2012年6月30日土曜日

6月アクセス統計(まとめ)

時折り、スコールのような激しい雨が地面をたたきつけ、窓の外の
テニスコートはあっという間に池のようになっていきます。
が、水はけが素晴らしくよい大学のテニスコートは、30分もすると
すべて水を吸収してしまいます。
しかし今日の天気は底意地が悪い。
水がはけたと思ったら、すかさず土砂降りとなり、また池の状態へ。
そんな光景が、朝から何度も繰り返されておりました。

朝からやっていた仕事(企画書づくり)が一段落し、ふと6月最後で
あることを思い出したので、この一か月のガリラボ通信の統計情報
でもまとめておこうと思います。
アクセスランキングとかです。


ガリラボ通信はBloggerを使っていますが、Bloggerの統計情報は
午前9時が区切りになっています。
明日の朝9時前までが6月なので、これからまだアクセスがあるかと
思いますが、それは無視して、今現在の数値を使います。

6月は 5,404 PV(ページビュー)ありました。
これまでの最高でした!
1日当たり平均 180 PVあったことになります。
6月の総エントリー数は51なので、ひとつ当たり 106 PVあった
計算になります。


ガリラボの今の在学生は30人ぐらいなので、なかなか多い数値では
ないでしょうか。
この数値、ガリラボの在学生以外の方のアクセスが多いことを示して
ますね。
どういった方がご覧になっているのでしょう?


さて、今月のページビューの多かったのは次のエントリーでした。
1位 10ゼミ生の15秒映像発表会 2012/6/27  
2位 卒業生へのビデオレター&ゼミ新聞部部会&放送部の失敗&2年生自己紹介イベント 2012/1/20
3位 二つのコンテンツへの反響 2012/6/9
4位 うちわEBI'sが新しい世代には新鮮/キャリア形成論に 2012/6/22
5位 優れたコミュニケーションデザインの例 2012/6/10

ところで、2位の「卒業生への・・・」は1月のエントリーですが、それがどうして
6月でも2位になっているのか非常に不思議です。
ちなみに、これまでの全てのエントリーでトップにあります
何か検索されやすいワードでも入っているのでしょう、たぶん。
スラムダンクのせいかな~??

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6月最後の今日、ガリラボの新メンバー「11ゼミ生」を確定しました。
全部で14名となりました。
これでガリラボの在学生は46名(学部生+院生)となります。
プレゼミ生まで含めると57名です。
かなりの大所帯となっております。
11ゼミ生がどういったメンバーなのか、詳しい情報は初顔合わせした後、
お知らせします。

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平成24年上半期終了

今日で2012年の半分が過ぎます。
今年やってきたことを振り返り、それぞれ、プチ反省しておくといい
かもしれません。
仕事の合間に私も少しやっておこうと思います。

小雨降るキャンパス


写真の奥には、プロペラの回転を始めたドクターヘリが見えます。


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2012年6月29日金曜日

プレゼミ学生たちの発表会

本日はプレゼミ(1年生)で、課題にしていた上級生インタビュー及び
アンケート調査の発表会でした。
4チームに分かれ、それぞれが上級生2名にインタビューし、さらに
周囲30名以上に対しアンケート調査してもらいました。

井川、長友、川口チーム ⇒ インタビュー相手:3年(10)保坂、4年(09)小川
パワポと紙芝居の組み合わせが新鮮でした。


光本、廣瀬、内田チーム ⇒ インタビュー相手:3年(10)漆島、4年(09)緒方
このチームには申し訳ないことをしました(理由は、最後に述べます)。


下田、西チーム ⇒ インタビュー相手:3年(10)清原、4年(09)草原
二人だけで少し寂しい感じですが、発表はしっかりしていました。ただし、
ちょっと厳しいコメントを西君にはしてしまいましたけれど・・・ ^^;


栁瀨、松田、黒木チーム ⇒ インタビュー相手:3年(10)森本、4年(09)村中
デジタルとアナログとの融合が今は面白いと話していたのですが、知恵を
絞り、それに挑戦してくれているのが印象的でした。


1年生の発表に集まったギャラリーたちです。
2年(11)上田、3年(10)漆島、吉村、4年(09)草原、鞭馬、M1(12)大塚、坂本
らです。
何故か、手前の二人は1年生の発表中、映像作りを行っていました。
(その理由も最後に述べます)


後で、院OB(08)佐藤も飛び入り参加してくれ、1年生の発表に対し、コメ
ントしてくれました。
なお、参加したギャラリーら全員には1年生の発表に対してそれぞれの
立場からコメントしてもらいました。


4チームそれぞれに差はあるものの、予想以上に見事な発表でした。
久しぶりにプレゼミを持ったのですが、なんだかえらくプレゼン力が上がって
いて驚きました。
パワーポイントでの表現の仕方も前に持った時に比べると雲泥の差で、
見事なものでした。
これからの成長が楽しみです。


すべての発表が終わった後、映像作りをしていた二人が、PCを抱えて
前でムービーの準備です。
先ほどまで作っていたムービーですが、内容は・・・・
漆島の正体を明かすというもの。
1年生にはインタビューの間、ずっとある設定をしていて、ちょっとしたドッキリを
仕掛けておりました。
その種明かしをムービーで行ったのです。
光本、廣瀬、内田チームは、ムービーを見て、衝撃を受けたようで、大歓声を
上げておりました。
プレゼミではこれで3回目の仕掛けでしたが、申し訳ないことをしました。笑



種明かしも終わりプレゼミは終了でしたが、その後、4年(09)草原が1年生に
実験の協力依頼をしておりました。
8名が実験の被験者として協力してくれました。


今日も感じましたがプレゼミの11名はみんな仲がいいです。

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アドミニ入門での院OB佐藤

1年生の授業「アドミニストレーション入門」に卒業生代表として
院OB(08)佐藤が呼ばれ、話をしたようです(私は打ち合わせの
ため、参加できませんでした)。


大勢の前で話をするのは久しぶりということでしたが、佐藤のこと
なのできっと魅力的な話をしたのではないかと思います。


アドミニ入門が終わった後は、プレゼミに来てもらい、1年生の発表
に対してコメントをもらいました。


その後はガリラボで、積もる話を久々に長々と・・・
写真は、昔、佐藤が学生自治会長だった時の話を、2年(11)上田に
しているところです。
この時は、OG(07)浦本(中コン勤務)、M2(11)白樫も加わり、色々な
話題で盛り上がっておりました。


佐藤が持参してくれた大牟田のお土産類です。
「炭坑節」も「オームリンゴ」もすでに無くなりました。食欲旺盛です、ガリラボは。


佐藤とは次は8月に、ガリラボ院生会で会うことになるでしょう。

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七夕飾り2012開始

08ゼミの大塚から始まったガリラボ前の七夕飾り。
昨年は、09ゼミの村中が持ってきました。
今年はというと、昨年同様、(しびれを切らした?)09村中が車に
乗せてもってきました!


居合わせた同じく09の谷と村中とでいつもの場所にセッティング。


今日から、ガリラボの願いがたくさん飾られていくことでしょう!


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2012年6月28日木曜日

菊陽三ちゃんねる開始

ガリラボ放送部(4年(09)中島部長)がようやく重い腰を上げて、
放送を再開しました。
「菊陽三ちゃんねる」というチャンネルです。
ゲストは4年(09)市川でした。



放送中のガリラボ内の様子です(↓)


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フランスのお土産

昨日、ごった返しているガリラボにOG(04)樋口がやってきました。
フランス旅行に行ってきたとのこと。
お土産をおいていきました。


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天草Webの駅の新しい動き

ガリラボが、その始動期から3年ほどに渡って支援の形で関わって
きた天草Webの駅ですが、今朝の新聞の県内経済面にその新たな
動きが紹介されていました。
Webの駅は、その始動期に、ガリラボでうちわEBI'sというグループを
結成し、支援を開始。
その中心となったのが院OB(08)佐藤及びOG(06)中村でした。さらに、
二人が卒業後は、OB(07)森がこれを引き継いでいったのですが、Web
の駅の草創期に支援してきたガリラボメンバーとしては、Webの駅が
こうして発展していくのは感慨深いものがあるのではないかと思います。


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2012年6月27日水曜日

10ゼミ生の15秒映像発表会

今日の10ゼミは盛りだくさんの内容でした。
まずは、6月のガリボイスの投票。
途中経過を省略しますが、今回の得票数1位は、3年(10)森本でした。
2位が保坂、3位は田中という順でした。

表彰される6月ガリボイス優秀者の森本(右)です。


ガリボイスの投票が終わった後は、4チームに分かれて作った15秒
映像の発表会。
テーマは「ガリラボ」。サブテーマが「去年を超えろ!」でした。
5月23日の4年(09)志柿とM1(12)大塚による映像講習会から始まった
わけですが、このテーマに挑戦した映像が4チームから発表されました。

最初の発表はチームO1の保坂と五島。

チームAの辛島、丸山、森本、千々和。

チームBの田中、漆島、清原。

最後に発表したのがチームO2の島本、吉村、石原、入江でした。


この日のゼミへの参加は10ゼミ生だけではありません。
映像講習会を開催してくれた4年(09)志柿とM1(12)大塚はもちろんのこと、
M1(12)坂本、4年(09)市川、本多、中島、緒方、2年(11)木下らが集まり、
総勢21名ほどが道場に集結しておりました。


全員で4チームの15秒CMとメイキング映像を投票した結果、15秒CMに
ついてはチームBの圧勝で、優秀賞を獲得しました(↓)。


Photoshopによる画像を駆使したチームBの映像作品です(↓)。


参考までにこれは(↓)、4年(09)志柿らによるもので、昨年の優秀賞です。

果たして、今年のチームBの映像は、テーマ通り、昨年を超えたでしょうか?

一方、メイキング映像については、チームAが受賞しました。こっちの映像は
音楽を使用しているため、アップは見送ります。^^;


すべての映像紹介が終わった後、4年(09)志柿がそれぞれの作品について
講評をしてくれました。
その的確な指摘は、まるでNHK映像コンテストの審査員で出られていたK監督の
ようでした。
よく映像を見ている人は、目が肥えているものだと、志柿の批評を聞きながら、
そう思いました。



すべて終わり、来週の説明も終わった後、最後の最後に、3年(10)石原が、
後期のことで話があると・・・・・
またPCのパワポを開き始めました。
暗くした道場で、プロジェクタに現れたのは、ご覧の通りのスライドでした。
クラッカーも派手にみんなで鳴らしました。


サプライズで3年(10)田中と五島の誕生祝いでした。
不意打ちだったようで(私はある程度聞かされていたのですが、少し騙されました)、
田中及び五島ともにかなり驚いていたようでした。

田中です(左)。

五島です(左)。


今日道場に集まっていた10、11、09、M1の学生たちです(以下、2枚)。
誕生日ケーキはお祝いの二人だけ、10ゼミ生以外もたくさん来ていたので、
それ以外にはお菓子とジュースが配られました(もちろん、資金は10ゼミ生
のゼミ費からです)。


実は今日は3年(10)田口も誕生日のお祝い対象者だったのですが、体調
不良で休んでいました。
田口用のではないかと思いますが、狙っている二人です。笑



最後に・・・

サプライズで涙していた田中から、後で私宛にメールが届きました。
恐らく承諾してくれると思いますので、その一部を紹介します。
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今日のサプライズがすごく嬉しかったことをガリラボ通信で発信していただけると嬉しいです☆
こんな気持ちで誕生日を迎えたのも、あんなに泣いたのも初めてです!
そしてあんなに笑えたのも久しぶりな気がします。
改めてゼミメンバーがいてくれるありがたさに気づきました。
あたしはガリラボで本当に良かったです。
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卒論チームのガリラボ内報告会

雨の降りしきる1日となりました。
ガリラボの前はご覧の通り、傘がきれいに陳列されています。


午前中は4年(09)の卒論報告会でした。
玉名、菊陽で活動するチーム、コミュニケーションをテーマにしている
ポジティブチーム、ジョブカフェと協力して活動するチームJob'sの4
チームのリーダーがそれぞれ活動概要を報告しました。


チームJob's(といっても4年生一人で、後は2・3年生で構成されるチーム
ですが)の谷が、県内企業と学生との双方向理解を促進させるためやり
方について発表したのですが・・・・


その発表に対し、この方(↓)から、コメントを頂きました。

この方、玉名市役所の平野さん(写真の左)と一緒に来られたイデアパー
トナーズ(株長廣さんです。
地域の価値を創出していく仕事を手掛けられているプランナーですが、
以前の仕事は、R社にて、谷がやろうしていることの事業化をされていた
とのこと。
具体的な指摘をたくさんしていただきました。
また狙い自体は悪くないとのコメントも頂きました。
谷も今後頑張りがいがあるかと思います。

なお、この方、菊陽町の商工会とも一緒に仕事をされていくようで、
玉名市、菊陽町、さらにはジョブカフェでやろうとしていることなど、ガリ
ラボが関わる3カ所すべて関わっておられ、かなり驚きました。
せっかくの縁なので、今後できるだけ関わっていければと思いました。


約50分かけて4チームのリーダー(小川、中島、谷、村中)が発表。
その後は、チームに分かれての打合せ。

ポジティブチーム


■きくりん人(M1(12)坂本が参加してます)


■玉名チーム
平野さん、長廣さんを加えて、今後の活動についての突っ込んだ打合せを
行いました。


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ガリボイス2012(5月)~5人目の掲載(雰囲気良い店、客の質も高い)

2日前の3年(10)森本のガリボイスの掲載でも驚きましたが、まさかこの時期に
さらに掲載されるとは・・・
投稿してから約1ヶ月が経過した3年(10)五島のガリボイスが今朝の読者のひろばに
掲載されていました。
時事ネタでない内容だからでしょうが、それにしてもですね・・・

五島は前回も掲載されましたので(こちら)、2回連続。
これで2回連続は3人目となりました。

10ゼミ生の掲載のスタートダッシュの遅さが少し気になっていましたが、結果的に
09ゼミ生と同じペースで掲載されているようです。




ちなみに、今日のゼミは6月のガリボイスの投票日です。
今回は時事的なテーマがにいくつかなっています。
何人掲載されるでしょう?
楽しみです。

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2012年6月26日火曜日

発表会前日の卒論リーダー会議

昨晩、キャリアセンターの中嶋さんから、島根のジョブカフェで Facebookを使った
取り組みがあるようですよ、との情報をもらい ました。
次のサイト
http://www.gogo-jobcafe-shimane.jp/
を見ると、確かにここではFacebookでの情報発信が始まっています。
4年(09)谷を代表とする学生GPグループで考えているものとは内容が異なりますが、
Facebookが使われていることを関係する皆さんに説明していくのに都合が良さそう
です。
なお、こちらのジョブカフェでは、谷らの学生GPグループの活動の一つとして考えて
いた「学生目線での企業紹介」などにも取り組んでおり、滑り出し不安を抱えていた
谷らに安心感と今後の方向を見定めさせてくれた事例となりました。
これからは、島根の取り組みを踏み台にして、研究を進めていくことになるでしょう。

10:20から09ゼミの卒論リーダー会議。
玉名チーム代表「村中」、チームJob's代表「谷」、きくりん人代表「中島」、ポジティブ
チーム代表「小川」が参加しています。
明日の各チームの発表についての打合せでした。
熱い議論になりました(非公開ですが・・・^^;)。
長飲み(リーダー飲み会という意味のようです)をしないといけないねとか言ってました。
その横で、2年(11)上田と藤本が学生GPの活動に関連する打合せをやっていましたが、
藤本がボイスレコーダーを置いておきたいと言うほど盛り上がった卒論リーダー会議
でした。^^;

お昼は、10ゼミ会議。
田中ゼミ長、石原・吉村副ゼミ長、辛島会計長、森本ガリボイス担当が参加してます。
10ゼミも同じく明日は製作している映像の発表会です。
その発表順ややり方などの細かい打ち合わせでした。
なお、この発表会には院生が2名、09ゼミ生が4名、11ゼミ生が1名参加して、みんな
で投票して優秀チームを決めます。
どういった映像が出てくるか楽しみにしております。
なお、優秀チームの映像は、来年のアドミニ入門でのゼミ紹介の際の冒頭に使わせて
もらうつもりです。
映像終了後、来週から10ゼミは、メディアの勉強のため「火の国殺人事件」というワー
クショップを行う予定です。
約1ヶ月ほどかかるワークショップです。
私自身の準備が全く出来ていないので、来週までに間に合うか非常に心配しています。

火曜日午後はいつもどおり、私は福岡へ。

ガリラボでは、明日に向けた準備がまだ続いているようです。

夢あるところに行動がある。
行動は習慣を作り、習慣は人格を作り、人格は運命を作る。

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2012年6月25日月曜日

ガリラボ生が小国高校へ

本日は「インスピ!2012@小国高校」という大学生と高校生が語り合う
イベントがあり、ガリラボからM1(12)大塚、坂本、4年(09)村中、市川が
参加してきました。
福岡や熊本の大学生30人ぐらいが参加したそうです。
県立大学を11時にバスで出発。戻ってきたのは18時でした。
途中、霧が深くてかなり危ない状況だったとか・・・

インスピへのガリラボの学生への参加依頼は、小国高校で現在教頭
先生をしている院OB(07) の山部さんからのものでした。
大学院修了後、もう4年ほど経ちますが、まだ現在も色々とつながりが
あります。
帰ってきた4人が、「ゼミ新聞をカラー印刷して持っておられた」と言って
ました。
ゼミ新聞はガリラボの在学生と卒業生とをつなぐひとつのメディアにな
っているようです。

その山部と4人との記念写真です(↓)。


山部さんから、ガリラボへとお土産を渡されたとのこと(↓)。
夏にガリラボ院生会にて会うはずなので、その際にでも(覚えていれば)
お礼を言いたいと思います。


居合わせた3年(10)森本、漆島、清原で有難くいただきました。
この3人は水曜ゼミでの映像発表会の向けての最終調整をしています。
意外に緻密です。
発表会には4年生の一部、そして新2年生も一部が参観する予定です。
どんな映像を見せてくれるか。
私もまだ見ていないので非常に楽しみにしています。


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これ、わかります?

手前の緑の物体(野菜)が何かわかりますか?


最初見た時、何なのか全くわかりませんでした。
なんと、キュウリなんです。
育て方によって、こんなになるのですねぇ。
キュウリがウリ科であることを実感させられました。
この奇妙な(正当な?)キュウリは、3年(10)保坂が今朝、星野村から
持ってきたものです。

その他の野菜は、ガリラボ演習農園産です。


みんなが一番喜んでいたのは、もちろん、保坂がお土産に持ってきた
手前の「筑紫もち」でした。笑

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ガリボイス2012(5月)~4人目の掲載(「前を向け」の言葉忘れず)

新聞社もずいぶんと長い間温めるものです。
投稿からほぼ1ヶ月を経過して、3年(10)森本のガリボイスが
今日の朝刊に掲載されました。



ガリラボも色々と多忙で大変なことも多いですが、それに負けず、
前を向いていきましょう。
森本がその先頭に立ってくれることと思います。

森本は4月も掲載されたので、これで2回連続。
2回連続はもうひとりいて、保坂です。
ガリボイスに関して、10ゼミ生は男子学生が目立ちます。

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2012年6月24日日曜日

デジタルネイティブとデジタルイミグラント

昨日から熊本地方は大雨が続いており、高速道路はあちこちが通行止め
になるなど心配な状況になっています。
今夜からも明け方にかけて激しい雨になるようです。現在、星野村に行っ
ている3年(10)保坂など無事に帰ってこれるといいのですが。
また明日は小国高校で開催されるインスピ!2012にガリラボの学生4名
(M1(12)大塚、坂本、4年(09)村中、市川)が参加してくれることになっています。
その準備のために、大雨の中、4人は今日も大学で打合せに出向いてい
るはずです。
きっかけは、院OB(07)の山部さん。
山部さんが現在、小国高校の教頭先生をされている関係で、ガリラボの学
生も参加することになりました。
インスピについても心配ですが、明日出かけるわけで、この大雨がどうなるか、
それが気になります。

そんな気がかりな大雨の時になんですが、Facebook上でこんな映像を見つけ
ました。あるラジオ局のニュースについていたものです。

これを見て私は、1987年のSONYウォークマンのCMに出たチョロ松(↓)を
思い出しました。
当然ながら、この当時の世界に誇るウォークマンですから、チョロ松は、
世界的に有名になったことは言うまでもありません。
晩年は阿蘇の猿回し劇場で過ごしたということでした。

当時かなり話題になったそのCMがYoutubeにアップされていました(↓)。
(TV広告が多くの人の心に届いてた時代でした!)


私自身が大学生の頃に発売されたウォークマンは、音楽を家の外に持ち出す
という革命的商品でした。
自分の好きな音楽を聞くという生活スタイルに「モバイル」という概念がもたらさ
れたのでした。
トランジスタラジオもその流れの中にあるでしょうが、トランジスタラジオはどっちか
というと中高年層が使っているイメージがありましたが、ウォークマンは爆発的に
若者世代に支持され、そのまま若者の生活スタイルを変えていくことになります。
モバイルというスタイルが定着し、そのモバイルの洗礼を受けた世代が、社会の
中核になっていくに従って、世の中は様々なものがモバイル化されていっので
した(三つ子の魂百まで)。

さて、私自身はこのモバイルという思想の洗礼をまともに受けて育った世代です。
ただし、それはアナログ世界でのことです。
それが今はデジタルの洗礼を受けた「デジタルネイティブ」世代が徐々に社会
へと進出を始めています。
確実に何らかの変化が起きていくのに間違いありません。
そのひとつの例ですが、こんな記事を見つけました。

ただいま車で高校に通学中の娘(17歳)。デジタルツールは彼女の事故を救えたか?

米国の公立高校に通う米国育ちの日本人高校生が事故を起こした時の行動
について父親が書いているブログですが、デジタルネイティブな高校生の娘さんは、
その事故の際、デジタルツールをこう活用していたということでした。

事故は、その大学生が乗った車が信号を無視するところから始まり、ブレーキも踏まずに娘が運転
するワゴンの長い横腹に追突するところで終わった。対向車は前面が大破。ボルボも横に半回転し、
ドアが破損。娘はすぐに911。同時に、事故を見ていた後続のドライバーから名刺を受け取る。
その後、車外に出て、iPhoneで事故車を撮影。私と妻に送信。すぐにチャットで校内にいる友達にも
連絡し、高校からすぐに応援部隊が駆けつけることになる。また、紛失しないようにと、目撃者の名刺
を撮影し、FBで妻にメッセージを送る。さらに、その証言者にメールで御礼メールを送ることを忘れな
かった。それが後々、功を奏することになる。事故の相手が、黄色だったと証言を翻したからだ。しかし、
証人は裏切らなかった。証人がこのように現場に何かを残してくれることはアメリカでは極めて珍し
いことだと、後で複数の友人に聞いた。

うちのゼミ生たちを見ていても、似たようなことをしそうに思いますが、そういた行為は
改めて、デジタルネイティブという、デジタルが身体化された世代であることが大きい
ことをブログには書かれています。

SONYのウォークマンで洗礼を受けた我々大人世代は、モバイルというのは肌感覚と
して持ち合わせているでしょうが、デジタルは社会人になって仕事のために身につけて
いったもの。
母国語とは異なる、第2言語のようなものです。
その意味で、我々のような後天的にデジタルに入った世代を「デジタルイミグラント」と
呼ぶのだとか。デジタル移民です。
デジタルネイティブデジタルイミグラント
この表現のおかげで、両者の全く異なる世代であることが涙がでるほど分かりました。

イミグラントな我々世代は、きっとデジタルな領域では、いったんアナログな領域で
翻訳をして行動している可能性がありますが、ネイティブな連中は、最初からデジタル
であって、言うなれば、英語を日本語に置き換えることなく、英語を最初から使うという
ことです。

デジタルを最初にあり、それを母国語として使用する移民2世を、道具としてのデジタル
でしかないイミグラントの移民1世からは、明確には理解できないだろうと思います。


現在、外に出て行って、デジタルのことを大人世代に語る時、どうしても通じない
部分を感じますが、恐らく、ネイティブとイミグラントであることの差が大きい。
異文化の世界を生きているわけですから、仕方ないと言えば仕方ないかもしれません。

昔、文化人類学を勉強していた頃、青木保さんの異文化理解について学んだことが
あります。
そこでの知見を活用していけば、ふたつの世代の理解を進めていくこともひょっとすると
可能であることもしれません。


世代間理解はとりあえずおいておきますが、これからは、デジタルネイティブが主流に
なる社会に移行していきます。
SONYがウォークマンでモバイルネイティブな若者世代を捕まえ育てたように、APPLEが
iPoneでデジタルネイティブな若者世代を捕まえて同じく育てていったように、これから多
くの分野で10年先を見越していくならば、デジタルネイティブな世代につかまえ、そこで
その世代が活動していけるようその分野のあり方をカスタマイズしていかないといけない
だろうと思います。
しかし、そのことがイミグラント世代には伝わらないのがもどかしい限りですが・・・

・・・・話が展開しすぎてまとまらなくりました。
とりあえず、時間がなくなったので(疲れたので)、デジタルネイティブ世代を見据えた
今後のことなどは、別の機会に譲ります(=たぶん忘れます)。

最後にひとつだけ書いておくと、大学という場所は、これからの未来社会を生きる世代
の行動パターンを間近で知ることができる超先端的な場所ということです。
全てではないですが、少なくともライフスタイルに関しては、外の世界より遥かに先を
行く、未来社会がそこにはあります。
この意味で、メディアに興味を持つ私のフィールドは、外はもちろんですが、内の方こそ
が重要であり、「ガリラボ」は私にとって貴重なフィールドです

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