2017年6月30日金曜日

360度動画研究会とかどうでしょう?

色々と検索してみると、360度動画を編集するソフトはまだそれほど一般的では
ないようです。
VideoStudioなどは最新バージョンでも360度動画そのものの編集はまだできなくて、
手軽に入手できるのはCyberLink製の次のソフトでした。


これだと360度動画にタイトルを入れたりといった編集を行るようで、
現在発注をしております。
届いたら4年(14)塚田に手渡し、研究していってもらおうと考えています。


この動画は、後期に作る本とコラボする形にしたいと考えています。
徐々に本の企画も立ち上げていかないいけないのですが、絶対的に時間が
足りず、実のある打ち合わせができていません。

昔、09ゼミ生がゼミで活躍している頃、電子書籍が話題になり始めた時で、
これをガリラボで活用していこうとなったのですが、それを着実に進めるために、
夏休みに「電子書籍研究会」というのを立ち上げました(ガリラボ通信2011/7/13)。
この研究会で電子書籍に対する理解が急速に進んだので、今回もその成功事例を
真似て、学年混合でこうした研究会を立ち上げるのが良いかなと思っているところです。

ただ、この夏も色々とあるので、果たして人が集まるのか、非常に心配ですが・・・。



ガリボイス2017~(15)八並の投稿1

15ゼミ生初投稿のガリボイスで4人目の掲載は3年(15)八並
ゼミ長でした。
ガリラボのゼミ長は自分のことはさておき周囲のためにかなり
頑張らないといけないので、120%どころかそれ以上に八並は
頑張っているように思います。
その100%を超えた+20%以上分の頑張りで、自分の幅を徐々に
拡げていってるはずなので、自分では気づかないでしょうが、卒業
するころには随分と成長しているのだろうと思います。
 善きことはカタツムリの速度で進む。
 ゆっくりでも止まらなければけっこう進む。
ガリラボ内の語録としているものですが、八並はまさにこれを
実践している最中かと思います。息切れすることなくゆっくり
進みこと、それを自分の行動の原理として内面化していけると
いいかなと思います。ゼミ長をやっていれば、たぶんそうなっ
ていくでしょうけど。^^



2017年6月29日木曜日

イチゴゼミT/OB(M15)有馬/外での仕事

今日は午後はずっとガリラボにいて、来週に迫っているもののまだ準備が進んで
いない講演の資料作りに精を出していました。
が、その間、ガリラボの非常に静かなこと。。。。
あまりに静かだと、それが気になって作業が逆に進まないという・・・笑
騒々しいのに慣れているからでしょうが、ある程度はガヤガヤしてガリラボらしい方が
落ち着きます(贅沢ですが)。

ところで・・・・
勉強したり、考えたりするのに静かな環境を手に入れることができるのは学生時代
だけで、社会人になると騒々しい職場で考えを巡らせていかないといけません。
その意味で、騒々しいガリラボで、集中して作業ができるようになるというのは、
社会人へのトレーニングにうってつけ。
自宅や図書館など、静かなところでないとできないという、そんなデリケート(繊細)
な頭では、社会人で仕事をしていくのは無理です。
ガリラボにやってきて、騒々しいところで、成果をだしていくこと。
ゼミ生には、次のエントリーも参考にしてほしい:
未来の教室~講義のない教室「反転授業」ガリラボ通信2013/5/12

話題を戻します。

ガリラボはワイワイしている方が似合っているよなと、そんなことを思っていたら、
静寂は夕方になって破られました。
自動車学校に行っていたという3年(15)宿利が夕食(?)の素麺を手にやってきて、
もうひとり3年(15)八並ゼミ長が段ボール箱を抱えてやってきました。

段ボールの中は15ゼミ生のゼミTでした。

15ゼミ生からデザインを公募し、最終的に八並の案その他を組み合わせて
出来上がったのが、イチゴをイメージした15ゼミTです。
どういった名前で「15」がデザインされているか、よく見てましょう。


八並ゼミ長が、素麺を食べていた宿利に、「ゼミTを着なさい」と命じていました。笑
どうでしょう。モデルになってますでしょうか? www


私から、八並に「これを持て」と命じました(ソフトにです笑)。
難しいIllustratorを勉強し、時間をかけて八並がデザインしたゼミTと八並の
ツーショットです。ご苦労様でした。
これから15ゼミでは、ガリラボのイベントやフィールドワーク等においてこの
ゼミTが活躍していくことになります。


イチゴゼミTでワイワイしているところに、「コンバンワー」と卒業生が
入ってきました。
OB(M15)有馬ではありませんか!
4月から八代の小学校に管理職として勤務を始めた有馬。つい最近、多忙さで
大丈夫だろうかと話題にしていたばかりでした。
ぱっとみて、少し痩せたのがわかりました。
大変なようですが、声は至って元気で、全然大丈夫ですということでした。
確かに少し痩せた以外はいつもの有馬だったので、話をしていく中で安心を
しました。
なお、本日大学に寄れたのは、明日、管理職の研修があるのだそうです。
いつも通り、ゼミ生に差し入れを持ってきてくれました。

大量に!


卒業生がいつもやってきて差し入れでお菓子には困らないガリラボです。
在学しているゼミ生一同、感謝しながら頂きたいと思います。


<おまけ>
時間を巻き戻すことになりますが、午前中、仕事で益城町役場(仮庁舎)に
出かけてました。

メディアの方々が比較的たくさん集まっておられます。

用務は、大学と益城町との包括協定調印式への出席でした。


益城町には昨年、もやいすとの授業で大変お世話になりました。
この協定が昨年結ばれていればもっと踏み込んだ内容の授業が設計できた
かもしれません。
ただこれからもやるべきことは多くあります。包括協定によってそれらは着実に形に
なって、前に進んでいくことでしょう。
益城町と良い関係が築けていくことを願っております。
 
調印式。私は座っていただけですが、この調印式を開催するまでにこぎつけた事務局は
かなり苦労されたはずです。
ゼミ生には、ガリラボでの課題やプロジェクトを通して、そうした裏方の仕事を着実に、きちんとできるようになっていってほしい。
今はまだ目立つ必要は全くありません。使える人材になるよう努力していきましょう。

  

2017年6月28日水曜日

ひのくにワークショップ取材期間終了

院ゼミ(13:00-14:30)以外はガリラボにいなかったので、ガリラボが
どうであったか不明ですが・・・ orz

15ゼミ生によるひのくにワークショップは大詰めを迎えているようです。
ゼミの写真記録で見たことがなかった、取材風景が残ってました(記録者は
3年(15)青)。
女性ナインチームでしょうか、大木県議役の4年(14)塚田を取材しています。
塚田は、わざわざスーツ姿に着替えてくれたようです。

こっちは・・・、場所は院生室でしょうか、真中県議役のM2(16)山口を取材
しているようです。
本日で取材期間は終了。3チームともにしっかりとした取材ができたでしょうか。
そして情報を整理し、優れたストーリー(=事実)を作り出すことができたで
しょうか。
このワークショップの大事なポイントはそこにあります。


写真記録にあったホワイトボードの連絡メッセージ(八並ゼミ長から
15ゼミ生向けにかと思います)。
その中のひとつに先輩にちゃんと感謝とあります。大事なことです。


土日も頑張るようです。たくさん頑張ってほしいですねぇ。^^;
 


<おまけ>
新聞記事を見ていたら、和風スタバの記事を見かけました。
なんだか面白そうです。行ってみたいと思いました。

出典

こんな感じで、「なんかいいな」と思わせる企画やデザイン力をガリラボの
ゼミ生みんなが身につけていってほしい。
そんな力を持っていれば、色々なことが楽しくなっていくはずですので。
   

 

2017年6月27日火曜日

昨日のニュースで印象的だった「運と実力」

昨日、大いに賑わったニュースは、中学生プロ棋士・藤井4段の連勝記録更新の
話題ではなかったでしょうか。
今朝の新聞では1面トップ記事でした。
中学生にしてプロ棋士、そして連勝記録が歴代1位ということで、マスコミの
フィーバーぶりは凄かった。フィーバーは、次の写真で一目瞭然です。驚きます。
(出典)

歴代1位となった29連勝に対し、色々な方のコメントが出ていました(参照)。
その中で私が最も印象に残ったのが、それまで記録を持っていた神谷8段が、記録を
破られたことを受けての
  凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いたというのは
  将棋界にとってとてもいいことだと思います。
というコメントでした。中学生棋士の29連勝そのことよりも強く心に残りました。
何かに秀でている人たちは、言葉の使い方が本当にうまい。
ご本人はご自分を「凡人」と話されていますが、とてもそうは思えないですね。
神谷8段のコメントを読み、素晴らしい方だと思いました。その神谷8段のコメントの
全文は以下の通りです。
  28という完全数はいちばん好きな数字ですので、それが一位でなくなる
  ことは個人的に少々さみしいのですが、凡人がほぼ運だけで作った記録を
  天才が実力で抜いたというのは将棋界にとってとてもいいことだと思いま
  す。藤井さんがこれからの数十年でどんな世界を見せてくれるのかファン
  の皆様とともに寿命の限り見続けていきたいです。
ほんと素晴らしい人だなと思います。
年齢を重ねてきて、ただ慌ただしく、平々凡々に過ごしてきているわけですが、私も
こういう境地に自分を高めたいと思いました。


今日は実は、気になって目が覚め、午前3時過ぎから14時のチームHope+との打ち
合わせまで、ある仕事にひたすら向き合っていました。
途中、やってくるメールへの返信を適宜やりながらでしたが、14時まではアポ不可に
していたのでその仕事に集中できて、お昼を過ぎた頃にはその仕事の方向性を定める
ことができました。
方向性が定まれば、後は隙間の時間でもなんとかやっていけます。

何か新しいことをやるときには、目の前に何らかの障壁が必ず現れます。
未知ゆえの障壁を乗り越えるのは、片手間な時間でクリアするのは無理。
自分の持つ全精力を注ぎ込む覚悟が必要となります。
しかし、先が見えない中で、全精力を注ぎ込むことは意外に難しいもの。

覚悟を持ってそうしたことに取り組もうという一種の勇気は、生まれつき持っている
ものではなく、トレーニングによって身につけていくもののようです。
私も、いつ頃からかはよく覚えていませんが、いつの頃からか曲がりなりにも、障壁を
乗り越えていくコツのようなものを身につけ、なんとか出来るようになりました(もち
ろん全くダメな時もありますが)。

繰り返しですが、目の前の障壁をクリアしていくという能力(問題解決力)は、先天的
なものでなく、訓練によって身につけていくもの。
そうした能力を持っていれば、社会人になって難しい仕事を担当するようになっても、
どうにかやり遂げていくことができるでしょう。
よくわかりませんが、今、壁にぶつかっている卒業生もいるかもしれません。
それは、将来、さらに高い壁に遭遇したときにそれを乗り越えるための訓練になって
いるはずです。未知の壁であっても、自分は「できる」と信じて必死で取り組み、
ただし、自分を壊さないギリギリのところでというのが条件になるけれど、その条件の
範囲で頑張っていくこと。

中学生棋士・藤井4段の強さの秘密の一つは、目の前の高い障壁を乗り越える、そう
した能力がずば抜けているのでしょう、おそらく。
 
そうした能力を身につけるためには、食事をすることも忘れるぐらいに何事かに打ち
込むことを繰り返すことです。
この部分が、ゼミ生を見ていると(平均的に)不足しているように感じています。
自分に少し甘いのかなかと。。。
「少し休んだら」と思わず声をかけるほどに必死で取り組んでくれると私も応援の
しがいがあるのであるけど。^^;

大学生というのは、そのための海を見る自由(←懐かしい)を持っています。
その自由を、そうした時間に使ってほしい。
特に4年生。中途半端は良くない。学生であることを最後に最大限に活用してほしいと
思っています(「今」を必死で頑張り、ここ県立大学に来て良かったと思って卒業して
いってほしい)。
  
以前、ガリラボでの講義(夜の哲学談義)で、ゼミ生によく話していたのが、
 妥協しない。
 120%の力を出してやる。
 ただ、やるのではなく、やりきる。
といったことでした。
だけでなく、実でも自分の未来を切り拓いていくための必要条件だと私は思うのです。



ガリボイス2017~(15)鍬田の投稿1

15ゼミ生3番目の掲載は3年(15)鍬田でした。
ちょっとまだ固い文章です。まだ書き始めたばかりなので仕方ない
面はありますが、これからたくさん書いて、訓練していくうちに、
知性溢れる柔らかな文章も書けるようになっていくことでしょう。
何度も書いて、何度も添削していくと文章は見違えるようによく
なっていくものです。



ガリボイスとは関係ありませんが、同じ紙面に記者のコラムで韋駄天のことが
書いてありました。
チームこいたまには関係のある内容かと思います。頭の片隅にでも入れておくと
良いでしょう。

 



2017年6月26日月曜日

迷惑男の参上と3人の秘密兵器

朝、ガリラボに到着すると、シクラメンとトマトの間に菓子パンがおいてありました。
土曜日の夜にはなかったので、これが何を意味するのかちょっと理解できませんでした。
むき出しで菓子パンとお菓子の箱がただおいてある状況を、普通の人(私)が普通に
理解できるはずがありません。


近づてわかりました。
 (13)藤村参上
とマジックで袋に直に書いてあります。
OB(13)藤村の仕業でした。私(普通の人)が理解できないはずです。
藤村の行動は私の想像をいつも超えております。
ガリラボには「秘密兵器」と呼ばれる人物が歴代いました。
(09)では市川、(10)で保坂、(11)では清田、(12)は丸野でしょうか、そして、
(13)だと文句なく藤村でしょう。
私には今でもこの時(ガリラボ通信2016/10/1)の藤村が忘れられません。笑


さて、お昼、キュウリとカップ麺(2箱)の差し入れ。
キュウリはM1(17)山下からで、自宅で取れたということでした。まっすぐな実に
見事なキュウリでした。
自宅でこんな立派なのが取れるものなのかと驚きました。
カップ麺2箱の差し入れは、ひとまず試験がひとつ終わった(M17)(13)多賀です。
3年(15)生はひのくにWSで夜遅くまでになるだろうから、大変だろうということで、
差し入れてくれました。
多賀たちが3年生の頃、ひのくにWSは非常に盛り上がっていて、その時の様子が
ガリラボ通信2015/7/13にあります。
足の踏み場がないという表現がぴったりで、ごった返して、さらにそのまま作業で
午前零時を超えることがあるほどに、みな一生懸命で、それ以上にワイワイして
いて楽しそうでした(懐かしい)。


その盛り上がっていた頃、あの史上最大の迷惑男がガリラボにやってきたのでした。
13ゼミ生がひのくにWSで盛り上がっていたころだと、
 ガリラボ歴史上最も迷惑な男OB(10)、襲来ガリラボ通信2015/7/11
その前、12ゼミ生のときだと
 ひのくにワークショップで登場できないはずの人物が登場ガリラボ通信2014/7/2)
という感じでした。14ゼミ生のときも出現したのではないかと思いますが、
何故かガリラボ通信に見当たりません(探せなかった)。

さて、その迷惑男。なんと、今日もやってきたのです!
夕方、本部棟の会議から戻るとガリラボの奥にどっかりと座っているではありませんか。
リアクションができないほどに、驚きました。

迷惑男OB(10)保坂も差し入れとしてカップ麺2箱を持ってきてくれました。
私にはたくさん迷惑をかけていますが、後輩には優しい。
M1(17)多賀の差し入れと合わせるとカップ麺が本日いっきに4箱届いたことになります。
文化委員会の資金源にもなる貴重なカップ麺(笑)ですが、ひのくにWSや卒論で頑
張るゼミ生にはほんと嬉しい差し入れではないかと思います。
お菓子の差し入れも同様ですが、食べる時には、一言(で良いので)差し入れた先輩に
感謝してから頂くようにしましょう。^^;


これは私に(というか、私の家内に)だそうです。星野村の羊羹。家内が喜ぶだろう
と思います。私の家内はよく保坂のことを誉めます。私にはとても不思議です。

参考:星野村にある看板(ガリラボ通信2012/5/4

OB(10)保坂が、空中庭園で、空を見上げてぼんやりしています。
その向こうには保坂が植えた桜が元気に育っております。
桜を植えたのは熊本地震1ヵ月前のことでした(ガリラボ通信2016/3/14)。


ぼんやりしている保坂を、3年(15)女子軍団が、空中庭園の中央に追いやって
いきました。


何をするのかと思ったら、4人(八並、藤川、青、鍬田)で色々と保坂に
「あーしろ、こーしろ」と命令しています。


迷惑男が、3年生女子学生の言いなりになってます。


色々なポーズをさせられ、写真を撮られています。保坂、悲惨(笑)。


ようやく、終わったようです。


夜、その写真がPhotoshopで加工されていました。
「思う存分やりなさい」と私からは力強いエールを送っておきましたので、
色々な意味の工夫を凝らした加工写真が出来上がるでしょう、きっと。
どんなものが出来上がるか楽しみですねぇ。笑


勤務先の山口県からわざわざ差し入れを持ってきてくれた保坂。
平日に休みがとれた貴重な1日をつぶし、車を飛ばしてきてくれたのです。
ガリラボで私たちと会うのは平日でないと無理です。
だから久々に取れた平日の休みを費やしてわざわざやってきたわけです。
後輩たちが喜ぶであろうカップ麺の差し入れを持参して。
ここまでのことは、普通にはなかなかできない。

そして、さらに驚いたのが、現在、ひのくにWSをやっていることを計算しての
ことだったということ。
私は気づかなかったのですが、3年(15)村田が、ガリラボ内で「写真を撮って
いいですか」と保坂にお願いしているので、「なんで?」と聞いたのです。
「ひのくにで・・・」と村田の返事に、、、「あ、そうか」と全てを了解しました。
そのことまで計算し尽くしてのホームへの帰省だったようです。
頭は悪いけれど、非常に賢い。
ガリラボ史上最大の迷惑男、健在でした。



<おまけ>ガリラボの秘密兵器
OB(10)保坂。「すいかオレ」を飲んでます。10日ほど前、OB(11)清田が差し
入れていったものです(ちなみに、私は勇気がなく、いまだに飲んでおりませんwww)
(13)藤村がむき出しの差し入れから始まり、(12)保坂がガリラボで暴れ、最後に
(11)清田のすいかオレの差し入れで終わる。
本日は、秘密兵器がこんなに活躍(邪魔)をした1日でした。


3年(15)宿利が、「どうして先生が、いつも保坂さんの話をされるのか、今日、少し
分かった気がしました」と言ってました。
宿利がどう理解したかどうか私にはわかりませんが、いつも話をしているのは、迷惑を
たくさんかけたからです。
それ以上、それ以下の理由はありません。笑
  


保坂は18:30頃にガリラボを引き上げていきました。無事に到着しただろうか?
 


2017年6月25日日曜日

「中の人」という存在の意味と意義

中の人という言葉を知ってるでしょうか?
比較的最近知りました。
ネット上の用語解説によれば、
  中の人(なかのひと)とは、"何か"の中にいる人という意味。
  インターネット上では吉田戦車の漫画の影響から「中の人などいない!」
  として広がる。
  そこから転じて、「着ぐるみの中に入っている人」や「声優」のことなどを
  指すようにもなった。
ということだそうです(出典)。
 
少し前、シャープの公式ツイッターをやっている「中の人」がある著名な賞を取ら
れたことをSNS経由で知り、この「中の人」という存在が気になり、次のような本を
衝動買いしたのでした(まだ読んでませんが)。

そのシャープツイッターの「中の人」が、昨日の朝日新聞で紹介されていて、じっく
りと読みました。その中で気になった言葉が、
  宣伝を前面に出すのではなく、「社を半分おりて個人になる」こと
そして
  製品を使ってくださるお客さん一人ひとりにお礼が言えること
です。
ツイッターは、人格を持ち、その人格によってマス的な集団ではなく、個へとアプ
ローチしていくべき道具だということでしょうか。
  
ガリラボでも「中の人」の役割を担っているゼミ生が何人かいます。
白亜祭についてもそうですし、玉名市での活動もそうで、そこでは中の人として
それぞれ活動しています。
シャープツイッターの「中の人」の話は、これらのゼミ生に大変参考になると
思いますが、それ以外の人にも参考になると思っています。

スティーブ・ジョブズが、Macの開発で重要な役割を演じたのが、コンピュータとは
全く関係なかった「カリグラフィー」の授業での知識でした。
大学を中退した後に、単位とか関係なく、もぐりで出ていたカリグラフィーの
授業が強く頭に残っていて、それがMacの設計における指導原理となったのでした。
こじつけに近いですが、ジョブズの例を踏まえ、今必要な人も、そうでない人も、
「中の人」という存在の意味と意義を考えるのは悪いことではないだろうと思います。

シャープの中の人の言葉を紹介した朝日新聞の次の記事を読み、ゼミ生がそれぞれに
色々な思考を巡らせてくれると嬉しい。
 
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買収報道に「なんて日だ!」 シャープ「中の人」に聞く
大貫聡子2017年6月24日10時54分
朝日新聞デジタル http://digital.asahi.com/articles/ASK6R46YPK6RPTIL00K.html?rm=562
 紆余(うよ)曲折を経て、20日の株主総会で、東証1部への復帰申請を発表したシャープ。「中の人」の公式ツイッターも企業の広報ツールという枠を超え、ファンを広げている。
 フォロワー(登録した読者)数は今月中旬、40万超を達成した。今春には大阪広告協会の「やってみなはれ佐治敬三賞」を受賞。「特筆すべきチャレンジ」と評価された。
 初めから順調なわけではなかった。アカウント(登録名)の開設は2011年6月。社員として「アクオス」などの広告づくりに携わってきた山本隆博さんが「つぶやき役」に指名された。けれど、フォロワーはなかなか増えなかった。
 転機は逆風のさなかに訪れた。12年8月、会社は業績不振から、大幅なリストラ計画を発表。自分にできることは何だろうと迷った末、「きょうは眠れるかな…」と書いたら、500超のリツイート。「切ない」「応援してます」などの言葉がネットにあふれた。
 山本さんは「それが初めての体温を感じさせるようなツイートだったかもしれません」と振り返る。以後、一(いち)社員としての言葉を織り交ぜるようになると、1日数百人のペースでフォロワーが増えていった。「基本的にSNSは個人同士がつながるもの」と考える山本さんが心がけているのは、宣伝を前面に出すのではなく、「社を半分おりて個人になる」ことだ。
 ログイン前の続き15年5月、3月期決算で2千億円超の赤字に転落。「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです」と、ジブリ映画「魔女の宅急便」のキャッチコピーを掲載。昨年2月22日の「猫の日」にはロゴを「ニャープ」に替え「にゃんて日だ!」とつぶやいた。
 必要なら、他社のホームページも紹介する。暑さが本格化した今年5月11日には、エアコンの試運転を呼びかけるツイートで、他社製を使っているフォロワーを意識し、他社のホームページを知らせた。「店頭で商品を売っている時に道を聞かれたら答えますよね? ネット上でもちゃんと振る舞わないと、耳を傾けてもらえなくなります」
 ツイッターを始めて一番良かったことを尋ねると、山本さんは即答した。
 「製品を使ってくださるお客さん一人ひとりにお礼が言えることです」

シャープ(@SHARP_JP)の主なツイート
■2012年8月2日、シャープが12年度第1四半期の赤字が過去最悪の1384億円に上ると発表
 (´-`).。oO(きょうは眠れるかな…)
■同年8月3日 フォロワーからの励ましを受けて
 (-_ゞゴシゴシ いろいろ…がんばります
 (´-`).。oO( きょうはツイートしにくいな)
■2013年3月6日、サムスン電子との資本提携を発表した直後
 私のことは嫌いになっても…シャープの製品のことは嫌いにならないでください
■2016年1月13日、「SMAP」の解散騒動が取りざたされると
 Sで始まりPで終わる弊社としては、けさの解散ニュースのドキドキ感がすごい
■同年2月4日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業による買収報道を受け
 な ん て 日 だ !
 こんな日にフォロワーさん28万になりました。こんな日に
■2017年5月11日、暑さが本格化したのを受け
 暑さでエアコンも本気出す前に試運転のお願い(中略)必要な時に、エアコンが
 動かないピンチを防ぐためにも、ぜひ試運転を
 もちろん他社エアコンメーカーさんそれぞれ、夏本番を前に試運転のお願いを
 されています。みなさんお使いのエアコンさまざまかと思うので、以下参考に
 してください。
  

2つの新兵器が届く

注文していた新兵器が2つ届きました。
ペンタブとTHETA(=360度動画カメラ)です。


THETAはまだ何も使っていませ。これを道具として応用を考え出してくれる
はずの4年(14)塚田にそのまま手渡そうと思っています。
白亜祭で、そして観光で、新しい応用を開発してくれるものと思います。
もちろん、私も企画の段階では参加していく予定です。

ペンタブはちょっとした高価なものです。これもAIを応用しているというAutoDraw
を白亜祭で活用するための道具として購入したものです。
これは3年(15)八並が使っていくでしょう。さっそく、昨日、手渡したら、楽しそう
に遊んでいました。
Bluetooth接続によってコードレスで利用できるのがすごくいいと思いました。
コードという制限がなくなるので、応用が広がりそうです。
そうした応用も八並に考えていってもらうと嬉しい。^^


現在、このペンタブを接続できるPCは、トトロとカオナシだけです。それ以外には
ソフトをインストールしていません。利用する場合は、この2つでやってください。
なお、利用するときはペン先をやさしく使っていきましょう。


白亜祭ではこれらの新兵器によって新しく開発した応用技術をお客さんに見せて、
反応を探り、将来の実戦に向けた情報を収集していきましょう。
 


 

2017年6月24日土曜日

15ゼミ生有志による休日ワークショップ

梅雨のまとまった雨の降っている中、シクラメンが開花しました。


さて、本日は朝からNコンの企画会議を15ゼミ生有志で行いました。
一番、大事な部分。企画を立てるところです。
ここがダメだと、それ以降、何をどうしても良い形にもっていくことは
できません。
集まった2チームの有志(みらいちご:3年(15)八並、鍬田、宿利、
故郷:3年(15)青、長田)の5人には必死で知恵を絞ってもらいました。
人が楽しむものは、それを作っている側は必死に泣きながらやるものです。


午前中、必死に考え、みらいちごのストーリーは出来上がりました。
未来からやってくる人が、なぜそうしないといけなかったのか、その理屈を
しっかりと立てることができたように思います。この物語はCPDセンター
でのロケで始めることになりそうです。
ひとつの企画が固まったということで、昼はご褒美。
ピザの配達を頼みました。
(総合管理棟3Fとだけ伝えていたのにも関わらず、特に途中で連絡が来る
こともなく、ビザ屋さんはガリラボにさっとたどり着いたように思えまし
た。。。なぜ??)


注文したピザの片方は八並ゼミ長、もう片方は青によるリクエストによるものです。
そのリクエストを聞いて、電話で注文した(させられた)のは宿利。
誰がどう権力を持っているのか、よくわかりました。笑


昼はピザを食べながら、エビフライのシッポの話など雑談をしながら、頭を
しっかりとリフレッシュ。


13時に企画会議(ワークショップ)を再開。
(なお、宿利は自動車学校とかで、食い逃げしていきました。笑)

午後はチーム故郷の企画について激論。
激しい議論を楽しく戦わせることになりました。
その結果、「復興の意味とは」という少し哲学的な視点で映像作りに挑むことに
なりました。
物語のスタートはある講義を受けている2人の大学生から始まります。
そのロケは、7月3日のもやいすとジュニアの講義で行う予定です。

「みらいちご」の映像企画は非常に楽しい内容のもの。一方で、「故郷」の方は
非常に哲学的で、考えさせる内容になっていくものになるでしょう。
2つは全く異なる視点で熊本地震の意味を捉える映像となるはずです。
とりあえず、大まかな流れが固まったので、それぞれのチームでその流れを小説風の
スタイルで文章として形にすることが決まりました。
箇条書き等では、表現しきれないニュアンスの表現するためです。
小説風に描いた物語で、全員に共通認識をもってもらい、それを土台にして映像化に
取り組んでいくことになるでしょう。

3年生はひのくに殺人(?)事件ワークショップの真っ最中です。
一方、その合間にNコンに向けた準備もやっているわけで、ガリラボはやはりマルチ
タスク能力が試されるところだなと思います。
そういう訓練の積み重ねが、社会人となってからの仕事の質を決めることになる
でしょう。
また、小説の形で文章によって企画を表現することになったメンバーは、豊かな
表現力を身に着ける訓練もやっていくことになりますので、それとガリラボでの行動
力の訓練との相乗効果で、プレゼンや面接では、優れた反応ができるようになるので
はないかとも思っています。
 
本日はガリラボらしい活動日になりました。
熱い1日でした。
午前10時に始まったワークショップは15時頃までには一通りの結論を出し、その後
作業をして19時頃には全員が解散していきました。



ゼミ新聞28号発行

第7代ゼミ新聞部(部長4年(14)塚田)の手で第28号が発行されました。
少し遅くなりましたが、13ゼミ生の卒業特集号になっています。
全部で16頁ほど。ペーパー版はガリラボにおいてあります。電子版は
関係者のみなさんには送付します。どうぞ、じっくりとご覧ください。


28号を発行した第7代ゼミ新聞部。
第7代部長4年(14)塚田を始め、早瀬、児玉、谷口の4年生は今回で引退
となります。ご苦労様でした。
次は15ゼミ生による第8代ゼミ新聞部が誕生し、29号の制作を行うこと
なります。
大学の研究室の新陳代謝はほんとに激しい。なので、色々なものが急速に
変化していくように感じます。



ガリボイス2017~(15)村田の投稿1

昨日に続いての掲載でした。
しかも、掲載されたのはガリボイスを取り仕切っている3年(15)村田。
良かった。
すこし小論文っぽいですが、まあ今後こうした文章を書くことを続けて
いけば、柔らかく深みのある文章をかけるようになっていくでしょう。
何事もトレーニングです。
15ゼミ生全員の文章力を引き上げていけるよう村田には積極的に頑張
っていってほしい。

 
 

2017年6月23日金曜日

卒論すごろくスタート/OG(13)による取材/院ゼミと小学生推薦図書

今日のシクラメン。蕾がかなり膨らんできました。

トマトもしっかりと成長してきています。


さて、午後は14ゼミ。
本日から、卒論に関して先週宣言していた実施項目をどの程度達成して
きたかという、目標管理が始まりました。


各チームリーダーが、どの程度やってきたかをゼミ長に報告しております。


その結果、チーム「こいたま」と「Hope+」は目標クリア、「くまラボ」のみ
宣言したことを下回っており、すごろくのコマを進めることはできませんでした。
今回が1回目。今後これをしっかりと続けていけるといいですねぇ。


   
お昼、外線電話がかかり・・・・受話器を取ると、
  ●●(←会社名)の時松です・・・
  取材のためのネタ探しをしてまして・・・、
ビジネスライクな口調だったため、一瞬、誰なのかわかりませんでした。
少しして、笑いだしてそれではっとして気づきました。
OG(13)時松です。
現在、ディレクターをしているので、番組作りに向けたネタ探しをしている
とのことで、今日、ガリラボに来ていいかというので、もちろんOKを出しました。
14時ごろやってきた時松は、ガリラボのゼミ生と話をしながら、色々とネタを
仕入れていったようです。
少し疲れているようにも見えましたが、元気でした。
なお、雰囲気は、学生時代の時松と変わっておりませんでした。笑


その後、M2(16)大野、山口とのゼミ。
今日は、ミヒャエル・エンデの「モモ」を使って、現代の情報産業社会に
迫ることがテーマ。
ちなみに、「モモ」は小学生向けの推薦図書です。
この本の主人公の「モモ」は人の話をよく聞く少女で、現代の情報産業社会に
挑戦する人物が暗に描かれています。
一方で、モモが対決することになる情報産業社会の真っ只中で働くいているのが、
今日やってきた時松。
モモからみたら、時松は時間泥棒の一味に見えるのではないかと思います。笑
冗談はさておき。、、、
M2のゼミでは、この小学生向けの本のモモを題材に情報産業社会の意味について、
しばし考えていくことになります。
これは、ほんとに興味深く、実に深い話なのです。
AIとか、IoTとか情報分野では面白い話題がかけまわっていますが、モモの話は、
その根底にある私たち人間と社会の本質に迫る重要な問題を提起してくれるものです。
読みやすい本ですが、じっくりと腰を据えて読んでみたいと思います。
 
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本日は猛烈に忙しい1日でした。
7:00    出勤
7:30-9:00 今日1日の準備作業
9:00-10:00 本部棟で打合せ
10:10-11:50 授業(特別講義)
12:00-12:30 ゼミの説明を聞きに来た2年生対応
12:50-13:30 14ゼミ
13:30-14:00 昼食&ガリラボ通信
14:00-14:30 OG(13)時松の取材への付き合い
14:30-15:00 ゼミの説明を聞きに来た2年生対応
15:00-16:00 院ゼミ(M2)
16:00-16:30 本部棟での打ち合わせ
16:30-17:15 本部棟で書類チェック
17:15-18:00 バス移動
18:15-21:00 国際交流会館で会議
21:10-21:45 バス移動
22:00    自宅着、そして夕食

隙間には居合わせたゼミ生と情報交換。
慌ただしい1日を振り返ると、時間泥棒が私の回りにはうじゃうじゃといる
のに違いないと思いました。┐(´∀`)┌