2011年9月30日金曜日

実り多き後期へ

学校評議員をしている関係で、午前中、第1高校のキャリアガイダンス「夢の架け橋」なる
イベントの招待を受けていたので、参加してきました。
内容はさておき、大きな体育館に全校生徒が座っている様子は圧巻でした。
それと長~い礼。印象的でした。
当然ですが、学校によって、それぞれ個別の文化があるものだと思いながら、お昼頃引き
上げてきました。

ガリラボに戻ると、映像づくりが終わり、様子が変わっていました。

4年生(08)がだいぶいます。
中村、谷口、坂本、益田、田上、大塚、矢田、川崎などです。
さすがにもうすぐ10月の声が聞こえるようになると、10月15日(午後)の中間報告会の
リアリティが増してきたのでしょう。
秋のスイッチと一緒に、やる気のスイッチも押されたようです。


3年生(09)は、谷や緒方が電子書籍、中島がゼミ新聞、村中、市川がWeb投票に向け
ての準備に入っていました。
3年生にも別のスイッチが入ったようです。

2年生(10)保坂、漆島宛てに研究室に手紙が届いていました。
二人が八女市星野村で行っている活動について、手紙の方がアイデアを提供して
くださっていたようです。

今日で9月が終わり、明日から10月。
ということで、今日がOG(04)樋口の中コンでの最後の勤務日でした。
樋口とも長いつきあいになりました。
きっとまたちょくちょくと顔を出すだろうと思います。

さて、上に書いたように明日から10月。
後期の開始となります。
例年、ガリラボの本当の忙しさはこれからです。
「つらー」とは市川のコトバです。
そんなコトバを出すことも多いかもしれませんが、みんなの行動力と知恵を結集し、
得難い経験をしていきましょう。

これから3ヶ月、また全力疾走です。
しかし周囲に気を配りましょう・・・特に3・4年生のゼミ長!
私が追い付いてなかったらフォローを忘れないようよろしく。

実り多い後期にしましょう。

映像づくり:完成の瞬間とそれから

本日、NHK熊本放送局主催第5回大学対抗映像コンテストへの参加作品を
3年(09)緒方がバイクで放送局に届けに行き、無事に受理されたとのこと。

ひと区切りつきました。

「宝!」をテーマに紆余曲折してきたわけですが、完成した90秒映像には
いつもそばに」とのタイトルがつけられました。
夏休みのすべて、1.5ヶ月の間、8名のメンバーを統括してきた村中によるものです。

出来上がったDVDに、1.5ヶ月間の思いを込め、大学名等を記入している村中です。
このとき、ツイッターに

@mihomore おわった~。泣きそう

とツイートしておりました。


残っていたメンバーで完成を祝う記念撮影。23:52 のことでした。


完成した「いつもそばに」の映像のスクリーンショットです(↓)。
実際の映像は10月4日にNHK熊本放送局のホームページに
公開されますので、そちらをご覧ください。
ネット投票もありますので、ぜひ、この映像に投票していただければと
思います。



長かった映像作りの後、ツイッターには色々なつぶやきがタイムライン上を
流れていました。
それらを時刻順に拾ってみると・・・

11:32pm @mihomore: おわった~。泣きそう。

11:34pm @kako8022: 映像おわったよ~(涙)みんなありがとう♪

11:41pm @shiori46ta: @mihomore @kako8022 @lisa__risa 1.5ヵ月お疲れ様ーッ♥

11:44pm @ds250rider: 無事帰還開始あとは明日だ

11:49pm @gussan0419: @mihomore よく頑張ったね。映像を楽しみにしているよ。

12:01am @ichi111risa: 映像の皆さんありがとうございました!なんか感動しました!自分でつらーって言っときながら、 この夏休みのつらーがきっとつらーではなかったような気がします。

12:02am @ds250rider: 雨により一時退避 作品は無事です ご心配なく

12:11am @ds250rider: 多少自分が濡れる覚悟で帰る作品はビニールに包み、防水は完璧です

12:15am @schneefall1121: @ds250rider 風邪ひかんようにねー!あと事故っちゃだめよー!

12:17am @mihomore: 映像づくりは今日で終了。次は、Web投票と中間報告会に頭を切り替え(`・ω・´)

01:03am @ichi111risa: @ds250rider たのんだーーーーーー!

01:06am @ds250rider: @ichi111risa たのまれたー

08:29am @lisa__risa: @shiori46ta @mihomore @kako8022ありがとう!皆が最後まで諦めずにやってくれたおかげです。電子書籍もお疲れ様(^_^)v

11:56am @ds250rider: 提出行ってきます

11:57am @schneefall1121: @ds250rider いってらっしゃい(`・ω・´)!気をつけてねー

12:20pm @ds250rider: 提出完了しました映像チームの方々お疲れ様でした まだ、活動は続くのでこのままのモチベーションで頑張って行きましょう(笑)けっこう好感触でしたよ(゚∀゚)

01:28pm @mihomore: 10割やりきれたのかなぁ・・・

以上、約13時間のドキュメントでした。
夏の間、傍で彼らの活動を眺めていただけですが、10割やりきったと思います。
嫉妬するほど羨ましい熱い夏に見えました。


最初から最後まで8名ほどのメンバーが継続的に夏の間活動したのはかなり異例の
ことだなと思います。
メンバーの凝集力はかなり強かったように思います。
アドミニストレーションがうまくいってたということでしょう。
どうしてうまくいったのか、理由は明らかでしょうから、ここには書かないでおきます。

メンバーのみんなご苦労さん。
良い出来でした!


2011年9月29日木曜日

90秒映像の完成

映像コンテストの締切が明日になり、今日が最後の調整作業日。


このチームで、ギリギリまで編集を粘っています。
現在22:00過ぎ。
(多少誇張しますが)100分の1秒レベルで調整を続けております。
BGMの異なる部分をつなげた作業などは素晴らしすぎて、神業ではないかと
思うほどの出来でした。

様々な人の知恵がたくさんたくさん映像の中に組み込まれていきます。

このため同じ映像を使っているのに関わらず、1週間前の映像とはまるで違う
ものに仕上がっています。
編集に時間をかけるとここまで素晴らしくなるのですねぇ。
驚きます。

表現活動には、こんな推敲という作業がどれも必要なんですね。
文章表現での推敲の重要性は普通わかると思いますが、映像についても
同様で、徹底的な推敲が分かりやすい表現になるのですね。

映像もただ見ればわかるものではなく、そこには意図的な編集という
操作がなければ、何が言いたのかは伝わらないようです。

映像コンテスト参加チームは、そのことがよく分かった1.5ヶ月ではなかったかと
思います。
これからDVD化し、明日、緒方がNHK熊本放送局に届けに行ってきます。

彼らの90秒に賭けた夏がようやく終わりそうです。

----------

今日のガリラボの様子です。

午前中、きくりん人のミーティング。

午後から4年生(08)の卒論リーダー会議。
状況について大塚から聞き、道は遠いと思った次第。^^
4年生諸君、徹底して頑張りましょう!

朝から電子書籍に挑んでいた谷が(21時ごろには帰りましたが)、ようやく
iPadで読める形にもっていきました。
どうしてそうなったのかわからないと言ってましたが、明日の期限までに夏休み
前の課題をクリアできたようです。
良かった、よかった。

昼間には1年生上田が11月19日のガリラボスポーツフェスティバルの
ポスター制作を挑んおりました。

夜、M1(11)冨田が顔をだしました。懸念したことが解消できたので、
これからまた頑張っていきます。
なお、仕事で大塚の家に取材に行くと言ってました。
10月の何日かにTVで放送されるとのことでした。

夕方は、教務入試課の弓掛さんがやってきて、映像チームが編集でワーワーと
やっている中で私と二人で結構熱い議論を行いました。
私もちゃんと仕事をしているのだと、そんな様子を少しはゼミ生に見せることが
出来たのではないかと思います。
弓掛さんに感謝です。m(_ _)m



現在22:10ですが、まだ3年(09)村中、中島、本多、松崎、緒方、草原が
残っております。



2011年9月28日水曜日

今日もギリギリまででした

今日は10:00からM1(11)白樫とのゼミ。
今、破壊的イノベーションについて勉強しています。
かなり面白く、二人とも引き込まれております。

午前中には3年(09)村中、中島、市川、緒方、松崎らが集まり、4年生(09)は
大塚が出てきていました。

12:50からある集中講義の1コマを担当していたので、1年生200名ほどを
相手に、「表現とその方法」をテーマに話に出かけたので、その後のガリラボの
ことは不明。
なお、講義は昼休み直後だったので、非常に緊張して出かけましたが、なんとか
ほとんどの学生が顔を上げて話を聞いてくれておりました。^^;

講義終了後は、研修会に参加。
少し話もし、そのまま18:00まで参加していたので、ガリラボがどんな
感じだったのか今日は全くわかりません。
どうだったのでしょうか?

18:00過ぎにガリラボに戻ると、3年(09)の村中、本多、緒方、松崎、市川が
映像作りにそれぞれが分担しながら挑んでいました。

それぞれがそれぞれに知恵をだしながらの分業。
途中、村中はみそ汁とご飯を食べておりましたけれど・・・

それにしても、最後までこれほどまでの人数で映像作りに挑むのは初めてかと
思います。
知恵が結集し始め、なかなかいい感じです。

私たちの頃がそうでしたけれど、研究室の夏休みって、本来、こんな感じが普通
なのだろうと思います。
だって、授業ないのだから、それこそ時間を無尽蔵に使って、ひとつのことに集中
できるわけですから。

18時から映像作りに私も加えてもらい、あーでもない、こーでもないと議論。
市川の音楽についての知識にはやっぱり感心させられながら、作業を続けていると
いつの間にか23時少し前。
門が閉まるので、急ぎ解散。
また、明日は10:00に集合とのことです。
明後日がNHKへの提出締切です。

2011年9月27日火曜日

無数の打合せや作業

ガリラボは朝から映像編集チームが、追加撮影などで賑わっていました。
3年(09)村中、本多、市川、中島、宮本、緒方、松崎、そして草原などです。
谷も電子書籍の作業にやってきて、昨日同様、3年生はほとんど来ていた
ように思いました。
今日で撮影は一応全部終わった(終わらせた)ようです。

ところで、午前中、キャリアセンターの中嶋さんが久方ぶりに、ちょっと
したことでガリラボに立ち寄られました。
村中が、お茶を出しておりました。

同じく午前中、4年(08)大塚と谷、草原とで白亜祭の準備についての打合せも
ありました。
まだ不確定な部分はあるものの、当日のスケジュールと役割分担など着々と
準備が進んでいるようです。

さらにさらに午前中、4年(08)財津、小西、宮下が道場で卒論の打合せをして
いたようです。

午後になって大学主催の地域連携シンポジウムの基調講演(蓑茂理事長)を
大塚と一緒に聞きにいました。
シンポジウム受け付けは、なんと4年(08)谷口です。
資料を受け取り、大塚と二人で理事長の話を聞いてきました。
大ホールには玉名市の平野さんも来ており、また午前中は菊陽町の院OB(06)
黒田も来ておりました。

大ホール前には、地域貢献研究事業のポスターが掲示されていましたが、
その一つに昨年度小国町でやった研究のポスターがありました。
このポスターには大塚と坂本によるUstream配信実験の様子を撮った写真を
使いました。
そのポスターの前に立つ大塚です(↓)。


午後には1年の上田、4年(08)坂本がやってきて、さらに夕方には、
4年(08)長井、川崎、戸高、谷口がやってきて、さすがに切羽詰ってきた
卒論の打合せをやっておりました。
最後の谷口が帰ったのが21時前。


その後まだ、3年(09)村中と本多が編集を続けています。
32インチのディスプレイを前に、あーでもない、こーでもないを繰り返しつつです。



夕方、M1(11)白樫がここまで出来ている分を見ていきましたが、先週とは見違える
ほどの出来になっているということでした。
現在21:36。
ディテールにしつこくこだわりながら、二人で編集を続けております。

今日は22時ぐらいには帰ろうと目標を立てておりました。

明日の予定
大学は成績発表の日。ガリラボはどんな歓声が起きるのでしょう? 不安・・・
1年生の集中講義でプレゼンをテーマに1コマ話をしてきます。1年生は3日目で
かなりの疲労が出ているでしょう。まともな講義になるか、不安です。。。
 
 

2011年9月26日月曜日

新聞掲載「星野村の2年生二人」

昨日、院OB(08)佐藤から

  以前ガリラボ通信で、星野村の稲の話を読んだ記憶があります。
  うろ覚えで申し訳ないのですが、今の2年生ではなかったかなと。

とのメールが届きました。メールには西日本新聞筑後版(2011/9/24)が
添付してありました。

さすがは、佐藤です。
良い記憶力をもっています。

ガリラボの2年生(10)保坂と漆島の二人でした。

実はこの二人は1年生の時から、星野村の活性化活動に取り組んでいました。
だからゼミでもそういったことがやりたくて、ガリラボの門をたたいたという経緯が
あります。
この夏も星野村で長く活動していたようです。


新聞に出ていたよと二人に問い合わせたところ、その時も星野村にいたらしい
のですが、朝日新聞の熊本版にも掲載されましたとの連絡をもらい、記事のコ
ピーを下記の通りもらいました。


まあ、ゼミに入る前から活発な二人です。
ガリラボに正式に所属した後は、さらに色々と活動してくれるのではないかと
期待しています。

締切直前ですが、まだ撮影中・・・

締切が今週の金曜日(9/30)ですが、まだ撮影のやり直しを行っています。
参加しているのが、3年(09)村中、中島、市川、緒方、草原、宮本、そして
1年の上田です。
ド素人集団ですので、何度やってもなかなかうまくいかないようです。
視点の問題を片づけたと思ったら、今度は音を撮るのに四苦八苦。

切羽詰っているはずですが、みんな楽しそうです。



朝9:30集合で、それから15時ぐらいまで撮影をしておりました。
それから編集。
現在は、村中、松崎、市川で編集を継続しています。
果たして、出来上がるのでしょうか?
結局、この日はメンバーが入れ替わり、村中、市川、中島の3人で23時
少し前まで編集を行っていました。


なお、今日は3年生は谷と松崎が出てきて、こっちも切羽詰っている
電子書籍のことをやっていました。
谷は白亜祭の展示の企画もいろいろと考えているようでした。

4年生(08)は大塚、坂本らが山鹿や菊池の現地調査に出かけた
ようです。
こちらは、どんな収穫があったのでしょう?




2011年9月25日日曜日

聞くということ

本日は自己推薦入試の日でした。
出勤した時刻が9:00少し前だったので、大ホール前で大勢の受験生と
保護者(?)の方々に遭遇しました。
1次試験の合格発表のため待機しておられたのです。

9:00が発表とのこと。きっと、その瞬間たくさんのドラマが生まれたのでは
ないかと思われます。
(映像を扱うことが多いガリラボなので、日常の風景をそんな映像目線で見てしまう妙な癖が
ついてしまった気がします)。



さて、今日のことではないのですが、つい先日、週刊ダイヤモンドに、26歳で
会社で最大規模の支店長に抜擢され、現在は、100人の部下を率いる「営業
ウーマン」の記事があることを知りました。
記事自体は8月29日のことです。

そんなスーパーウーマンですから、直観的には、デキル女的なそんな方を
イメージしますが、驚くことに、この営業ウーマンの山本さん、「話し下手」なの
だそうです。

営業ウーマンで話し下手って信じられますか?

山本さんは、そんな営業としては致命的な欠点を逆手にとり、いわゆる逆転の
発想で、欠点を長所に変えたのです。

ダイヤモンドの記事の山本さんの発言を抜粋します(Webの記事はこちら):

  「今は、話下手で良かったと思っています。話上手な人は、ある程
  度はその営業トークと自社商品の力で売ることができます。でも、
  そこまでです。一方、話下手な営業職は、一生懸命にお客のニーズや
  不満を聞いて、それに応えられるように努力します。すると、その努
  力を認めてくれて、中にはファンになってくれる方もいて、長いお付
  き合いになるのです。男女の関係と一緒で、お客様は、『自分をわか
  ってくれる人』を好きになってくれるのです」と山本さんは話します。

コミュニケーションとは本来こんなことを言うのですよね。
しかし、意外にそうでないことが多い。
私自身も含めて、人は自分のことを話したがることが多いですから。
「ねぇ、聞いて、聞いて」病とでも呼べそうな子どもの病気(?)が蔓延している
ように思います。

しかし、そんな人ばかりだと、コミュニケーションは成立しませんね。

ゼミなどでみんなに発言を求めると、ほぼ全員が自分の言うことに集中してしまい、
他の人の発言は上の空になりますが、そんな状態では、コミュニケーションは消失し
生産的な議論は難しくなります。

ディベートなどは、その際たるもので、だからあれは全く創造的ではありません。
本来、コミュニケーションが持っている創造性の部分を破壊してしまっています。

また、ディベートで勝ったからと言ってそれで信頼を得るとは限らない。
話の巧みさと信頼は別物。
そんなの当たり前でしょうけど。
人から信頼を得るとはどういうことか、そのためのひとつのやり方を山本さんは
教えてくれます。

話し上手だけが価値ではないのだと。

もっとも、そんなことはちょっと考えればわかることではありますけれど。
しかし実践することは非常に難しい。
そこで必要なことは、困った状況にて「さて、どうする」と自分の頭で考え抜く力、
そしてうまくいかない暗黒の状況でも、きちんと「こつこつと休まず」動きを止め
ないことではないかと思っています。


ここまで書いて手を休め、ふと耳を澄ませたら、ガリラボの外でたくさんの虫の音が
していることに気が付きました。
世の中は、「秋のスイッチ」がすでに入っているのですねぇ。
慌ただしさの中で、虫の音に耳を貸さず、基本的変化に気づいていませんでした。┐(´∀`)┌ 


「聞く」ということをできるだけ実践していきたいと思います。


2011年9月23日金曜日

地域おこしへのひとつのアプローチ

早朝、霞んでいた山の稜線もご覧の通り。肉眼ではくっきりと稜線を
見ることができました。
15:30頃
15:30頃(拡大)

お昼過ぎになると3年(09)村中そして市川が白亜祭の会議が終わって
ガリラボに戻ってきました。
昼間、4年(08)松永も少し顔をだしました。


ここで、村中が自宅で撮り直ししてきた映像をチェックしたところ、前の映像と
矛盾しているところ発見。
お弁当を入れるバッグの位置が違っていました。orz
このため撮りなおすことになりました。

さて、どうでしょうか。度重なるやり直しに自宅で協力してくれている方々が怒ら
ないかちょっと気になります。
また、3年生は月曜日に大がかりな撮りなおしをするようです。
締切が切羽詰ってきたので、服装が前と矛盾していて、やり直しにならないよう
前に撮った動画の画面をキャプチャした画像を添付して村中が全員に指示メー
ルを出していました。
これが最後のチャンスになるはず。
一回でうまくいくことを祈るばかりです。



話は変わりますが、ネット上で愛知県知多地方を萌えキャラ「知多娘。」が紹介
する動画「デートde知多あるき」にアクセス殺到との記事を読みました。
どんなものかと思って、見てみまたのが、次のYouTube動画です(↓)。


現時点で7万6千回の再生回数となっています。
地域を紹介するこの手の映像が、こんなに高い再生回数になるのは
確かに珍しいと思いました。

愛知県職員の意気込みが伝わってきます。
まるで県庁おもてなし課のような活躍ではないでしょうか。

内容は私には今一つですが、こうやって注目させるだけでも大したものです。

ちなみに、誰に聞いたか覚えていませんが、合志市の盆踊りを初音ミクで
やるというこの映像にも驚いたことを覚えています。
これも再生回数は5万5千回に達しています。
合志市には頭の柔らかい職員さんがおられるようです。


まちおこし。あの手、この手ですねぇ。。。^^;


フルーツが動き出すとき

情報の生態系(Information Ecology)といった固い内容のパワポを作って
いたら疲れたので、ついネット上をふらふらと・・・

そしたら、なんとまあこんなアメージングな画像を見つけました。
フルーツに針金をくっつけるだけで、こんなになるとは・・・
ほんと凄いです。

さらに、写真もですが、そのタイトル(コピー)がいいですね。
写真の良さをさらに引き出しています。

ほんと素晴らしい。
優れたアイデアと写真、そしてそれに添える優れたコトバ。
そんな力を磨いていきたいものです。

Where Strawberry Jam Comes From:


Cherry Pie Search and Rescue


Jail Break

秋晴れの休日

秋分の日の今日、涼しい朝を迎えています。
空は一面の青空で、見事な秋晴れになっています。


ガリラボの廊下から見える、南阿蘇方面は、すこし霞んで稜線が
ぼやけていますが、天気は最高です。
こんな日は当然ながらどこかに出かけたくなります。
阿蘇方面に出かけたらきっと気分がいいでしょうねぇ。


出かけてみたい気分ですが、普段、諸事情でできない仕事(ちょっと
した集中力が要求されることです)は、やっぱりこんな静かな休日が
もっとも効率が良いということで、朝からガリラボに出てきてます。

すると朝早くから3年(09)村中も出てきました。

いつもは下のお椀で、朝から味噌汁を飲んでいたりする村中ですが、
今朝は、自宅で撮り直ししてきたビデオカメラをおいて、すぐに白亜
祭の会議に出ていきました。

午後から編集をするのだとか。そして夕方からはバイトとのこと。

秋晴れとか無関係に忙しそうです(=大変良いことだと思います)。



お椀がおいてあるのに、気づいたとき、いささか驚きました。
そのうち、ごはん茶碗がおいてあるかもしれませんねぇ。^^;


2011年9月22日木曜日

卒業生による映像分析

映像コンテスト参加チームは今日も午前中より大集合し、撮影のやり
直しをしていました。
今日集まっていたのは、3年(09)
  村中、中島、本多、市川、緒方、松崎
たちです。

何度もやり直していて、嫌になってしまうのではないかと思ったりしますが、
なぜか参加人数は減りません。
いいことですねぇ。
見ていて、いい感じです。

その他には、3年(09)草原と谷が出てきてそれぞれの作業をしておりました。
二人は、4年(08)大塚リーダーの下で、ガリラボの白亜祭への参加内容に
ついての検討を行っているのです。
展示・体験する予定ですが、3人でじっくりと話し合っていましたので、きっと
良いものになるだろうと思っています。

なお、大塚は4年(08)坂本、矢田と学生GP関連の卒論の打合せもこなし、
その後、私とも少し打合せをして、その場で、大塚をリーダーとする山鹿
豊前街道のフィールドワークを10月30日に決定しました。
このフィールドワークでエアタグ化する情報を集めてきます。
聞き取り調査の訓練を兼ねたこのフィールドワークの現在の参加予定は12名。
今の感じだと、もう少し参加者が増えそうです。

夜20時になってOG(03)菅原が、4年(08)川崎たちが行った熊商生徒へのDVDの
プレゼントに対する生徒たちの感想を持ってきました。
その話をしながら、いつしか話題は、映像チームの90秒の映像へ。

編集作業をしていた村中に映像を見せてもらったら、そのまま映像分析が
始まりました。
編集の甘いところ、そして映像として不足してい部分を、視点という観点でビシ
バシと批評していきます。
夜の約1.5時間ほど。
22時過ぎまで、村中と菅原そして私として、空の弁当箱をぶらさげなら、身振り
手振りを伴いながらの映像分析作業。
いや、実に中身の濃い議論だったように思います。

この議論で、いわゆる映像における視点というものがどういうものか明瞭に
理解できました。
そして映像作りも言語能力(=国語力=作文力)がないことにはきちんとした
ものは作れないのだということも理解できました。
さらに、わずか90秒の映像ですが、それに90分ほどかけての細かい分析作業は
私自身は、これと論文の作成作業と全く同じであることも理解しました。

映像を見ながら、そういった熱い議論の1.5時間。
こういった議論こそ、メイキングとして残しておいて、何が重要なのかを周知する
必要があるかなと思いました。

それはさておき、ともかく非常に楽しい、かつ非常に大学での出来事らしい1.5時間
ではないでしょうか。

帰り際、菅原が、「やっぱり、大学っていいですねー」と話しておりました。
私もほんとに思います。

こんなに自由に、時間を気にせず、議論が出来るということは、ほんとにすばらしい。

こういった時間こそ、元々この映像作りのテーマであった「海を見る自由」を実践して
いる瞬間でしょう。
少なくともガリラボで身近に見ている映像チームは、「あーでもない、こーでもない」と有り
余るほどの海を見る自由な時間の中を通して、たくさんの経験をしてきた夏休みではない
かと思います。

この分析作業の中でたくさんの撮り直しの指摘されました。
嫌な顔を見せることもなく、撮影のやり方と全員のスケジュール調整をこの3連休でやる
そうです。
また自宅での撮り直し部分のためにとカメラを抱えて帰宅しました。
22時過ぎのこと。

さて、映像作りは〆切まで残り1週間ほどになりました。
言うは易く行うは難しですが、最後の最後まで、妥協せずに頑張ってほしいと思います。


卒論関係の今後のスケジュール

平成23年度の卒論関係の今後のスケジュールが確定しました。
4年生はしっかりとみておいてください。
なお、12月23日(金)は全員参加になりますので、2・3年生は
予定を空けておいてください。

・11月16日(水)12時   卒論テーマ(正式)と発表順の提出
・11月17日(木)      副査決定
・12月 5日(月)17時   概要集の提出
・12月23日(金)      卒論発表会


先が見えてみました。4年生、しっかりと頑張ってください。

2011年9月21日水曜日

場所の記憶のワンショット

写真はお昼少し過ぎのショットです。

映像作りの演技シーンではなく、3年(09)緒方が深々とお辞儀をしている
実際の風景です。(手前は同じく3年(09)村中です)


お辞儀している理由は想像に任せるとして、この写真を見て、
改めてひとつのことに気付いたので緒方に無断で掲載させて
もらいました。

ガリラボが生まれた当初、当然ここは均質な空間でした。
私が活動しているだけだったら、その均質な状態なままで推移した
かもしれません。
しかし、ここに多数のゼミ生がやってきて、この空間を舞台に活動
し始めると、その活動のたくさんの痕跡が空間に残され、それによっ
て空間は場所化していきます。

この場所にはガリラボの活動の記憶が詰まっております。

ごく普通のショットですが、何故か、この写真にそのような変化が表現
されているように思いました。
均質だったガリラボという空間が、人が息づく躍動的な場所へと変化し
てきた、それが映っているように感じます。


-----------------

今日のガリラボは、筋肉痛に若干悲鳴を上げながらも映像コンテスト
チームが撮影・編集に取り組んでおりました。
3年(09)村中、市川、本多、松崎、緒方、志柿のメンバーに1年
上田が強制連行される形であるシーンの撮影をキャンパス内のあち
こちで行ったようです。
映像制作も佳境になりました。
後、少しです。
ディテールに最後までこだわり、妥協せずやってほしいと思っています。

その他、今日はMOREの学生たちが自主研究の打合せをガリラボ道場
で行っていたようです。

M1(11)白樫とのゼミも行いました。現在、破壊的イノベーションが教育に
もらたした影響についてビジネススクールの方が書いた著作で勉強して
いますが、極めて興味深い内容です。
かなりの知的興奮を味わいながら、読み進めています。



キャンパス内の秋の気配

非常に強い台風15号が接近し、昨日から大雨に見舞われている東海地方や
前回の台風12号で豪雨災害を受けた紀伊半島の様子が気にかかりますが、
被害がないことを祈るばかりです。
今年2011年は悲惨な出来事が多すぎますから。

台風15号の影響でしょうか、今朝は大変涼しい朝になっています。
私のPCの温度計ガジェットによれば「20℃」とのことです。

ゼミ生は寒いと言ってますが、いやこれは寒いのではなく「涼しい」が適当か思います。

そんな秋の気配を感じ、いつもとは異なる正門のイチョウの下のルートを通って
出勤してきました。
大きなサイズ

秋の気配は正しかったようで、気配ではなく、秋そのものでした。

ご覧の通り(↓)。 銀杏がたわわに実っております。
大きなサイズ

木の根元付近はご覧の通り(↓)。銀杏が散乱しておりました。


ガリラボではすでに 3年(09)村中、2年(10)吉村が活動を始めています。


2011年9月20日火曜日

ガリラボスポーツフェスティバル2011(第2回夏の大会)

ガリラボスポーツフェスティバル2011の夏の大会(第2回)をアリーナにて
開催しました。
夏を締めくくり、後期に向けて頑張っていくためのもので、夏は2回目の
開催となります。

この日の午前中は白亜祭でガリラボが行う展示などの打合せを
  4年(08)大塚、3年(09)谷、草原
らの責任者と行いました。
エアタグを強調するために、高瀬商店街をフォトモで再現し、そこにQR
コードを使った仕掛けをつけた展示をしたり、電子書籍制作・映像制作・
画像処理などの体験を行うコーナーを作っていくことになりました。
ガリラボ白亜祭実行委員長はもちろん 大塚 です。
脇を副委員長として谷と草原が固めます。

その打ち合わせをやりながら、スポーツフェスティバルに向けて徐々に
関係者が集まってきました。


13:00からの開会式での開会宣言は、ガリラボ体育委員長の3年(09)宮本です。
その横に立っているのが
  副委員長3年(09)本多、4年(08)坂本、2年(10)森本
ら体育委員のメンバーです。
この日は秘密兵器のハンドマイクを用意しており、これがよく働いていました。


試合前の体操です。


試合開始の前にA,B,C,Dのチームを決めるくじが行われました。
くじ引き後、それぞれのチームは自己紹介やチーム名を決めるよう
指示されます。


無事、チーム名も決定した後、14:00試合開始。
10分間で得点の多い方が勝ちというルールです。
結構、みんな必死でした。


この日参加したOG(06)中村。東京からかけつけた中村は、たくさんの
お土産をガリラボにおいていってくれました。
運動不足SEのパワーを見せるとか言ってましたが、なかなかそんな
風には見えず、結構な動いているように見えました。


休憩中。

同じく休憩中。


全ての試合が終わり、15:30からの閉会式に向けて体育委員長と副委員長が
集計をしています。
この日の優勝はAチーム(スナックひろこーず)、準優勝はBチーム(ルーキーズ)
でした。
Aチームは全勝での優勝でした。
店長パワーは凄かった!


閉館宣言後に、優勝チームのキャプテン「ひろこ」が「ちょっと待った―」と
立ち上がり、全員、輪になるよう促します。

彼女の一本締め(↓)でガリラボスポーツフェスティバル(夏の大会)はすべて
終了しました。


夏休み中のため、色々な行事と重なり、今日の参加者27名で、ガリラボメンバーの
約半分とちょっと少な目でした。
内訳は、1年:1人、2年:6人、3年:7人、4年:9人、M1:1人、M2:1人、
OG:1人、教員:1人。



今日は雨模様で比較的涼しい体育館でしたが、それでもみんな結構心地よい
疲れとなったようでした。
いつもPCばかりいじっているよりは、こんなことが必要ですね。

さて、このイベントで、ガリラボの夏は終りとなります。
ガリラボは次は、映像コンテストの映像作品完成(9月30日)、電子書籍ガリラボ発の
完成(9月30日)、ゼミ新聞完成(10月14日)、そして活動中間発表会(10月15日)と
それぞれの締切に向けて動き出すことなります。
それぞれ締め切りを睨みながら、計画的に活動していってください。

ちなみに、中間発表会の後は白亜祭(11月12、13日)、ガリラボスポーツフェスティバ
ル秋の大会(11月19日)、情報管理コース卒論発表会(12月23日)がそれぞれ続きます。


2011年9月19日月曜日

稲刈り~いい加減な手入れの結果

休日と言うこともあり、今日は早めにガリラボを後にして、
自宅に戻りましたら、

  稲刈りが終わった!

とのこと。
何のことだと思ったら、2年(10)保坂が持ってきた星野村の
稲のことでした。

  6月25日 ベランダのプランタに田植え(クリック

放牧の苦行を与えていましたが、無事に2カ月後の

  8月27日 花が咲き(クリック

順調に生育しておりました。

それから、約1ヶ月弱となる今日、私の知らないうちに刈り取られていました。



稲刈りといえば、

  実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな

となると相場が決まっているはずですが、そんな表現にはほど遠く、細い細い
茎にもかかわらず、ほぼ直立不動でした。

見事に実が入っていない。 すっからかん、でした。

私のこの実験(?)で、植えれば頭を垂れるわけでないことをしっかりと証明できた
ようです。

どんなことでも手入れが必要なわけで、それがなければ、

  実っても頭を垂れない我が稲穂

となるわけです(この結果、世間では常識なのでしょうけど・・・)。

垂れない稲穂を見て、ずいぶん前に書いたブログを思い出しました。

検索したら、なんとちょと500回記念として書いたガリラボ通信でした。
昨年2010年の10月3日のガリラボ通信です(こちら)。

読んでみて、1000回記念よりもよっぽど良い内容だなと改めて思ったのですが、
この中で糸井重里さんの文章を引用しています。
再録します。


  「魚を飼うということは、水を飼うということである」。とにかく、健康な水をキープできていれば、
  魚は元気に生き続ける。魚を飼っている、なんて思わないほうがいい。水を飼っていると考えた
  ほうがうまくいく。あなたのいる環境は、元気ですか?
                     糸井重里「今日のダーリン」2004年4月23日より


水(土)を飼うことがいい加減だったわけで、そんな適当なやり方で わが稲穂が
実るわけありませんね。
 

ということで、自分を実らせるため、良い環境に自分をおきましょう!

学習理論であり、人類学理論でもある「正統的周辺参加論」も同じようなことを
主張しております。



ガリラボフェスティバル(夏の大会)連絡事項

明日のガリラボフェスティバル(夏のバレー大会)について、
確認もあってガリラボ体育委員会副委員長3年(09)本多から
連絡がありました。
台風の影響はどうなるか少し心配なところもありますが、前に
連絡していた通り、下記の通りの内容で変更なく行うとのことです。


9月20日(火)のフェスティバル連絡事項

■集合(着替えて集合)
 12時半 アリーナ集合

準備物
 飲み物、シューズ、タオル

参加者
 2~4年生、院生


(簡易)プログラム
 集合・準備
 開会式
 チーム分け
 試合
 閉会式(16時ごろ終了予定)

以上です。

また新しい一歩を踏み出していきます

1001回目ということで、また今日から新しい1歩を踏み出すつもりで
ガリラボの様子を綴っていこうと思います。

休日ですが意外にたくさんのゼミ生がやってきました。
(中には、休日であることを知らないで来た学生もおりましたけれど・・)
ツイッターにて私がガリラボに出てきたとき、帰るときといった環境状況を
つぶやいていますので、ガリラボを利用するときは、その情報を利用して
いる学生もいるかと思います。

近年のソーシャルメディアは、ひとつの可視化社会を作ります。
自らが進んで監視社会化しているわけでもあります。

しかし、それが意外に都合がいい時があります。
あることを継続させるのに、これほど便利なツールもありません。

他者の眼を利用して自分の行動を見張ってもらうことができるからです。
正確には、他者の眼の存在を自分の意識の中で埋め込み、一種の
メタ認知として活用しているということになりますでしょうか。

ということで、そういった方法をゼミ生に勧めることもありますが、
本日、逆に、3年(09)市川から、私が指摘されてました。
お昼頃に、

  先生、最近テニスをしていないのですか?

と聞かれたので、どうしてかと問い返すと、あるハッシュタグ(3・4年生は
すぐにわかると思いますが)で呟いてないではないかとのこと。

反論の余地などありませんでした。m(_ _)m

どうでしょう。
情報公開し、ヴァルネラブルな状態にしておくことで、こんな感じで監視され、
コミュニケーションも促され、そして継続が促されるのだということです。
私の勧める方法が如何に有効かを教えてくれる例ではないかと思います。^^;


ということで、他者の眼とは、こんなにも効果のあることなので、ガリラボの
皆さん、活用していきましょう。^^

今日からまた先のハッシュタグでのつぶやきはもちろんのこと、ガリラボ通信も
新しく一から継続していくつもりです!



本日のガリラボの様子です。
顔を出した面々は以下の通りでした。

3年(09)村中がNHK映像コンテストの映像について編集の打合せとその後、
帰宅しての自宅で撮り直し作業をしていたはずです。
これまでの流れをおさらいし、問題点をピックアップし、問題の解決する方法を
探るというったことやったのですが、このプロセスにて優れて実践的な学びを
行っているのではないかと思います。

同じく3年生では中島、市川、高倉がゼミ新聞の最後の追い込みの作業を
しておりました。
4年(08)は松永、長井、川崎が出てきて卒論の作業をしておりました。
長井、川崎はとりあえず仕上げた卒論の概要を添削してほしいと手渡して
帰りました。


休日も関係ないなと思ったのですが、違いますね。
彼らは現在ずっと夏休みという名の休日なのでした。
なのでほぼ普段通りに行動していたのかもしれません。


--------------

合間にある本をぱらぱらとめくっていたら、中庸という本に書かれている
次のコトバを出会ったので紹介します。

  事予めすれば則ち立ち、予めせざれば則ち廃する。
   ことあらかじめすればすなわちたち、  あらかじめせざればすなわちはいする。

で、その意味は、

  何ごとも前もって準備していけば必ず成就する。これに反して
  前もって準備する考えがなければ必ず失敗する。

ということだそうです。

これを読み、真に優秀な人は決断をしないという話を思い出しました。
深刻な決断を迫られるというのは、そういった状況を作り出すほどに
ぼんやりとしていたことを示しているわけで、真に優秀な人はそんな
重大な状況が生まれないように、事前に緻密に行動しているのだと
そういったことだったように思います。
確かに。

失敗学では、上の中庸のコトバを「仮想演習」「逆演算」といった
言い方で表現しています。
参考まで(?)。



2011年9月18日日曜日

1000回~ひとつの変革の時を迎えて

ガリラボ通信を読んでいる方にとってはあまり関係のない話なのですが、このガリラボ
通信自体にとっては大きな節目となる日になりました

ガリラボ通信は、これで「1000回目」の記事になります。

2009年9月10日に開始してちょうど2年の歳月が経過したことになります。
日数にして738日ほどですので、1日当たり「1.35回」ほどブログを書いてきたことになります。
ほぼ毎日ガリラボの様子を伝えてこれたようです。
実はその前の1年間はGoogleグループというサービスで2,3行日記という形で
書いていました。
登録された人だけが読めるものでしたが、あまりに使いにくかったのでブログに
移行したのですが、賢明でした。
Googleグループの当時のサービスは消滅したからです。
・・・・酷いことに私が書いていたデータは全て削除されていました(先ほど気づきました)。
(大したことは書いてなかったのでまあ良いのですが、フリーのサービスの恐ろしさを痛感します)。

2,3行日記を始めた理由は今となってはもう覚えていませんが(削除されていな
かったらそこに書いていたのかもしれませんけれど・・・)、秋元康さんのいう一言
日記によって、何もない日を、「何もなかった日」と書くことで、そこにラベル付けを
して、ガリラボにとって「何もなかった特別な日」としていこうと考えたからだと思います。
一日に何かひとつ面白いことを見つけようとの向田邦子さんの言葉も刺激になっておりました。

実はmixiでは2007年1月~2011年7月の4年半ほど毎日書くというノルマを課して
日記を書いていたので継続して書くことには抵抗感はなく、その延長でガリラボ通信も
始めたのように思います(現在、時間的に両立が難しくなり個人的なmixiは残念なが
ら中断中 (T_T) )。

毎日書くことで、ガリラボの活動には日々何かのラベルが貼られ、それぞれが
特別な日となっていますし、何よりもこれを書くためにガリラボの活動をぼんやりと
無意識に見ることがなくなりアンテナを常に動かしているので、アンテナの感度が
昔よりもずいぶんよくなりました。

おかげで毎日が新鮮で、マンネリ化とは無縁なほど楽しい時間を毎日過ごさせて
もらっていると感じています。

さて、そうやってコツコツと2年ほど続けて1000回となったわけですが、1000のオー
ダーというのは、ひとつの変革を生む(変革せざるを得ない)と昔ある人に言われた
ことがあります。

量的に1000(倍)というのはそれまでの常識でやってこれたことが通用しなくなり、
以前と異なるパラダイムに入るのだと、そんなことをだったと思います。
1000ではないですが、ジャンボジェットが500以上の座席を作った時、様々な
変革があったようですが、食事に関して大きなイノベーションがあったことはあまり
知られてはいないのではないでしょうか。
みなさんほぼ同じ頃にお腹がすくわけで、食事というのは、人数が少なかろうが
多かろうが一度に処理しないといけないのです。
ジャンボジェット機では500人を一度の食事(特に温かい食事)を提供するために、
料理方法もですが、配膳方法に大きな技術革新が生まれたと聞きました。

ついでですが、情報社会の授業で私が良く言うのが、コンピュータにおけるキロ、
メガ、ギガという計算のレベルが1000倍ほど変わってきたときの変革の様子です。
ムーアの法則に従いコンピュータは約15年ほどで処理速度を1000倍にしてきました。
最初の千倍(キロの時代)のとき、コンピュータは文字を扱えるようになった。
これで世の中にはOA革命が起きます。
次の千倍(メガの時代)のとき、コンピュータは画像や高速通信を扱えるようになりました。
ここで、世の中はネットが爆発的に進み、インターネット革命が起きます。
Amazonなどのeコマースが誕生したのはこの変革の中でした。
次の千倍(ギガの時代)になると、コンピュータは動画が扱えるようになりました。
これをIT革命というのかどうか不明ですが、このとき、ロボットが生まれ、YouTubeなどの
ストリーミングが普及し、放送と通信が融合を始め、既存のマスメディア業界は大きな
変革の波を受けることになりました。

さて、今は次の千倍が進んでいるときです。テラの時代です。
どうなるのでしょう・・・(ある程度は予想つくでしょうが)

話題がそれました。
とりあえず、1000というのはひとつ大きな変革を起こすひとつの目安であろうと思います。

さて1000回を迎えたガリラボ通信ですが、何か変革と関係している(する)のでしょうか?
あまり大きな変革はないような気もしますが、よくはわかりません。

ただ一つだけ言えることは、1000回にもなれば、ガリラボ通信がガリラボの
歴史的記録としてゼミ生たちが以前の状況を調べるためのデータベースとして
利用されるようになってきたということです。

データとして使えるだけ量的に豊富になったということでしょうが、これがひとつの
変革ではないかと思います。

この変革は、ガリラボ通信はガリラボにとってのキャリアフォリオであり、検索と
ラベルによって、過去と迅速に対話していくことが可能になりました。
大学の研究室の場合、人が随時入れ替わりますので、その意味で過去のやり方を
参考にしていけるデータベースの存在は貴重なのだと思います。

過去に縛られるというのではなく、巨人の肩の上に乗り、新しいことに挑戦
していくための過去という意味においてです。

書き始めた当初は、その日の出来事をゼミ生やその関係者に届けることが主でした。
しかし溜まるとこのように別の意味が出てきます。
新聞と同じですね。
新聞もその日のニュースは重要ですが、それをデータベース化したとき、大きな
価値が生み出されます。

日常の記録とは、その瞬間にはあまり大したことはなくても、継続していくことで、
それがいつか大きな価値に転換されると言えます。


さて、まだ2年しか歴史のないガリラボ通信ですが、これまでの統計データを少し
紹介しようと思います。
次のグラフは、2年間のガリラボ通信のページ閲覧数(ページビュー)を1週間ごとに
集計してグラフ化したものです。
ピークで600回を少し超えていますので、この週は1日平均86回ほど閲覧されて
いることがわかります。
最近は平均して450ページビュー/週ぐらいで、1日換算すると60回以上の閲覧
されているようです。
どういった人たちが閲覧しているのかはよくわかりませんが、一番読んでほしいのは
もちろん現役のゼミ生です。
ガリラボでどういった活動が展開されているのか、それを多面的に頭に入れて、
自分の活動がどういった位置にあるのかそんなことを測るモノサシのひとつとして
利用してもらうと嬉しいと思っています。




次にページビューの多かった記事別のランキングです。
トップはきくりん人のふるさとCM大賞受賞時の記事で58回も閲覧されていました。

その次が私自身が大好きな言葉のチカラについての記事
楽天の嶋選手のスピーチは感動しました。
なお、個人的には、盲目の方と通りすがりの女性によるこっちの言葉のチカラの話し
大好きなのですが、残念ながらこれはランクインされていませんでした。

驚いたのがメディアの聖俗革命という固い内容が上位にあったことでした。
希望者いたのに関わらず、続きを書いておらず申し訳ない限りです。
時間と能力が確保されたならば続きを書いてみたいと思います。m(_ _)m


以上、とりとめなく書き続けてみました。
ブログだから可能なやり方だとは思いますが、大変読みにくいはず。
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。

1000回をクリアしたので、次の節目は2000回になるでしょうか。
この調子であれば2013年9月頃になるはずです。
ガリラボ通信が継続するためにも、今後もゼミ生たちが活発に動いていける
よう支援を続けていきたいと思います。

また先日のガリラボ通信でも引用しましたが、


  夢あるところに行動がある。
  行動は習慣を作り、習慣は人格を作り、人格は運命を作る。


を参考に、ガリラボの運命を作るべくガリラボ通信を継続的に発信していきたい
とも考えてます。
ゼミ生および関係者の皆様、今後ともガリラボをよろしくお願いします。



2011年9月16日金曜日

電子書籍の可能性に関して

999回目のガリラボ通信になりますので、「銀河鉄道999」の画像を
おいてみました。
深い意味はありません。
ところで、銀河鉄道999(スリーナイン)など、ゼミ生はもう知らないでしょうね。


「知らない・・」と言えば、昨日、院OB(06)黒田に来てもらい、後期の
菊陽町での活動についての打合せをしましたが、その中で、コトバが
消えていくこと、生まれていくことに話題が及びました。
今の学生たちには、人のことをちょっとバカにするとき昔使われていた
「蛍光灯」なる表現は通じません。
死語となっています。
数年前に気づきました。

消える一方、逆に、生まれてくるコトバもあります。
「ケータイ」なるコトバはその代表例でしょう。

コトバとはこうして常に変化しており、その変化の特徴はいわゆる推移律を
満たさないことがあるということです。

a=b, b=c, c=d,・・・・, x=y であれば 数学的には a=y となるはずですが、
コトバの場合には a≠yとなることがあります。

例えば、当初、既存のテクノロジーである「電話」に重なる形で登場した「携帯
電話」は、「携帯」、「ケータイ」と変化していった結果、当初の電話という概念
とは似ても似つかないものになりました。

電話は人と人とを接続する道具でした。
「ケータイ」はそれを含んではいるものの、しかしその主要機能は、人をネットに
接続する道具だということです。

今は、概念的に、 電話≠ケータイ であることは明らかでしょう。

「ケータイ」は人と人をつなぐというよりも、すべての人をネットにつなげ、ネット
の存在を前提する新しい社会を創造しているように思えます。



次の2枚の写真( 90度回転してます(T_T) )はiPadのアプリiBookで電子書籍化した
ガリラボ通信を閲覧している様子です。
電子書籍はInDesignで簡単に作れました。


ビデオも簡単に組み込めました。


基本的にこれは紙媒体の書籍の電子版であり、Webともどう違うのかわから
ないのですが、しかしこれもケータイと同じ運命をたどっていくように思えます。

今は、既存の書籍とイメージを重ねる形で、上の写真のようにめくる機能がアニ
メーションで実現されている「電子書籍」ですが、これは紙媒体を知っている現代
人との関係でそういう形式にしているわけで、「めくる」という操作が必須である
必要はありません。

「めくる」とは紙媒体であったことによる必然性でしかない。

電子化された書籍は、徐々に徐々に形を変えていくでしょう。

最終的には本という概念がかなり変わっていく可能性があります。
残念なことに、私の能力では、どう変わるのか予測はできません・・・

ケータイ同様、電子書籍も徐々に

  書籍⇒電子書籍⇒eBook(?)⇒ブック(?)

などと変わっていって将来的には現在では思いもしなかったものに変わっていくの
ではないかと思います、多分。


まだ出現したばかりのこの新しいメディアに、ガリラボは
これから挑戦していく予定です。



ところで、昨晩、同じく変化したものを見つけました。
不思議なメンバーで出かけたお店においてあった「マッチ」です。
もう覚えていないほど久しぶりに、マッチなるものを見ました。
まだ売ってあるんですねぇ。



今の小学生ぐらいだと「マッチ」というコトバをどれほど知っているでしょうか?
火を制御するテクノロジーが

  ・・・⇒火打石⇒マッチ⇒ライター⇒・・・

と変化を遂げた結果、社会に大きな変化をもたらしているのでしょうが、ここで
その変化を書くほどの知識がありませんが、きっと現代に大きなパラダイムの
変革を起こしているのだろうと思います。


ガリラボ通信はこれで999回となりました。
徐々に変化しているのだろうと思います。
しかし残念ながら、どう変化しているのか、当事者である私には今一つわかりません。


----------

本日のガリラボは NHK映像コンテストチーム
  3年(09)村中、本多、中島、市川
が出てきて編集や追加撮影を行っていました。また、お昼には後期に向けて
09ゼミ会議を開きました。参加者は
  3年(09)村中、小川、中島、谷、草原
のメンバー。後期の最初のゼミの活動内容や後期の活動全般について打合せ、
1月までの一通りの流れを決めました。
さらに、InDesignと格闘する電子書籍、ゼミ新聞チームが
  3年(09)谷、高倉、草原、1年生
作業をしておりました。
4年生(08)は、大塚と英語の勉強会、その後、後期に向けて学生GPのこと、県北
での活動の方針、白亜祭での活動内容など、盛りだくさんの内容について3時間ほど
話をしておりました。
その他4年生は岩本、益田、田上が卒論で、またM2(10)松尾も顔を出しました。

現在18;00。
ガリラボはまだまだこれからが作業の本番です。

2011年9月14日水曜日

熱い夏が継続中~映像チームのロケ

今日は3年生(09)のロケの日。
撮影チームがたくさんやってきました。
参加者は村中、市川、緒方、松崎、本多、中島、志柿。
また、電子書籍チームも谷、高倉がやってきました。

ロケチームは市川の自宅でのロケ、そして道場でのロケを敢行。
市川の自宅ではどんな状況だったかわかりませんが、道場では
以下の写真の感じでした。

2台のカメラを回しながらのロケ。

居合わせたM1(11)冨田が的確な演技指導をしてました。


「ブチ切れ」シーンの練習中。
津曲ゼミ紹介のパネルが悲惨なことになっていました。


撮影後の片づけです。
現場は、(見えないですけど)凄いことになっておりました。


モップ掛けをしないといけないほどひどい状態でした。


何があったのか。
映像をご覧ください。
9月20日に試写会をガリラボ内でするそうですので、その時をお楽しみに。

朝から始めたロケは、終わったのが夜の10時でした。
たくさんのゼミ生が「なぜ、そこまで?」というぐらい、しつこく考え、撮影を
しております。

ただいま、3年生の90秒にかける熱い夏の真っ只中です。


<補足>
志柿が作った「金の卵」の映像もバカバカしくて面白いものでした。
これはVドリームに提出する予定です。
電子書籍については、動画を組み込みiPadで閲覧できるようになりました(まだ
バグがありますけれど)。