ガリラボの様子を綴っていこうと思います。
休日ですが意外にたくさんのゼミ生がやってきました。
(中には、休日であることを知らないで来た学生もおりましたけれど・・)
ツイッターにて私がガリラボに出てきたとき、帰るときといった環境状況を
つぶやいていますので、ガリラボを利用するときは、その情報を利用して
いる学生もいるかと思います。
近年のソーシャルメディアは、ひとつの可視化社会を作ります。
自らが進んで監視社会化しているわけでもあります。
しかし、それが意外に都合がいい時があります。
あることを継続させるのに、これほど便利なツールもありません。
他者の眼を利用して自分の行動を見張ってもらうことができるからです。
正確には、他者の眼の存在を自分の意識の中で埋め込み、一種の
メタ認知として活用しているということになりますでしょうか。
ということで、そういった方法をゼミ生に勧めることもありますが、
本日、逆に、3年(09)市川から、私が指摘されてました。
お昼頃に、
先生、最近テニスをしていないのですか?
と聞かれたので、どうしてかと問い返すと、あるハッシュタグ(3・4年生は
すぐにわかると思いますが)で呟いてないではないかとのこと。
反論の余地などありませんでした。m(_ _)m
どうでしょう。
情報公開し、ヴァルネラブルな状態にしておくことで、こんな感じで監視され、
コミュニケーションも促され、そして継続が促されるのだということです。
私の勧める方法が如何に有効かを教えてくれる例ではないかと思います。^^;
ということで、他者の眼とは、こんなにも効果のあることなので、ガリラボの
皆さん、活用していきましょう。^^
今日からまた先のハッシュタグでのつぶやきはもちろんのこと、ガリラボ通信も
新しく一から継続していくつもりです!
本日のガリラボの様子です。
顔を出した面々は以下の通りでした。
3年(09)村中がNHK映像コンテストの映像について編集の打合せとその後、
帰宅しての自宅で撮り直し作業をしていたはずです。
これまでの流れをおさらいし、問題点をピックアップし、問題の解決する方法を
探るというったことやったのですが、このプロセスにて優れて実践的な学びを
行っているのではないかと思います。
同じく3年生では中島、市川、高倉がゼミ新聞の最後の追い込みの作業を
しておりました。
4年(08)は松永、長井、川崎が出てきて卒論の作業をしておりました。
長井、川崎はとりあえず仕上げた卒論の概要を添削してほしいと手渡して
帰りました。
休日も関係ないなと思ったのですが、違いますね。
彼らは現在ずっと夏休みという名の休日なのでした。
なのでほぼ普段通りに行動していたのかもしれません。
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合間にある本をぱらぱらとめくっていたら、中庸という本に書かれている
次のコトバを出会ったので紹介します。
事予めすれば則ち立ち、予めせざれば則ち廃する。
ことあらかじめすればすなわちたち、 あらかじめせざればすなわちはいする。
で、その意味は、
何ごとも前もって準備していけば必ず成就する。これに反して
前もって準備する考えがなければ必ず失敗する。
ということだそうです。
これを読み、真に優秀な人は決断をしないという話を思い出しました。
深刻な決断を迫られるというのは、そういった状況を作り出すほどに
ぼんやりとしていたことを示しているわけで、真に優秀な人はそんな
重大な状況が生まれないように、事前に緻密に行動しているのだと
そういったことだったように思います。
確かに。
失敗学では、上の中庸のコトバを「仮想演習」「逆演算」といった
言い方で表現しています。
参考まで(?)。
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