2015年3月31日火曜日

ゼミ新聞部22号に向けて活動開始

3,001回目のエントリーとなります。

年度末となった今日は大学関係の行事が多く、午後は本部棟での
仕事に追われておりました。
午前中にガリラボで必要な打合せは全て終わらせました。
まずはもやい塾。田中班(メンバー:3年(12)田中、4年(11)藤本、2年(13)飯沼、岩坂)の
もやいすとシニアの募集のためのプレゼンを聞きました。目代班同様、伝えるターゲットが
明確でないため、説明が一般的で、伝わりにくさを感じました。
話をしているうちに、夏休みにインターンに行く意欲のある学生たちにとって競合するもの
としてシニア科目は位置づけることができそうだということになり、ターゲットをインターン
シップを志向している学生に設定し、それに照準を合わせて話をすることになりました。

それからお昼より、ゼミ新聞部の会議。22号の発行に向けた第1回ミーティングを
道場で行い、私もオブザーバーで参加しました。
参加者は
第5代部長:3年(12)目代、部員:3年(12)梅田、森、村上、2年(13)飯沼、瀧下、多賀、藤本
でした。
今日の議題です。それと部員からの意見がホワイトボードいっぱいに埋め尽くされておりました。


発行予定は6月下旬。特集として11ゼミ生とM2(13)坂口の卒業を取り上げることに
なりました。
時期が6月下旬で、GWも過ぎて社会人として少しだけ落ち着いた頃だと思いますので、
卒業と現在(卒業生の今)をコラボする形で特集を組んではどうだと提案しておきました。
その方向で考えてくれるようです。
その後、担当記事ごとに別れて検討会議を開いていました。


 
年度末は慌ただしいのは当たり前ですが、やはり慌ただしい1日でした。
明日から新年度。
同じく慌ただしい1日になりそうです。



3000回目の投稿〜新しい道へ進む11ゼミへ、そして社会人となったゼミ生へ

いよいよ平成26年度も最終日となりました。
今朝はいつもの通勤経路を変更し、大学テニスコート傍の公園横を歩いてきました。
竣工平成2年とあります。女子大から県立大へと移行する4年前、四半世紀ほどの
歴史があるわけで、公園名からその歴史を見てとれます。
「健軍水洗」とは、当時、この辺りは月出ではなく、熊本市健軍町字水洗(みずあらい)という
地名であったからです。その後、この地域は熊本市月出へと変わり、さらに政令市への
移行と共に熊本市東区月出となったわけで、わずか四半世紀でも、様々な変化があった
ことを公園名は気づかせてくれます。

その公園内の桜は満開でした。

テニスコート横の通用門から入るとご覧の通り。図書館前の桜も満開です。

図書館前の桜です。


桜が満開となった平成26年度末。
明日からは色々な変化がガリラボの関係者にも起き、それぞれの道を進むことに
なるかと思います。
ところで、年度末のこの日、このガリラボ通信にはもひとつの転機が訪れました。
今回で3,000回目となります。
ひとつの節目の日となりました。
 
Googleのサービス「Google Group」には、昔、コメントを書く機能があったので、
そこにガリラボの日常を記録する数行日記をつけていました。
徐々に数行で済まなくなり、またGoogleがそのサービスを停止するということも
あったので、思い切って、ブログを開設しました。
それがこのガリラボ通信で、2009年9月10日のことでした。
ガリラボ通信(研究室ダイアリー)開設ガリラボ通信2009/9/10
開設してから2年後、通信の発行は1000回となりました。
1000回〜ひとつの変革の時を迎えてガリラボ通信2011/9/18
1,000回目の通信には、ガリラボの運命を変えるべく、これからも毎日継続して
発信していきますとの決意表明を書いています。
その宣言通り、どうにか、それから毎日欠かさずガリラボの様子やコラムを発信し、
開設から3年半後には2,000回に達しました。
2000回目の投稿〜10、11ゼミ生への期待と次の方向についてガリラボ通信2013/5/5
そして、今回、年度末の2015/3/31に3,000回目の投稿を迎えました。
2,000回目から約2年弱。開設から数えると5年半ほど継続してきた結果です。

3,000エントリーと書いてしまえば何ということもないわけですが、そこには5年半の
間のガリラボの日常が毎日綴ってあるわけで、ガリラボにとっては貴重な資料になって
いると思います。
今は古株のようにしているM1(14)吉村が大学に入学する前からガリラボ通信は存在して
いるわけです。
そう考えると、その長さについてリアリティを多少は感じないでもありません。

ところで、野球のイチロー選手は2013年に日米通算で4,000本安打を記録し、現在も
記録を塗り替え続けています。
密かにですが、イチロー選手の安打数は越えたいと、ひとつの目標にしております。
おこがましいと思うので、私個人の「密か」な目標としています。
4,000回に達するには、今後少なくとも2年は継続しないといけないわけで、さらに、
イチロー選手は今後も安打を続けていくわけですので、本当に目標を達成できるのか
不安でありますが、とりあえずイチロー選手を目標にしようと思っています。
ガリラボが存続し、ゼミ生たちが活動している限り、日々のその様子を発信していく
つもりです。ガリラボ関係者のみなさん、通信を媒体にガリラボの今を知ってもらえると
幸いです(最近、閲覧数が減少しているのが少し気になってますが・・・)

さて、3月末のこの時期、ちょうど11ゼミ生が巣立つ時でもありますので、3,000回
という記念すべき時でもありますので、これからについて、私自身がこの年齢になって
思うところを書いておこうと思います。
要するに、社会人となってからこそ、(本当に難しいことですけど)着実に力を蓄えて
いくべきだということを以下書こうと思います。

なお、このことは、今年1月にも書いたことがです(ガリラボ通信2015/1/11)、また
「明日の広告」で著名な、そしてガリラボでもよく引用する佐藤尚之さんもご自身の
ブログでそういったことを最近書かれていました(こちら)。
空海の空白の3年間の話(ガリラボ通信2012/2/4)を持ち出すまでもなく、若い時期とは
充電をするべき時期であろうと思います。
もちろん活躍をする(放電する)こともダメというわけでもありませんが、それ以上に、
若い時期とは充電をする時期であって、将来活躍するタイプの社会人としての自分自身の
人格を形成していく時期だと捉えておくと良いでしょう。
(ちなみに活躍する社会人とはどういった社会人なのでしょう? さっと思いつく条件は、リテラシー的には頭が
 キレる、多様な視点を持っているような人、コンピテンシー的には企画を確実に実行できる人、そして人間的
 ひねくれておらず周囲に優しく配慮ができるような人が理想です。
 ただ、そんな人がいるかどうかよくわかりませんけど・・・^^; 
佐藤さんは、そのことをブログで、ある特定の若い人(たぶん、ある特定のひとりの方)に向けて、
  それなりに成功してネット上で勇ましいことを書いてるキミの同年代たち(ちょっ
  と上の先輩たちも含めて)は、みんな「早熟なタイプの人」なんだよね。スタート
  ダッシュの先行逃げ切り型。
  でも、キミはきっと後半に追い込むタイプじゃないか?
と書かれています(特定のひとりの方向けの言葉ですが、特殊なひとつの事例であっても
深く入っていけば、それは普遍へとつながるものです)。
同年代で、成功している人たちを見ると、人は焦りを感じるものです。
私もそうでした。
同年代で、企業に入った研究室メンバーがその分野でかなり活躍している姿を見ると、
進む道を間違ったかなと思ったこともありました。
佐藤さんは続けてこう書かれています。
  先頭集団の成功と勢いを見ると焦るかもしれないけど、彼らも20年30年と先頭を
  走り続けられるわけじゃない。その多くが若いときの成功体験と成功手法に縛ら
  れてだんだん時代に合わなくなり、息切れしていく。ずっと時代の先頭なんて無
  理なんだよ。
  世の中には後からゆっくり行く遅咲きというか大器晩成というタイプがちゃんと
  いて、40代50代でぐいぐい伸びてくる。
どうでしょうか。私も、今になると、そう思うのですよね。若い時の成功も意味がない
わけでないでしょうが、しかしそれはせっかくの貴重な学ぶ機会を失うことにつながり
かねません。
大学の教員になることも、若い世代からすると成功事例のひとつでしょうが、しかし、
それはその人の生き方によっては、長い目で見たときにあまり素晴らしいことではない
のではないかと思うこともあります。
ちなみに私は最初10年を高専の教員として過ごしました。あの経験は、ほんとに大変で
したが、振り返ると貴重でした。
あの経験は、研究者、そして狭い領域に限定していくことを良しとしていた、視野の狭い
人格からアンラーンされ、男子学生ばかりの高専での寮生の指導や学生指導の経験を
通して教師としての貴重なトレーニングを随分とさせてもらったと思っています。
(たぶん、こうした外部刺激なかったら、あのまま狭い蛸壺から抜け出せずにいたかもしれません)
逆説的ですが、教師としてのトレーニングを続ける中で研究していくことの情熱も湧き、
そしてその中で、私のような立場の人間が研究をしていくというのはどういうことなの
かを考えることにもつながり、それが現在の私の基礎を作ることになった(気がしてます笑)。
佐藤さんはさらに続いてこう言われています。
  若いときにひとつの分野で成功してない分、成功体験にも成功手法にも縛られず、
  自己模倣もせず、さまざまな分野で経験を積むことができる。じっくり育つといい
  なと温かい目で見てくれている人生の先輩たちから素直に学ぶことができる(早熟
  な人って先輩たちをバカにしがちなんだよね。もったいない)。
謙虚さを忘れた人が伸びるはずがありません。知識社会と言われる現代、以前の知識など
あまり役に立ちません。
前の知識や地位などさっさと捨て、それらをunlearn(学びほぐ)していく力こそが要求
されるわけで、そのためには謙虚さが不可欠です。
MITのメディアラボの副所長の石井さんが「いつもまでも最高の生徒でありたい」という
ことを話されています。(昨日、吉村、藤本との勉強会で出てきたタンジブルという独創的インター
フェースの開発に関わられた方です)
そのことを聞いて、納得できました。
だから、石井さんはあそこまでのレベルに到達されているのだな、と。
学びにおける先生とは、年上の方とは限りません。
年下の人からも学ぶべきことは多くあります。
私の立場で言えば、ゼミ生からたくさん学んでいます(さらに言えば、親となると子どもからも
学ぶことが多い)。
実際、私自身の成長は学生によるところが非常に大きいと思ってます。
思い通りにならないのが学生たちなので(ひとつの人格を持つ個人ですから当たり前です)、
そのことが非常に大切でした。
そうした他者(学生)たちと関わっていなかったら、今の私の存在は多分ないです。
そういうことなので、佐藤さんが言われるように、
  人生は意外と長いので、先行して突っ走った挙げ句に息切れして落ちていくよりも、
  後半にぐぐっと伸びた方が楽しいよ、きっと。
  だから、無駄に焦んないように。
  同年代の先頭集団をあまり意識せず(いっそ彼らの成功談なんて読まない方がいい。
  それはスタートダッシュ型の知見だから)、ものごとを長期的に考えて、様々な分野
  で経験値を貯めたほうがいいとボクは思うな。
といったスタンスで若い時はいくといいと思います。
着実に、間口を広げながら、次のステージに上げていくことだけ考えていればいい。
イチロー選手が、こう言ってます。
  小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと
  思っています。
誰でもがわかっている簡単なことなのですが、でもそれが本当にできる人は少ない。
イチロー選手だからできたわけで、そしてまたそれができたから今のイチロー選手があるのでしょう。
誰でも真似できるわけでもありませんが、しかし多少なりとも真似したいものです。
焦らず、力を蓄えていければ、それを見ている人は見てくれているだろうと思います。
力があれば、何かの機会に、その力を発揮させてくれる他人に出会えるでしょう。
この意味で、チャンスとは偶然ではなく、必然だと思っていい。
チャンスになる人にだけ、チャンスはやってきます。
  
以上、卒業していくゼミ生、そしてすでに社会人となって頑張っているゼミ生に向けて
書きました。
(同時に、このガリラボ通信を読んでいるはずの私の子どもたちにも向けて書きました)
今現在のことに手を抜くことなく、周囲を見ても焦らずとりあえず我慢し、何が本質
的なのかそこを見極めながら、自分のことではなく周囲(世の中)を良くしていく
方向に向かって、日々をたくさんの学びを実践していってほしい。
先日のジョブズのメッセージのごとく(ガリラボ通信2015//24)、自分は何のために
それをやっているのか、その本質を考えながら、日々の行動に向きあっていってほしい。
 
明日から社会人、そして大学院生となる11ゼミ生諸君。
(先は長いですが)20年後の未来で、大いに活躍していることを期待しています。
  
 
ガリラボ下のツマガリザクラです。 

周囲の桜は次々と満開となっていく中で、ひとり動じることなく、自分の力を蓄積して
いってるかのようです。^^
周囲が散った後、大器晩成型のツマガリザクラをゆっくりと鑑賞しようと思っています。
スズメが休憩してました。

 
 


2015年3月30日月曜日

サクラ便り2015(10日目)/学生インターン生からの不在連絡票

10日目に入ったアリーナ横の桜。満開が近くなっています。

お昼にはこの桜の下でたくさんの人たちがお弁当を広げてお花見を
しておりました。私も少しだけ参加。

少し葉桜になりつつあります。桜の花と葉っぱのコラボもなかなか綺麗です。


綺麗な桜を眺めながら、通勤して来ると(最初は気づかなかったですが)、
ドアに不在連絡票が貼ってありました。


拡大するとご覧の通りです。


社会人となって1年。すっかりと社会人となったOB(10)保坂が、学生に戻るため
学生インターンにガリラボへとやってきたのは金曜(ガリラボ通信2015/3/28)。
そのインターンの感想を書きとめた郵便がガリラボポストに投函されていました。

拡大します! 粋なことをやります、保坂は。
誉めるのは本意ではありませんが、でもこんな粋なことができるのは保坂の
優れたところでしょう。
読んで、本意でないですが、少し感動をしてしまいました。
昨晩食べた竹輪の美味しさにただ感動しているだけかもしれませんが。


その保坂がFacebookにはこんな感想を書いていました。

帰る場所、そして迎えてくれる仲間がいることって素晴らしいことですねぇ。
天気も良く、気温も適度で気持ちの良い朝でしたが、不在連絡票でさらに
気持ちの良い気分にさせてもらいました。ありがとう。
 
さて、今日のガリラボは、午前中にもやい塾(目代班)のメンバーの
もやいすとシニア勧誘のプレゼンを聞かせもらいました。
そんなに悪くはない。だけど、やっぱり少しスパイスが足りない。
30分ほどコメントをした後、メンバーでまた議論していたようです。
大事ですね、議論は。
いい案が沢山出ているように思いました。

時間がジャンプし、いきなり夜の7時。
M1(14)吉村、4年(11)藤本と教育工学のテキストの勉強をやっていて、そろそろ
終ろうとしているときに、院OB(06)黒田と院OB(08)佐藤がやってきました。
雑談をそれから3時間ほど。
それぞれ、4月からはそれぞれの立場でそれぞれの道を懸命に駆けていくようです。
卒業生に負けじと、ガリラボ在学生メンバーも頑張っていきましょう。

※これで、2,999回目の投稿になります。
 


2015年3月29日日曜日

「レディにする」を真似しよう〜もやい塾メンバーに再考を求む

現在、もやい塾のメンバー(ガリラボ通信2015/3/20)が、新2年生に開講する
新規科目「もやいすとシニア育成」の受講募集のための5分ほどのプレゼンを
考えています。
確か昨日でしたが、そのプレゼンの案をM1(14)吉村と3年(12)田中から聞きました。
かなり考えたことは理解できました。
確かに、悪くはない。
しかし聞いていると、それはほぼ全て自分たちの立場からの説明でしかなかったのです。
 
これまで学生たちに課されるプレゼンとは、基本的に、自分の立場や考えを説明する
ようなプレゼンばかりですので、仕方がないことではあるのですが・・・
だけど、そういったプレゼンは、いくら上手であっても、今回の状況ではあまり
価値はありません。
今回求められているのは、他者の視点に立ち、他者自体が明確にできていなかった
ことに対し、明確な表現を与えてやるようなプレゼンです。
こうしたプレゼンは、従来の自分の視点からのプレゼンに比べてワンランク、ツー
ランク上のレベルが要求されます。
なので、非常に難しい。

そんな時、偶然ですが、昨日j、次の話を知りました(こちら)。
昔、あるピアノメーカーが高級ピアノを売り出す際、広告で「素晴らしい音色
最高級のピアノ」をアピールしたのだけれど、さっぱり売れなかったとのこと。
これは、もやい塾で言えば、「もやいすとシニア育成」科目の良さをプレゼンして
いることに相当し、昨日の説明内容のような感じでした。
(だから、案の説明を聞いた時、これではダメだと思ったのでした。)
その良さを話すことは、話す側はそれで満足しやすいのですが、聞く側からしたら
それはどうでも良いことなのです。
 
アドバイスを受けて、このピアノメーカーは、広告のコピーを変えました。
新しいコピーは、聞く側に立って熟考されたもので、それを使った結果、
同じピアノが飛ぶように売れるようになったとのことでした。
様相を一変させた魔法のコピーとは
 「あなたのお子様を、レディにする
だったそうです。
素晴らしいですね。
他者の視点に立つというのは、こういうことです。
是非とも、もやい塾のメンバーは、他者(新2年生)の視点に立って、その辺りを
考えて欲しい。
(また、こうした思考のクセをガリラボのゼミ生には全員身につけてほしいと思っています!)

「レディにする」のコピーでは、ターゲットも明確です。
ここでのターゲットは
 ターゲット顧客:ちょっと余裕があり教育熱心な親
であり、そしてそのニーズを
 ニーズ:子ども(主に女の子)が大人になった時に、恥ずかしくない素養を
     身につけさせたい
と定め、このニーズを満足する答えとして、「レディにする」というコピーが発想
されていることに気をつけましょう。
 
優れた方法は積極的に利用すべきです。
ということで、もやいすとシニア育成の募集でも、この方法を真似ましょう。
そうするとまず思いつくことは、現在、ターゲットなる概念がないことに気づきます。
少なくとも新2年生全員がターゲットではありません。
新2年生の中のどういった層がターゲットでしょうか?
昨年のジュニアを受講した人? 少し違いますね。
これらは、もやい塾のメンバーに不足していた議論だろうと思います。
 
もやい塾のメンバーには、ターゲット像の明確化と、そのニーズを考え、ターゲット
層の中で漠然としているニーズに明確な形を与えてあげるプレゼンを考案することが
求められています。
対象とする層に、もやい塾の真剣な声を届けるため、こうした種類のプレゼンの
あり方について考え直してほしい。
なお、こうした方法は先日紹介したNIKEの広告(ガリラボ通信2015//3/24)の考え方も
参考にすると良いかと思います。
 
片手間にやることは、やっている意味は全くありません。
時間の無駄。
与えられた時間の中で死ぬほど、フラフラになるまで、考えましょう。
そうしたやり方だけが、成長というご褒美につながりますので。
 
昨日、通勤路で見かけた満開の桜。大変きれいでした。

 
 


2015年3月28日土曜日

サクラ便り2015(8日目)/第6回ガリラボ男飲み(のみ)2015

朝7:30。ガリラボの廊下から見える阿蘇のまっすぐに伸びる噴煙。
なかなか収まってくれません。

昨日、ようやく開花したツマガリザクラ。

蕾は大きく膨らみ、弾ける寸前です。

シクラメンはほぼ満開。


さて、昨晩(2015/3/27)は、恒例となったガリラボの男飲みが開催されました。
11ゼミの男子学生を送り出しました。
幹事は3年(12)尾堂。
尾堂が、ガリラボのホワイトボードに次のような案内を掲示しておりました。

 
19:15に上通りのセブン前に集合ということで、ちょうどの時間に出向くと、
ここでハプニング。
場所が違うのだと・・・
????
なんと、上通りのお店ではないとのこと。
尾堂が掲示していた案内のお店をよ~くご覧ください。。。
新市街店」と書いてある!
何たる失策。^^;
昨年までの会場(ガリラボ通信2014/3/26)の博多一番どりは閉店したとのこと(残念)。
場所が掲示してあったのに、そのことに尾堂を初め、誰も気付かず、上通りに出てきて
ようやくお店がないことに気付いたのでした。
 
しかし、余裕。
19:15を集合時間にしていたので、それから新市街まで全員で移動しても、開始
時間の19:30は余裕でお店に入れました。
ちなみに、尾堂は、予約するときに「あの奥の部屋で!」と前年のつもりで予約した
らしいのですが、違っていた店の担当の方も、「あー、わかりました」と返答したらしく、会話が成立したとのこと。
こういうのを齟齬というのでしょうが、会話が成立していたことが、失策に気づかな
かった大きな原因でした。
その、新市街店も奥の部屋があったんです。
ただし、異なっていたのはそこはかなりの大部屋で、他のお客さんと一緒でしたけど。

先にお店に行ってた3年(12)丸野と梅田がテーブルに次の名札をおいていました。

3Dペン職人の2人が頑張って全員分の名札を作っておりました。
しかも、裏にフックがついていて胸ポケットなどに取り付けることができるんです。
驚きました。3Dペン職人の梅田、丸野の腕はまたさらに進化を遂げていました。笑
(中央は2年生でひとり参加していた出口。保坂から「EXIT」と呼ばれ、可愛がられて(?)いたように
 思います笑)


幹事3年(12)尾堂の挨拶で第6回男飲みが始まりました。

途中、卒業する清田と藤本に感謝状とプレゼントが手渡されました。
清田へのプレゼントはサングラス。
せっかくなので、サングラスをかけ、清田はその場でラップを披露してくれました。

藤本へのプレゼントはUSBメモリ。
ところで、感謝状の入る筒に注目ください。
これは手作りなのですのですが、正体はなんだと思いますか?

清田と藤本への感謝状が入った筒の正体は実はこれ(↓)だったのです。

マーブルチョコの筒でした。
それに、それっぽく模様を印刷した紙を貼って証書入れにしている。
いやはや、見事なものです。
感心しました。
こういうのを器用人(ブリコルール)と呼びます。
ガリラボのゼミ生は、優れた野生の思考を持っていると思います。
野生の思考は、ガリラボが目指している能力であり(ガリラボ通信2014/8/10)、
こうした成果を見ていると、ゼミ生はしっかりとガリラボでそれを身について
きていると確信しました。
スマートではない、ぐちゃぐちゃした現実世界に放り出し、そこで思考を常に
求めているからでしょう。
あまりまだゼミに入り込めていないゼミ生諸君。
この場で、野生の思考を研きなさい。それは大人の思考でもありますので。
 
昨晩の男飲みには卒業生も参加してくれました。OB(05)山口に、OB(08)坂本。
そして、野生の思考だけで生きているようなOB(10)保坂です。
保坂とかは年度末のほんとに忙しい時期に無理に無理を言って職場を抜けさせて
もらってきたようです。
保坂の会社の場合、ほんとに忙しい時期なのでそれは嘘でないでしょう。
男飲みの日に休みをもらうために他の時期に非常に頑張り、上司に休ませて
もらったとのことでした。

藤本から今朝、メールが届いていました。そこに、
  昨晩は男飲みにお越しいただき有り難うございました。
  とても楽しい時間でした。素敵な仲間の存在を再確認したところです。
とありました。


私もそう思います。素敵な仲間と、ほんとに楽しい時間でした。
(おかげで、今朝は声が出ず、仕事でしたのでちょっと大変でしたけど)
藤本のメールには返信をしていませんが、このガリラボ通信をその代わりに
させてもらおうと思います。 

2015年3月27日金曜日

たまランナーズが新聞で紹介されました

先日、玉名市役所で成果発表会を行ったたまランナーズ(ガリラボ通信2015/3/25)が、
今日の熊日朝刊で紹介されました。


10月からリーダー丸野を中心に、たくさん頑張ってきたわけで、その区切りになりました。
わずか半年のことなのですが、ガリラボ通信には39回ほど取り上げています。
それを見ていると(たまランナーズのガリラボ通信エントリー)、わずか半年のことなのに、
濃く充実した日々を過ごしたのではないかと思います。
5人ともよく頑張りました。
4月からは新たなチームとして活動をしていくことになりますが、たまランナーズでの
経験が必ず活きるはずです。
さらに良いものに仕上げていきたいですね。

なお、宿題が出てますね。
著作権を完全にクリアしたものにすること、そして15秒、30秒版の映像を作成することなどです。
次の活動が始まる前、それらを仕上げておいてほしい。
 


新年度に向けた準備=大掃除

3月18日に大掃除をすることを表明したわけですが(ガリラボ通信2015/3/18)、
特に招集をかけなかったですが、自発的に集まってくれた仲間たちが、これまで
利用してきた道場とガリラボの掃除を行いました。
図書館へブックトラックで300冊ほど持っていき、そして道場にあった不要物を
本部棟に4度ほどに分けて運び、それらが終わってから掃除。
道場は男性チームの担当。

ゴミを集めています。

同じく、ゴミ集めや戸棚の整理作業をやってます。


ガリラボも戸棚の整理作業を女性チームがやってました。

戸棚の中を全部出して、片づけてます。


3月18日に呼びかけていたOB(10)保坂はもちろん駆けつけてくれました。

ゴミ集めはもちろんのこと、

床の雑巾がけまでやってくれました。


メダカの学校への入学者も10匹ほど連れてきてくれており、さすがは保坂。
卒業してから役に立つ男だなと思いました。笑

大掃除に参加してくれたガリラボの勇者たち:
OB(10)保坂
M1(14)吉村・・・保坂とは4年生の時、同じ卒論チームでした。因縁を感じますね。^^
4年(11)藤本
3年(12)梅田、丸野、尾堂、坂本、村上、田中
 
 

サクラ便り2015(7日目)/ドリームダイナソー解体

7日目の桜です。



この日、ようやくガリラボ下のツマガリザクラも開花。アリーナ横の桜に
遅れること1週間でした。ただし、遅れた分、長く花見ができます。

開花したツマガリザクラです。

今日は風もなく良い天気で、阿蘇も噴煙は無し。花見日和です。

シクラメン。今日も鮮やかで、綺麗です。


昨晩、院OB(06)黒田が立ち寄ったとのこと。私が少しの差で帰宅してときだった
ようで、会えずじまいでした。

新しく院生となる派遣教員の4月からのことで打合せに来られ、さらに右は
OB(10)保坂からです。保坂は掃除のために呼び寄せました(笑)。

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大掃除ということで、名残惜しいですが、ドリームダイナソーも撤去することになりました。
風船の空気を抜き、夢を壊しながらの解体作業開始。

すべての夢を破壊し・・・・

3年(12)丸野と梅田で撤去していきました。


新しい年度に着実に向かっています、ガリラボは。