笑)

Dチーム:とろサーモンたこもなか


Cチーム:たかちゃんまんず


Bチーム:勇者御一行


Aチーム:心くんの下積み時代



各チーム、次の評価項目に従って採点をしました。結果は来週発表される予定です。
どのチームが1位となるか、予想してみてください。^^

・・・

CMの発表が終わってから、さっと気持ちを切り替えて次のシーンへ。
次週からの「ひのくに殺人事件(?)ワークショップ」の準備です。
新しいチームに別れ、19ゼミ生が打合せを始めています。
ひのくにワークショップは来週からスタートです。


2021年6月17日木曜日

見慣れない顔ぶれ

次はZOOMの画面で、1年前は珍しかったわけですが、今となっては当たり前で特に何も感じない画面となりました。
が、ガリラボのゼミ生にとって画面に登場している人たちは見慣れていない人ばかりだと思います。


実はこれは、3年生の幹部が、ゼミに応募してきた2年生の集団面接(のようなもの)を行っている様子です。
初めてこんなことをやりました。
今ここにいる学生たちが、津曲20(にいぜろ)ゼミ生となり、それが津曲ゼミとして最後のゼミとなります。

明日、最後のひとりと面談するようです。
その結果を聞いて判断したいと思っています。^^


初めての試みでしたが、最初で最後の試みとなります(涙)。


2021年6月16日水曜日

OB(M06)小松からの差入れ

あいにく不在にしておりましたが、今日、OB(M06)小松が来室し、差し入れをしていってくれたようです。
現在、高校の管理職として多忙を極めていると思いますが、ガリラボにたまに立ち寄り差し入れをしていってくれます。

差し入れは居合わせた19ゼミ生でいただいたようです。

小松来室の報告と写真提供は3年(19)川口ゼミ長からです。


ところで、右の2人の男子学生をみて、昨日、19ゼミ生LINEグループのアルバムにアップしてあった衝撃写真を思い出しました。
次の赤い男ふたりはたぶん上の2人ではないかと思います。
19ゼミの男子学生たちは面白いです。笑 
真面目に不真面目を実践できる学生たちだと思います。
コロナの感染拡大で対面での活動を禁止したため、CM動画作成を1ヶ月ほど延期していたのですが、まん延防止適用が解除された今週から再開させたのですが、次の写真はその一部なのでしょう。

19ゼミ生は活動をアルバムとしてLINEグループに残していく方式をとっていて、これまでの活動の様子が随分と蓄積されています。日々の記録の蓄積は後に偉大な効果を発揮するはずです。



2021年6月15日火曜日

高瀬界隈に現れたタマにゃん

最近、タマにゃんのツイートへの反響が好調です。

花しょうぶ祭りがあるはずだった玉名市高瀬裏川での一連の写真の反応がいつもに比べて高めのように感じます。
次はそのひとつ。花しょうぶを眺めているタマにゃんです。100いいねを超えています。
タマにゃんと花しょうぶがうまく調和しているので思わず「いいね」を押しそうですね。

菊水堂さんで休憩している様子をご覧になった方から「行きます」とのコメントをもらったりして、タマにゃんも暑い中あちこちした甲斐がありました。笑


 

2021年6月14日月曜日

月曜日は3年生との会議

お昼過ぎ、19ゼミ幹部との会議。
今週のゼミ(CM動画の発表会)の段取りと、今後のことを色々と打ち合わせました。
Nコンのこと(今年のテーマは「あじ」らしいです)、ガリフェスのこと、ノートデザインの発表が9月にあるとのこと、そしてひのくにワークショップのことと盛りだくさんの話題でした。

非常に楽しい打ち合わせとなりました。

この後、Artractとの会議ですが、都合で私は欠席。事前に、次の2つの動画を紹介しおきました。

【10分で解説】「13歳からのアート思考」を世界一わかりやすく要約してみた

中田敦彦のYouTube大学【アートの見方①】アートの固定観念を壊した6人の芸術家


事前に動画をみておいて、それを踏まえてリアルな場での議論。これから先、教育現場でもよく見かける姿になるでしょうが、美術館などでもこうしたやり方を取り入れるのが普通になりそうにも思っていますが、果たしてどうでしょうか。

 

2021年6月11日金曜日

19ゼミ発表会/(12)尾堂夫婦からの報告

金曜はゼミの日。現状から基本的にオンラインでで活動しています。

午前中、M2(20)アクストのゼミ(初期報告会の振り返り)をした後、午後は4年(18)ゼミ。
4年ゼミは卒論に向けたディスカッションでした。
女子チーム(タマにゃんず)と男子チーム(カオス)に別れての議論では、チームカオスが随分と盛り上がっているようでした。
なお、今日の打合せで、最初の卒論の本格的報告会は7月2日に実施することになりました。


その後、19ゼミ。今日はノートデザインのオンライン発表会でした。
興味深いデザインばかりでした。
4つのチーム(KKT、寿司同好会、ブラック津曲の刃、KINOKO)から、コンテストの応募する代表として選ばれたのは
  KKT→3年(19)川口
  寿司同好会→3年(19)鎌田
  ブラック津曲の刃→3年(19)中西
  KINOKO→3年(19)岩生
でした。
なお、デザイン以上に面白かったのが、松田副ゼミ長発案のイラストレーターのコツをYoutuber風に紹介する動画の発表でした。
イラストレーターとはそういうものかというのがよくわかる動画だけでなく、極めて面白い動画に仕上がっているものまで14名色々で、ほんと面白かった。
次は、ZOOMで動画を配信するための川口ゼミ長と中西副ゼミ長が連携して裏方をやっている様子です。
テレビ番組配信の裏方スタッフを担当したわけですが、終わった後、すごく疲れたと話しておりました。^^  よく頑張りました。

・・・・・・

昨日のこと。OB(12)尾堂から、「先生、明日の夕方おられますか」と連絡が来ました。
もちろん在室していたのでOKの返事をしておきました。
可能性として2つの報告のどちらかだろうと予想して、待ってていましたら、約束していた時間ちょうどに2人(尾堂夫婦=尾堂と旧姓・坂本)でやってきました。
ゼミ生(左の赤枠)と私(下の赤枠)への大量のお土産を持参してくれてました。

恒例ですが、卒業生から差し入れの飲み物は1本30円です(集まったお金はガリラボの文化委員費となり、ティッシュや掃除用品の購入費とります)

さて、2人からの報告はおおよそ予想していた通りでした(昨晩、家内と話しながら予想したことでした)。
8月にベビーが誕生するそうで、(旧姓)坂本は今日から実家に戻るのだそうです。
それで研究室に立ち寄ってくれたわけです。

元気な赤ちゃんが生まれてくることでしょう。
そうなると尾堂が父親、坂本が母親になるわけで、大学1年生ときからこの2人を見てきた私としては感慨深いものがあります。

 

2021年6月10日木曜日

カーン・アカデミーをヒントに

明日は3年(19)ゼミ生の発表の日。

ノートデザインの発表、そして修得したイラストレータのスキルをユーチューバー風に動画で発表することも宿題になっています。
他で出来なかったで、その作成のために午前中、3年(19)横山、村上が作業をさせてほしいお願いをしてきたので、研究室での準備作業を特別に許可しました。
ほんと早くこういったことは終わりにしてほしいものです。

私は、本日予定していたタスクは動画作成と編集。
6月18日のキャリア形成論で8名の上級生の話をオンデマンド配信する予定で、前後の輪私の説明は早朝誰もいないときに終わらせたので、その後はすでにもらっている上級生の動画と組み合わせて編集するだけです。
その予定でした。
ところが、トラブルがあったようで1名から動画が届かず、夕方になりそうだということで、その部分だけ空けておいて他の編集は全て終わらせところで、以後の工程はその動画がないと進まないので、そこで今日はストップ。

予測困難な時代を生きていることを実感しつつ(笑)、急遽、予定を変更(涙)。
インプット作業に切り替えました。


先日読んでいたサルマン・カーンのカーン・アカデミーが気になっていて、再度読みました。

TEDでカーンの講演も視聴しました。次の映像は2011年の講演。

そしてこれは2015年の講演。

この2つの映像でカーンの本はおおよそ網羅しているように思います。

カーン・アカデミーを目にして、このアカデミーのやり方と美術館の課題とを結びつけるにはどういうアイデアがあればいいだろうかと、突然空いた時間を使って、そんなことを考えてました。
美術館というのは教育委員会の組織のひとつ。
子どもたちの教育に関わる重要な組織だと思うので、コロナ禍後の美術館を考える上でカーン・アカデミーの思想は強力なヒントになりそうに直観しているのですが、どうもまだもやもや状態で、うまく言語化できません。

2021年6月9日水曜日

コロナ禍終息への新たな段階?/ガリラボの新しい革袋?

ワクチン接種が少しだけリアルなものになってきました。
今朝の熊日新聞に、大学で大学生に対する接種する動きについて掲載されていて、県内では保健科学大がその先陣を切りそうです。
本学も接種に向けた動きを進めているようです。大学関係者のコメントが掲載されていて
  接種が進めば対面授業がメインとなり、大学生活は充実する。何としても確保したい。
とのこと。

このコメントを読み、まったく妥当な内容であり、その通りだと思いつつも、少しだけ違和感も覚えました。
どの部署の発言かでその解釈は変わりそうですが、感じたことは、オンライン授業の評判はかなり悪いということなのだろうかとか、接種によってコロナ禍前の状態を取り戻したいということなのだろうかとか等です。
あまり深い意味はないコメントだとは思いつつ、また本人はそのつもりでもないもののニュアンスを削りシンプルした結果、そのように読めてしまう可能性もあるのですが、なんとなく、
  対面授業の実施→大学生活充実
という因果関係が成立しているように読め、このことが違和感の原因だったと思います。
この関係が成り立つのかどうか保障の限りではありませんので。
もし成り立っているのであれば、コロナ禍前の大学生は大学生活が充実していたことになりますが、たぶんそんなことはなかったでしょう。
授業を休む、あるいは出席はしていてもほぼ寝ている状態の学生も中にはいたわけですから。

熊本地震では「創造的復興」という言葉をよく聞きました。
コロナ禍となり、もう1年半もの時間が過ぎているわけなので、この間、どこかではコロナ禍からの復興(?)に向けてのことが議論されているのだろうと思います。
そうでないと、対面授業をメインとなった時、「こんなはずではなかった」ということが起きそうですから。
コロナ禍終息後は、個人的にはコロナ禍以前の対面授業と完全に同じものはたぶん成り立たないように思っているのですが、どうでしょうか?


さて、今日の午後、10月か11月頃までは国民に対する接種を終えると首相が表明したことが速報で流れました。
それが実現すれば、後期からは全面的に対面授業に移行することも考えられます。
そうすると、対面での授業をしばらく経験してこなかった学生たちが大挙して大学で対面授業を受講することになります。
総合管理学部だと300名ほどの学生が350名定員の大ホールで、すし詰め状態で講義を受けることなります。
朝から夕方までその状態で受講することになったら・・・。
もちろん、そうならないようにどの大学でも工夫をするでしょうけど。
さて、今年の後期、果たしてどういった光景が繰り広げられ、またどんなクレームが飛び交うkとになるでしょうか。


新しい葡萄酒には新しい革袋を」という言葉があります。
コロナ以後はそれまでとは異なるニューノーマルに移行するでしょう。
新しい様式(葡萄酒)には旧来の対面授業(革袋)は馴染まないだろうと思います。
工夫が必要になるでしょう。
このことは、他人ごとではありません。
後期、大人数学生の授業を受け持つ予定なので、今からこの点を考えておかないといけないなと思っているところです。
速報が流れ、強くそう思いました。

・・・

そうした深刻な問題への準備とはあまり関係ありませんが、ガリラボ内も少し変化を加えました。
違いがわかりますでしょうか。
下の答えを見る前に、よくご覧ください。笑





熊本県の感染レベルがかなり高ったことから、ゼミ生のガリラボへの立入りもかなり制限をしていました。
この制限の影響もあり、ゼミの課題を変更することになったり、色々と大変でした。
が、来週からは熊本県へのまん延防止措置が終了する見込みから来週からはフルではありませんが、ある程度ガリラボを利用させようと思っています。
それで見渡しときに気になったのがマウスパッドです。
ボロボロになっています。
新しい革袋ならぬ、新しいマウスパッドの変えておきました。
ちょっと変わったマウスパッドです。
実際に触るとそれがわかるかと思います。





2021年6月8日火曜日

高瀬裏川でのロケ

今日、撮影のため玉名市高瀬裏川を久々に訪問してきました。
見ごろを少し過ぎたということでしたが、なんとかまだきれいに咲いてくれていました。

本日のロケ隊です。玉名市の精鋭たちです。^^
それに私も加わり、3人と1匹(?)で、タマにゃんずから指示された動画や写真を撮ってきました(タマにゃんずメンバーは今回は自粛です)。
上の写真で私が立っている位置は通路になっている所です。しょうぶを踏み荒らしているわけではありませんので。念のために。^^;

16本の動画と25枚の写真を撮ってきました。今後、Youtubeやツイッター投稿用になるはずです。動画は2,3分程度のものになると思いますが、すべてを撮り終えるのに2時間ほどかかりました。

撮影を終え車に乗り込んだら、外気温を示す温度計は35℃を指していました。
暑い、暑い、1日でした。