2022年7月29日金曜日

興津会2022の開催日について

最後となる可能性のある今年の興津会は、いつもの11月ではなく

12月17日(土)夜

に開催することになりました。実行委員の20ゼミ生の熱い議論の結果です。

オンライン開催です。

フィナーレの意味を込めた内容になるのではないかと思います。

とりあえず日程を連絡しておきます。


興津会実行委員会のキックオフ会議は8月31日の予定で、その後、徐々に詳細をアナウンスしておくことになるかと思います。



2022年7月27日水曜日

20前期ラストゼミ

今日は3年(20)ゼミ生の前期ラストのゼミ。
やることが盛りだくさんです。

①まずは前期の振り返り。
プログラムの横に、前期に活動が書いてあります。どれが印象に残っているか、そしてその理由などをひとりひとりスピーチしました。

振り返りを聞いていると、どれかひとつの活動が圧倒的に印象深かったということでもなかったようで、ひとりひとり感じ方は違うんだなと思います。それはそうですよね。それぞれ個性を持つ人間ですからね。
この振り返りを様子を見ながら、ひとつ感じたことがあったので、強めに注意しておきました。
写真をみてもわかりますが、全員が発表はするものの、その発表をどうも消費しているだけなんですよねぇ。人の経験を自分に生かしていこうという態度にとても思えなかった。
娯楽番組を見ている状態になってしまっている!
人が話をするときは、メモを取ろうとする態度が重要で、発表を消費するだけではいけないと叱っておきました。
前期全体で言えば、コロナ禍となりなかなか活動が見えない状況だったので、実はそれはフィードバックをもらいにくくなっているんだということを伝えておきました。
形成的評価といいますが、これは非常に大事で、活動中の継続的なフィードバックがないと良いものは作れないものです。
社会人の卵たちに、形成的評価につながる「ほうれんそう」のことを話しておきました。半年後ぐらいには社会人になる予定の4年生もなかなかできない。
辛うじて出来るのは2,3人ぐらいかな???
 

②次に後期にやりたいことについての議論。
これは授業暦を見ながら、随分と激論となりました。が、そのおかげで(具体的な内容にまでは至りませんでしたが)方向としてはすごく良い方向にまとまったように思います。

③最後に、夏休み中の活動についてです。
環境啓発動画コンテストに全員で参加する予定ですが、この活動に対するネーミングを決めました。6つの候補について挙手で決まった活動名は、
緑コン(りょくこん)
となりました。

松岡ゼミ長が作ってきたくじで6人、6人の2グループに分かれ、夏の活動(たぶん試験明けになるでしょう)緑コンがスタートします。

90分みっちり議論した前期最後のゼミでした。

最初はお菓子でも食べながらと話していたのですが、コロナの感染爆発もあり、それは中止にするよう伝えていたのですが、結果オーライでした。
今日は濃厚な議論続きでお菓子を食べる余裕などまるでありませんでしたので。

緑コンの活動を試験明けから始める2チームは、8月31日の夏の合同発表会で動画のアイデアを発表してくれるはずです。

 

 

2022年7月26日火曜日

もやいすとの授業終了/OG(M20)アクスト来室

急遽担当することになったもやいすとの授業。久しぶりの担当、しかもwithコロナ期での開講となり、また多くの先生方が関わっていることもあり気も使うこともあり、以前とは随分と勝手が違う状況で、毎週、悪戦苦闘でした。
見た目は自然にやっているようにしていましたが、内面ではアタフタで、血圧は上がりっぱなしでした。

本日、発表会で、すべてのプログラムが終了しました。血圧も下がるでしょうから、気が抜けてしまいそうです。^^


ところで、もやいすとの1年生で玉名の観光をテーマにした発表を聞いて衝撃を受けました。19ゼミ生よりもしっかりと玉名について勉強していること、またアイデアも練ったものが多かったことにです。これはどういうことだ、と発表を聞きながら、頭の中は「・・・」の状態でした。笑

さて、そのもやいすとの授業が始まる直前、OG(M02)アクストが顔をだしました。ゼミ生が喜びそうなお菓子をたくさんを持参して。
写真がアクストからのお土産(下にある四国からのお土産「一六タルト」は4年(19)徳永のお土産)。

これから徐々に前期の授業が終了していきます。燃え尽きてしばしボーとしておきたい気分ですが、やらないといけない大事なことが控えていてぼんやりする暇はなさそうです。



2022年7月25日月曜日

じっくりと立ち止まってみる

よく見れば薺(なずな)花咲く垣根かな」と詠んだのは松尾芭蕉。

あまりに目立たない日常の風景でもしっかりと見れば、そこには見るべきものがあること発見したときの驚きを表現したようです。
一般の解釈とは異なっているかもしれませんが、私はそのように理解しています。

先日、ベランダにあった、それこそよく見てから気づいた、植物をレンズを通してみてみました(老眼のため肉眼ではよく見えませんので)。
なんと興味深い造形がそこに広がっていて、驚きました。
松尾芭蕉が詠んだときの気持ちを共有できた気がしました。^^

実は、冒頭の芭蕉の句は、ガリラボがフィールドワークをスタートさせたとき、一種の指導原理のような枠割を果たしていました。
薺(ナズナ)花咲くプロジェクトin玉名ガリラボ通信2008/8/29)
真夏に、フィールドワークの方法を学び始めたのは今からもう14年も前のことになります。
この時から随時醸成していったガリラボのフィールドワークの文化は、コロナ禍で、引き継がれることなく衰退してしまいました。
大変残念です。


足を止め、じっくりと観察することは、新しい気づきをもたらすものです。

不易流行

世の中、新しい流行があり、そしてそういう流行がないと活気が生まれないわけですが、そうした流行を支えるには、そこに不変なものがなければなりません。
変化は変化しないものの土台があって初めて変化を知覚できますから。
じっくりと観察することなどはそうした不変なもののひとつではないかと思うのですが、どうでしょうか。
 
すぐ役立つものはすぐ役立たなくなるものです:
⇒ 2つの授業の比較から見えることガリラボ通信2011/2/27
 
大学で、特に学部の時代は、すぐ役立つことだけを目指すより、何のためにやっているのかよくわからない、すぐ役立つとは思えないことをじっくり学ぶ期間にできるといいですね。
 

 

2022年7月22日金曜日

OB(12)丸野の来室

大量のお菓子とお茶の差入れ

OB(12)丸野からの差入れです。

転職をしたのですが、その報告を兼ねての来室でした。来週から新しい仕事の開始ということです。
2時間半ほど、積もる話を2人でしておりました。いつものことですが、丸野はほんと面白い男です。^^

最後にツーショットを。
撮影:4年(19)中西

 

2022年7月21日木曜日

たまrismメンバーによるJR九州”36+3”視察@玉名駅

なかなか実現できなかった玉名駅でのJR九州36+3の実物見学。
今日、ようやく出かけることができました。
予定していた時間10:30よりも少し前に玉名駅に到着したのですが、すでに玉名観光協会及び他の自治体関係者はおもてなしの準備を始めておられました。

玉東町のブース

これは南関町のブースです。

そしてこれが玉名観光協会のブースで、泉さんと柿添さんで準備をされてました。

見学だけの予定でしたが、たまrismのメンバーもお手伝いすることにして、パンフレット置き場でお客さん対応にあたりました。

お出迎え。

予定時刻11:10に36+3がホームに入ってきました。

20分間の停車時間中、各ブースはごった返し、活気のある20分間だったと思います。

観光協会のお二人は、玉名の物産を買いに来られたお客さん対応で大変そうです。

たまrismの4年(19)村上と市原はパンフレットを前に、36+3のお客さんと色々と話をしていたようです。研究に向けて情報収集ができたでしょうか?

20分間うろうろしていた私は、次のシーンが気になりました。列車を降りてきたお客さんがたくさんスタンプを押されているのです。玉名駅に降車した記念に押しているようですが、スタンプというのは、こんなにも人の行動を誘発できるんだと勉強になりました。

20分間の停車時間が終わり、36+3の発車時刻。

熊本駅に向かって豪華列車36+3は走りだしました。
それにしてもこのエンブレム、見事で、近くで見るとほれぼれしました。

最後に、その立派な36+3のエンブレムの前で記念撮影。


36+3のおもてなしについての視察を終え、それが頭に入った状態で、駅舎内でたまrismと観光協会のお二人との研究の打合せ。
たまララで行う予定でしたが、コロナの感染状況を考え、今回は駅舎内で短時間での打ち合わせとしました。
短時間でしたが、非常に有意義な打ち合わせとなり、次の楽しい企画案も浮上して、たまrismのメンバーはワクワクしているようでした。
コミュニケーションの生成を促すパンフレット開発にもきっと力が入るのに違いありません。

1時間半ほどの玉名駅での滞在でしたが、成果はかなりのものでした。
現場にいくことの大切さを理解しました。ただ、それはこれまで大学で色々と実験をし、そして散々議論を行ってきたからです。それが無かったら現場の理解は非常に中途半端なものに終わっていたはずです。


<おまけ>36+3の到着&発車シーン



 

2022年7月20日水曜日

20ゼミ生ひのくにワークショップ発表会

ガリラボの恒例の課題=ひのくに殺人事件(!?)ワークショップは、今回で17年目で、そして今日がその最後となる、発表の日でした。これ以降、ひのくにワークショップという言葉が登場することはありません(そのはずです)。
取材のトレーニング、編集のトレーニングを行い目的で、03ゼミ生からスタートし、副産物として縦の関係づくりに大いに役立つ課題でした。
本日のプログラム。

肥後日日新聞チーム。編集をものすごく頑張ったことがほんとによくわかる内容でした。

週間ダストチーム。たった2人のチームで、人手が足りず取材も編集も大変だったのに違いありませんが、しっかりとまとめているのは立派でした。

女性ナインチーム。こだわった表紙、目次、そして4年(19)嶋崎の独自取材など興味深いものでしたが、私が一番目に留まったのは・・・
これです。人物の関係図を詳細に描いて分析していたのが印象的でした。取材の分析とはこうやるんだというのを教えてもらったように思います。

最後は週刊文秋チーム。イラストのセンスが抜群だと思いました。ただそれ以上に凄かったのは取材力だったようで、この後に述べる4年生から講評では、文秋チームが取材力一位として評価されていました。


ひのくにワークショップ恒例ですが、先輩からの講評です。
19ゼミの幹部が、19ゼミ生のキャスト全員から話を聞き、それをまとめて公表してくれました。

講評の内容です。取材される側からみての、20ゼミ生の良かった点、改善すべき点を的確に話してくれました。

そして最後に、一言づつ。

最後の最後に私から一言。4チームとによい出来でしたが、願わくばもう少しだけ「細部」にこだわってほしかったと話しておきました。
神は細部に宿るものです。
細部にこだわっていない作品は人を感心させたり、感動させる力が弱いものです。
そのあたりをしっかりと気づいてもらえれば、20ゼミ生はもっと成長するでしょう。
のあ、細部にこだわるための条件が、
完璧を目指すよりまず終わらせろ」なんです(ガリラボ通信2012/2/6)。
早めに全体を仕上げ、残った時間を必死で細部をつめていくのが、よい作品を仕上げる優れた手法のようです。
余談ですが、芥川龍之介のなども完全にこのタイプの人間だったようです。


 

2022年7月19日火曜日

急な変更3つ(観光協会との打合せ/19ゼミ/OG(17)園田の来室)

今日は、豪雨であちこちで警報が発令されていたようです。
午前中、チーム「たまrism」と玉名観光協会との打合せを予定してましたが、豪雨のため急遽キャンセル。
また、4年生(19ゼミ生)は、今日初めての卒論関係の発表で、対面で行う予定でしたが、雨の影響も考慮し、急遽オンラインに変更。

かなり久しぶりにオンラインでの発表会を行いました。
たまNavi、たまrism、そしておでろんの順に発表し、それぞれに対し、活発な質問が飛び交っていました。

全体の話を聞き終え、私からぞれぞれに細かい注文をしておきましたが、それはさておき、最後に2万文字を書かないといけないことを常に頭において卒論を進めるようにきつく話しておきました。
なんとなく考えているテーマでは、まず2万字を書くほどに内容が深まっていきません。これまでのゼミ生が例外なくそうでした。
調査しようとか軽い感じの浮付いたテーマでなく、じっくりとあーでもない、こーでもないと考えを深めていき、テーマを確定させていってほしい。


今日はもうひとつ急な変更がありました。
福岡にいるOG(17)園田が来室する予定だったのですが、豪雨の影響で、急遽、熊本に帰省してくるのを中止したと連絡がありました。
賢明な判断です。それほどひどい雨でしたので。
直接、報告する予定だったようですが、内容を軽くLINEで聞きました。ガリラボのゼミ生はほんと優秀だと思います。
なお、園田は、コロナ禍での初めての卒論を行うことになった代で、オンラインで玉名の活動を進めたチーム「たま応援隊」のリーダーでした。
こうしたリーダー経験も社会人としての園田に多少なりとも影響しているのではないかと想像しています。


2022年7月15日金曜日

タマにゃん、ピンチ!?

チームたまNaviが、6月27日のロケ(ガリラボ通信2022/6/27)からようやく動画を完成させ、昨日、次の予告編を公開しました。


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タマにゃん、ピンチのようです。何が起きたのでしょう。
本編は、本日、公開されるはずです。どうぞ、お楽しみに。笑


 

2022年7月13日水曜日

ひのくにワークショップ追込み/ガリラボの夏の予定

今日は20ゼミでしたが、集合することはやめて、個々のグループでの作業でした。
研究室では肥後日日新聞チームが編集作業を頑張ってます。

(クイズ)午前中、部屋のプチ模様替えをしたのですが、何が変化しているかわかりますか。


20ゼミ生は活動したあと、ゼミのLINEグループに写真をアップすることがルーチンになっています。今日、その中で次の写真をみて、ちょっと吹き出してしまいました。笑


19・20ゼミ生への連絡
本日20ゼミ幹部会議を開き、夏の日程を改めて確認しました。次の日程は空けておくように。
 8月31日(水)夏の合同発表会
 9月28日(水)ガリフェス
10月 8日(土)中間報告会
※いずれもまだ開始時間は未定です。

2022年7月12日火曜日

19ゼミ生の絵本(続き)

火曜日は4年生(19ゼミ生)のゼミ。
今日は、前回発表できなかった2つのペアの友達の絵本発表でした。

最初に、川口・徳永ペアによる発表。なかなか凝った発表でした。

次に中西・松田ペア。意外な一面を探っており、取材力を発揮しているように感じました。

友達の絵本が終了したら、これから卒論がメイン活動となっていきます。
夏休み期間中の活動計画も立てていかないといけません。


<おまけ>
たぶん、4年(19)川口からのお土産だろうと思います。



 

2022年7月11日月曜日

立つ鳥跡を濁していったOB(10)保坂(Ver.2)

先週金曜日にやってきたOB(10)保坂からもらったお土産。
岡山が桃が名産なんですね。初めて知りました。
キビ団子だけかと思ってました(笑)。なお、キビ団子はゼミにお土産として持ってきてくれてます。

白桃のデザート。しゃれた容器に入っていて、きれいでした。

そのきれいな容器を裏返すと、なんとたくんさんの落書きが・・・
保坂のあの体格からすると信じがたい細かな文字でびっしりと「落書き」されてます。
赤い文字では細かな配慮が書いてあり・・。

「立つ鳥跡を濁して」というガリラボ通信を書いたのは、今から8年前のこと
別れの日の朝~立つ鳥跡を濁してガリラボ通信2014/3/28)
今回、「濁して」のバージョン2となりました。
保坂は、私に落書きの跡を残して岡山に戻っていきました。
家内も大変感謝してた(特に落書きの細かい配慮に)。どうもありがとう。


金曜(7/8)の夜は次の3人が集まったようです。
(10)保坂、吉村、辛島

落書きで保坂も書いているように、次はリベンジしたい!

 

2022年7月8日金曜日

史上最大の迷惑男OB(10)保坂、襲来

ガリラボ史上最悪の迷惑男といえば、間違いなくOB(10)保坂です。
誰がなんと言おうが、そうです。
その迷惑男が、今日午後、岡山からやってきました。
(「迷惑男」については、ガリラボ通信2015/7/11 あるいは、ガリラボ通信2016/3/14 を参照してください 笑)

さて、この迷惑男の相手をしてくれているのは4年(19)中西です。
今日は良いことがあったので(難関を突破しました!)、迷惑男の話でも我慢できたようです(笑)。

・・冗談はさておき、保坂が今日来てくれたのはキャリア形成論での卒業生講話のためです。
私が依頼しました。
お願いしたらすぐに引き受けてくれ、仕事の合間にパワポも準備してくれ、さらに、自腹で岡山から熊本まで来てくれたのです。
ほんと有難いことです。
それで、思いました。
迷惑男とは、ひょっとして私(津曲)のことかもしれない、と。

作成してきた40枚を超えるスライドを使って講話を収録してくれました。

内容を確認しましたが、社会人8年目ともなるといい話をしてくれてます。
目の前のことをしっかりとやりなさいと、先日のOG(12)河邉と同じ様ことを自分の事例をふんだんに使って話してくれていました。
立派になりました。馬鹿な子ほど可愛いといいますが、ほんとです。保坂については私の家内も随分と気に入ってました。馬鹿な子だったからだと思います。笑

ガリラボにお土産をおいていきました。
私と、そして家内にも持ってきてくれてました(感謝)。


一緒に飲みに行く予定でしたが、ここ数日の熊本での感染爆発を考え、今回はパスしましたが、次の機会に飲もうと話し、別れました。

卒業して8年。忘れたくても忘れるのは難しい卒業生です。


パワポの中に仕事中の勇姿がありました。仕事にはまっていると話していました。
そんな感じに見える、いい写真です。