2010年9月30日木曜日

研究室ドアの変化

昨日、研究室のドアにちょっとした変化がありました。

「何をしに来た?」と「で、どうだった?」との問いかける張り紙がしてあります。
昨日から始めたものです。

私の似顔絵(これは3年の大塚によるもの)が描かれていますが、私が
始めたのではなく、4年の森が卒論の一環として、同期/非同期コミュニ
ケーションの中間的性質を持つメディアについて調査研究するためにお
いているものです。

ガリラボにやってくる皆様、森の研究にご協力をお願いします。



ただし、上の写真を見てわかりますが、どうも書く人のことを考えておいてない。
今朝一番にやってきた3年宮下はしゃがみこんでいますが、かなり書きにくい。
障壁を作り出してしまっています。
相手の行為を促し、それがアーキテクチャとして作動するようにするには、そこに
不自然さがあってはいけません。
この点について、改良の余地が大いにあります。
利用者の立場になって考える(いわゆる、大人の思考ですね)・・・身につけたいことです。
 
昨日は、映像チームの追加撮影もありました。
どうなったのか報告をまだ受けていませんが、どうなったでしょう?
下の写真は9月27日(火)のものです。
扇風機を使って、写真をばらまくというシーンに挑戦していました。
 


2010年9月28日火曜日

映像コンテスト:追加撮影

NHK大学対抗映像コンテストチームの追加撮影の日です。
 
代表の大塚のこだわりなのでしょうが、エンディング部分を今以上に
パワフルにしたいからのようです。
写真を扇風機で舞わせるようなシーンも撮りたいと言ってました。
 

 
どんな映像が出来上がるのか大変楽しみですねぇ。

体中に記録写真を張り付け、撮影準備中のメンバー

 
主人公の岩本が窓際に立っていますが、その理由は簡単。
クーラーの目の前に立っているのです。
スーツ着て、その上から写真で覆っているので、着ぐるみをきているような
もので、かなり暑いとのことでした。
 
このチームの暑い戦いはもうしばらく続きます!

天高く

昨日の雨が上がり、ここ熊本は良い天気になっています。
落葉・紅葉が始まる本格的な秋を前にして、キャンパス内で見上げた空は
秋の気配を実感させるかのように大変高いところにありました。
良い季節になりました。
 



本日のガリラボでは、3年の映像チームが追加の撮影と完成に向けた
最終調整をやることになっています。
この夏のすべてを、わずか90秒の映像に賭けた、大塚を中心にしたこのチームに
エールを送りたいと思います。

真面目にこの活動を追っていけば、面白いドキュメントになったのでしょうが・・・
  

2010年9月27日月曜日

迷ったら難しい方を選ぶ

夏休み最後の週の初めとなった本日は、大変涼しく、外は真面目な雨が降り続けていました。
(まるで梅雨時かのように、昼ぐらいには、研究室前の廊下には傘がずらりと並んでいました)
 
午前中9:00過ぎには4年生の迫中が卒論の作業にやってきました。
昨日、卒論に関する今後のことをメールで全員に送ったのでそれで焦ってきたと言ってましたが、
他のゼミ生はどんな感じでしょうか?
順調に進んでいるでしょうか?
気になります。
 
同じく午前中には2年の谷、村中がやってきて、そして午後には本多もやってきて、企業調査に
ついてのMORE関係の作業を行っていました。
みんな夕方までやっていましたが、お昼過ぎ、会議から帰ってきたら谷と村中は奥のPCの前に
倒れて(熟睡?して)いました。
やっぱり疲れますよねー
通常の講義のある頃より、はるかに研究室に来ているのですから。

3年の映像チーム(大塚、小西、田上、岩本)も朝から徐々に集合し、最後の詰めの
打ち合わせをやり、編集の最終調整をやっていました。
あと、少しになっています。
あと少しですが、妥協せず、最後の最後まで粘って編集してほしいと思います。
映像チームは夕方までやっていて、最後は声のトーンが弱々しく、疲れ果てているようでした。

夕方になって3年谷口が現れました。ゼミ新聞の編集のためです。
発行は10月中旬の予定です。

 
夏休み中も、それぞれがタスク(課題)を抱えており、それをちゃんとこなしていることが
大変素晴らしいと思います。
この自由な夏休みのおかげで、通常の講義期間とは比べ物にならないほどに多くのゼミ生と
長時間接することができ、繰り返し接する中で、親しくなるのはもちろんのこと、こちらも色々と
勉強させてもらいました。
時間があるっていうのはほんと貴重です。

本人の承諾なしに掲載しますが、2年生がこんなことを言ってました:
 
  学生のする事と割り切るかそれ以上を目指すかは自分次第。
  なら、それ以上を目指したい。
 
自分の活動への意気込みの表れでしょうが、これを読み、仕事の流儀プロフェショナルが
放映されていたころに幾人かのプロフェショナルたちが言ってたことを思い出しました。

  迷ったら、難しい方を選ぶ

アートディレクターの佐藤可士和氏がその代表ですが、このことと似ているように思います。

難しい方を選ぶというのは、重い責任を自らが引き受けるということです。
私自身がどっちを選ぶかは微妙なところですが、たまにはそういった選び方をすること
がある、と書いておきたいと思います。

さて、ガリラボゼミ生のみなさんの場合、どうでしょうか?

最後に、昨日のNHK大河ドラマ龍馬伝を見て非常に心を動かされた言葉をここに「記録」として
書き留めておきたいと思います。

   百万の大軍、恐るるに足らず。
   恐るるべきは我ら、弱き民、ひとりひとりの心なり
                   by 高杉晋作(龍馬伝)

いかがでしょうか、上で綴ってきたコトバと幾分か重ならないでしょうか?
 

2010年9月26日日曜日

後期に向けて~特に卒論を対象に

ガリラボと直接関係はありませんが、昨日と本日の2日間、AO入試でした。
この入試で合格した人がガリラボにもたくさんはいるのではないかと思います。

そんなAO入試で昨年合格し、MOREとして精力的に活動している1年生からお昼ごろに私宛てにメールが
来ていました。
メール内容はさておき、1年生から活動的で、やっていることは大変なのですが、充実していてきっと
大学を楽しんでいるのではないかと思います。
 
 
唐突ですが、キャリアフォリオには受験を突破し、大学に入学したときの気持ちを
書くシートが あります。
MOREの学生たちが設計したシートです。
全員が利用することはないにしても、初心の記録を促す環境管理型のツールとしてある一定の
パワーは 発揮していることと思います。

さてさて、今週金曜日から新しく後期が始まるわけです。
区切りのよい時期です。
良い機会なので、ゼミ生たちには後期の目標でも書いてもらうのもいいかなと
思いますが、どうでしょうか。
アンジェラ・アキが言ってた、あるいは桜木花道をやってた目標を実現するための
有効な方法です。
できれば、それをキャリアフォリオに挟み込でんでおいてもらいたい。
そして、そのコピーを自分がよく見るところにおいておき、「見える化」しておくと
よいでしょう。
無意味である可能性がないことないのですが、ゼミ生のみなさん、試してみてはどうでしょう。
 
  
ところで、数年前、卒論の開始時、4月の時点で、4年生に向けて
  すべてはラストの感動のために
とのキャッチコピーを使ったことがあります。
そのころのプロ野球セリーグが使っていたスローガンを拝借したものです。
ゼミ生の反応は今一つだったように記憶していますが、でもこれは、人が成長して
いく上で大事なことです。
目標を立て、「長期間」に渡り苦労しながらその目標に向かって進み、そうして
目的としていた目標地点に到達できたとき初めて深い感動は味わえるものです。
楽して到達した目標など感動とはまったく無縁です。

10月になると、卒論はラストスパートに入ります。
感動を味わるほどに、これから全力でスパートしてほしいと思います。

問題があって、それを自分の力で解決していく能力ってユニバーサルなものです。
それって社会人として仕事をしていく能力に他ならない。
そんな大事な能力です。それを今鍛えないで、いつ鍛える。

そんな気持ちで残りの期間をがんばってみましょう。

10月16日(土)には中間報告会が待っています。
4年生からの報告を期待しています。
 
----

この話を凝縮したものを3年生の映像チームは作成しているはずです。
こっちは残り4日間になりました。
ダリー、メンドーなるコトバは自分の成長を抑制するウィルスのようなものです。
そんなウィルスに負けず、死ぬほど考えて抜いてみましょう。

                 すべてはラストの感動のために、です。
 

2010年9月24日金曜日

家庭→学校→会社→家庭

今日のガリラボは、午前中にきくりん人のメンバーが打ち合わせに
来ていました。
2年の志柿、緒方、松崎とM1松尾の4人です。
私は会議だったため、どういった話になったかはまだ把握していませんが、
楽しく活動を展開しているようなので、うまくいっているのだと思います。
一度、打ち合わせに参加しようと思いつつ、会議とぶつかっているために
参加できないのが残念。

午後1時から4時までは会議で研究室を不在にしました。
その間、久しぶりに研究室にカギをかけました。
非常に珍しいのではないかと思います。
だいたい、ここ数か月、私が出勤した平日は、朝8時から夜22時ぐらいまで
カギをかけた記憶がないのです。
久々に誰もいない研究室でした。

夕方になって2年生の谷と本多がやってきました。その後、村中も来ました。
本日は2年生の日になったようです。

村中だけ残っていた17時ぐらいに中コンの助手の先生が乱入してきました。
適当に相手していたら18時ぐらいになり、05OBの山口が約束通りに顔をだしました。
連休で帰省してきているとのこと。
中コン助手が帰ってから、村中を入れて山口と私と3人で3時間以上様々な話を
しました。
話をする中で社会人になる過程というのは、大変なことをよくわかります。
しかしそれは当たり前のこと。
人は、生れ落ちてから主な生活の場が
  家庭→学校→会社→家庭・地域
と変遷していきます。
6歳ぐらいの時に大きなライフスタイルの変化に出会い、きっと誰でもそこで強く抵抗した
はずですが、しかしもう記憶には残っていないでしょう。
社会人になるときは、実は、その時の同じぐらいの変化を出会っているのです。
人生の中で3回ある大きなライフスタイルの変化の一つなのですからその変化を自分の
中に受容していくのはそう簡単なことではないことは容易に想像つきます。
 
私見ですが、その変化を受け入れるのは3年は必要だろうと思います。

石の上にも3年というぐらいですから・・・

ところで、どうして3年なのでしょうか?
分かりますか?

thinking time ・・・・・・・・・・・・・・・・・



私がもっとも信用しているのはハーバート・サイモンが言っていた説です。
その説を書こうと思いましたが、ちょっと書くのが疲れてきました。
もしも興味のある方は05OBの山口か2年の村中に聞いてみてください。
 

2010年9月23日木曜日

赤の女王仮説

Twitterのタイムライン上にあったつぶやきから、「赤の女王仮説」というものの
存在を知りました。
ネットで調べてみると(知恵蔵2010より)、
 
  生物の種は絶えず進化していなければ絶滅するという仮説。ルイス・キャロルの小説『鏡の国の
  アリス』に登場する赤の女王の、「同じ場所にとどまるためには、絶えず全力で走っていなければ
  ならない」という言葉にちなむもので、進化生物学者リー・ヴァン・ヴァーレンによる造語。
 
とあります。なるほどと思わず膝をうってしまいました。
鏡の国のアリスというのは読んだことがないのですが、赤の女王の言葉、
 
 同じ場所にとどまるためには、絶えず全力で走っていなければならない
 
には深く考えさせられるものがあります。
 
変わらぬためには変わらないといけないと「不易流行」なる言葉を使った松尾芭蕉も
そうですし、またニーチェも「脱皮できない蛇は滅びる」と赤の女王と同じようなことを
言ってます。
また種の起源を書いたダーウィン自体が、
  生き残るのは、最強の種でもなければ、もっとも知的な種でもない。
  変化にもっとも適応する種が生き残る。
と言ってぐらいです。

絶滅しないためには常に変化していかないといけない!

その変化とは人の場合「学び」にほかなりません。

・・・・

ガリラボは大学院においては主として学習理論を扱っていることもあって、
「赤の女王仮説」にはかなり惹かれ、その影響で今日はこんな話題になって
しまいました。
学習論の話を始めると長くなるし、また今はそれを書く時間もあまりないので、
この話題はこのあたりで止めたいと思います。
関連する話が聞きたい方は、一種の環境管理型の権力を私に発動すればよい。
すなわち、私に時間的余裕があるころを見計らって、無駄話をさせたい雰囲気を
醸し出せばよいでしょう。
あとは、勝手に機関銃のように話し始めるはずです。^^

さて、本日のガリラボは2年生の村中がやってきました。
来るように依頼していたのです。
MOREの1年生が打ち合わせに来る予定になっていたので、そのサポートをして
もらおうと思ってことでした。
MOREの1年生たちは後期に開催するイベントの準備です。
全部で8名ほどが集合し、「あーでもない、こーでもない」と議論し、時に「先輩これは
どうするんですか」と質問したりして周囲の人的資源を活用しながら彼らなりの学びを
展開しているようでした。


 
ラーニング・コモンズというものの実現をメディアセンターを中心にして展開して
いますが、ガリラボはそういったコモンズに近い形になっています。
上の写真を見てもわかるかと思います。
様々な人が行き交い、学びのためのリソース(資源)が多くある大変優れた学びの場を
提供していると思います。
利用しているゼミ生のみなさんにとって、このコモンズの使い心地はどうでしょうか。
雑談しながら、そういった話を聞かせてもらうとうれしい限りです。
 

2010年9月22日水曜日

悠(ゆう)すとりーむ

本日は早朝より共同研究者である助手の二人とともに小国町役場に
でかけてきました。
小国町全体に光ファイバー網が敷設され、その応用についての実証研究を
行うための相談でした。
リッチコミュニケーションとリアルタイム性をキーワードにして、地域の人々を
巻き込んでいく計画を立てています。
計画について、役場の方たちもかなりの乗り気になってくれ、共同プロジェクト
として立ちあげていくことになりました。
名称が必要だということで、「悠木の里」なるキャッチコピーを持つ小国町なので
悠(ゆう)すとりーむ」プロジェクトと命名しようと思っています。
 
写真はお昼に立ち寄ったそば街道でのものです。

 
15時ごろ研究室に戻り、図書館で打ち合わせを終えて16時より
2年の村中とまた長く話をすることなりました。
これからのMOREの活動などについてです。
約2時間ほど、まとまりのない話に終始してしまいましたが、10月以降に
やらないといけないことの確認はできたのではないかと思います。
 
18時からはセカイカメラプロジェクトのリーダー(3年坂本、川崎、谷口)との
打ち合わせでした。
まずは白亜祭をターゲットにして実施するエアタグの実験について議論。
いくつかの方向をだしました。
具体化するかはまだ未知数ですが、とりあえず動き出したのでほっとしています。
リーダーたちの頑張りに期待したいと思います。
そのまま21:30まで話は続き、ようやく解散しました。
なお、議論の詳細はガリラボ08のグループページにアップしてあります。
3年生は見ておいてください。
  
先ほどのすべてが終了。
現在21:50。
これから本日の反省などを記録して終わります。
私にとっては長い1日でした。

2010年9月21日火曜日

失われた時に焦点を当てて

今日のガリラボの状況については、実は私はほとんど把握していません。
早朝よりMOREの2年生の企業訪問に手を貸したので、午前中不在に
したからです。
トラブルで予定が狂ってしまったらしいので、これまで特に手を貸していません
でしたが、今回だけ特別措置となりました。
8:45に2人のMOREの学生(といっても二人ともガリラボのゼミ生谷と中島ですが)を
タイヘイテクノス(株)に連れて行きました。
別隊としては同じくMOREの2年生2人がソフトウェアビジョン(株)に出かけていきました。
そのうちの一人もガリラボのゼミ生村中です。
この人たち、2年生のこの時期にスーツ着て、企業の人事の方たちと話をしてきています。
この人のたちは自主研究事業を展開していて、このミッションの目的は、地域企業の今度の
事業展開を探ることになっています。
2年生の時期に、大学内の学生団体がこんな形で外に向けて自主的に活動してきた
例があったのでしょうか?
あまり聞いたことがありませんが、その主力メンバーがガリラボの学生たちなのです。
頼もしい限りです。

よく私はこの人たちやゼミ生に、どの大学をでるかではなく、その大学でどんなことをやって
きたかが大事だと思わないかと言ってます。
もちろん優れた環境を持っている大学もたくさんあるでしょうが、だけどもその環境をどの
学生もが活用しているとは限りません。
むしろ貧弱な環境を逆手にとれば、自らの活動舞台を広げることも可能ではないかと思うのです。
理科系の研究室で、優れた装置がおいてあれば優れた結果がでるわけではないことと同じです。
むしろ貧弱な装置で、よく中身の分かっている装置の方がよい結果を生みだすことが多いんです。
20世紀中の開発は無理だと考えられていた青色ダイオードの発明がまったくその通りでした。

話がガリラボとずれてしまいましたが、今、大塚を中心とする3年生のチームが「記憶」をテーマに
した映像を創作しています。
創造性豊かな映像は新しいものを発明するのと変わりません。
ガリラボのあの貧弱な環境の中で、ただし人的資源だけは豊かな環境で、すぐれた創造へと
つなげてほしいと思います。

大塚は今日は鼻ずるずると言ってました。体育委員との掛け持ちで疲れがピークにきているのでしょう。
とりあえず倒れても、映像だけは作り上げてほしいと思います。^^

話が飛び続けますが・・・・

失われた時を求めて、です。
なぜ、俺はあんな無駄な時間を、です。
映像チームの皆さん、この意味を是非しっかりと考えてほしい。

今気分は、左手は添えるだけを教えた、シュート練習に付き合っているアンザイ先生の気分です。^^


2010年9月20日月曜日

1日合宿による編集

今日は休日にも関わらず(といっても、夏休みだから毎日が休日でしょうが)、朝10:00に
3年大塚と岩本が集合し、私も入って3人で編集の詰めの作業を行いました。

映像内の様々な細かな部分にチェック入れながら、そしてそれを修正していきながら映像に
磨きをかけていきました。
ほんとに細かいことをやっていきました。
あえて大げさに表現すれば、90秒の映像を0.1秒レベルでチェックしていったように思います。
 
このミクロなチェックをしていくと、ミクロな部分での音の影響の大きさに改めて驚かされました。
映像の移り変わりのおかしい部分が、実は音のおかしさの影響を受けていたり、音を高さを
微妙に調整していくと、それまでおかしさを感じして映像が、違和感を感じなくなるなど、映像と
音との関係の深さを理解することになりました。
13:00には岩本が体育委員の会議で出て行ったあとは、大塚と私二人でずっと編集でした。



実は、私に邪魔の入らない休日が一番集中してダメ出しができると思い、本日を選んだ
のでした。
1日合宿ですね。
編集のそのときどきの様子は、Twitter(http://twitter.com/ttsumagari)で実況中継していました。
 
9時間半ほど連続で、昼食も抜き、同じ場所に座つづけてのダメ出しと編集作業でした。
私の口はすり減り、大塚の眼は充血しております。
さすが限界を感じ、19:30で打ち切り、ここまでの段階の映像を他のゼミ生たちに委ね、
コメントをもらうことにしたのでした。
ゼミ生の皆さん、協力をお願いします。


なお、昼食時間が惜しくて、昼食は抜きましたが、作業はお菓子をつまみながらでした。
特に06OG熊井の東京土産のお菓子を頂きながらでした。
熊井メモによれば、羽田で行列ができていたそうです。
 



まだたくさん残っていますのが、他のゼミ生もなくならないうちに早めにどうぞ。
 

宝探しゲームin山鹿温泉

昨日、気分転換に、山鹿豊前街道に出かけてきました。
そうしたら、かなり人が手元のパンフとにらめっことしながらうろうろしていました。
子ども連れで結構いるんです。
豊前街道で何しているのだろうと思っていたのですが、ここで出会ったのが、下の
パンフレットでした。


謎が解けました。宝探しをやっていたのです。

パンフの裏面には何やら面白い物語が書いてあります。
(画像をクリックすれば拡大できます)



まち全体に散りばめられた地図やヒントを頼りに宝を探していくゲームのようです。
面白いですねー
玉名での活動もこんな感じでやれるといいですね。
その前に、白亜祭で、ITを活用して、こういったものをガリラボでやりましょう!
3年のガリラボ白亜祭実行委員長さん、よろしく頼みます。
 
さて、山鹿の宝探しゲームを企画していたのは、Rush Japan株式会社というところ。
http://www.rushjapan.net/
このサイトを訪問してみると、まず興味深い会社の方針が書かれていました。

  宝探しで人と地域をつなぎ喜びと感動を創り出す

いいですよねぇ。ガリラボでは、これをこう書き直しましょう。

  ICTで人と地域をつなぎ 喜びと感動を創り出す

さらにRush Japan(株)の企業理念のページ
http://www.rushjapan.net/company_info/csr.html
には、

  わくわくファクトリー「日常を冒険にかえる感動体験を想像する」

との言葉が書かれていました。
私はよくゼミ生に、
  驚きや感動はほんんとうは日常に中に潜んでいる、
  だから何気ない日常こそじっくりとよく観察しておかないといけない
という意味のことをフィールドワークの際に伝えてきましたが、そのことと
ほぼ同じことを言っているようです。
それを企業理念としてRush Japanは実践されているようです。
玉名のチームはぜひこの企業のページを見て、勉強をしておきましょう。

本日は3年大塚が編集作業の傍ら、この企業がやっていることにかなり
惹かれているようでした。
白亜祭でこういったことをやれば・・・と言いだしたのも実は大塚です。

実際にやれると楽しそうですよねー
 

2010年9月17日金曜日

ガリラボ夏のバレー大会

本日は当初8月に予定していました台風の影響で延期になったスポーツ大会を
開催しました。
ガリラボ夏の甲子園、スポーツ大会、ツマガリフェスティバルと呼び名はいろいろ
ありますが、初めての試みでしたが、無事に開催できました。

一か月遅れとなったたため、さすがに真夏の強烈な暑さはなくなっていましたが、
秋風が涼しいとはほど遠く、かなり暑いアリーナでした。
諸事情で半分ほどのゼミ生しか参加できませんでした。
1年生から4年生までと院生の松尾が参加し、さらにこの春卒業した06OG熊井は
東京から駆けつけてくれました。
ただ、4年生の参加が少なくちょっと残念でした。

4チームだけの小さな大会でしたが、かなり熱い戦いになったようでした。

■キャプテン宮下(08)チーム・・・OG熊井はこのチームに入ってました


■キャプテン松永(08)チーム・・・実行委員長を擁するチームです


■キャプテン森(07)チーム・・・ここが一番強そうでした。


■キャプテン長井(08)チーム・・・もっとも心配なチームでした

 
すべての学年を混合したチーム編成とし、学年を越えた親睦も深まり、
楽しい時間を過ごせたようでした。
 
次回の正規のスポーツ大会「ガリラボ秋の体育大会?」は11月6日(土)午後です。
卒業生にも声をかけて開催しますので、在学生は全員予定を空けておきましょう!

※この日は、NHKからの取材もありました。もちろん、このバレー大会の
取材ではありません。
映像コンテストに関する取材です。この日、参加者全員に試写会の映像を
見てもらい、その批評をしている様子が取材されました。
かなり緊張したと1年生が言っておりました。

お菓子が増えてます

研究室にお菓子がなくなったのは久しぶりと書いたばかりですが、
それを読んだのかどうか不明ですが、昨日はまた大量のお菓子で
研究室は溢れていました。

その中のひとつで目に留まったのが、下の写真の寒天(?)。
「龍馬が愛した【珈琲】寒天」とあります。
思わず、「ほんとか!」と声を出してしまいましたが、この嘘か
ほんとか分からない寒天(ゼリー)、味自体はなかなかでした。
立派な珈琲味でした。


 
さらに夜やってきたOGは、なんと

 未来をはぐくむおこめのおやつ
 すうっととけるよ ハ

なる7ヶ月以降の赤ちゃんでも食べられるというものすごいものを
持ってきました。
このOGの、発想が普通の人(私?)とはちょっと異なっているこの感覚、
私は大好きです。
 

なお、このハイハインとは亀田製菓のもので、「柿の種」で著名な
米どころ新潟にあるこの会社は、不況知らずで、ずっと業績を伸
ばしていると聞いたことがあります。
色々な会社があるものです。

2010年9月16日木曜日

本日のガリラボ

本日はたくさんの人がやってきすぎて、あまり覚えていません。
思いだす限り、羅列してみたいと思います。
(時間はかなりいい加減です!)

10:00頃  4年生平野、迫中、門前
10:00頃  2年生村中
11:00頃  4年生上村、盛下、小田原、森、植田

13:00頃  4年興梠、3年大塚、松永、 2年緒方 ・・・ このころガリラボの人口密度はピークに!
13:30頃  3年宮下、中村

     (13:30-17:00会議等のため津曲不在)

17:00  M1松尾
17:30  キャリアセンターの職員さん来室、 中コン助手も来室
19:00  M2伊藤
20:00  03OG菅原
        20:30頃大塚、松永が戻って行きました。20:30過ぎには4年森が再登場

この他にMOREの2年生も来ていたので、午後ほとんど不在にしていた私が確認しただけでも、
20名を超える人たちがガリラボをやってきたことになります。
結構な人ごみでした。
(上記リストで抜けている人がいたら申し訳ない。意図的でなく、記憶力が単に弱まっているだけです)
 
それにしても4年生が何故こんなに多いのかというと明日が月例の報告会の日だからです。
彼らにとっては一種の締め切りを設定されたわけです。
やっぱり締め切りというのは偉大なものだと思います。
 
明日、ガリラボはスポーツ大会です。
私は会議のため少ししか顔をだせませんが、ゼミ生たちの参加も30名弱とのことでかなり少なく、
ちょっとまずいなと思っているところです。
休み中に開催するという初めての試みなので、その影響でこういった感じになったのかもしれません。
が、別の原因としては、私も含めた形で実行委員会を開催できなかったことが大きいかなと思っている
ところです。
私自身が決定にかかわっていないのでバレーやコンパの内容を把握しておらず、そのせいで
ガリラボ全体への働きかけが不足。
そのことが一体感を低下させることになったのかもしれないと原因分析しているところです。
今回のことを教訓に、次の11月6日は少し工夫をしたいと思います。
  

2010年9月15日水曜日

巨人の肩の上に立つ

本日は、研究室に8:00頃出向いたらすでに2年生2名(村中、谷)が
でてきていて、打ち合わせをしていました。
本日も企業へのインタビュー調査に出向いたのでした。
行先は弁当のヒライ本社。
二人から詳しい話を聞く時間はありませんでしたが、ヒライ本社は懇切
丁寧に応対していただいたようで、話はかなり刺激的であったようです。
昨日も書きましたが、2年生でこんな活動をやっていてなかなかだと
思います。
ただし、それもキャリアセンターのバックアップがあってのことだということを
忘れてはいけない。
自主的な活動には違いないけれど、自分たちだけでやっていると自惚れて
しまってはいけないでしょう。
成長が止まってしまいます。
サポートしてくれる周囲あってのことです。
そこまでちゃんと考えられれば、謙虚さを忘れることもないでしょうから、
成長していくはずです。
自分の力だけでやっていると思った瞬間、成長はほぼ止まるように思います。
成長のためには、周囲を活用して、巨人の肩の上に立つことが不可欠です。
巨人の肩の上に立つとは、言わずと知れた、ニュートンの有名な言葉です。
  ニュートンは彼自身の偉業について意見を求められたときに、すぐさま心からの
  謙遜の意を込めてこう答えました。「もし私が他の人よりも遠くを見ているとしたら、
  それは巨人の肩の上に立っているからだ」と。
なんと謙虚なのでしょう。
自分だけがと思いあがらず、謙虚だからこそ画期的な創造的な仕事ができた
のではないかと思います。
謙虚な方が、巨人の肩に上に乗りやすいことは自明でしょう。
 
午後からはNHK映像チームが活躍していたようです。
私は会議で不在にしていたので活躍のほどは不明ですが、夕方、研究室に戻って
きてから、その疲れ様を見た瞬間にわかりました。
今日も大塚は10:30に最初にやってきて、20:00に最後に帰っていきました。
まだぴたりと、これだ!との映像にまで達していません。
90秒は意外に手ごわい。
メンバー全員がそう感じているようです。
まだうまくいっていないことはわかりますが、しかし話している内容はどんどん高度に
緻密になってきています。
そういった話し方に変化してきている。
それを聞いていると、学習が進んでいることがよ~くわかります。
研究室というハード的な場と、人的ネットワークを含む制度的な場が調和した形で与えられると、
学習とはこんな短期間で、これほど進むのです。
驚き意外の何物でもない。
学習というものに対して、場の果たす役割がどれほど重要かを具体的に示している
事例になっております。
 
どうもここ数日、この話題しかありませんが、それほどに、この二つに関連することで
ガリラボは占拠されています。
 

2010年9月14日火曜日

キャリアづくりの夏

今日は6:30には出勤しました。
お昼に外出予定があったので、それまでに本日やらないといけないことを
片付けようと思ってのことでした。
到着後には猛スピードで様々な(情報)処理を行っていましたら、7:00少し
過ぎに足音が近づいてきます。
隣の研究室の先生かと思っていたら、なんとゼミ生の村中(2年生)でした。
いや、驚きました。
彼女は学生団体MOREの代表をしているのですが、その団体が自主研究として
地域企業について調査をしています。
本日は彼女がお菓子の香梅本社にインタビュー調査にいくことになっていました。
準備の最終チェックのために早朝よりでてきたようです。
ほんとに驚きました。
彼女も驚いたようです。すでに私が仕事をしていましたので。
 
準備を終えて、スーツ姿で8:30にはボイスレコーダーとカメラを抱えて取材に
出かけて行きました。
夏休みのほとんどの時間をこのことにつぎ込んでいると思いますが、自分たちで深く
考えないといけない対象を見つけ、それにのめり込めるというのは良いことです。
敷かれたロードを歩んでいるのではなくて、自分たちでロードを作っていってます。
横で見ていて、貴重なキャリアを積んでいる過程にあるなといつも思います。
 
もうひとつ。
3年生もそれに近いことをやっている。
たった90秒の映像にどれほど時間をかけていることか。
どれほど色々と考えていることか。
特に中心になっている大塚を見ていると、関わっているゼミ生たちのすべてを
良く把握しながら、活動が前に進むようにアレンジしている。
コンテンツプロデューサとしてしっかりと活動しています。
面倒な片付けやまとめの作業などをやり、さらには映像チームの代表として私からの
コゴトもまとめて聞かないといけない。
そんなこんなで彼女が帰るのは最後になることがほとんどです。
先に帰るのと、最後の最後までチェックをして帰るのは実はその労力の差はこのほか大きい。
責任感の差は無限に近いほど大きくなります。
社会人からすると当たり前の事実です。

時間のある夏にエネルギーを注ぎ込む。
不明瞭な先々に道の形を生み出しながら歩いて行く。
ここで作られた道とはふたりにとってのキャリアに他なりません。
貴重な夏になっているのではないかと思います。

ふたりの学生だけを書きましたが、他の学生たちも私からは見えないところで同じような
熱い活動をやっているはずです。
夏が過ぎた後に、色々と考えたことについて、面白い話が聞けたらいいかなと思っています。 
 

2010年9月13日月曜日

エアタグに初挑戦

セカイカメラチームのリーダーたちと一緒に学内のエアタグ化に初挑戦
してみました。
研究室でいろいろとアイデアを出し合っていたのですが、実際にやってみて
脆くも崩れました。

キャンパス内にエアタグ設置中


設置したエアタグを補足中


何が脆くも崩れたかというと、エアタグはなかなか捕まえらないということです。
いや、驚きました。
もっと安定しているものかと勝手に想像していたのですが、そんなことはなかった。
見つけようとして、どんどんと逃げていく、そんな感じでした。
安定していることを想像していろんなアイデアを出していたので、びっくりでした。

どうしよう、、、、と図書館前で5人で立ちながらの議論。

さすがはガリラボの住人たちでした。
逆に、この奇妙な性質を用し、それをゲーム性として捉えてエアタグを利用しようと
のアイデアがでました。
もっとも、今のところは、学園祭での利用に前提にしての話ですが・・・
今後の展開については、それこそ今後に期待してもらえればと思います。
アイデアをこれから煮詰めていきます。 
 
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本日のガリラボは、

4年生 mixiチーム(門前、迫中、平野)
3年生 大塚、岩本、長井、小西、松永、田上、谷口、坂本などNHK映像チームと
     セカイカメラチームがやってきました
2年生 村中、中島、松崎(ガリラボ)、それ以外のMOREの学生数名

といった人たちが作業しておりました。
ピーク時のお昼にはガリラボに入りきれず、一部は実験室(ガリラボ道場)に移ったようです。
 
夕方、03OGの佐藤が顔をだし、研究室PC内のデータベースから学生時代の写真を
取り出していきました。
 

2010年9月10日金曜日

セミからスズムシへ

先日、スズムシの音を聞いたと。きくりん人のメンバーに話をしました。
そうしたら、「そういえば逆にセミがもう鳴いていませんね」との反応が
返ってきました。

確かに、耳をすましても、セミの声が聞こえてきません。

まったく気づきませんでした。

新しく始まることには気づくものですが、静かに終わっていく現象には
気づかないものだと改めて気づかされました。

現在31℃。真夏並みにまだ暑いのですが、季節は確実に変わっているようです。
 

きくりん人ときりきり人

今日の午前中はきくりん人のメンバーが打ち合わせをしていました。
MOREのメンバーがたくさん出てきています。
研究室の人口密度は異常なほど高いものでした。

さて、タイトルを見てどう思われたでしょうか?
小説をよく読む方ならばすぐわかったかと思いますが、「きりきり人」とはほんとは
「吉里吉里人」と書きまして、井上ひさしの長編小説です。

ちょっと長いですが、Wikipediaから「吉里吉里人」について解説を引用しておきます。

  東北地方の一寒村が日本政府に愛想を尽かし、突如「吉里吉里国」を名乗り独立を宣言する。
  当然日本政府は反発、これを阻止すべく策を講じるが吉里吉里側は食料やエネルギーの自給
  自足で足元を固め、高度な医学(当時日本で認められていなかった脳死による臓器移植を含む)や
  独自の金本位制、タックス・ヘイヴンといった切り札を世界各国にアピールすることで存続をはかる。
  その攻防を含む1日半の出来事を、全28章にわたって描写している。
  また、独立により国語となった「吉里吉里語」 (東北弁、いわゆる「ズーズー弁」)の会話をルビを

  駆使して表記するほか、作中『吉里吉里語四時間・吉日、日吉辞典つき』という「小冊子」に「三時
  間目」まで紙幅を割くなど、方言・方言論が重要な役割を占めている作品でもある。

30年ほど前、大学生のころに読んだ小説ですが、その面白さに引き込まれた記憶が
あります。
本日、玉名観光協会の方とメールをやりとりする中、ふと「きくりん人」と表現の類似性に
気づくことになりました。
せっかくなので、「きくりん人」には、この類似性をうまく利用してもらえないかなと思います。
独立国「キクヨー」の住民で、話す言葉はもちろん「キクヨー弁」、とかですね。
イメージを膨らませてくれるとうれしい。
有り余るほどの無駄な時間をつぎ込んでくれるといいかと思います。

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それにしても2chがアイデアの宝庫であることに今日のきくりん人のメンバーの会話の
中で改めて知りました。
2ちゃんねらーのたちの底知れぬほどに豊富な無駄な時間のエネルギーを武器に、
創造活動をしていることに驚きを覚えました。
2chをたまにはチェックしておこうと思います。^^

2010年9月9日木曜日

ガリラボ夏の甲子園の開催

スポーツ大会実行委員長(将来的にはガリラボ体育委員長)3年坂本と私とで
話し合い、ガリラボスポーツ大会(別名、ガリラボ夏の甲子園)の内容が固まりました。
日程的には、
  9月17日(金)13:00 アリーナ集合
となります。
学年対抗ではありません。親睦の色合いを出すために、混合チームになります。
休憩時間には、1・2年生に向けて、3・4年生の活動報告を組み込みます。
アリーナにて、パワポによって発表することになります。
文武両道を実践することになりますので、大変良い案ではないかと思います。

残念ながら(学生からするとむしろ歓迎することかもしれませんが)、私は会議の
ために参加できません。
夏を過ぎ、初秋の甲子園で、テニスで鍛えた腕を見せたかったのですが。^^
 
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本日のガリラボは朝から4年森がやってきて卒論のために読書に励んでいます。
2年生の村中の緒方は集中講義の合間を縫いながら作業しに顔をだします。
3年の坂本は私との打ち合わせでした。
同じく3年の田上も打ち合わせのために夕方でてくる予定です。
さらに同じく3年の大塚と岩本はお昼からずっと編集作業に集中しています。
 
編集作業中の大塚からこんな映像を教えてもらいました。


 
これを見てやっぱりそうだと思いました。
人が感動するのは、やっぱり人が一生懸命にやっている姿なんだ、と。
演技しているのがもしもロボットだったら、当たり前すぎて、感動は生まれないだろうと思います。
 

2010年9月8日水曜日

サークルというひとつのアイデア

2日間にわたった研究室内の図書整理作業が夕方ようやく終わりました。
1350冊ほどの書籍ひとつひとつのバーコードを読み取ったのが、初日の
午前中。
その午後から不明図書の探索。
そして本日は不要図書の選別と書棚の整理作業。
かなりの労力を強いられましたが、書棚がかなりきれいになりました。
今回は本の分類もしてみたのです。
割合、似たような本が同じ所に並んでいるはずです・・・かなり疲れました。

さて、本日のガリラボは私が本の整理をしている横で、午前中は
NHK映像チームの3人(大塚、戸高、岩本)が頭を抱えながら、相談をしていました。
最後の最後になってなかなかまとまらないようです。
産みの苦しみってやつでしょうが、創造活動にはつきものです。
チームでぜひ頑張って乗り越えてほしい。

夕方はセカイカメラチームのリーダーの一部(坂本、谷口)との打合せでした。
田上、川崎はバイトのために欠席でしたが、時間がないので一部だけで検討を
進めたのでした。
議論の詳細は、谷口がグループページに残していますので、セカイカメラプロジェクトに
参加する3年生は読んでおいてください。
「テーマ設定」と「時間と場所に付加価値を付ける」ということがポイントになるでしょう。

さらに夜は2年の村中、緒方がそれぞれの作業を遅くまで続けていました。

別件ですが、昨晩、帰宅途中、歩きながら思いついたことがあります。
サークル活動のようなものを立ち上げようか、と。
ガリラボでは、現在、実質的にやっていることですが、それを正式な形でやってみたいと
思います。
たとえば、「新聞部」とか。あるいは「白亜祭実行委員会」とかも考えています。
サークルへの勧誘活動とかもやることになるかもしれません。
さらには、それらを束ねる自治会も必要になるかも知れません。
ガリラボでの新しい取り組みですが、そんなことを考えていたら、かなり楽しくなりました。
詳しい話はまたゼミの時にでもやりたいと思います。 

Google検索内のちょっとした変化

ふと思いたちました。
ガリラボとは関係ないことでも、気づいたちょっとしたトピックを、気が向いたときに
ですが、この場で取り上げてみたいと思います。
ガリラボのゼミ生が最近のトレンドについていくために、、といいますか、私がついて
いくためかもしれませんが。

朝、Google検索をしていましたら(ググッたらという表現が今は正しいのかもしれませんが)、
たまたま次の画面に出くわしました。
検索したキーワードに関してなのか、たまたまこのキーワードだったからかは不明ですが、
一部に「最新の検索結果」がインラインで表示されたのです。
見ていると、そこのインラインフレーム内だけがどんどん更新されていきました。
初めてこんな画面を発見してちょっと驚きました。
リアルタイム検索が当たり前になってきているようです。



ちなみに、他のキーワードでは必ずしもリアルタイム検索はされていないようです。
どういった基準なのでしょうねぇ?
 

2010年9月7日火曜日

研究室蔵書の点検作業

本日は研究室内の蔵書点検を行いました。
大学法人化後、義務付けられた3年に1度の定期点検です。
研究室内にある1300冊以上の書籍を全部チェックする、結構、骨の
折れる作業です。
3年前、初めての点検では「これぐらいなら・・」と軽くみて、ひとりで作業を
始めたら、本を棚から下ろし、スキャナーでバーコードを読み込み、また棚に
戻すと、千冊以上の本に対してそんなことをしていたら、ほぼ1日ほどかかり
ました。
そんな大変な思いをしていた私は、経験をしっかりと学習し、今回はしっかりと
ボランティアを募ったのでした・・・輝く知性が行動を経て生まれたのでした。
他に連絡する用事もあったので4年生とMOREの学生に協力依頼のメールを
送ったら4人ほど返事がきました。
4年の森、2年の村中、中島、そして1年の吉村が、手を挙げてくれたのです(感謝)。
村中は、Twitterに書き込んでいたのを見て、それに返信してくれたのでした。
(Twitterが一斉送信メールの役割を果たしていることを改めて知りました)

5人で9時に作業を開始し、途中からは急きょ4年興梠も加わってくれて、延べ6人で
点検作業開始。
ハンドスキャナー2台を駆使してせっせと作業した結果、11時前には終了しました。
驚異的です。
午後、チェック漏れ本の探索作業はありましたが、3年前に比べるとかなり楽をさせて
もらいました。
協力をしてしくれたゼミ生及び1年生には感謝したいと思います。
感謝の言葉もありません。どうもありがとう。

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ちょうどその頃、Webの駅サポートのPASTAチーム(3年戸高、宮下、M1松尾)が
実験室(ガリラボ道場)では、ガルフィン号のコンテンツとしてラジオ放送の収録作業を
やっていました。
終了後、点検作業の終わっている我々とガリラボで合流。

雑談を続けていたのですが、たまたまTwitterのリアルタイム検索の話になり、
その検索をGoogleでやっていたのですが、ひとりの3年生が一足先に帰って行った
後、ちょうどこの3年生のつぶやきが「熊本 雨」というキーワードでリアルタイム検索
されました。
ガリラボに居合わせた我々が驚いたのは言うまでもありません。
先ほどまで一緒にいたメンバーが、バスに乗って出かけているときにつぶやいた内
容をこうやってほぼリアルタイムに知ることができるわけです。
世の中はまた大きな変化の中にあるようです。


 

2010年9月6日月曜日

セカイカメラ不要のエアタグ-左手はそえるだけ

気づいたらガリラボの入口に一番近いPCのディスプレイ上に
エアタグのようなものが浮いていました。

もちろん、単なる本物の付せんです。
 


このエアタグは優れものです。
iPhoneが、セカイカメラがいらないのです。
なので、それら新しいツールを持っていない私にも見えたのでした!

25年後、エアタグが世の中では当たり前になっていて、物理的な付せんが
消滅してしまい、生まれ時からエアタグしか知らない新人類がこれを見たら、
極めて新鮮に映るかもしれません。
場合によっては、素晴らしい発明とみなされるかもしれませんねぇー ^^

それはさておき、この物理的エアタグの中味はもっといい!!
感動ものです。
今後は、授業で必ず使わせてもらおうと思います(作者の3年大塚の許可は
いつか(覚えていたら)もらうつもりです)。

  左手はそえるだけ・・・・・

言わずと知れた、スラムダンク最終巻で、桜木花道に井上雄彦が言わせた
名言です。
その名言を、Ctrl+S のキャッチコピーとして使っているのです。




異なる次元にある二つが、あまりに上手に組み合わっていて、その素晴らしさに
私は絶句したのでした。
こういうのをクリエイティブというのです、きっと。
Ctrl+Sを浸透させる強力なコピーになると思います。
来年の授業では、この物理的エアタグを利用したいと思います。
 
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本日のガリラボは午前中活発でした。

4年のmixiチーム 門前、迫中、平野 がやってきて、打合せてましたが、煮つまった
段階で私に相談してきました。
もっと本を読むようにとアドバイスをしておきました。

3年の映像チーム 大塚、長井、小西、中村がやってきて、編集作業をやっていました。
こっちも13時には全員引き揚げていきました。

夕方17:30になってMOREのメンバーが大集合。
現在19:00。実験室で打合せをやっています。

2010年9月4日土曜日

土曜日のガリラボ

研究室前の廊下から見える南阿蘇(西原村)方面の本日昼ごろの写真です。

今日も見事に晴れて、私のPCについている温度計ガジェットは、熊本市の
気温36℃を示してました。

そんな暑い中、といってもガリラボはクーラーがよく効いているので暑さは
感じていませんが、土曜日に関わらず今日もたくさんのゼミ生がやってきました。

まずやってきたのは3年の戸高。NHK映像チームの編集作業です。
それから岩本、大塚、そして昼ぐらいには長井もやってきました。
おおよそ90秒ほど出来あがったようですが、切れ味が今ひとつの印象を受けました。
これから本格的な編集作業が必要なようです。

2年生もでてきました。
村中はMORE関係の作業で、企業へのメールを出していたようです。
同じく2年の緒方もやってきて「きくりん人。」でやっている映像の編集作業に
精をだしていました。慣れないため、まだ大変なようです。


  ↑ ↑ ↑
 編集などに取り組んでいる本日のガリラボの様子です。
 

2010年9月3日金曜日

セカイカメラプロジェクト打合せ

本日午前中は玉名の方々との打合せでした。
今後の活動についての意見交換が主でしたが、前回のリーダー会議で
出てきたアイデア等をだしておきました。

ひとつは、玉名という点だけでなく、面的な広がりの中で、他の地点を
として利用して、玉名というを浮かび上がらせていくということ。
このコンセプトをどう具体的に表現するかはガリラボにかかってくる
わけで3年のセカイカメラチームには頑張ってほしいと思います。

もうひとつはエアタグの練習として白亜祭を実践の場にするということ。
以前のブログにも書きましたが、可能かどうか不明なのですが、できる
だけ実現に向けて動き出そうと思っています。

それ以外にも、エアタグというコンテンツを強化するための手法についても
話しました。
ソーシャルメディアをエアタグの支援ツールとして組み込んでいくのがひとつの
アイデアとして考えられます。

あと、場所に付加価値を与えるのがエアタグですが、それにさらに時間的な
付加価値をつけることも考えましょうとなりました。
ある時間だけ浮かび上がるエアタグとかですね。
さらには、冬のある時期だけ飛び回るホタルとか。
玉名に生息する冬ボタル。
それをすべてキャッチすると、冬の一番寒い日にかき氷がもらえるようにして
おくといいかもしれません。^^

セカイカメラとは関係ありませんが、面白さは意外な組み合わせから生まれることが
多いです。
冬の夏祭り」というのがあります。四国の赤岡町がやっていので、冬に道路に炬燵を
おいて、そこで夏祭りをする。
最初見たときその奇抜さに度肝を抜かれましたが、大変面白いものです。

私が以前住んでいた宮崎県都城市では真冬に花火大会をしていました。
そのキャッチコピーが確か「サンタが花火と一緒にやってくる」だったと思います。
ネットで検索してもないので、もう今はやっていないかもしれません。
これもロマンチックで、家族やカップルでの見学が多かったのではないかと想像しています。

異質な組み合わせと、それをうまく表現するキャッチコピー。
それが、新しい世界に私たちを連れて行ってくれます。
  

他にも色々ありましたが、今日午後から私は健康診断があったので、しかも
順番がビリとなり非常に時間がかかったため、もう忘れてしまいました。
だいたい診断から研究室に戻ってきて、居合わせた3年の長井から色々と
からまれたものですから、それもあって忘れてしまいました。
長井は、この埋め合わせのため頑張るだろうと思います。
期待したいと思います。

セカイカメラチームリーダーの坂本、田上、川崎、谷口の4人のみなさん。
次に集まる時はさらにアイデアを持ち寄りましょう。

また、10月からはコンテンツ収集に移りますよ!
まずは高瀬の商店街制覇が第1目標となります。
頑張りましょう!!
 

ディスプレイ上の注意書き

本日は朝から2年生谷、緒方がやってきて、それぞれの作業していました。  
同じく3年の戸高もやってきましたが、これがまたNHK映像チームが集合せず・・・
あまり作業ができないまま午前中を終えたようです。
午前中に長井は出てきたのですが、映像チームのことではなく、ゼミ新聞の作業を
始めたので、戸高からブーイングをされていました。^^
午後3:30頃、私が健康診断から戻ると、研究室内のメンバーが少し入れ替わっていて
居合わせたのは、
   2年 村中・・・MOREの作業
   2年 緒方・・・きくりん人。の作業(朝からの居残り組み)
   3年 矢田・・・ゼミ新聞の作業
   3年 長井・・・たぶん、ゼミ新聞の作業(朝からの居残り組み)
   3年 戸高・・・NHK映像チームの作業(朝からの居残り組み)
   3年 大塚・・・同上
です。それぞれ熱心に作業していましたが、中途になってどうせ私は仕事ができなかった
ので、色々と雑談を持ちかけて作業を中断させて、有難い話を説いて回りました。
そのひとつが、チームで作業するときのルール設定の話。
NHK映像チームの編集ファイルがなぜか消えていたのです。
原因不明。
おそらく複数人で同じファイルを編集しているので、何かの連係ミスでそういう事態を
起こしてしまったのだと思います。
それで雑談的にいくつかの話をしたのですが、それを早速、3年大塚が得意のメモに
して、さっとディスプレイの前に貼り付けていました。
これがまた上手なんです!

戸高と大塚で作業中のディスプレイの上にあるオレンジのふせんがそれです。
 

拡大してみます(↓)

こういった認知的小道具により人の注意は高まり、ミスは減っていくでしょう。
簡単な工夫ですが、実は失敗学的には極めて重要な工夫です。
「複雑なものはうまくいかない」とはドラッカーの言葉ですが、これを対偶をとれば
わかるように「うまくいものとは単純なもの」なのです。
それに見事に適合する工夫だと思います。
寝不足で頭が回らないと言ってましたが、そんなことはない。
立派に頭は回転していました。
 
ついでに、2年の緒方にはTwitterに登録してもらい、そのことをネタに「情報は
情報を出したものに集まる」ことを話しました。
だから情報をたくさん発信しなさいと伝えました。
「菊陽のこのプロジェクト、どうすればいいかなー」といった発信でもいいんです。
そうすれば彼は菊陽のことをやっていることがわかるし、行き詰っていることも
周囲にわかる。
そうしたことを周囲がわかれば、いつか何らかの反応がくるものです。
焦らず、気長に待つといいでしょう。
実はこうやって研究室で作業していることが自体はひとつの情報発信なんです。
分るでしょうか。
そのことの重要性にどれほどの人が気づいているでしょうか?
  

 
 
そういえば、雑談の中で、私がおニャン子クラブとかモーニング娘とかさらには
AKB48の話をコーラをがぶ飲みしながらしていたら、自分の頭の中で何かが
破壊されたと3年ゼミ長戸高がつぶやいていました(Twitterではありません。
口頭で、です)。
破壊してしまったようです。
申し訳ない。m(_ _)m
  
 

ソーシャルラーニングサービス

Twitter上でのあるつぶやきで、ソーシャルラーニングサービスという言葉を
知りました。それを紹介されているのが、次の記事です。
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20415279,00.htm

講義の動画情報にメモをつけたり、Twitterといったソーシャルメディアを活用して
学習者間を相互につないだりすることができます。

これなんかを見ても、最近はある情報をネタにして、それを見ている人たちがリアル
タイムだけど、少し緩やかな形式で接続されるスタイルが増えてきているように思い
ます。
たとえば、講義を例にすると、USTREAMのようなもので講義をライブ中継して、そ
れをTwitterでコメントしていくスタイルがきっと登場するだろうと思います。

あるコンテンツがあって、それを見ているユーザーをソーシャルメディアによって接続
していく。
ガリラボで活動していくゼミ生にはそれぞれの担当のプロジェクト内で、そんなスタイル
をイメージしたアイデアを絞ってほしいと思います。
 
知恵を絞っていきましょう。

ちなみに、上記サイトで知ったiUnivには、佐藤可士和の講義もありました。
http://iuniv.tv/top/episode/eid/60135/pid/3663
このブログを書いている時点で残念ながら私はまだ見ていませんが、ゼミ生のみなさん、
ぜひさっとで良いので一度目を通してみてください。
 

2010年9月2日木曜日

たくさんのゼミ生が

今日のガリラボを振り返ると、たくさんのゼミ生がやってきました。

まずは2年生 谷と村中 ・・・ MOREの作業のためです。

次に同じく 2年の緒方 ・・・ 「きくりん人。」の活動。映像作りです。

3年 戸高、長井、財津、大塚、岩本 ・・・ NHK映像コンテストの編集作業
   ※珍しく長井がお土産を買ってきました。大分からだそうです。

3年 坂本、田上、谷口、川崎 ・・・ セカイカメラプロジェクトの打ち合わせです。

4年 森、興梠 3年 宮下 ・・・ Webの駅サポートのためです。

M1 松尾 ・・・ ゼミです。

院OB 小松 ・・・ 私との雑談でした。

延べ17人のゼミ生・OBがやってきたことになります。
お昼ごろピーク時は10人ぐらいがいて、クーラーが役立たないほど熱気に
溢れたガリラボでした。
 

GariLaboツイートのアカウント変更

ガリラボがつぶやくガリラボツイートの名前(アカウント)を変更しました。
新しい名前は
   GariLaBOT
です。ボットからのツイートであることを積極的に表現してみました。
3年長井の様々なつっこみに答えていた過程で、そうしようと
思いたち変更したものです。
 
この変更に伴い、ガリラボツイートのアドレスは、
  https://twitter.com/GariLaBOT
となります。
ただし、Twitterアカウントを持っている人は、「友だちを検索」から
ガリラボ」のキーワードで検索してもらえば、すぐに見つかります。
見つかったら即座にフォローをお願いします。

このボットにガリラボに関係する方々をたくさん集めたいと思います。
このブログを見たゼミ生及びOB/OGは即座にTwitterアカウントを取得の
上、GariLaBOTをフォローしてください。
そのフォロワー集団は、ガリラボの拡大同窓会となるでしょう。
よろしくお願いします。
 
------------

ガリラボットに関する別の話題です。ガリラボットが
  3年生の男子学生が今度マラソンでツイッター中継をしようかなと
  つぶやいている。
とつぶやいたら、少しして「フルマラソン完走・・・・事務局」なる
ところからGariLaBOTはフォローされました。
そのあまりにスピードにびっくりです。驚異的です、Twitterは!
 

写真を身にまとって

映像コンテストに出す作品の最も重要なシーンの撮影を昨日を
実験室(ガリラボ道場)で行いました。
ガリラボを卒業して、10年ぐらい経った後に行われた同窓会のシーン
です。
この日は、2・3・4年生にエキストラの協力を頼み、全部で15名ほどで
集合しての撮影となりました。
午前中からリーダーの3年大塚を中心に、岩本、戸高、財津、田上などが
買だし、写真印刷、撮影場所のセッティングなど駆けずり回っていました。


撮影中。主演の3年岩本です。

同窓会会場に入るシーンです。


どういったストーリーかというと、とりえあえずそれは完成してからの楽しみという
ことにしてもらって、この場での紹介は控えたいと思います。
 
最後に参加者全員での記念撮影


みなさん、ご苦労様でした。

2010年9月1日水曜日

準備

実験室(道場)にて3年生がなんかやってます。
準備のようです。
撮影時は、買い出しのようで誰もいませんでしたが。